VTuberとしてのデビューに向けて準備を進める中で、Live2Dモデルや配信機材などの初期費用が大きな壁になることは少なくありません。
手持ちの貯金だけでは足りず、借金をしてまで始めるのは現実的ではないと途方に暮れてしまうケースも多いはずです。
そんな個人勢志望の方の資金集めの選択肢の1つとして「クラウドファンディング(クラファン)」があります。
もちろん、誰でも無条件に資金が集まるわけではなく、魅力的な企画設計やSNSなどを通じた事前のファンづくりが欠かせません。
しかし、熱意や独自の世界観を届けられれば、デビュー前であっても共感した応援者から支援を集めることは可能です。
本記事では、VTuberデビューに向けたクラファンでの調達方法やメリット・デメリットについて解説しますので、参考にしてみてください。
デビュー費用が足りない?資金集めは「クラファン」がおすすめ

VTuberデビューに必要な初期費用が足りない場合、資金調達の選択肢の1つとして「クラウドファンディング(クラファン)」が挙げられます。
個人勢VTuberが納得のいく形で活動を始めるには数十万円単位のまとまった資金が必要になりやすく、手持ちの貯金だけでは工面が難しいケースも珍しくありません。
借金のような個人的リスクを抱えることなく、自身の企画や熱意に共感してくれる人から広く資金を募れるクラファンの仕組みは、自己資金が不足している際の有効な手段です。

実際にVTuberデビューを目指す場合、配信用PCやマイクといった機材代(約15万〜30万円)に加えて、Live2Dイラスト制作やモデリング費用(約5万~20万円以上)などが発生します。
合計すると20万〜50万円規模の費用が必要になりますが、クラファンを活用することで「企画を応援したい」と思ってくれる支援者と一緒に費用を調達できた事例もあります。
自己資金の不足でデビューできない人は、資金を工面する1つのアプローチとしてクラファンの活用も視野に入れてみてください。
ギャル過去、クラファンで資金を集めてデビューした人もいるみたいね



選択肢の1つとして頭の中に入れておくといいかもしれません
VTuberの初期費用について詳しく知りたい方は、以下記事も参考にしてみてください。↓


クラウドファンディング(クラファン)とは?
とは?.jpg)
とは?.jpg)
クラウドファンディングとは、インターネットを通じて不特定多数の人から、プロジェクトの実現に必要な資金を少しずつ集める仕組みのことです。
資金調達が難しい個人であっても、企画の魅力や熱意を発信することで必要な資金を調達できる点に大きな特徴があります。
たとえばVTuberデビューを目的とする場合、「Live2Dモデルの制作に20万円を集めたい」といった目標を掲げてプロジェクトを立ち上げるのが一般的でしょう。
そして、資金を提供してくれた支援者に対しては、支援額に応じて「デビュー前の先行配信への招待」や「限定のお礼ボイス」といったリターン(返礼品)を提供します。
そんなクラウドファンディングの実施方式は、大きく分けて「All or Nothing(オールオアナッシング)型」と「All In(オールイン)型」の2種類に分類されます。
All or Nothing型
とは?_1.jpg)
とは?_1.jpg)
設定した期間内に目標金額を達成した場合のみ、集まった資金を受け取れる仕組みです。
目標に1円でも届かなければ支援金は全額返金され、プロジェクトは不成立となります。
「目標金額が集まらないとデビュー自体ができない(機材やイラストを依頼できない)」という場合に、赤字を抱えるリスクを防げるのがメリットといえるでしょう。
All In型
とは?_2.jpg)
とは?_2.jpg)
目標金額に到達しなくても、1円でも支援があれば集まった分の資金をすべて受け取れる方式です。
ただし、支援金が目標に満たなかった場合でも、必ずプロジェクト(デビュー)を実行し、支援者にリターンを届ける義務が生じます。
「すでに自費での準備は進めており、少しでも初期費用の足しにしたい」という状況に向いている選択肢です。
このように、借金のリスクを抑えつつ自分のデビュー計画の進み具合に合わせて方式を選べる点が、クラウドファンディングを利用する大きな強みになっています。



