ネット声優とは読んで字のごとくインターネットを使用して声優活動をしている人を指し、自宅で気軽に声優の仕事ができることから副業としてはじめている人も多いです。
しかし、簡単にはじめられるからといっても、録音機材が無ければネット声優として活動できません。
そこで、今回はネット声優として活動するために必要な機材の説明と初心者におすすめの機材を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
ネット声優に必要な機材とは?
声優として仕事をする場合、アフレコスタジオやイベント会場、ライブ会場などの現場に行って用意された機材を使用して仕事を行います。
しかし、ネット声優はインターネットを使用して自宅で声優活動するのが基本なので、自身で録音機材などを揃えなければなりません。
すると機械に弱い方はどのような機材を用意すればいいかがわからない場合が多いです。
なのでまずは今から紹介する最低限必要な機材を揃えておくことをオススメします。
電子機器のことは難しくてよくわかんな~いッ!
お、おちついてください汗
ネット声優のなり方について詳しく知りたい方は下記の記事も参考してみてください。
最低限必要な機材
ネット声優活動をするうえで必要な機材はたくさんあります。
しかし、はじめの内からすべての機材を揃えるとなると、とてもお金が掛かってしまいます。
そこで、ここでは最低限必要な機材、5つをまとめてみました。
パソコン
ネット声優活動をするためには、パソコンが必要不可欠です。
なぜなら、パソコンを使用しないと録音どころかネット声優としての仕事すら受けられません。
パソコンで実施する主な操作について以下のイラストで簡単にまとめました↓
ネット声優として仕事をはじめる場合、専門サイトに登録してネット声優の仕事に応募するのが王道です。
クライアントとのやりとりだけならスマホでも可能ですが、音声データの受け渡しや高音質で自身の声を録画したり、音声データを編集する場合は、どうしてもパソコンが必要となります。
パソコンを一切触ったことが無い方の場合は少し難しく感じるかもしれませんが、ある程度仕事とかで使用したことがあるなら、そこまで難しい操作ではありません。
仮に全くパソコン操作をしたことない人であっても、何度か同じ操作を繰り返せば直ぐに慣れますので安心してください。
ま、まぁ~、私ならこれくら余裕よッ!(ヤバいかも・・・)
まずは、マウスの使い方から覚えましょうか・・・
パソコンにはOSという、コンピューターが動作するために必要となるソフトウェアがあり、有名なところだと「Windows」や「Mac」がありますが、どちらでも大丈夫です。
しかし、録音したデータを編集するため、最低限音声編集ソフトが起動できるスペックをもつパソコンが必要になります。
また、音声だけではなく、動画編集も視野に入れている場合はそれなりのスペックが必要です。
他にもパソコンには持ち運びを想定していないデスクトップ型と、どこでも持ち歩けるノート型がありますが、どちらでも問題ありません。
長期的に見るなら、ネット声優の仕事を外でおこなう可能性も考えて、持ち運びが可能なノート型がおすすめです。
YouTubeで動画もアップしたいな~
それなら、そこそこのスペックがあるPCがいいかもしれません
また、演技経験など無い初心者の方は「この音声(録音)データはクライアントに渡しても問題ないレベルなのか?」と不安に思うかもしれません。
ネット声優をはじめる人の中には、もともと声優の教育機関に通っていた人も多いので、そういう人達であれば演技について不安な点はないでしょう。
しかし、演技について学んだことが無い人は、何が正しくて、何が間違っているかが分かりません。
下手とか思われたらどうしよ・・・
そんな人は、一度声優について学んでみるのも一つの手です。
たとえば、声優の専門学校である『アミューズメントメディア総合学院』では、完全オンラインで週1回~本格的なレッスンを自宅で受講できるコースがあります。
そのため、あなたが社会人であっても時間の都合さえ付けば働きながら声優について学べるんですよね。
スマホ・タブレット・PCのいずれかを持っていれば、どこからでも受講できますよ!
