この記事を読まれている方の多くはVtuberの活動に大なり小なり興味を持たれていることでしょう。
同時に「今からはじめても遅い」「初心者が安定した収入を得るのは難しい」といった不安要素も大きいと思います。
それらは間違いではないですが初心者からでも年収400万を稼ぐことは可能です。
そのためには今から紹介する5つのステップを愚直に進めてもらうことが必須なのでぜひ参考にしてみてください。
Vtuberの平均年収は?
Vtuberをこれからはじめようと考えている方の中には、どれくらい稼げるか気になっている人もいると思います。
結論からいうと人それぞれです。
年に1億円以上稼ぐVtuberもいれば、1円も稼げない人も居たりと平均年収を出すのは難しいです。
ただし、大半のVtuberさん達は収益0円~数万円で活動しています。
そうなの・・・?
たとえばMoguLibeさんでは、2022年5月12日~5/27日の期間で全67名に対して「VTuber職業意識調査」を実施しました。
その際に「Vtuber活動で得た平均的な月収をお聞かせください」という問いに対して以下の結果が出ています。
- 20万円以上:6.0%
- 10万~20万円:7.5%
- 1万~10万円:19.4%
- 収益なし:50.7%
結果を見ると分かる通り、半分以上の人が収益0円なんですよね。
今回の結果から収益0円を除くと、調査人数は少ないですが、年収(12か月)として考えるとVtuberの年収は12~120万円になります。
また、調査された2022年のときは2万人のVtuberが活動されていますが、今現在は更に多いので稼げていない人の割合はもっと多いと考えた方がいいかもしれません。
転職支援サイトで有名なdodaによると日本の平均年収は403万円でした。
仮にVtuber活動だけで生活したいと考えた場合、日本の平均年収くらいは欲しいですよね。
今回は調査対象者の人数が少ない為あくまで参考程度に捉えて頂ければと思いますが、人数が多くなるに連れて収益0円の割合は増えてくると予想されます。
・・・(もっと欲しい)
金額を聞いて、少ないと思った人も多いのではないでしょうか?
しかし、あくまで平均であって実際には先程もいいましたが人それぞれです。
たとえば、Vtuberさんの中には自分の収益を公開している人もおり、”毒ヶ衣ちなみ”さんという方は以下動画で1か月で約700万円稼いだと話されています。(動画投稿時はチャンネル登録者数約12万人)
そのため、実際には自身の戦略次第なので、デビュー前までにシッカリと準備を行うことが大切です。
Vtuberの収益方法
Vtuberとして稼ぎたい場合は、まずどのような収益方法があるかを知っておきましょう。
なぜならYouTubeを起点にいろいろな収益に繋げられる可能性があるからです。
どういうこと~?
たとえばVtuberのメイン収益はスパチャと動画広告になりますが、知名度が上がっていき有名になればファンがたくさん付きます。
その状態でVtuber活動に使用しているモデルの、キーホルダーやマグカップ、Tシャツなどのグッズを販売すればファンの方達は購入してくれるでしょう。
ボールペンやクリアファイルとかもありますね
他にも、YouTubeには月額加入制で自身のファンクラブを作れます。
仮に月額500円で設定して、あたなのファンが100人ファンクラブに加入してくれたら月に5万円の収入を得られます。
※YouTube側に手数料が取れるので実際にはもっと少ない。
このように収益方法を知らなかったら、せっかく収益化するチャンスがあるのに試すことすらできません。
それはとても勿体ないので、この機会にぜひVtuberとしての収益方法について確認するのをオススメします。
基本的には以下の6種類です。
結構、いろいろな収益方法があるのねッ!
