昨今、Vtuberをはじめる人が増えており、2022年には20,000人を突破しています。
そして、現在はより多くの人がVtuberとして活動したり、デビューしたりしています。
今から、Vtuberをはじめても遅いと感じる方もいるもかしれませんが、他のVtuber達との差別化を図れば全く問題ありません。
実際に、Vtuber活動をする前の準備期間中で、既にYouTubeのチャンネル登録者数が1,000人を超えている人も多くいます。
しかし、そうなるには初配信までにシッカリと準備をしなければいけません。
そこで、ここではVtuberとしての事前準備~初配信までについて詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
Vtuberとは

Vtuberとは、自分の「なりたい」を叶える新しい活動の形であり、2Dや3Dのモデル(自分の分身となるキャラクター)を使ってインターネット上で活躍する配信者のことです。
最大の魅力は、顔出しをせずに自分の個性や特技を活かせるため、誰でも気軽に始められる点にあります。
外見や現実の環境に縛られず、自分だけのキャラクターになりきって、世界中のファンと繋がれる可能性を秘めているのです。
例えば、主な活動場所であるYouTubeはもちろん、Twitch(ツイッチ)やニコニコ動画といった様々なプラットフォームで、数えきれないほどのVTuberが活躍しています。
その活動内容は、ゲーム実況、雑談、歌の投稿、イラスト制作など非常に多彩です。
この文化は、2016年12月にキズナアイさんがYouTuber活動を行う際に自己紹介動画で、「バーチャルユーチューバー」と名乗って活動を始めたことから広まりました。
知名度の拡大により、いつのまにか “Vtuber” という略称が浸透していき、今では誰もが知る人気のジャンルになりました。
このように、Vtuberはモデルという姿を借りて自分を表現する、現代ならではの非常にクリエイティブな活動だと言えるでしょう。
この記事を読めば、あなたも憧れのVTuberになるための一歩を踏み出せます。

わたしは人気Vtuberになるッ!



昔からある配信サイトから新しい所まで、活動場所はたくさんあるので自分の好きな場所を見つけましょう!
↓キズナアイさんの自己紹介動画↓
Vtuberになる流れ


Vtuberになるにはいろいろな準備が必要であり、あなたがVtuberとして何を ”重視” したいかで、準備するための期間や活動資金が違ってきます。
大きく分けると以下3点になります。
楽しさ重視
収益などを目的とせず、ただ楽しく雑談配信やゲーム配信をしたいだけなら、Vtuberモデルを用意できたら直ぐにデビューで問題ありません。
知名度重視
Vtuberとして知名度を付けて、最終的に自社の商品や商売に繋げたい人は、Twitterなど各種SNSの運用に力を入れて、ファンを集める必要があります。
収益重視
収益を目的としてVtuber活動をするなら、YouTubeやファンクラブなど “どんな方法” で収益を得るか考える必要があります。
このように、人によって目的は様々なので、準備期間や資金もバラバラです。この記事では収益を目的としたVtuberのなり方について紹介していきたいと思います。
これだけではイメージできないと思いますので、簡単にVtuberデビューまでの流れを画像でまとめてみました。↓


各項目については後ほど詳しく説明していきますが、Vtuber活動で生活できるくらい収益を得たいなら、いきなりデビューせずに、しっかりと計画を立てて準備に力を入れてから初配信を行うことが重要です。
何も考えずにVtuberデビューをしてしまうと、多くのライバルVtuberに埋もれてしまうでしょう。
そのため、これからVtuberとして活躍するなら、他のVtuberには無い要素を全面にアピールして差別化を図るのがオススメです。



Vtuberとしての準備期間はある程度取っておくといいですね。



2~3か月くらい準備期間を取っている人が多いみたいよ
Vtuberの平均年収はいくら?


Vtuberをこれからはじめようと考えている方の中には、どれくらい稼げるか気になっている人もいると思います。
先に結論を言うと、一般的な“平均年収”という数字は、Vtuberの世界ではほとんど参考になりません。
年に1億円以上稼ぐVtuberもいれば、1円も稼げない人も居たりと平均年収を出すのは難しいです。
ただし、大半のVtuberさん達は収益0円~数万円で活動しています。
たとえばMoguLibeさんでは、2022年5月12日~5/27日の期間で全67名に対して「VTuber職業意識調査」を実施しました。
その際に「Vtuber活動で得た平均的な月収をお聞かせください」という問いに対して以下の結果が出ています。
- 20万円以上:6.0%
- 10万~20万円:7.5%
- 1万~10万円:19.4%
- 収益なし:50.7%
結果を見ると分かる通り、半分以上の人が収益0円なんですよね。
年収1億円の人が1人と、年収0円の人が99人いた場合、100人の平均年収は100万円になります。しかし、この「平均100万円」という数字は、この集団の99%の人にとっては全く実態と合っていませんよね。
Vtuberの世界で起きているのは、まさにこれと同じ現象なのです。
また、調査された2022年のときは2万人のVtuberが活動されていたと言われていましたが、今現在は更に多いので稼げていない人の割合はもっと多いと考えた方がいいかもしれません。
年収1億円のスターと、年収ゼロの人がいる。 この「極端な二極化」こそが、平均年収という数字を無意味にしてしまう正体です。