また、期間も『半年制』とそこまで長い期間学ぶわけでは無いので、ネット声優としての実力を付けたいと考えている人にはピッタリです。
それに、やる気次第ではネット声優では無くプロ声優として声優事務所に所属することだって夢ではありません。
そのため、演技について少しでも不安な人は、一度下記の『アミューズメントメディア総合学院』紹介記事を読んでみてください。
無料で資料請求もできるみたいよ!
音声編集ソフト
録音したデータをパソコンに取り込んだら、そのデータを音声編集ソフトを使用して編集していきます。
音声編集ソフトと言われても、使用したこと無い人からしたらどんなことができるか分かりませんよね。
そのため、音声編集ソフトでできることを以下のイラストで簡単にまとめました↓
音声編集ソフトを使用して、録音データを編集する目的としては
- 不要なノイズ除去
- リップノイズ除去
- 音量の調整
など、音の調整をするのが目的です。
やはり家で録音すると、どうしても環境音(生活音)が入ってしまうのは仕方ありません。
室外から聞こえる音であれば窓や扉を閉めることで、ある程度軽減できるでしょうが、それにも限界があります。
そんなときに音楽編集ソフトを使用すれば、雑音の除去や調整をすることで録音した音をクリアにできます。
防音室で無い限り、生活音とか入ってしまうはしょうがないですね汗
家の外はいつも騒がしいのよね・・・
音声編集ソフトには有料・無料とありますが、最初は無料のソフトで問題ありません。
だたし、無料版の場合は機能が大幅に制限されているため、ネット声優活動をしていく内に「本格的にはじめよう!」と思ったら有料版のソフトを検討することをおすすめします。
初めて活動するから最初は無料でやってみるわッ!
ヘッドホン
自身の声を録音したときや、音声編集ソフトで編集したときなど、どんな風になっているか確認する必要があります。
なぜなら雑音が入っていたり、音量が大きすぎたり、逆に小さかったりしたら、ネット声優の仕事を貰っているクライアントからクレームが来るかもしれないからです。
そのため、クライアントに提出する音声データは、受け渡しの前に事前に不備が無いかをしっかりと確認することが大切です。
事前チェックは重要ってことねッ!
音声データを確認する機材として「モニターヘッドホン」という機材がオススメですが、普段音楽を聴くときに使用する普通のヘッドホンと何が違うかわかりませんよね。
そのため、2つの特徴について以下のイラストで簡単にまとめました↓
モニターヘッドホンは音の変化や品質を監視するために作られたヘッドホンであり、今回のような音楽制作のときに録音データ、編集データの音質変化や劣化している部分がないかをチェッしたりと、微妙な音の違いを聴き分けるためのものです。
元の音を忠実に再現するように作られたヘッドホンですね
一方、いつも音楽などを聴く時に使用するヘッドホンのことを「リスニングヘッドフォン」といい、こちらは音楽を鑑賞する目的で作られており、心地良く音楽を聴けるようにチューニングされているため、音質チェックには向きません。
ネット声優として活動していこうと考えている場合は普通(リスニング)のヘッドホンよりも、モニターヘッドホンがおすすめです。
音楽作品を編集するときや確認のときはモニターヘッドホンが良いってことねッ!