自分にあった収益方法を選ぶといいですよ
YouTubeの広告収入
動画内で広告が流れると思いますが、その動画が再生されることで1再生あたり○円と収入が発生する仕組みです。
1再生あたり0.01円~0.7円と言われており、YouTubeで活動する上でメイン収益と考えてもいいでしょう。
スーパーチャット
スパチャ、投げ銭とも言われており、こちらはYouTubeでライブ配信を行ったときに視聴者が配信者に対して支援金を渡せる機能になります。
人気Vtuberであれば1回のライブ配信で数十万~数百万のスパチャがもらえたりしますし、有名Vtuberの桐生ココさんは年間8,000万円以上のスパチャを獲得されたこともあります。
メンバーシップ
視聴者が特定のチャンネルに月額料金を払うことにより、クリエイターを支援できるシステムであり簡単にいうとファンクラブだと考えて頂ければ問題ありません。
チャンネルによって月額料金は異なりますが平均は、490円前後になります。
そのため、アイドル要素を持っているVtuberとはスパチャ同様に相性の良いシステムです。
PR案件
ある程度YouTubeで人気が出ると企業より「うちのこの商品をアナタの動画で紹介してください!」と依頼がきます。
単価は、自身の認知度や影響力によって異なりますが、PR案件の場合は一回あたりの金額が大きいため、積極的に狙っていきたいですね。
グッズ・コンテンツ販売
ファン向けにオリジナルグッズやアイテムを作り、販売します。
また、グッズだけではなく挨拶ボイスや睡眠導入ボイスなどを販売しているVtuberさん達もいます。
BOOTHという株式会社ピクシブ(pixiv)が運営する、クリエイター向けの創作物販売サービスを利用すれば簡単に販売できます。
イベント出演
人気や知名度があれば、イベントやステージ出演に招待されます。
出演料に関しては、PR案件同様に自身の認知度や影響力によって異なりますが、基本的にはそこまで高収入は見込めません。
しかし、イベント出演は知名度アップのチャンスなので、ぜひ出演依頼があった際はファンを集めだと思って参加してみましょう。
こんなにあると思わなかった・・・
今回紹介した収益方法以外にも、noteでプライベートな内容の記事を書いて販売したり。
FANBOXというサイトを利用して、クリエイターを支えるファンコミュニティを作りファンから毎月支援金をもらう代わりに、裏話を支援者だけに公開したり特典を提供するなど、いろいろな収益方法があります。
そのため、自分の活動内容によってはさまざまな方法で収益化できるかもしれないので、常にどうすれば収益を発生させられるかアンテナを張っているのが大切です。
Vtuberの収益方法について、以下記事でより詳しく説明していますのでぜひ参考にしてみてください。↓
Vtuberで年収400万稼ぐための5ステップ
Vtuber活動だけで生活できる程の金額を稼ぐことは、とても大変です。
仮に日本の平均年収である400万円を稼ぎたい場合は、Vtuber活動を始める前からしっかりと計画を立てないと稼げません。
しかし、事前にどんなことを決めれば良いか分からない人も多いと思います。
そんな人は、以下5つを確認して実行してみてください。
すべてを実施したとしても、必ず稼げるわけではありません。
もしかしたら、いくら頑張っても結果がでない可能性もあります。
それでも、今から紹介する5つのことを決めて実行しないと稼ぐ “チャンス” すら生まれないので、この機会に実施してみるのをオススメします。
行動しないと結果はついてこない!
(珍しくいいこと言いますね)
Vtuberのなり方については、以下記事で紹介していますので参考にしてみてください。↓
目標を決める
Vtuber活動をするうえで目標を決めるのはとても大切です。
なぜなら目標を決めないと「どこ」に力を入れないといけないのか分からなくなり、最終的には迷走して結果が出ずに活動を辞めてしまう可能性があるからです。
ん~、どういうこと?