自分次第ってことですね
金額を聞いて、少ないと思った人も多いのではないでしょうか。しかし、あくまで平均であって実際には人それぞれです。
たとえば、以下の “例” を知ると少し希望が持てるのではないでしょうか。
有名なVtuber事務所のホロライブに所属している “夏色まつり” さんは、2025年6月1日ライブ配信にて振り幅はあるものの、月の月給が「平均:300-500万円 MAX:1000-2000万円」くらい貰っている様なニュアンスを話されていますね。
具体的には、配信内で以下の事を話されています。
- 3DアニメやMMDを作りたいが制作費には4桁万円かかる
- それは数か月分の給料が必要
- 3ヶ月あれば大丈夫
- 給料は月によって最大で3-4倍変わる事がある
- 個人のグッズを販売した際に購入してくれる時が一番実入りが良い
<以下ライブ配信の15分頃~↓>
Vtuber活動前に決めること


本気でVTuberを目指すなら、活動を始める前に「活動の設計図」をしっかりと作ることが、成功するための重要なやり方です。
なぜなら、明確な計画なしに活動を始めてしまうと、自分が何を目指すべきか、何を努力すべきかを見失いがちになるからです。
結果としてモチベーションを維持できず、夢半ばで諦めてしまうことにも繋がりかねません。
具体的には、あなたの活動の軸となる、以下の4つの項目を明確に言葉にしておきましょう。


- 目標:あなたがVTuberとして最終的にどうなりたいか。
- 活動内容:あなたが配信で何をするか。
- ターゲット:どんな人に自分の配信を見てほしいか。
- 収益方法:どのようにして活動を収益に繋げるか。
このように、最初にあなただけの「設計図」を作ることが、VTuberとして輝くための土台となります。
あなたの夢を叶えるために、最低限この4つの項目を一つずつ決めていきましょう。



頑張って、決めるわ!



その意気です
今回は最低限の4つを紹介しますが、より詳しくVtuber活動のみで生活するための方法について知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。↓


目標


Vtuber活動をするうえで目標を決めるのはとても大切です。
なぜなら、最初に立てたゴールが活動の「羅針盤(方向性)」となり、限られた時間と労力をどこに集中すべきかを指し示してくれるからです。
Vtuberは超競争時代です。明確な羅針盤(方向性)なしに航海(活動)へ出れば、日々の活動に追われて迷走し、「何のために頑張っているんだっけ…」と挫折してしまうでしょう。
YouTube活動を始めた9割が挫折すると言われる大きな要因の1つは、この羅針盤を持たずに航海に出てしまうのが原因です。
まずは「Vtuber活動を通して、自分はどうなりたいのか?」を自問自答し、ゴールを明確にしましょう。ゴールは人によって様々です。
- A:収益目標型:「Vtuber活動だけで生活したい(年収400万円など)」
- B:影響力獲得型:「Vtuberを足掛かりに、声優やイラストレーターなど別の事業に繋げたい」
- C:コミュニティ重視型:「収益は二の次で、とにかくファンと楽しく交流したい」
この記事を読んでいるあなたは、おそらく「A」の収益目標型に近いでしょう。
仮にゴールを日本の平均「年収400万円」と設定します。これを月収に換算すると約33.4万円です。
この金額をYouTubeの広告収入だけで達成するのは極めて困難なため、必然的に「メンバーシップ、グッズ販売、企業案件などを組み合わせた多様な収益化」を初期段階から計画する必要があります。
つまり、あなたの活動コンセプトは「収益化を強く意識し、ファンに多様な形で応援してもらう仕組みを作る」という方向性に定まるのです。
このように、最初に立てたゴールが、あなたのキャラクター、配信内容、収益化への道のり、その全てを決定づけます。
時間を無駄にせず、最短で結果を出すために。まずはあなただけの「ゴール」を定め、活動の土台となる揺るぎないコンセプトを固めることから始めましょう。



回り道はしたくないから、シッカリと目標を立てるわ・・・



目標は1つに絞る必要はありませんよ
目標は一つに絞る必要はありません。例えば、以下のように長期的な目標と、そこに到達するための中期・短期の目標を立ててみましょう。
- 長期的な目標(最終ゴール)
「VTuber活動だけで生活したい!(年収400万円)」 - 中期的な目標(数ヶ月〜1年の目標)
「オリジナルグッズを作る」 - 短期的な目標(今日からできること)
「まずは今月、動画を5本投稿する」「次の配信で前回より多くのコメントをもらう」
このように段階的な目標があれば、「生活したいから、まずは収益化の条件クリアを目指そう」「100万人目指すなら、ライブ配信だけでなくショート動画も毎日投稿しよう」といった具体的な行動が見えてきます。
活動内容