マイク
ネット声優活動においてマイクが無ければ、自分の声を録音できません。
マイクは自身が発した声(空気の振動)を電気信号に変換する機材です。
マイクには大きくわけて「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」の2つがあります。
それぞれの特徴について以下イラストで簡単にまとめました↓
声優さん達が収録で使用しているのはコンデンサーマイクになります。
そのため、ネット声優として活動を考えている人はコンデンサーマイクを購入することをオススメします。
しかし、コンデンサ―マイクは衝撃や湿気に弱いことから管理するのが難しいので、頑丈なマイクが良い人はダイナミックマイクを選択するのも一つの手です。
マイクにもいろいろあるのね
二つのマイクの大きな違いとして、音の感度があります。
コンデンサーマイクはダイナミックマイクと比べて音の感度が良いため自分の素の声を録音することができます。
欠点としては、感度が良すぎるため環境音が入りやすいことでしょう。
たとえば、リップ音という唇を開けた時や口や舌を動かしたときに発生する音も拾ってしまいます。
そのため、録音環境が良く無い場合、コンデンサーマイクを使用するといろいろな環境音が入ってしまいますので注意が必要です。
部屋の壁が薄い場合とか困るわね・・・
また、コンデンサーマイクを動作するには、ファンタム電源という特別な電源が必要となります。
なぜなら、コンデンサーマイクを動かすには48Vの電圧を掛けてあげる必要があるため、別途電源(ファンタム電源)が必要になってくるんですよね。
そのため、コンデンサーマイクを使ってパソコンに自身の声を取り組みたい場合はPCに直接接続するのでは無く、ファンタム電源が付いているオーディオインターフェイスという機器を間に挟むことによって、使用します。(オーディオインターフェイスに関しては次で紹介します)
コンデンサーマイクの中にはPCに直接接続できるマイクもありますよ!
また、下記の動画では「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」の音の違いについて詳しく検証されていますので、参考にしてみてください。
こうやって聞き比べると結構違いが分かるわねッ!
オーディオインターフェイス
家で録音する場合、自身の声を高音質に録音するために必要な機器がオーディオインターフェイスです。
この機器の主な役割として、以下のイラストで簡単にまとめました↓
マイクに対して自身の声を発した場合、マイクはアナログ信号(電気信号)に変換してくれます。
しかし、パソコンはアナログ信号を理解できません。
そのため、オーディオインターフェイスをマイクとパソコンの間に中継することによって、「アナログ信号」をパソコンが理解できる「デジタル信号」に変換してくれます。
逆にパソコンで流した音楽をスピーカーに流す際、デジタル信号からアナログ信号に変換することもできます
他にも、マイクにはパソコンに直接接続できないタイプもあります。
さきほど説明したダイナミックマイクやコンデンサーマイクがそうですね。
ダイナミックマイクの場合「XLR端子」という特別な端子を使用することも多く、こちらはパソコンに直接接続できません。
コンデンサーマイクの場合は「ファンタム電源」が必要になりますので、こちらも同様にパソコンに直接接続ができません。
これらをパソコンに接続するためにオーディオインターフェイスを中継させてあげる必要があるんですよね。
いろいろな機能をもってるじゃないッ!
「ダイナミック」や「コンデンサー」マイクにはPCに直接接続できるタイプもありますよ
ここまで読んだ人の中には、もしかしたら「パソコンに直接接続して、使えるマイクはどうしているの?」と思った人もいるかもしれません。
それに関しては、パソコンの内部にもオーディオインターフェイスが内蔵されているので、アナログ信号からデジタル信号に変換ができるんですよね。
そのため、マイクによってはオーディオインターフェイスを中継しなくても使用できます。
しかし、パソコンに内蔵されているものは、そこまで性能が良くありません。
たとえば、友達と会話するだけとかであれば特に問題ないですが、今回のようなネット声優として活動するのであればパソコンに内蔵されているものではなく、オーディオインターフェイス単体を購入するほうが録音時の音質がよくなるのでおすすめです。
音楽活動するには必須アイテムってことね!
これからネット声優活動をはじめようと考えている人は、まずここまで紹介した最低限必要な機材を揃えると思います。
しかし、いくら良い機材を揃えたとしても最終的には自身に演技力が備わっていなければ、ネット声優として活躍することはできません。
そのため、さきほども言いましたが演技について不安な人や、学びたい人は一度声優の専門学校に通ってみるといいでしょう。
アミューズメントメディア総合学院では、無料で資料請求ができるだけではなく、『体験レッスン説明会』や『授業見学説明会』などを定期的に行っています。
オンライン学科の体験レッスンであれば実際のレッスンと同じく少人数(10名程度)での実施となりますし、オンラインで行うため自宅でリラックスした状態で受けれるでしょう。
また、個別の面談も用意されているので、個別でじっくりカリキュラム説明や学費の相談ができるのでオススメです。
人それぞれ、合う合わないなどあると思いますが、すこしでも興味がある場合は一度アミューズメントメディア総合学院について記事を書いていますので参考にしてみてください。
あったほうが便利な機材
ここまで、ネット声優として活動するうえで最低限必要な機材に関して説明してきました。
しかし、あくまで「最低限」であるため録音時に不便を感じることも多いかもしれません。
それは、声が上手く録音できなかったり、環境音がどうしても入ってしまうなどいろいろあるでしょう。
そのため、ここではあった方が便利な機材について紹介していきます。
他にも機材が必要なの!?