目標と言っても、人それぞれ違いますよね。
たとえば
- Vtuber活動だけで生活したい
- Vtuber活動でファンを集めて、自営業に繋げたい
- Vtuber活動をキッカケにして影響力を付けたい
- ファンとワイワイ・ガヤガヤと楽しく絡みたい
など、いろいろあります。
仮に「Vtuber活動だけで生活したい!」という事であれば、どのようにしてお金を稼いでいくか収益化する為の仕組み作りに力を入れなければなりません。
一方、「Vtuber活動をキッカケにして影響力を付けたい」場合は収益化の仕組みは考える必要ありませんが、ファン集めに力を入れる必要があります。
このように、目標によって力を入れる内容や作業が全く違います。
目標を立てずになんとなくでVtuber活動をした場合、うまく行っているときはいいですが思うような成果が出なくなった際に、「あれ?今、何をすれば現状を改善できるんだ?」と迷走してしまうかもしれません。
しかし事前に目標を決めると何に力を入れなければいけないのかが見えてくるので、活動内容がブレにくくなるんですよね。
そのため、Vtuber活動をするときは始めに目標を立てるのをオススメします。
Vtuber活動で生活したいから、収益化の仕組み作りを頑張るわッ!
また、目標を立てる際は具体的に立てましょう。
そうすることで、より明確に自分が何をしなければいけないのか見えてきます。
たとえば、Vtuber活動で生活したいだけではなく、具体的に年間どれくらい稼ぎたいかを決めるといいですね。
仮に年に100万円稼ぎたいなら、YouTubeの動画投稿による広告収益とライブ配信時にファンから貰えるスパチャで達成可能なので、動画投稿とライブ配信に力を入れるといいでしょう。
しかし、年に400万円以上稼ぎたいなら広告収益とスパチャだけで直ぐに達成するのは難しいです。
そのため、他にもグッズ販売やファンクラブの作成、コンテンツ販売などいろいろな収益化を考えなければなりません。
年に400万円欲しい場合は月に約33万円必要ってことね・・・
このように、Vtuber活動で生活したいという目標でも、具体的にするだけでやる事が変わってきます。
1日に作業できる時間は限られています。
専業であれば1日9時間以上作業時間を確保できるかもしれませんが、社会人や学生の場合は3~5時間くらいが限界でしょう。
YouTubeは、始めた9割の方が挫折すると言われています。
そうならない為にも目標を具体的に立てて、自分が現状「どこ」に力を入れるかを明確にし、無駄な作業を極力減らして効率よく活動することが大切です。
私はやるわよッ! 1億円目指すんだからッ!
・・・(やる気は凄い)
活動内容を決める
これからVtuber活動を行う場合、シッカリと活動内容を決めることがとても大切です。
なぜなら、現在TOP層で活躍されているVtuberさん達みたいに、ゲームや雑談をしたり、食レポや歌ってみたなどオールジャンルで活動しても勝てないからです。
わ、私なら可愛いし、トークも上手いから勝てるんじゃない・・・?
・・・(自分で言っちゃうんですね)
ホロライブプロダクションに所属している白上 フブキさんはゲーム実況、お絵かき、歌枠、台詞枠など幅広いジャンルで活動されており、チャンネル登録者数200万人以上いる人気Vtuberです。
他にも、オールジャンルで活動しているVtuberさんはたくさんいます。
そんなVtuberさんとオールジャンルで勝負しても、はじめたばかりの初心者Vtuberに勝ち目は薄いんですよね。
そのため、これからVtuber活動を始める人はジャンルを特化させることをオススメします。
ジャンルを特化させることで、以下のメリットがあります。
チャンネル登録者数が伸びやすい
YouTubeには、”おすすめ機能”や”関連動画”というものがあります。
おすすめ機能
視聴者が興味を持つ対象に応じてYouTubeのTOPページにおすすめのコンテンツが表示される機能。
ゲーム実況動画を見たら、YouTube側が「この人はゲーム動画に興味があるんだ! ならコレもオススメだよ!」といった感じで興味がありそうな動画を表示してくれます。
関連動画
おすすめ機能同様に視聴者の過去の視聴履歴をもと、YouTubeが動画をおすすめする。