なるほど、返礼品を用意しておく必要があるのね



返礼品は用意しておくのが一般的ですね
VTuberのクラファン成功例を紹介
個人勢VTuberであっても、クラウドファンディングを活用して目標の活動資金を集めることは十分に可能です。
事前の地道な発信やファンづくりは欠かせませんが、「どのような活動を届けていきたいか」という熱意や企画の魅力に対し、共感したファンが支援をしてくれる仕組みだからです。
ここでは、後ほどおすすめする3つのクラファンサイト(CAMPFIRE、ぶいクラ!、V祭)において、実際に大成功を収めた個人勢VTuberの実例を紹介しましょう。
①【CAMPFIRE】凪乃ましろ「3D化プロジェクト」
凪乃ましろさんは、音楽の夢を追うVsingerとして3DLIVEや音楽番組への出演を目指し、プロジェクトを立ち上げました。
目標を大きく上回る支援を集め、個人勢の中では歴史的な大成功を収めた事例といえます。
驚異的なロケットスタートへの感謝として「支援者全員へのプレゼント(限定ヘッダーや支援証明カード)」を追加するなど、ファン想いの誠実な対応が支援の輪をさらに広げた要因でしょう。
- プラットフォーム:CAMPFIRE
- 目標:500万円
- 支援総額:約3,369万円(673%)
- 支援者:1,324名
- ★参考 凪乃ましろ3D化プロジェクト【Vsinger / Vtuber】
②【ぶいクラ!】五木つかさ「3D化プロジェクト」
五木つかささんは、活動1周年の節目に「応援してくれるみんなと一緒に夢を叶えたい」というコンセプトで資金調達に挑戦。
開始わずか8分で目標の100%を達成するという熱狂を生み出しました。
「3Dライブ開催」や「新衣装制作」といった魅力的なストレッチゴール(追加目標)を次々と設定し、支援者を最後までワクワクさせ続けた企画設計が秀逸です。
- プラットフォーム:ぶいクラ!
- 目標:45万円
- 支援総額:約280万円(623%)
- 支援者:不明(サイトに記載なし)
- ★参考 【五木つかさ】君と叶えたい!五木つかさ 3D化プロジェクト
③【V祭】碧葉リア「3Dモデル制作プロジェクト」
多声類VTuberとして活躍する碧葉リアさんは、「ファンの皆に更に幅広い楽しいを提供したい!」という強い想いからプロジェクトを実施しました。
こちらも開始15分で100%を達成し、「無表情から喜怒哀楽豊かな3Dに進化」といった細かなストレッチゴールを用意。
限定ボイスや1on1通話など、個人勢ならではの距離感の近いリターンが多くの支持を獲得しています。
- プラットフォーム:V祭
- 目標:200万円
- 支援総額:約574万円(287%)
- 支援者:284名
- ★参考 【碧葉リア】3Dモデル制作プロジェクト
これらの実例からも分かる通り、明確な目標とファンを巻き込む企画力があれば、個人勢でも目標金額を大きく超える資金を集められます。
先輩VTuberたちのページ設計やリターン内容を参考にしながら、デビューに向けた自分だけのプロジェクトを構想してみてください。



みんな凄すぎないッ!?



もちろん資金が集まらない人もたくさんいます
先ほど紹介した成功例は、すでに活動実績があり、熱心なファンがついているからこそ達成できた事例です。
知名度がまったくない「ファン0人」の状態でプロジェクトを立ち上げても、誰の目にも留まらず1円も集まらない可能性がとても高いでしょう。
そのため、現時点で「ファンも資金もゼロ」とお悩みの方は、記事の後半にある『知名度0なら「PNGtuber」から始めよう』の見出しをぜひ読んでみてください。
いきなりクラファンに挑戦するのではなく、まずは低コストでファンを獲得していくための堅実なステップアップ戦略を解説しています。
VTuberクラファンの「やり方」と成功への4ステップ


VTuberとしてクラウドファンディングを成功させるには、4つのステップに分けて進めることが重要です。
なぜなら、無計画にプロジェクトを立ち上げても、企画の意図や熱意が伝わらず、支援が集まらないからです。
これから紹介する手順に沿って事前準備を進めることで、自身の魅力をしっかりと形にし、共感してくれるファンを集めながら資金調達をスタートできます。
しっかりと全体の流れを把握して、成功の確率を高めていきましょう。