自分の声を高音質で録画するためにはいろいろ必要なんですよ
ポップガード
マイクを使用して自身の声を録音するさい、破裂音などどうしても不要な音が入ってしまう場合があります。
それを防ぐ機材がポップガードです。
たとえば、口の前に手の平をかざした状態で「ぱ」「ぴ」「ぷ」「ぺ」「ぽ」と発声してみてください。
そのさい、手の平に強く息が吹き出されませんか?
ほんとねッ!手のひらに息が吹きかかるわッ!
それが破裂音であり、録音時にマイクはその破裂音を録音してしまいます。
他にも、リップノイズといって唇を開けた時や口や舌を動かしたときに、発生する音なども性能の良いマイクは拾ってしまいます。
とくに感度が高いコンデンサーマイクなどは小さなリップノイズも拾えるため注意が必要ですね。
これらを防ぐ役割をもつのがポップガードであり、唾や湿気からマイクを守ったりする効果もあります。
金額も数千円程度から購入できるので、初心者でも揃えておきたい機材の1つです。
最初の内から揃えておくといいかもしれません
マイクスタンド
自身の声を録音するさい、マイクとの距離を一定に保つ必要があります。
なぜなら、距離が変化するとその分マイクに出力される音の大きさなどが変わってきてしまうからです。
そうならないために、自身とマイクの距離を一定に保つための対策として、マイクスタンドがあると便利です。
やはり手で持っていると何かの拍子に距離が離れてしまったり、逆に演技に集中して気が付いたらマイクを口元に近づけてしまうこともあるでしょう。
たしかに無意識にやっちゃいそうね・・・
それほど演技に集中しているってことですね!
また、マイク性能が高い場合、マイクを手で握った音まで録音される可能性があります。
これらを防ぐためにマイクスタンドもポップガードと同様に最初から揃えておきたいですね。
値段も数千円程度から購入できるみたいよ!
リフレクションフィルター
録音環境によっては、リフレクションフィルターを設置するのをおすすめします。
なぜなら、録音環境が部屋の壁際の場合、自身の発生した声が壁に反射して反響音としてマイクに入ってしまうからです。
録音時、マイクに向かって発声しても音は一方通行にだけいくのではなく、360度すべてに発声されます。
音は壁に反射して反響音となってマイクに入り込み、意図しない音が入り込んでしまったり、夏の暑い日にエアコンを起動させると稼働している音が残響音として入ってしまうんですよね。
それらを対策するために、リフレクションフィルターを設置することでマイクに反響音や残響音がはいることを防げます。
値段も安いものでは3000円程度で購入できるのでおすすめです。
おぉ~、これは良さそうねッ!!
防音対策アイテム
ネット声優として活動する場合、録音環境は基本的に自宅になることが多いと思います。
そのさいに気を付けなければならないのがマイクに環境音が入ってしまうことです。
やはり、いくら気を使っていても自分ではどうにもならない音が発生してしまうこともあるでしょう。
しかし、環境音を対策するのもネット声優として活動するのであればやらなければなりません。
部屋の壁が薄いのよね・・・汗
防音対策としてダンボールハウスが代表的です。
ダンボールハウスと言われてピンと来ない人も多いかもしれません。
そのような人は「公衆電話ボックス」を思い浮かべて頂ければと思います。
あの長細いボックスをダンボールで作り、防音室として自宅に設置するイメージです。
小型の防音室を部屋に置くってことね!