成功への第二のステップは、大手Vtuberの真似をして「何でも屋」になるのではなく、特定のジャンルに深く特化した「専門店」として、他の誰も奪えないあなたのポジションを確立することです。
なぜなら、無数のライバルがいる中で初心者が選ばれるためには、①YouTubeのアルゴリズムに発見してもらい、②熱狂的なファンに愛され、③効率的に収益化する、という3つの壁を突破する必要があり、ジャンル特化がその全ての最短ルートだからです。
オールジャンルで活動すると、あなたの専門性がぼやけてしまい、YouTubeは何系のファンにあなたを勧めれば良いか分かりません。結果、誰にも深く刺さらず、ファンも定着しにくいのです。
ジャンルを特化させると、具体的に以下のような強力なメリットが生まれます。
- YouTubeに「発見」されやすくなる
あなたが例えば「90年代のレトロホラーゲーム専門」として活動すれば、YouTubeのAIは「この人はレトロホラー好きに勧めれば良いんだな」と学習します。その結果、関連動画やおすすめにあなたの動画が表示されやすくなり、まだあなたを知らない「未来のファン」と出会う機会が劇的に増加するのです。 - 熱狂的なファンが付き「収益化」しやすい
特化することで、「このジャンルなら、この人!」という第一人者になれます。ファンはあなたの深い知識や技術に信頼を寄せ、より熱心に応援してくれるでしょう。層が明確なため、ファンの求めるグッズやコンテンツも企画しやすく、購入に繋がりやすいです。 - 「企業案件」に繋がりやすい
企業がゲームのPRを依頼する際、「何でもやるVtuber」と「そのゲームジャンルの専門家」のどちらを選ぶかは明白です。特化していることは、そのまま企業への強力なアピール材料となります。
とはいえ、どんなジャンルでも良いわけではありません。以下の3つの軸で考えましょう。
- ①あなたの「好き・得意」:情熱を持って続けられること。
- ②市場の「需要」:そのジャンルを観たい人がいるか(YouTubeで検索し、同ジャンルの動画の再生数などを確認)。
- ③あなただけの「独自性」:同じジャンル内で、どう差別化するか(例:縛りプレイ、解説特化など)。
これは魚釣りをイメージして貰えば分かりやすいかもしれません。
魚が100匹いる川でエサを付けて釣りをすればいずれ魚が釣れますが、魚がいない川で釣りをしても釣れないのは当たり前ですよね?
需要がある釣り場で、自分だけの特別なエサを使って釣りをすることが重要です。
そして、これはジャンル選びでも同じです。
全く需要のないジャンルで動画やライブ配信をしてもチャンネル登録者数は増えませんので、ジャンルを選ぶ際はある程度需要のあるものを選びましょう。
仮にそのジャンルで活動しているYouTuberが少なくて、動画の再生数やチャンネル登録者数が多い場合は穴場のジャンルかもしれませんので、チャンレジしてみるのもいいかもしれません。
また激戦ジャンルで他Vtuberさん達と勝負する場合は、同じジャンルでも内容に差別化をすることで勝てるかもしれませんので、他の人がやっていない事を探して挑戦してみてください。
このように、「ジャンルの特化」は、単に活動内容を決める作業ではありません。YouTubeアルゴリズムを味方につけ、熱狂的なファンを育て、収益化への道を切り拓くための、極めて強力な成長戦略なのです。
「〇〇といえば、このVtuber」。このポジションを確立することが、あなたの成功を大きく手繰り寄せるでしょう。



人気になればジャンルを広げてもいいですが、最初は特化がオススメですね



どんなジャンルに特化させようかしら?
そのジャンルに需要があるか簡単に確認したいなら、「同じジャンルの発信者」を見に行きましょう。
見る項目としては以下になります。
- チャンネル登録者数
同じジャンルの発信者がどれくらいチャンネル登録者が居るかで、そのジャンルに興味がある人数が分かります。 - 動画の再生数
動画再生数を見る事で、そのジャンルの需要の高さを確認できます。 - 発信者の人数
そのジャンルにどれくらい発信者が居るかを調べる事でライバルの数がわかります。
今回紹介したのは、あくまで簡単に調べる方法です。
本格的にジャンル調査したい場合は専用のツールを利用したり、YouTube以外のプラネットフォームやTwitterなども調査する必要があります。
ターゲット


コンセプトと専門ジャンルが決まったら、次に行うべきは「たった一人の理想のファン」を具体的に描き出し、その人に向けて全てのコンテンツを届けるという、極めて重要なターゲット設定です。
なぜなら、「万人受け」を狙った当たり障りのないコンテンツは、結局誰の心にも深く刺さらず、無数のライバルの中に埋もれてしまうからです。
一方で、「たった一人」に深く刺さるように作られたコンテンツは、その人と似た境遇や悩みを持つ多くの人々の心に「これは、自分のための配信だ!」と強く響きます。
その結果、あなたの発言一つひとつに共感し、熱心に応援してくれる「濃いファン層」が自然と形成されていくのです。
「理想のファン」は、項目を埋めるように具体的に設定してみましょう。まるで、実在する友人について考えるように、その人物像を鮮明に描くことが重要です。
- 名前(仮名):
- 年齢、性別、職業:
- 休日の過ごし方:
- 好きなゲームやアニメ:
- 今、抱えている悩みや願望:
例えば、あなたが「FPSゲーム」というジャンルをメインに活動していくことを選んだとします。
- 悪い例(ターゲットが曖昧):「FPSゲームが好きな人」
- これでは、どんな内容が響くか分からず、ありきたりな配信になりがちです。
- 良い例(ターゲットが明確):
- 名前:タカシ
- 人物像:22歳社会人。仕事終わりにFPSをやるのが唯一の楽しみ。でも最近、特定のランク帯から抜け出せず、上達しないのが悩み。
- この「タカシくん」に向けて配信を考えると、「タカシ君みたいな人がやりがちな、ランクが上がらないNG行動3選」や「これを意識するだけ!タカシ君でもできるエイム練習法」といった、具体的な悩みを解決する鋭いコンテンツが自然と生まれます。
また、この「タカシくん」がお財布から無理なく出せる金額はいくらか?を考えれば、グッズやコンテンツの値段設定も自ずと決まってくるでしょう。
たとえば、タカシくんが社会人であれば働いているので、グッズやファンクラブの値段はそこそこ高くて問題ありません。しかし、学生の場合は働いていないので値段設定を低めにしてあげる必要があります。
このように、ターゲットを「たった一人」にまで絞り込むことで、逆説的に、発信するメッセージが多くの人の心に深く届くようになるのです。
不特定多数の「みんな」に向けて発信するのではなく、たった一人の大切な「あなた」へ。この意識を持つことが、熱狂的なファンとの強い絆を築き、安定した収益化を実現するための第一歩となります。