PCでは視聴中の動画の右側に、スマートフォンでは下側に表示されます。
これらの機能を利用することで、視聴者に自身の事を知って貰えてチャンネル登録につながる可能性があります。
たとえばあなたがゲームジャンルに特化させて、ホラーゲーム実況ばかり投稿していたとしましょう。
そして視聴者がホラーゲームの動画を視聴したら”おすすめ機能”と”関連動画”にて、視聴者の画面にはあなたの動画が表示される可能性が出てくるんですよね。
そこで、あなたの動画を視聴者が見て「また見たいッ!」と思ってくれたらチャンネル登録をしてくれます。
便利な機能があるのね
ライバルが減る
ジャンルを特化させるほどライバルが減り、その分自身のチャンネルを登録してくれる可能性が増えます。
2022年で2万人以上Vtuberがいると言われており、この時点で2万人のライバルが居る事になりますよね。
そのため、「Vtuber+ゲーム実況」というジャンルで活動する事でライバルは2万人より大分下がるでしょう。
しかし、ゲーム実況のジャンル自体が人気のためまだまだライバルが多いので、その場合は更に特化させるのをオススメします。
たとえば「Vtuber+ゲーム実況+ホラー」といった様に更にジャンルを特化させることでライバルを減らせます。
ゲーム実況は人気ジャンルなので、よりマイナージャンルの方がライバルは減りますね
収益化しやすい
ジャンルを特化させることで、コアなファンが付き収益化しやすくなります。
たとえばホラーゲーム実況ばかり動画投稿やライブ配信をした場合、チャンネル登録をしてくれた人はホラーゲームが好きな可能性が高いです。
自身でホラーゲームを作ったり、またはホラーの短編小説をクラウドワークスなどで作ってもらい、音読したモノを販売したらチャンネル登録してくれている何人かは購入してくれるでしょう。
しかしこれがオールジャンルで活動した場合、チャンネル登録者数は特化させるより多いかもしれませんが、ホラーゲームを販売しても購入してくれる人は特化するよりも少ないはずです。
これはホラーゲームに限らず、オールジャンルで活動している限りチャンネル登録してくれている人は、ゲームが好きな人もいれば雑談が好きな人も居たりと、ファンに刺さるコンテンツを作るのが難しいんですよね。
そのためコンテンツを作って販売したいと考えているなら、ジャンルは特化していた方がファンが何を望んでいるかが判断しやすいのでコンテンツを売りやすいです。
確かにジャンルを特化した方が、販売するコンテンツを作りやすいわね!
企業案件が獲得しやすくなる
ジャンルを特化させることで、企業からの案件を獲得しやすくなります。
なぜなら、Vtuberに活動内容と全く違うジャンルの商品を紹介して貰うよりも、活動内容にあった商品を紹介して貰った方が売れるからです。
これは、”収益化しやすい”で説明した内容と同じです。
やはりオールジャンルで活動しているVtuberのファン層と、ホラーゲームばかり配信しているVtuberのファン層に対してホラーゲームの紹介をしてもらう場合、どちらがいいか言われたら後者のVtuberさんですよね。
後者のVtuberのチャネルでホラーゲームを紹介した方が、ファンに刺さり購入して貰える可能性が高いです。
企業案件の獲得は、ある程度チャンネル登録数が居ないと難しいですね
最終的にはジャンルを特化させて「○○ジャンルと言えば、この人だよねッ!」というポジションを目指しましょう。
そうすることでファンからの信頼性が高まり、何をするにしても活動しやすくなります。
たとえばオリジナルコンテンツを販売すれば購入してくれますし、ファンクラブを作れば加入してくれるでしょう。
また、他のVtuberさんとのコラボ配信もスムーズにできたりと、いろいろな事が良い方に循環するので活動内容は出来る限り特化させてください。
人気になればジャンルを広げてもいいですが、最初は特化がオススメですね
ただし、ジャンルを特化する場合はある程度需要があるジャンルを選ぶように注意しなければいけません。
なぜなら、需要が全くないジャンルで頑張ってもファンを集められないからです。
たとえば、魚釣りをイメージして貰えば分かりやすいかもしれません。
魚が100匹いる川でエサを付けて釣りをすればいずれ魚が釣れますが、魚がいない川で釣りをしても釣れないのは当たり前ですよね?