有名なところでいうと「だんぼっち」という簡易防音室があり、使用用途にはライブ配信、”歌ってみた”の録音や楽器の演奏などがあります。
効果の方も90dbの音を60dbまで落とせる性能を持っており、これはカラオケ(室内中央)・パチンコ店内・怒鳴る声を、会話・学校の授業・小さめのテレビの音にまで下げる効果になります。
気を付けたい所は「完全防音」では無いってことですね
簡易的に防音室が設置できるダンボールハウスはたしかに便利ですが、値段が高価であったり部屋に置くスペースが無いなどの理由から、なかなか初心者の内から手をだすのは難しいですよね。
その場合は、吸音材を部屋の壁に貼ったりするといくらか防音効果が望めます。
また、極力お金を掛けたくない場合は100均などでクッション材などを購入して、壁に貼り付けるだけでも防音としての効果を得られます。
下記の動画では100円ショップグッズで防音環境の作り方を解説されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
値段が安いおすすめの初心者セットを紹介
ここまで、ネット声優として活動するのに必要な機材について紹介してきましたが、どの機材も種類が多く、初心者からしたらなにを揃えれば良いか迷われる人も多いでしょう。
それにネット声優に興味があり、はじめてみようと考えている人の中には「できるだけ安く機材を揃えたい」と思って居る人もいますよね。
そこで、ここでは安くて初心者におすすめの機材を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
安くて良い機材が欲しいわッ!
パソコン
mouse X4-i7
mouse X4-i7のスペック
- CPU:Intel Core i7-10510U
- メモリ:8GB
- GPU:インテルUHD グラフィックス
- ストレージ:256GB(SSD)
- 動作時間(標準バッテリー使用時最大):約 12.0時間
- 本体重量:約 1.13kg
10万前後で初心者におすすめのノートパソコンはマウスコンピューターの『mouse X4-i7』です。
パソコンについて「ぜんぜん詳しくない!」という人からしたら上の数値は何を指しているか分からないと思いますので、以下のイラストで簡単にまとめました↓
mouse X4-i7は動画編集も想定したものになりますが、本格的に動画編集をしたい場合
- CPU→Core i7以上
- メモリ→16GB以上
のスペックは欲しいところです。
サクサク動画編集したい場合はGPU(グラフィックボード)もそれなりに必要ですね
今回のパソコンはメモリが8GBしかありませんが、ネット声優活動においてメインは『動画』ではなく『音声』編集ですし、簡単な動画編集であれば『mouseX4-i7』で問題ありません。
本格的に動画編集を行いたい場合は、メモリを8GB→16GBにグレードアップさせるか、より高スペックのパソコンを購入することを検討したほうがいいでしょう。
また、動画編集ソフト(特に無料ソフト)の中には、グラフィックボードを必要としないものもありますので、これからネット声優活動をする人であれば、mouseX4-i7で十分ですね。
一方、20万前後してしまいますが、今後YouTubeでガンガン動画もアップしていきたいと考えている人は、同じくマウスコンピューター『DAIV 5N』がおすすめです。
DAIV 5N
DAIV 5Nのスペック
- CPU:Intel Core i7-11800H
- メモリ:16GB(8GB×2 / デュアルチャネル)
- GPU:GeForce RTX™ 3060 Laptop GPU
- ストレージ:512GB(SSD)
- 動作時間:約 6.0時間
- 本体重量:約1.73kg
こちらであれば本格的に動画編集をしよう思っている人の用途も満たせます。
うーん、安さを取るか、高くても実用性を取るか悩むわね・・・
ここは、じっくり考えて決めましょう!
音声編集ソフト
自身の声を録音したり、編集をするためには音声編集ソフトが必要となりますが、最初のうちは無料ソフトで問題ありません。
なぜなら無料ソフトでも、十分ネット声優として活動するために必要な機能が備わっているからです。
無料ソフトとしては
- Audacity
- Studio One Prime
がオススメです。
これら2つのソフトは使用している人が多いため、ネットで調べればすぐにダウンロード・インストール方法や使い方がヒットするので、初心者の方でも問題無く使用できます。
動画で詳しく解説している人も沢山いますよ
しかし、無料ソフトのため有料と比べて機能が大幅に制限されていますので、より音質などにこだわりたいと感じたら、有料版を検討するといいでしょう。
まずは、ネット声優活動に慣れることねッ!