ターゲットを決めてから、配信内容を決めるのもアリですね



私くらい魅力があれば、全世代をターゲットにして問題ないわよねッ!
収益方法


これまでのステップで固めたコンセプトとターゲットを元に、いよいよ年収400万円を達成するための具体的な『収益化ロードマップ』を設計します。「行き当たりばったり」ではなく、計画的に収益の柱を構築していく段階です。
なぜなら、何の計画もなしに活動を始めると、不安定な広告収入やスパチャに一喜一憂し、「いつまで頑張れば報われるんだろう…」という精神的な消耗戦に陥ってしまうからです。



ゴールが分からないマラソンをやっているみたいなイメージね
事前にロードマップを描いておくことで、大きな目標が「達成可能な小さな目標」の連続に分解されます。「今はこの小目標を目指そう」という具体的な指針が、日々の活動のモチベーションを維持し、あなたを着実にゴールへと導いてくれます。
年収400万円(月収約33.4万円)というゴールを、活動フェーズごとに分解し、収益ポートフォリオを組み立ててみましょう。
●フェーズ1:基盤構築期(目標:月収5万円)
まずはYouTubeの収益化を達成し、最初の成功体験を積むことが最優先です。
- アクション: チャンネル登録者1,000人&総再生時間4,000時間をクリアする。
- 収益プラン: 広告収入(3万円) + スパチャ(2万円)
●フェーズ2:コミュニティ収益化期(目標:月収15万円)
ファンとの絆を、安定した収益に変えていく段階です。
- アクション: メンバーシップを開設。初のデジタルコンテンツ(ボイスなど)を販売する。
- 収益プラン: 広告収入(5万円) + メンバーシップ(5万円 / 500円×100人) + スパチャ(5万円)
●フェーズ3:収益拡大期(目標:月収33.4万円~)
多様な収益の柱を育て、目標達成を目指します。
- アクション: 受注生産でのグッズ展開。企業案件獲得も視野に入れた活動を行う。
- 収益プラン: 広告収入(8万円) + メンバーシップ(10万円 / 500円×200人) + スパチャ(5万円) + グッズ・コンテンツ等(10.4万円)
これはあくまで一例です。あなたの得意なこと(例:イラストが得意なら、グッズの比重を上げるなど)に合わせて、自分だけのロードマップを作成することが重要です。
このように、収益化ロードマップを描くことで、闇雲に頑張るのではなく、今やるべきこと、次に目指すべきことが明確になります。
一歩ずつ着実にゴールに向かっているという感覚が、あなたの活動を支える強力なエンジンとなるでしょう。これは机上の空論ではなく、あなたのVtuber活動を成功に導くための、最も重要な戦略書なのです。



難しいけど、頑張るしか無いわねッ!



その意気ですッ
Vtuberとしての収益方法について、より詳しく知りたい方は今回紹介した収益方法も含めて以下の記事で説明していますので、参考にしてみてください。↓


Vtuberのなり方


ここからは、いよいよVTuberになるための具体的なやり方を、5つのステップに分けて徹底解説します。
なぜなら、VTuberデビューまでには複数の準備が必要ですが、一つひとつの手順を順番に進めていけば、専門知識がなくても誰でも実現できるからです。
全体像を最初に把握することで、安心して準備を進められるようになります。
VTuberになるまでの基本的な流れは、主に以下の5ステップです。


この記事では、最も一般的な活動場所であるYouTubeを例に、各ステップで必要なことを詳しく説明していくので、何も心配いりません。
やるべきことをステップごとに分解すれば、VTuberになるための道筋は決して難しくないです。一緒に最初のステップから確認していきましょう。



か、簡単に頼むわよ・・・?



そこまで難しくないので安心してください
またVtuber活動をはじめる際、金額面でVtuberを諦めようと考えた人は一度”ネット声優”を始めて初期費用を稼いでみてはいかがでしょうか?
ネット声優とは、読んで字のごとくインターネット上で声優活動をする人を指します。
声を武器にして稼ぐところはVtuberと似ていますので、興味がある方は以下のネット声優になる方法の記事も参考にしてみてください。↓


モデルを作成


VTuberになるための最初のステップはモデル(アバター)の準備です。VTuberのモデルには以下2つの種類があります。
- 2Dモデル
- 3Dモデル
これからVTuberを始める方や、まずは趣味・副業で挑戦したい方には、2Dモデルからのスタートが断然おすすめです。
なぜなら、3Dモデルと比較して2Dモデルは制作の値段を大幅に抑えられるからです。限られた予算内でクオリティの高いオリジナルキャラクターを手に入れたいと考えている方にとって、コストパフォーマンスの高さが最大の魅力と言えるでしょう。
例えば、2Dモデルは一枚のイラストを基に「Live2D」という技術で動きをつけるのが一般的で、表情や髪の揺れなどを豊かに表現できます。
一方で3Dモデルは、仮想空間を自由に動き回れるダイナミックさが魅力ですが、その分モデリングが複雑で費用も高くなる傾向にあります。
初めてのモデル制作を依頼する場合、まずは2Dモデルを検討するのが、無理なく理想の姿を実現するための現実的な選択肢です。
このように、VTuberのモデルには2Dと3Dの選択肢がありますが、予算と活動スタイルを考慮すると、最初のステップとしては2Dモデルが最適だと分かります。



私はどっちのモデルで活動しようかな~?