まずは「何のために」「いくら必要なのか」を明確にします。
なぜなら支援者は、使い道が不透明なプロジェクトに対してはお金を出しにくい傾向があるためです。
たとえば、「キャラクターデザイン(イラスト制作)の依頼費に5万円、キャラクターを動かすためのLive2Dモデリング費用に15万円」といったように、内訳を細かく計算しておきましょう。
最初から欲張らず、デビューに最低限必要な現実的な目標金額を設定するのが成功の第一歩となります。



透明性・見える化が大事ってことね


次に、支援してくれた方へのお礼(リターン)は、できるだけ原価をかけずに設定することがポイントです。
なぜなら、グッズ制作や配送料で費用がかさむと、せっかく集めたデビュー資金が手元に残らなくなってしまうからです。
具体的な解決策として、「お礼の限定ボイス」や「支援者限定の先行配信への招待」「デジタル壁紙」など、配送料が掛からないデジタルコンテンツを中心に組み立てるのがおすすめです。
自身の金銭的な負担を減らしつつ、ファンが特別感を得られる魅力的なリターンを用意してください。



魅力的なリターンを用意することで支援してくれる可能性が上がります


企画とリターンが固まったら、自分の目的に合ったクラファンサイトを選んで登録の手続きを行います。
なぜなら、サイトごとに集まるユーザー層や手数料の割合、サポート体制が大きく異なるためです。
圧倒的な知名度を誇る総合サイトや、VTuber特化型のプラットフォームなど、様々な選択肢が存在します。
各プラットフォームの特徴をしっかり比較し、自分の企画と最も相性の良いサイトへプロジェクトを申請しましょう。



2Dモデルや3Dモデルの制作支援はどこが良いかしら


審査が通ったらプロジェクトページを公開し、SNSを活用して積極的に宣伝を実施します。
ただページを作っただけでは誰にも見つけてもらえないため、自ら発信して事前のファンづくりとアピールを行う必要があるからです。
X(旧Twitter)で「なぜVTuberになりたいのか」という熱い想いを語ったり、開始前から「〇月〇日クラファンスタート!」と事前告知したりして、初日から勢いをつける工夫が欠かせません。



SNSは本当に重要なので忘れずに告知しましょう
以上の4ステップを踏んで、ぜひクラウドファンディングへの挑戦をスタートしてみてください。
ただし、ここで最も重要なのは、クラファンを準備する段階からプロジェクトが終了するまでの間に「どれだけ自分を応援してくれるファンを集められるか」という点です。
単にページを作って手順をこなすことだけを重視するのではなく、SNSでの地道な発信など、並行してファンづくりにも力を入れていくことが成功への最大のカギとなります。



ファン作り…(頑張るわよッ!)



地道なファン作りが大切です
おすすめのVTuber向け「クラファンサイト」3選


VTuberデビューに向けたクラウドファンディングを成功させるには、自分の活動方針に合った「クラファンサイト」を選ぶことが非常に重要です。
なぜなら、利用するプラットフォームによって、集まるユーザー層や発生する手数料、運営のサポート体制が大きく異なるからです。
ここから、VTuber初心者におすすめしたい以下の3つのプラットフォームについて、それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
- CAMPFIRE
- ぶいクラ!
- V祭
自分の目的や集めたい金額と照らし合わせながら、最適なサイトを探してみてください。



自分に最適なクラファンサイトを見つけるわよッ!



一緒に見ていきましょう
CAMPFIRE(国内最大級の実績と知名度)
.jpg)
.jpg)
初めてクラウドファンディングに挑戦するVTuber志望者にとって、国内最大級の規模と実績を誇る「CAMPFIRE」は、おすすめできる王道のプラットフォームといえます。
なぜなら、累計プロジェクト数12万件以上、会員数600万人という圧倒的な基盤があり、自分のプロジェクトが多くの支援者の目に留まりやすい環境が整っているためです。
プロジェクトの作成や掲載にかかる初期費用は完全無料で、資金が集まった場合のみ手数料(17%+消費税)が発生する仕組みを採用していることから、手持ちの資金が少ない個人でもリスクなく始められます。
実際にCAMPFIREでは、個人勢VTuberのデビュー資金調達をはじめ、大型の3D化プロジェクトなど、エンタメ分野での成功実績が数多く生まれてきました。
「All or Nothing型」と「All In型」の双方に対応しているほか、クレジットカードやコンビニ決済、キャリア決済など多彩な支払い方法が用意されている点も大きな強みです。
加えて、専任担当者にいつでもメッセージで相談できるサポート体制が整っており、過去12万件以上のノウハウを活かした的確なアドバイスを受けられるのも初心者にとって心強いポイントとなるでしょう。
「どのサイトを選ぶべきか迷っている」「まずは利用者が多く信頼性の高い大手サイトで確実に挑戦したい」と考えている方は、第一候補としてCAMPFIREを検討してみてください。