ヘッドホン
初めての人におすすめのヘッドホンはSONYの『MDR-CD900ST』です。
こちらは、スタジオでモニター用として良く使われるヘッドホンであり、何を買ったらいいか迷われた人はMDR-CD900STを買っておけば間違えないと言われています。
密閉型と呼ばれる「音漏れが少なくレコーディング向き」タイプのヘッドフォンです。
定番中の定番と言われいているヘッドホンになりますね
MDR-CD900STは多くの音楽スタジオや放送局など、プロの現場で採用されており、プロやアマ問わずミュージシャンやアーティスの人が使用しているヘッドホンになるので、性能に関していえばネット声優として使用するなら十分用途を満たせます。
重さも約200gと軽量のため長時間付けていても首が疲れませんし、コードの長さも2.5mあるのでパソコンからある程度離れても問題ありません。
耐久性も高いので、一度購入すればずっと使い続けられるヘッドホンなのでオススメです。
迷ったら、このヘッドホンでいいのねッ!
また、金額的に厳しい場合はオーディオテクニカの『ATH-M20x』がオススメです。
こちらはとにかくコスパ良く、5000~6000円代で購入できるモニターヘッドホンの中では最高のヘッドホンと言われています。
重さも約190gと軽量ですね
マイク
ネット声優として活動するなら、やはりコンデンサーマイクがオススメです。
ですが、コンデンサーマイクはダイナミックマイクと比べて高価な傾向にあります。
やはり、できるだけ値段は抑えたいですよね。
そんな人にオススメなのが、コスパ最強と言われているMarantzProのMPM-4000Uになります。
こちらはコンデンサーマイクでありながら値段が1万ほどとお手頃で、初心者におすすめです。
MPM-4000Uの特徴として
- USB接続のため、PCに直接接続できるのでセッティングが簡単
- 値段の割に音質がとても良い
- マイク本体側にいろいろな機能が付いている
など、1万円とは思えない性能を持っています。
コンデンサーマイクはファンタム電源が必要のため基本的にはPCに直接接続ができません。
しかし、こちらのマイクは内部にオーディオインターフェイスが搭載されているので、PCに直接接続ができるんですよね。
また、MPM-4000Uのマイクを購入すると一緒にマイクスタンドも付いてきます。
そのため、MPM-4000Uを買うと「オーディオインターフェイス」と「マイクスタンド」を別で買う必要がないので金額をかなり抑えられるので初心者にオススメです。
マイクとは別にオーディオインターフェイスとマイクスタンドを買ったら結局高く付きますからね・・・汗
MPM-4000Uを買えば、その2つを買わなくて済むのはありがたいわねッ!
MPM-4000Uについて詳しく知りたい方はYouTubeの方も参考にしてください↓
また、マランツプロには他にもMPM-1000Uというマイクがあります。
こちらは、4000Uと性能がそこまで違いが無いのに値段は6000円ほどで購入できる為、金額をなるべく抑えたい人にオススメです。
注意点としては、1000Uの場合マイクスタンドが付いてこない為、別途購入が必要な所ですね。
より詳しく知りたい方は以下動画で1000Uの紹介をしているので、参考にしてください。↓
ポップガード
マイクを購入するタイミングで一緒にポップガードもセットで購入するといいでしょう。
なぜなら、ポップガードなしで録音すると、発声時に出てしまう破裂音やリップノイズが入り込んでしまうからです。
値段もそこまでしないので、マイクと一緒のタイミングで購入しておくといいですね
どんなのがいいんだろ~?