確かに・・・釣り場(ジャンル)を変えるしか無いわね・・・
これはジャンル選びでも同じです。
全く需要のないジャンルで動画やライブ配信をしてもチャンネル登録数は増えません。
なので、ジャンルを選ぶ際はある程度需要のあるものを選びましょう。
選択したジャンルに需要があるか確認したい場合は、一度YouTubeでジャンルを検索をしてみてください。
そこで、同じジャンルで活動しているYouTuberさんの人数やチャンネル登録者数、投稿している動画の再生数を見ればある程度判断ができます。
仮にそのジャンルで活動しているYouTuberが少なくて、動画の再生数やチャンネル登録者数が多い場合は穴場のジャンルかもしれませんので、チャンレジしてみるのもいいかもしれません。
また激戦ジャンルで他Vtuberさん達と勝負する場合は、同じジャンルでも内容に差別化をすることで勝てるかもしれませんので、他の人がやっていない事を探して挑戦してみてください。
YouTubeでどんなジャンルで始めようか悩んでいる人は以下の記事も参考にしてみてください。↓
ターゲットを決める
Vtuber活動にて、目標やジャンルを決めたらターゲットも決めるのをオススメします。
なぜなら、ターゲットを定めると配信内容、SNSでの発言内容、販売コンテンツの内容や値段などが決めやすいからです。
たとえばあなたが”恋愛ジャンル”を選び、恋愛アドバイス系Vtuberとして活動したとしましょう。
そして、ターゲットを以下に設定したとします。
- 性別:男性
- 年齢:20代前半
- 恋人:無し
- 職業:社会人
- 年収:300~400万円
- 恋愛経験:無し
ここまで、決めるとSNSや配信の発信内容は「恋愛経験が無い男性向け」にする必要がありますよね。
恋愛経験があるファンであれば、いきなり女性と出会うツールの”マッチングアプリ”や”街コン”合コン”の紹介をしても刺さるでしょう。
しかし恋愛経験「無し」のファンの場合は、まずは女性と緊張しないで話す方法や話題の出し方、デートの誘い方や場所の選び方までを女性や男性目線を添えた内容を発信した方が心には刺さるんですよね。
この恋愛マスターな私が、男性ファンを救うわッ!
恋愛マスター?(よく平気でウソを・・・)
また、販売コンテンツを作成した際の値段設定もターゲットによって違ってきます。
今回設定したターゲットであれば、社会人なのである程度の値段で販売しても購入できますが仮にターゲットを学生にした場合は、働いていないので値段設定を低めにしてあげる必要があります。
このようにターゲットを定めるとより特化した内容になったり、配信や販売コンテンツの内容、値段が決めやすくなるのでオススメです。
設定を細かくするほどターゲットが絞れて配信内容が特化できるので、ライバルVtuber達との差別化に繋がりますが、その分ファンになってくれる人の母数も減るのでジャンル選び同様、絞りすぎには注意してください。
どこまでターゲット細かく設定するかが悩み所ね
収益化方法を決める
Vtuber活動だけで生活したい場合は、収益化方法をシッカリと決める必要があります。
なぜなら仮に年間400万円稼ぎたい場合、なにも考えずに動画投稿とライブ配信をしているだけでは達成できないからです。
たとえばYouTubeの動画広告の収益は以下の方法でおおよその金額を計算できます。
広告収入=再生回数×1再生あたりの広告収入
仮に1か月10本の動画を投稿して、1本あたり10万再生されていたら1か月の総再生数は100万再生になります。
総再生数と1再生あたりの広告収入をかければ1月あたりの収益を計算できます。
1再生あたりの広告収益は一般的に約0.01円〜0.7円と言われており、0.1円で計算すると100万再生の1月あたりの広告収益は10万円になりますね。
年間400万円稼ぎたい場合は月に約33万円なので、動画の再生数は1か月に約300万再生必要です。
