ボイスチェンジャーで理想の声を作る設定が完了しても、いざOBS経由で配信に乗せる段階で設定につまずく方は少なくありません。
実は、ボイスチェンジャーの音声をOBSへ正しく出力するには、「仮想ケーブル」という中継ツールが必要不可欠です。
本記事では、定番ツールにおけるVB-CABLEの ダウンロード手順から、失敗しないVB-CABLE インストール方法までをゼロから分かりやすく解説します。
さらに、ボイスチェンジャー「恋声」や「バ美声」での具体的なVB-CABLEの 使い方や、OBSとの連携手順まで説明していきますので参考にしてみてください。
仮想ケーブル「VB-CABLE」とは?

VB-CABLEとは、パソコンの内部で音声を別のソフトへ直接受け渡すための「仮想オーディオケーブル」として機能する無料ソフトです。
「物理的な」ケーブルや機材を用意しなくても、PCのシステム上で音声の入力と出力を繋ぐことができます。
パソコン内に目には見えないデジタルの通り道を作り出し、ソフト間で音のやり取りを可能にしてくれるソフトです。

たとえば、目の前に大きな川があり、向こう岸へ渡る状況をイメージしてみてください。
泳いで渡れない川で向こう岸(別のソフト)へ荷物(音声)を届けるには、必ず「橋」を架ける必要がありますよね。
現実の世界であれば、この橋の役割を果たすのが機器同士を繋ぐ「物理的なケーブル」です。
VB-CABLEはそれをPC内部で完結する「デジタルの見えない橋(仮想ケーブル)」として架けてくれます。
これにより、あるソフトから出た音を別のソフトへ直接流し込むことが可能になるわけです。
つまり、物理的な配線の手間を省き、PC内部の処理だけで音の橋渡しをしてくれる非常に便利なツールと言えます。
ギャルむ、難しいけど、なんとなくのイメージは出来たわ…



なんとなくで全然問題ありません
ボイチェンにVB-CABLEが必要な理由


ボイスチェンジャーで作った理想の声をOBSで配信に乗せるには、VB-CABLEが必要になる場合があります。
なぜなら、ボイスチェンジャーソフトによっては、OBSへ直接音声を送る機能が備わっていないからです。
そのままの状態では、変換された声がパソコンのイヤホンやスピーカーに流れてしまうだけで、配信ソフト側に “声” を認識させることが困難となります。
したがって、自分が作った声をOBSへ届けるためには、中継ツールとしてVB-CABLEを導入しなければならないわけです。



VB-CABLEがあれば「恋声」や「バ美声」の音をOBSに送れるわけねッ!



VB-CABLEが「ボイスチェンジャー」と「配信ソフト」を繋いでくれます
すべてのボイスチェンジャーにVB-CABLEが必要なわけではありません。
ソフト自体に仮想ケーブルと同じ機能が内蔵されているものもありますが、恋声やバ美声を使う場合は必須のツールだと覚えておいてください。
ボイスチェンジャーの恋声やバ美声について詳しく知りたい方は以下記事も参考にしてみてください。↓




VB-CABLEのダウンロードとインストール手順


VB-CABLEをPCにダウンロードするには、まず以下リンク先をクリックして「公式サイト」にアクセス。↓
公式サイトにアクセス後、下にスクロールしていくと、「ダウンロードリンク」が表示されているので、クリック。↓


ダウンロードリンクをクリック後、ファイルが「①保存」されるので、Windowsであれば、エクスプローラーの「②ダウンロード」フォルダを確認して、「③VB-CABLEのファイル」が保存されているか確認してください。↓


ファイルが保存されていたら、対象のファイルを「①右クリック」後に「②すべて展開」をクリック。↓


展開後に開かれたフォルダ内で、「①VBCABLE_Setup.exe」または「①VBCABLE_Setup_x64.exe」を右クリックして「②管理者として実行」をクリック。↓