国内最大級の規模って言うのが魅力的よね



迷ったらCAMPFIREでいいかもしれませんね
ぶいクラ!(VTuber特化の手厚いサポート)
.jpg)
.jpg)
VTuberやVSingerの活動に特化した「ぶいクラ!」は、自分を応援してくれるファンを効率よく見つけたい初心者にとって非常に相性の良いサイトです。
なぜなら、サイトに登録している10万人以上のユーザーが全員「バーチャルタレントに興味がある人」であるため、幅広いジャンルを扱う総合型プラットフォームよりもターゲット層へダイレクトに企画を届けやすいからです。
さらに、プラットフォーム側がユーザーの好みを分析し、興味を持ちそうなプロジェクトをレコメンド(おすすめ)してくれるため、知名度のない個人勢でも新しいファンと出会えるチャンスが広がります。
また、バーチャルタレントの活動を熟知した専門スタッフが、企画の立ち上げからプロジェクト終了まで徹底的に伴走してくれるのも大きな特徴です。
「やりたいことはあるけど、どう形にすればいいか分からない」といった事前の無料相談から始まり、ハードルの高いページ作成や収支案の設計、さらには実施中の不安な時期のメンタルサポートまで二人三脚で支えてくれます。
「VTuber好きが集まる場所でしっかりアピールしたい」「一人でやり遂げる自信がないのでプロに支えてほしい」と感じている方は、ぶいクラ!での挑戦をぜひ検討してみてください。



VTuber特化だから、登録ユーザーが全員Vtuberに興味がある人ってことね



新規の支援者様を見つけやすいかもしれません
V祭(ファン参加型のイベント・お祭り感)
.jpg)
.jpg)
ファンとお祭りのように盛り上がりながら、一体感を持って活動資金を集めたいなら「V祭」が適しています。
なぜなら、「クラファン×バーチャル×祭り」をコンセプトに掲げるVTuber特化型プラットフォームであり、ファンが単なる支援者にとどまらず「夢を一緒に叶える仲間」として熱量高く参加できる仕掛けが充実しているからです。
また、様々なVtuberのプロフィールや活動状況を知ることができるVTuberデータベースやお気に入り登録機能など、リスナーが推しを見つけて応援しやすい導線が整っているのも大きな強みといえます。
V祭では、通常のクラウドファンディングに加えて「ファン投票型イベント」や「イベント連動型企画」など、エンタメ性の高い独自の仕組みが用意されています。
先ほど紹介した碧葉リアさんの事例のように、細かなストレッチゴールを設定してリアルタイムで達成の喜びを分かち合ったり、デビューまでの過程そのものを特別なイベントに仕立てたりする企画と非常に相性が良いでしょう。
「ただ資金を集めるだけでなく、ファンと一緒にデビューまでの道のりをお祭り気分で楽しみたい」と考えている方は、ぜひV祭の活用を検討してみてください。



ファンと一緒にイベント感覚で楽しめるのはいいわねッ!



支援者を巻き込んでいきましょう
VTuberがクラファンを利用するメリット・デメリット


VTuberデビューに向けてクラウドファンディングを検討する際は、魅力的なメリットだけでなくデメリットも事前に把握しておくことが非常に重要です。
なぜなら、資金調達のポジティブな側面だけに目を奪われて挑戦すると、思わぬ負担やトラブルに対処できなくなるリスクがあるからです。
ここから、VTuber志望者が事前に押さえておくべき以下の2点について詳しく解説していきます。
- クラファンを利用するメリット
- 事前に知っておくべきデメリット
それぞれをしっかり確認し、自分にとって最適な挑戦方法かどうかを見極めてみてください。



メリットだけ教えなさいよッ!