ジャンルによって単価は変わってきます
しかし、初心者Vtuberが毎月安定して300万再生の動画を作るのは難しいでしょう。
また、Vtuberのメイン収益であるスパチャですが、ファンの方が毎回スパチャしてくれるわけではありません。
ライブ配信をして1万円分貰える日もあれば、全く貰えない日があったりもしますので動画広告費と違って一か月の収益が推測し辛いです。
そのため何も考えず動画投稿やライブ配信するだけでは目標金額の達成は難しいので、それ以外の収益方法をシッカリと決める必要があるんですよね。
あわわ、ど、どうしよ・・・
Vtuberの収益方法で収益の推測がしやすいのは”動画広告”以外だと”ファンクラブ”ですね。
YouTubeやFANBOXを利用してファンクラブを作り、仮に1か月1000円で100人のファンが加入してくれたら1か月10万円の収益を得られます。
そうすれば、以下のような収益プランを立てることできます。
- 動画広告費:10万円(100万再生)
- ファンクラブ:10万円(100人加入)
- ???:10万円
残りの10万円をなにで補うかは自身のジャンルやターゲット設定、配信内容、ファンの層によって変わってきます。
あなたに熱烈なファンがたくさん居るならスパチャ、グッズや音声コンテンツ販売などで残りの10万円を稼いでもいいでしょう。
他にもジャンルとターゲット設定が合致した商品があれば、自分で企業に営業を掛けて企業案件を獲得したり。
または、自身のプライベートを記事にして有料noteで販売するなど、いろいろな方法があります。
実際に初心者Vtuberが100万再生の動画を作ったり、100人規模のファンクラブを運営するなどは直ぐにできないでしょう。
しかし、収益化プランを事前に作ると自分が「何」に労力を割かないとダメなのかが見えてきますので、はじめの段階でシッカリと収益化方法を決めておくのをオススメします。
難しいけど、頑張るしか無いわねッ!
その意気ですッ
Vtuberのオススメ収益方法について詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてください。↓
ファン集めに力を入れる
Vtuber活動だけで生活したいならファン集めはとても大切です。
なぜなら、ファンの数が収益に直結するといっても過言ではないからです。
スパチャやファンクラブ、グッズ購入などは正にファンが多いほど収益が増えますよね。
そのため、Vtuberとして生活していきたいならファン集めには力をいれることをオススメします。
どんなことをすればいいの~?
ファンを集める方法はいろいろあります。
たとえば
- 動画投稿、ライブ配信
- コラボ配信
- SNS
など。
Vtuber活動する上でライブ配信をメインで行う人が多いかもしれませんが、動画投稿を疎かにしてはいけません。
むしろ新規のファンを集める場合は動画投稿がオススメです。
YouTubeにはオススメ機能と関連動画の機能がありますが、これらの機能は主に動画に対して反映されることが多いです。
そのため、ライブ配信をしてアーカイブを残してもおすすめに表示されにくいので、ライブ配信ばかりしても新規の人に見つけて貰い辛いんですよね。
イメージとしては、「新規ファン集め=動画」「ファンの満足度向上=ライブ配信」と考えると分かりやすいかもしれません。
通常は動画等で知って、気になったらライブ配信を見る事が多いですよね
確かに知らない人のライブ配信をいきなり見る事って無いかも
また、他のVtuberさんとのコラボ配信するのもファン集めには有効です。
しかし、コラボ配信の場合は相手側にメリットを提示する必要があります。
何の実績も無い初心者Vtuberがいきなりコラボ依頼をしても受けてくれませんので、まずはチャンネル登録者数やSNSのフォロワー数などを伸ばして実績を作りましょう。
実績作り頑張るわッ!