ここは悩みどころですね
2Dモデルはイラストを加工して立体的に動かしているモデルになります。
平面のイラストを加工して、相槌を打ったり首を傾げたり、髪の毛が揺れたり、腕を振ったりといった動作をできますが、あくまで立体的に見せているだけで、横や後ろを向いたり身体を一回転させたりなどはできません。
しかし、3Dモデルと比べて比較的に金額が安価で作成できたり、PCスペックをそこまで必要としない為、はじめてVTuber活動する人にはオススメです。
<2Dモデル↓>
当サイトでは、初心者の方に向けてVtuberモデルの制作依頼方法についても以下記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。↓


必要機材を揃える


VTuberになるための第2ステップ目は、あなたのアバターに命を吹き込み、声を世界に届けるための「配信機材」を揃えることです。
VTuberを始めるために必要な初期費用は30万円~50万円ほどと言われています。
これほど金額にバラつきがある理由は、「どんなモデルで」「何をするか」によって、必要になるPCのスペックや周辺機材が全く異なるからです。
たとえば、あなたがVTuberとして雑談配信をするだけなら2Dモデルを使用して、PCもそこまで高スペックなものは必要ありません。
しかし、ゲーム配信する場合はVTuber活動に必要な機材にプラスしてゲーム機本体やソフト、ゲームの映像をPC画面に出力するためのキャプチャボードなど、いろいろな機材を揃えなければいけないのでその分お金が掛かります。
具体的な金額については以下に記載したので参考にしてみてください。
最低限必要な機材
※この機材があればVtuber活動が可能
PC | 15万円~25万円 |
2Dモデル | 5万円~20万円 |
マイク | 5,000円~3万円 |
WEBカメラ | 3,000円~1.5万円 |
トラッキングソフト | 0円~数千円 |
配信ソフト | 0円 |
動画編集ソフト | 0円~数万円 |
合計 | 20万円~50万円 |
上記の表を見て貰うと分かりますが、2Dモデルで活動したい場合でも、最低限必要な機材で20万円~50万円ほど費用が掛かります。
しかし、ここで紹介した金額はあくまで目安程度に考えてください。
配信活動の内容次第では不要な機材があると思いますし、既に活動用のPCを持っているのであれば、そこまで費用は掛かりません。
このように、VTuberになるための費用はあなたの「やりたいこと」次第で柔軟に調整できます。まずは無理のないプランを目標に、必要なものをリストアップすることから始めてみてください。



高単価な機材はVtuber活動に慣れてからでも全然遅くありません



できるだけ、最初は安く済ませたいわね・・・
具体的にどんな機材を揃えれば良いか知りたい方は以下の記事を参考にしてください。


SNSアカウント作成


Vtuber活動を始めるための第3ステップ目は、デビュー前からSNSでファンを集めることです。デビュー前からSNSを活用して「ファン」を見つけておくことは非常に大切です。
なぜなら、VTuberはファンがいてこそ成り立つ活動であり、事務所などの後ろ盾がない個人VTuberは、自分で自分を宣伝して知ってもらう必要があるからです。
たとえば、アイドル活動している人は世の中にたくさんいますが、認知しているアイドルって案外少ないですよね。
2014年にはなりますがニッポン放送NEWSNLINEによると、AKB48やモーニング娘など芸能事務所に所属している、女性アイドルや地下アイドルなどを合わせると日本中に、およそ1万人いると言われています。
そのうち、知っているアイドルが何人・何組いるかと言われると8割以上は知らないと言う人がほとんどでしょう。



2014年時点の情報なので、現在はもっと居ると考えた方がいいですね
これはVtuberも同様で、2022年の時点で2万人以上居ると言われていましたが、果たしてその内何人のVtuberを知っているかと聞かれたら9割以上知らないと言う人がほとんどでしょう。
誰もあなたのことを知らない状態でいきなり配信を始めても、見に来てくれる人はほとんどいません。
無料で使えるSNSは、個人VTuberにとって最強の宣伝ツールです。デビュー前から以下のような発信をすることで、記念すべき初配信を多くの人と一緒に迎える準備をしましょう。
- デビュー日や名前の告知(Twitter/X)
モデルのイラストと共に「〇月〇日デビュー予定の〇〇です!」と自己紹介し、活動への想いや準備の様子を発信して、あなたの人柄を知ってもらいます。 - ショート動画での先行アピール(TikTok, YouTubeショート)
「面白い一言自己紹介」や「得意な歌のワンフレーズ」など、あなたの魅力が数秒で伝わる短い動画を投稿します。これがきっかけで、多くの人にあなたを知ってもらえる可能性があります。 - 未来のファンとの交流
あなたが配信でやりたいこと(ゲーム、イラストなど)に関連するハッシュタグを使って投稿したり、他のVTuberやファンと交流したりすることも、認知度を高める上で非常に有効でしょう。
このように、TwitterなどのSNSは個人が取れる最良のPR媒体です。
最高のスタート(デビュー)を切るために準備期間で一人でも多くのファンを獲得する努力が重要なので、今すぐアカウントを開設し、未来のファンとの交流を始めてみてください。