後悔しない為にデメリットも知っておきましょう
クラファンを利用するメリット


個人勢VTuberがクラウドファンディングを利用する最大のメリットは、大きな金銭的負担を背負うことなく、活動に必要な初期費用を調達できる点にあります。
Live2Dモデルの制作や配信機材をすべて自費で揃えるとなれば数十万円単位の出費となりますが、活動に対する熱意や企画を発信して支援を募ることで、無理な借金などをせずに夢への第一歩を踏み出せます。
万が一、目標通りの資金が集まらなかった場合でも、借金を抱えたり手持ちの貯金がマイナスになったりするリスクがなく、安全にプロジェクトへ挑戦できる仕組みが整っているのが大きなメリットです。
くわえて資金面をクリアできるだけでなく、プロジェクトの実施を通じて「熱心に応援してくれるコアなファン」を獲得できるのも大きな付加価値となるでしょう。
お金の問題でデビューを諦めることなく、自分へのリスクを最小限に抑えながら活動資金とコアなファンを同時に獲得できる仕組みこそが、クラファンを活用する一番の強みといえます。



借金をしなくて済むのは大きいわね
事前に知っておくべきデメリット


クラウドファンディングを利用する上で事前に知っておくべきデメリットは、資金調達やリターン(返礼品)の対応に多くの手間と責任が発生し、必ずしも思い通りに資金が集まるとは限らない点にあります。
クラファンは「ページを公開すれば誰でも簡単にお金が集まる仕組み」ではなく、支援者を納得させる入念な企画作りや日々の地道な発信、さらには支援者へ届けるリターンの準備が欠かせません。
たとえば知名度がまったくない状態のままプロジェクトを立ち上げても、事前のファン作りができていなければ支援が集まらず、目標未達で終わってしまうケースは多いです。
また、集まった支援金からプラットフォームの手数料が差し引かれるほか、グッズの制作費や送料なども発生した場合、正しく収支を計算しておかないと手元に残る費用が目減りしてしまうリスクも考えられるでしょう。
こうした負担や注意点を甘く見ると、せっかく目標を達成しても、本来の目的である活動に必要な費用が足りなくなってしまう恐れがあります。
そのため、手数料やリターン原価を考慮した資金計画と、事前の認知拡大を怠らずに進める姿勢が不可欠です。



入念な計画や準備が必要です
クラファン実施時に炎上・失敗を防ぐための注意点


クラウドファンディングを成功させるためには、炎上や失敗を招く原因を正しく把握し、事前によく注意しておくことが不可欠です。
なぜなら、ファンから大切な活動資金を支援してもらう以上、少しの不誠実な対応やコミュニケーション不足が大きなトラブルに発展しやすいからです。
せっかく応援してくれた支援者との信頼関係を守り、安全に活動をスタートさせるためにも、ここからは絶対に押さえておくべき「3つの注意点」について解説していきます。
- 費用の使い道(内訳)を透明化する
- 定期的な進捗報告(活動報告)を怠らない
- リターンの遅延・未発送を防ぐ
それぞれ説明していきますので、参考にしてみてください。



炎上は嫌よッ…



支援者に誠実であるためにシッカリ読んでおきましょう
費用の使い道(内訳)を透明化する
を透明化する.jpg)
を透明化する.jpg)
クラウドファンディングで炎上やトラブルを避けるための第一歩として、集めた資金を何に使うのか、その内訳を誰が見ても分かるように透明化することが非常に重要といえます。
なぜなら、支援者は「あなたの活動を応援したい」という熱意でお金を出してくれますが、用途が曖昧なままだと「本当に活動のために使われるの?」といった不信感を抱かせてしまうからです。
たとえば、「VTuberのデビュー費用として20万円が必要です」と大まかに記載するのではなく、「キャラクターデザイン(イラスト制作)の依頼費に5万円、キャラクターを動かすためのLive2Dモデリング費用に15万円」といった形で、具体的な項目と金額をプロジェクトページに明記しましょう。
お金の使い道を包み隠さずオープンにする姿勢は、支援者に対する最低限の誠意であり、あなた自身の信頼性を高めて安心して応援してもらうための必須条件となります。