おすすめのポップガードはGRANPRO ポップガードです。
金額も2000円しないくらいなので比較的安価で揃えられます。
「GRANPRO ポップガード」はマイクに直接取り付けるタイプで、直径45mm~55mmまでのマイクに取り付け可能です。
MPM-4000Uでも問題無く使用できるわよッ!
マイクスタンド
MPM-4000Uを購入した場合はマイクスタンドが付いて来るの不要ですが、購入するマイクによっては付いてこない商品も多いです。
その場合はポップガード同様に、マイク購入時と同じタイミングで揃えておきたい機材です。
なぜなら、録音時に一定の距離を保つことで音が安定するからです。
カラオケの時なんかは、気が付いたらマイクを口に近づけていることが多いわね
手に持っているとマイクと口の距離を一定に保つが難しいですよね
おすすめのマイクスタンドは『KC MDS-3/BK』です。
こちらは卓上に置くタイプのマイクスタンドになり、本体の重量が約1.8kgあるため、マイクの重さに負けることは無いのでシッカリと固定することできます。
またグースネックタイプのためグネグネと高さや角度、距離を微調整でき、お値段も2000円ほどと、そこまで高くないのでオススメです。
グースネックの長さは345mmあります
他にも、よりコンパクトなマイクスタンドが良い方は『KC MDS-1500/BK』がいいでしょう。
こちらは、最小130mm~最大200mmまで調整が可能です。
オーディオインターフェイス
MPM-4000U、MPM-1000Uを購入した場合、マイク内部にオーディオインターフェイスが搭載されているの購入不要ですが、別のマイクの場合はPCに直接接続できないため揃える必要がある機材です。
また、オーディオインターフェイスはマイクとPCを接続するためだけでは無く、高音質で自身の声をパソコンに取り込める機能もあります。
そのため、ネット声優としてクライアントに渡す音声データのクオリティーを、少しでもあげるために必要な機材になりますね。
クライアントに気に入られたら次の仕事に繋がるかもしれません!
初心者におすすめのオーディオインターフェイスは、M-AUDIOの『M-Track Solo』です。
こちらの良い所は、とにかく安いところです。
基本的に1万円以上するオーディオインターフェイスですが、M-Track Soloの場合は5000円程度と価格帯も安価でデビュー機材としては最適でしょう。
5000円程度で買えるオーディオインターフェイスの中ではコスパ抜群と言われているわよッ!
また、嬉しいことにM-Track Soloを購入することで付属として音楽業界でも有名な「Pro Tools」の音楽編集ソフトがついてきます。
正式版では無く「Pro Tools First」という、いくつか機能が制限されてるものになりますがフリーソフトより多機能なのでお得です。
リフレクションフィルター
録音スタジオや防音室ではなく、自身の部屋などで録音する場合、意図しない音が入り込んでしまうことがあります。
たとえば、自身の声が壁に反射した反響音やエアコンの起動時に鳴る残響音などですね。
これらの音をマイクが拾ってしまう場合はリフレクションフィルターを設置すれば改善できますので、録音環境があまり良く無い人は、試してみてください。
夏は暑くて扇風機もつけちゃうわねッ汗
リフレクションフィルターのおすすめは『Alctron PF8 録音用ウインドスクリーン』です。
こちらは本体スポンジをマイクのヘッドにかぶせて、録音中の音の反射を低減し、外部の風やノイズを減らせます。
また、リフレクションフィルターは基本的にマイクの周りに設置する物が多く、場所を取ってしまいます。
しかし、このウインドスクリーンはコンパクトのため、置く場所に困りません。
金額も5000円程度で購入できるため、初心者にはオススメです。
ちなみに、ポップガードとしての役割もあります!
なら、これを持っていればポップガードはいらないのねッ!
まとめ
今回は、ネット声優活動に必要な機材の説明とおすすめ商品についてまとめてみました。
ネット声優として活動するなら、最低限
- パソコン
- 音声編集ソフト
- ヘッドホン
- マイク
- オーディオインターフェイス
が必要です。
そして、より録音環境を良くしたい人はポップガードやマイクスタンドを購入することをオススメします。
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