以下画面が表示された場合は、「はい」をクリック。↓


以下画面が表示されたら、「Install Driver」をクリック。↓


以下画面が表示されたら、「OK」をクリックすれば、VB-CABLEのダウンロードとインストールは完了です。↓





思っていたより、全然簡単だったわねッ



この調子でどんどん行きましょう
VB-CABLEの導入が完了すると、再生デバイスが自動で「VB-CABLE」になり、PCから音が聞こえなくなる場合があります。
その際は、以下手順で再生デバイスを元に戻しましょう。
まずは、画面左下の検索窓に「①コントロールパネル」と入力して「②コントロールパネル」をクリックして起動します。↓


コントロールパネルにて、表示方法を「①カテゴリー」にして、「②ハードウェアとサウンド」をクリック。↓


ハードウェアとサウンド画面に移動したら、「オーディオデバイスの管理」をクリック。↓


「①VB-CABLE(VB-Audio Virtual Cable)」が規定設定になっていた場合は、「②自分の好きな再生デバイス」を選択状態にして、「③既定値に設定」をクリック後「④OK」をクリック。↓


以上で設定は完了です。
ボイスチェンジャーとOBSの連携設定


無事にVB-CABLEのインストールが終わったら、いよいよ最終段階となる「ボイスチェンジャーとOBSの連携設定」に進みましょう。
具体的には、これから以下の2つのステップに分けて具体的な設定手順を解説していきます。
- ステップ1:ボイチェン側の出力設定
- ステップ2:OBS側の入力設定
それぞれ、説明していきますので参考にしてみてください。



この設定が完了すればボイスチェンジャーで変換した声をOBSに出力できるの?



その通りです
ステップ1:ボイチェン側の出力設定


まずは、ボイスチェンジャー側の出力設定から進めていきましょう。
ここでは、以下2つのソフトを例に挙げて具体的な手順を解説していきます。
- 恋声の場合
- バ美声の場合
ご自身が使用しているボイスチェンジャーの項目を参考に、設定を進めてみてください。



どちらも有名なボイスチェンジャーねッ!



ぜひ参考にしてみてください
恋声の場合


恋声側の設定は非常に簡単です。
恋声を起動して、「設定」をクリック。↓


恋声の設定画面の再生デバイスを「①CABLE Input(VB-Audio Virtual Cable」を選択して、「②OK」をクリック。↓


以上で恋声側の設定は完了です。



めちゃくちゃ簡単じゃないッ!
恋声をまだ導入していない人は、以下記事も参考にしてみてください。↓


バ美声の場合


バ美声側の設定も非常に簡単です。
バ美声を起動して、出力デバイスを「CABLE Input(VB-Audio Virtual Cable」を選択。↓


以上でバ美声側の設定は完了です。



こちらも簡単でしたね
バ美声をまだ導入していない人は、以下記事も参考にしてみてください。↓


バ美声の出力デバイスを「CABLE Input(VB-Audio Virtual Cable」に設定した場合、出力先はOBSになるため、ボイスチェンジャーで変換した自分の声が聞こえなくなります。
そういう場合は、「①ループバックにチェック」を入れて、「②対象の出力デバイス」を設定すれば解決します。↓


ステップ2:OBS側の入力設定


OBS側の設定も非常に簡単です。
まずは、OBSを起動して “音声ミキサー” 欄のマイク列にある「①…」をクリック後、「②プロパティ」をクリック。↓


マイクのプロパティ画面にて、デバイスの欄を「①CABLE Output(VB-Audio Virtyal Cable)」に設定して「②OK」をクリック。↓


以上で、OBS側にボイスチェンジャーで変換した声を出力する設定は完了です。
後は、配信や録画で実際にボイスチェンジャーで変換された声で出力されているか確認してみてください。



ここまで、結構簡単だったわねッ!



これで設定はすべて完了です
OBSをまだ導入していない人は、以下記事も参考にしてみてください。↓


まとめ
今回は、ボイスチェンジャーで作った理想の声をOBSで配信に乗せるための必須ツール、「VB-CABLE」のインストールから連携設定までを解説しました。
パソコンの専門用語や見慣れない設定画面に、最初は戸惑ってしまった方も多いかもしれません。
しかし、今回PC内部に「デジタルの橋」を架けたことで、ボイチェン側から送った音声をOBS側でしっかりと受け取れる環境が完成しています。
一度この作業を済ませてしまえば、次回からは各ソフトを起動するだけで自動的に声がOBSへ届くため非常に便利です。