まずはファンを集めて認知して貰わないとダメって事ね…汗
VtuberとしてのTwitterの運用方法については、以下記事で紹介していますので、興味がある方は参考にしてみてください。↓


YouTubeチャンネルの作成


Vtuber活動を始めるための第4ステップ目は、活動の拠点となるYouTubeチャンネルを開設することです。
各種SNS運用と並行して、できるだけ早くあなたの活動拠点となる「YouTubeチャンネル」を開設しましょう。
理由は大きく2つ
1、受け皿の確保
デビュー前から応援してくれるファンを集め、その人たちがチャンネル登録するための「受け皿」を事前に用意しておくため。
2、ライブ配信の申請
YouTubeのライブ配信機能は、利用申請から有効化まで最大24時間かかるため、直前の開設では初配信に間に合わないため。
具体的には、以下の流れで準備を進めるのがおすすめです。
- YouTubeチャンネルとSNSアカウントを同時に開設する
チャンネル名はSNSで使用している名前に合わせて、アイコンにはモデルのイラストを設定します。 - SNSのプロフィールにYouTubeチャンネルのリンクを貼る
Twitter(X)などで準備過程を発信した際に、興味を持ってくれた人がすぐに登録できるようになり、ファン獲得のチャンスを逃しません。 - YouTubeの設定から「ライブ配信の有効化」を申請しておく
この申請を忘れると、配信したい当日に「配信できない」という最悪の事態に繋がる恐れがあります。チャンネルを開設したら、すぐに申請を済ませておくのが鉄則です。
このように、YouTubeチャンネルを早期に準備しておくという「拠点作り」が、ファンを増やすチャンスを活かし、スムーズなデビューを実現するための鍵となります。



どんなチャンスも逃さないわよ!



YouTube以外の拠点も作っていいと思います
YouTubeチャンネルの作成方法については、以下記事で解説していますので参考にしてみてください。↓


YouTube以外のオススメ拠点を知りたい方は以下記事も参考にしてみてください↓


初配信を行う


Vtuber活動を始めるための最後のステップは、初配信で最高のスタートを切るための自己PRを準備することです。
活動準備の総仕上げとして、最も注目が集まる初配信であなたのファンになってもらうため、「完璧な自己紹介」をしっかりと準備しておきましょう。
なぜなら、あなたの初配信に集まってくれた視聴者は、それぞれ持っている情報量が異なり、「あなたのことをもっと知りたい」と強く期待している未来のファン候補だからです。
情報量が違うことで “推し活” に対する熱量が違ってきますし、特に何も考えずに初配信をしてしまうと、熱量の低いファンは定着せずに2回目以降の配信は見に来てくれないかもしれません。
そうならない為にも、初配信では自身の事をシッカリとPRして、あなたに対するファンの満足度を上げることが重要です。
また、 ”Vtuberクエスト【世界一学べるVtuber解説アニメ】” チャンネルの分析によると、同時接続数が20〜30人を超えると、YouTubeのおすすめに表示されやすくなるというデータがあります。
これは新規の視聴者にあなたを知ってもらう絶好のチャンス。
このチャンスを活かすためにも、初配信であなたのプロフィールや活動内容、将来の夢などを具体的に語り、「この人を応援したい!」「次の配信も絶対に見たい!」と視聴者に感じてもらう必要があります。
このように、初配信で成功を掴むための土台は、視聴者があなたの熱心なファンになるきっかけを作る「丁寧な自己紹介」にあります。
練り上げられた自己紹介こそが、初配信を成功させ、あなたのVTuber活動を最高の形で軌道に乗せるための鍵となるのです。



知っている情報が多いほど、そのVtuberを推す熱量が変わってくるわよねッ!



初配信の場合は、比較的に人数が集まりやすいので自己PRして定着ファンを増やすチャンスです
ライブ配信のやり方や初配信の内容について詳しく知りたい方は以下記事で解説していますので、参考にしてください。↓
<ライブ配信のやり方↓>


<初配信の内容について↓>


Vtuberの準備期間は超重要


VTuberとして最高のスタートを切るためには、モデルの制作期間にどれほど “準備” できるかが、デビュー後の成功を左右すると言っても過言ではありません。
なぜなら、何の準備もせずにいきなり配信を始めても視聴者はほとんど現れず、モチベーションを維持するのが難しいからです。
逆に、この準備期間にファン集めや企画作りを徹底することで、多くのライバルに差をつける最高のスタートダッシュが可能になります。
具体的には、以下の項目を「やることリスト」として、できることから準備を進めていきましょう。全てを最初から完璧にする必要はありません。
- 【最重要】活動の基盤作り
- YouTubeチャンネル開設 & Twitter運用
あなたの活動の中心です。早期に開設し、情報を発信できるようにします。 - 身バレ対策
プライベートを守るため、活動用アカウントと普段使いのアカウントを完全に分け、個人情報が漏れないか設定を確認しましょう。
- YouTubeチャンネル開設 & Twitter運用
- 【印象を決める】ビジュアル素材
- キービジュアル & オリジナルロゴ
あなたの「顔」となるイラストやロゴ。第一印象を決定づけます。 - 配信画面 & 待機画面
配信のクオリティを上げ、視聴者を待たせている間も楽しませるための画面です。
- キービジュアル & オリジナルロゴ
- 【ファンを惹きつける】告知コンテンツ
- ティザーPV & 自己紹介動画
デビューへの期待感を高め、あなたのことを深く知ってもらうための動画です。 - ショート動画
TikTokやYouTubeショートで、より多くの人にあなたを知ってもらうきっかけを作ります。
- ティザーPV & 自己紹介動画
- 【交流を深める】コミュニケーションツール
- 配信タグ & マシュマロ
ファンアートや配信の感想を追いやすくしたり、匿名の質問を受け付けたりするツールです。 - lit.link & ホームページ制作
各種SNSやリンクを一つにまとめ、ファンを案内しやすくします。 - 欲しいものリスト & ファンクラブ設立
応援したいと思ってくれたファンからの支援を受け取るための仕組み。活動が軌道に乗ってからでも遅くありません。
- 配信タグ & マシュマロ
このように、デビュー前の地道な準備が、初配信の成功と、その後のYouTubeからの後押しに直結します。
この期間を有効活用することが、あなたのVTuberとしての未来を明るく照らすでしょう。