支援していただいたお金を「何に」使うか、詳細に明記しましょうッ!
定期的な進捗報告(活動報告)を怠らない
を怠らない.jpg)
を怠らない.jpg)
プロジェクト実施中や目標金額を達成した後は、支援者に対して定期的な進捗報告(活動報告)を行うことが非常に大切です。
なぜなら、お金を集めた途端に音沙汰がなくなってしまうと、支援者を「本当に約束通り動いているの?」「このまま計画が立ち消えになるのでは?」と強く不安にさせてしまうからです。
たとえば、「キャラクターのラフイラストが完成しました!」「現在Live2Dのモデリング作業を進めてもらっています」といった制作過程を、クラファンサイトの活動報告機能やX(旧Twitter)などでこまめに発信しましょう。
支援者は単にお金を出したいだけではありません。
あなたと一緒に、クラファンで掲げた目標へ向かって進む過程を楽しみたいと考えています。些細なことでも進捗を共有し続ける姿勢が、信頼関係を深める鍵となるでしょう。



せっかく支援して貰ったんだから小まめに報告しないとねッ!
リターンの遅延・未発送を防ぐ


クラウドファンディングにおいて、支援者へのリターン(返礼品)の遅延や未発送は絶対に避けなければなりません。
なぜなら、約束したリターンが届かないことは、応援してくれたファンの信頼を裏切る決定的な行為だからです。
「お金だけ集めて逃げた」と思われかねず、大きな炎上やトラブルに発展する危険性が伴うでしょう。
たとえば、アクリルスタンドなどの物理的なグッズは、発注から完成、そして梱包や発送までに膨大な時間と手間がかかってしまいます。
こうした事態を防ぐには、お礼のボイスメッセージや限定壁紙など、データで完結するリターンを中心に設定するのがおすすめです。
もしグッズを作る場合でも、発送予定日には数ヶ月単位の十分なゆとりを持たせておきましょう。
自分の処理能力を超えた無理なリターンを用意するのではなく、確実に届けられる内容を計画することが大切です。
支援者との約束を最後までしっかりと守り抜く姿勢が、今後の活動を支える確固たる基盤となります。



リターン品の遅延だけは何としてでも避けましょう
知名度0なら「PNGtuber」から始めよう


Vtuber活動をしたいと考えている人で、ファンが一切いない状態の人は「クラファンで支援金集まるかな?」と不安に感じる人も居ると思います。
その場合は、いきなり高額なクラファンに挑戦するのではなく、まずは初期費用を抑えられる「PNGtuber」として活動を始め、ファンを増やしてからLive2D化の資金を集めるアプローチもおすすめです。
なぜなら、活動実績や知名度がまったくない状態から、いきなり数十万円規模の支援を集めるのは極めてハードルが高いからです。


たとえば、実績もフォロワーも0人のままクラファンを開始しても、誰の目にも留まらず、全く支援が集まらないまま終わってしまうケースは少なくありません。
そのため、まずは数千円〜数万円程度で用意できる表情やポーズ差分のみのイラストを作成し、PNGtuberとして配信や動画投稿をスタートさせてみてください。
そこであなたの魅力に気づいてくれたファンがある程度定着したタイミングで、「もっと表現の幅を広げるためにLive2D化のクラファンに挑戦したい!」と打ち出した方が、応援してくれる人の熱量も高まり、目標達成の確率は格段に上がります。
「資金ゼロ・実績ゼロ・ファンゼロ」の状態から無理にプロジェクトを立ち上げるのではなく、まず低コストで始められるPNGtuberで実績を作り、次のステップとしてクラファンを活用する堅実なルートも検討してみましょう。



低コストで一旦PNGTuberとしてデビューするってわけね



ファンが定着したら2Dモデル化の為、クラファンで資金集めるといいですね
PNGtuberのなり方については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせて読んでみてください。


まとめ
本記事では、資金不足でVTuberデビューに悩んでいる方向けに、クラウドファンディングを活用した資金調達のメリットや成功の秘訣について解説してきました。
個人勢にとってモデルや機材にかかる初期費用は大きな壁となりますが、クラファンを使えば借金のリスクを背負わずに夢への第一歩を踏み出すことが可能です。
ただし、ファンから大切なお金を集める以上は、支援者に対する誠実な対応が欠かせません。
資金の使い道を透明化し、こまめな進捗報告を徹底して炎上やトラブルを防ぐ意識をしっかりと持っておきましょう。
また、知名度が全くない状態の場合は、まず低コストなPNGtuberとして活動を始め、ファンを獲得してからクラファンに挑戦するのも非常に賢い選択肢といえます。
自分の現状や目標に合った最適なアプローチを見極め、焦らず着実にVTuberとしての活動をスタートさせてみてください。