そして、最後にSNS運用もファン集めには欠かせません。
なぜならVtuber活動との相性も良く、YouTube以外の外部からファンを獲得できるからです。
ストロイア社によると日本のTwitterアクティブユーザー数が、2022年1月で5,895万人いると結果を出しています。
これらの人数の内、どれくらいの人がVtuberに興味を持っているかはわかりませんが、YouTube以外で新規ファンを獲得するチャンスであることは間違いありません。
Vtuberさんの多くはTwitterアカウントを持っており、積極的につぶやきを投稿したり、他のVtuberさんたちと絡んだりして、自分を知ってもらう努力をしています。
自分の事を発信して興味を持った人がファンになるかもしれませんし、他のVtuberさんと仲良くなってコラボ配信が出来るかもしません。
そのため、YouTube活動と同じくらいSNS運用は重要なのでぜひ積極的に利用してみてください。
当サイト(声すた!)では、Twitterの運用方法についての記事もあるのでぜひ参考にしてみてください。↓
稼ぐならホームページを作成するのがおすすめ
Vtuber活動でお金を稼ぐなら、自身のブログ(ホームページ)を作るのをオススメします。
なぜなら、お問い合わせフォームを簡単に作れるからです。
Vtuber活動をしていると、もしかしたらファンや企業から仕事の依頼があるかもしれません。
他にも、あなたの活動をみて他のVtuberさんがコラボをしたいと思って、問い合わせする可能性も十分にあります。
そういうときに、問い合わせ窓口として便利なのがブログです。
簡単に問い合わせフォームの設置が可能です
もちろんTwitterなどのDM(ダイレクトメール)でも窓口として利用はできますが、ファンが付いてくるにつれて、マナーがあまり良くないファンも出てきて、アンチコメント的なDMがたくさん来てしまうかもしれません。
なので、ある程度ファンがついてきたらDMを封鎖するVtuberもいるんですよね。
DMを封鎖してしまうと仮にあなたにお仕事の依頼をしたいときの問い合わせ窓口がなくなってしまいます。
そういうときにブログなら簡単に問い合わせ窓口を設置できるので、ぜひ作成してみてください。
問い合わせが殺到したらどうしようかしら
また、他にも自身のブログを持っていれば、以下の情報をユーザーに分かりやすく伝えられるんですよね。
- 自己紹介
- 実績
- 活動内容
- 過去の配信動画ページ
- グッズ販売ページ
ブログを見に来てくれる時点で、すくなからず視聴者はあなたに興味があります。
ですが、その人があなたのことをどれくらい知っているかは分かりません。
たとえば、あなたのファンであればブログを見に来て “グッズ販売” のページがあれば、購入してくれる可能性が高いです。
一方、あなたのことを全然知らない人であれば、グッズを購入はしてくれないですが、その代わり自己紹介や実績を見てファンになってくれるかもしれません。
このように、ブログがあれば問い合わせ窓口の役割だけではなく、いろいろなユーザーに対して適切なアプローチが可能なので、オススメです。
見に来た人が何を望んでいるかは分からないですからね
どんな人でもアプローチ出来るようにブログで色々な項目を設置するわ!
ブログを作るには有料・無料とあります。
どちらも、メリット・デメリットがありますので自分に合った方を選んでみてください。
有料・無料ブログについて詳しくは以下記事で紹介しています。
記事ではネット声優に対して書いていますが、Vtuber活動者でも問題ないので、ぜひ参考にしてみてください。↓
まとめ
今回はVtuberとしてのお金の稼ぎ方について紹介しました。
今回紹介した事をすべて実践したとしても成功するとは限りません。
しかし、少しでもVtuber活動だけで生活する可能性を上げたいなら、実践してみて損は無いのでぜひ試してみてください。
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