初配信に0人は流石に嫌ね・・・



今回紹介した項目をなるべく多く試してみましょう
仮に準備を一切せずに初配信を行った結果、視聴者数が0人であってもその後ずっと伸び悩むわけではありません。
しかし、準備を行うことでスタートダッシュがきれて周りのライバルVtuber達に差を付けられるので、大変ですがシッカリと準備期間を設けて宣伝活動や自己PRするのをオススメします。
具体的にどのような準備が必要かについては、以下記事で詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。↓


Vtuber活動に役立つオススメのツールとサイト


VTuber活動をより本格的に、そして効率的に進めるためには、世の中にある便利なWebサービスやツールを積極的に活用することが非常に重要です。
なぜなら、サムネ制作、グッズ制作、ファンクラブ運営など、活動の幅を広げようとするとやるべきことが一気に増えますが、これらの専門的な作業も、便利なツールを使えば個人でも驚くほど簡単かつ高品質に実現できるからです。
例えば、「こんなことをしてみたい」という目的に合わせて、以下のようなツールを活用できます。これらは多くの先輩VTuberも利用している定番サービスです。
- ファンともっと繋がりたいなら
- pixivFANBOX
月額制のファンクラブを簡単に作れます。 - Tobaso
匿名のメッセージ(おたより)を安全に募集できるサービスです。
- pixivFANBOX
- オリジナルのグッズを作りたいなら
- pixivFACTORY
1つからでもアクリルスタンドやTシャツなどのオリジナルグッズを制作・販売できます。
- pixivFACTORY
- 配信の見栄えを良くしたいなら
- スコラボ
おしゃれな配信画面のテンプレートを簡単に見つけ、使うことが可能です。 - Vサムネ
配信の顔であるサムネイル画像を、クオリティ高く作成できるツールです。
- スコラボ
- 自分の情報をまとめたいなら
- lit.link
各種SNSやYouTubeチャンネルへのリンクを、一つのページにおしゃれにまとめられます。 - Wix
本格的な自分の公式ホームページを、専門知識なしで作成できます。
- lit.link
- 応援を形にしてもらいたいなら
- Gipt(欲しいものリスト)
自分が活動で使いたい機材などをリスト化し、ファンから支援してもらう窓口になります。
- Gipt(欲しいものリスト)
このように、便利なツールを使いこなせば、一人では難しいと思っていたことも実現可能です。
やりたいことが生まれたら、まずはそれを手助けしてくれるツールがないか探してみる癖をつけると、あなたのVTuber活動はさらに飛躍するでしょう。



へ~、いろいろ便利なツールがあるのね



いろいろなサイトを利用してみてください
当サイトでは、Vtuber活動に役立つオススメのツールとサイトについて以下記事で紹介していますので、興味がある人はぜひ参考にしてみてください。↓


Vtuberに向ている人の特徴


VTuberになるための全てのステップを解説してきましたが、最後にもう一歩踏み出せないあなたに伝えたいのは、「やってみたい」というその気持ちこそが、VTuberになる一番の才能だということです。
なぜなら、どんなに知識や情報を集めても、実際に行動に移さなければ何も始まらないからです。
VTuberの準備には時間がかかるからこそ、悩んでいるその時間を「最初の小さな一歩」に変えることが、あなたの夢を実現させる唯一の方法になります。
もしあなたが、以下に挙げる項目のうち一つでも当てはまるものがあれば、それはVTuberとしての大きな強みになります。


- 話すことが好き
雑談配信でリスナーを楽しませる才能があります。 - ゲームまたは歌が好き
それがあなたの配信の強力なコンテンツになります。 - 企画力がある
他の人がやらないような面白い企画で、注目を集められるでしょう。 - 時間に余裕がある
配信や動画制作にじっくり取り組めることは、大きなアドバンテージです。 - 声が良い人
あなたの声は、リスナーを惹きつける最高の武器になります。 - 有名になりたい・注目されたい人
その強い想いが、活動を続ける大きな原動力となるはずです。
完璧である必要はありません。一つでも「自分かも」と思えるなら、それがあなたのスタートラインです。
この記事で紹介したやり方を参考に、まずはあなたにできる最初のステップから始めてみてください。あなたのVTuberとしての物語は、その一歩から始まるのです。



わたし、全部当てはまるわね



Vtuberになりたいと興味を持った時点で向いていますよ
もっと詳しく自身がVtuberに向いているかについて知りたい人は、以下記事を参考にしてみてください。↓


スマホ1つでVtuberになる方法


「VTuberになりたいけど、お金も専門知識もない…」と諦めかけているあなたに朗報です。実は、スマートフォン1台とイラスト1枚さえあれば、誰でも今すぐVTuberを始める方法があります。
なぜなら、「IRIAM(イリアム)」のようなスマホ配信アプリを使えば、高価なPCや複雑な機材を一切使わずに、非常に低コストでVTuberとしての第一歩を踏み出せるからです。
これは、PCで本格的に始める場合にかかる費用の10分の1以下で実現できます。
スマホアプリ「IRIAM」でVTuberを始める場合のポイントを具体的に見ていきましょう。
- 圧倒的な手軽さと低コスト
必要なのは、あなたが持っているスマホと、あなたの分身となるイラスト1枚だけです。イラスト制作をクリエイターに依頼したとしても、PC環境を揃えるより費用を劇的に抑えられます。 - 主な活動内容
配信はリスナーとの距離が近い「雑談」や「歌」がメインになります。まずはファンとの交流を楽しみたい人にぴったりです。 - 収益化も目指せる
IRIAMには独自の収益化システムがあります。条件(月間の配信時間や獲得ポイントなど)はありますが、YouTubeに比べて比較的に達成しやすく、ファンからの応援を活動の収益に繋げられます。 - 注意点
スマホアプリの特性上、PCで行うような高画質なゲーム配信は困難です。本格的なゲーム実況などをやりたい場合は、将来的にPCでの活動が必要になります。
このように、IRIAMは「まずはお試しでVTuberを体験したい」「初期費用をかけずにファンを増やしたい」という人に最適な始め方です。
ここでファンを作り、収益を得てから、本格的なPC環境へステップアップするという堅実な道も考えられるでしょう。



お金を掛けずに気軽にVtuber活動したい人にピッタリです



IRIAM用のイラストは1万円も出せば高クオリティをゲット出来るわよッ!
当ブログではIRIAMを利用したVtuberのなり方について詳しく紹介していますので、興味がある人はぜひ参考にしてみてください。↓


Vtuber事務所に所属について


VTuberとして本気で活動し、将来的に生活していくことを目指すなら、「VTuber事務所」に所属するという道も有力な選択肢の一つです。
なぜなら、多くの人気VTuberが事務所に所属していることからも分かるように、事務所は個人では難しい機材のサポート、企業案件の紹介、先輩VTuberとのコラボ仲介、活動上のトラブル対応など、あなたを全面的にバックアップしてくれる心強い存在だからです。
とはいえ、「事務所に所属するのと個人で活動するのと、どっちがいいの?」と悩みますよね。その判断をするために、この先では以下の3つのポイントを詳しく解説していきます。
- 事務所に所属するメリット・デメリット
- 事務所に所属する方法
- 個人活動・事務所所属どちらがオススメ?
これらの情報を知ることで、あなたがどちらの道を選ぶべきか、きっと見えてくるはずです。
このように、事務所への所属はあなたのVTuberとしてのキャリアを大きく飛躍させる可能性を秘めています。まずはその特徴をしっかりと理解し、あなた自身の目標と照らし合わせてみましょう。



分かりやすく頼むわねッ!



難しくないので安心してください
事務所に所属するメリット・デメリット


VTuber事務所に所属するかどうかは、あなたが活動において手厚い「サポート」を重視するのか、完全な「自由」を重視するのかによって、その答えが変わってきます。
なぜなら、事務所は強力なサポートを提供してくれる代わりに、活動には一定のルールや制約が伴うからです。逆に、個人活動は全てが自己責任ですが、完全に自由な表現ができます。
このトレードオフを理解することが、後悔しない選択をするための鍵となります。
ここで、事務所に所属する主なメリットとデメリットを具体的に見ていきましょう。
- ファン獲得支援
事務所の宣伝力や、先輩VTuberとのコラボの機会により、個人とは比較にならないスピードでファンが増える可能性があります。 - 機材・アバターの提供
高価なPCや高品質なモデルを用意してもらえる場合があります。 - ノウハウの共有
成功するための知識や戦略を教えてもらえます。 - マネジメント業務の代行
スケジュール管理や動画編集などをサポートしてもらえることも。 - トラブル対応
炎上など、いざという時に法的なサポートを含めて守ってもらえます。
このように、メリットとデメリットは表裏一体です。
手厚いサポートのもと最速で人気者を目指したいなら事務所、自分のペースで好きなことを貫きたいなら個人活動が、それぞれ向いていると言えるでしょう。



悪質な事務所も存在するから選ぶときは注意してください



お、OKよ・・・応募する前にネットで調べまくるわッ汗
事務所に所属する方法


Vtuber事務所に所属する場合は以下3つの方法があります。
オーディション
VTuberの事務所に所属する方法として一般的ものが、「オーディション」です。
オーディションは常時募集をしている所もあれば、イベントとして開催している場合もあるので、所属したいVTuber事務所のホームページで確認してみてください。
求人
所属したい事務所がある場合は、「求人」を確認してみましょう。
こらもホームページを確認すれば現在の求人内容がわかります。他にもツイッターや転職サイトでも募集している場合がありますのでチェックしてみてください。
スカウト
Vtuber事務所の目を惹く、活動実績などが或る場合は、事務所側から「スカウト」メールが飛んでくる場合もあります。その場合はネットなどで事務所の情報を良い口コミ・悪い口コミ両方の評価を調べることで、悪徳事務所に騙されなくなるので、試してみてください。



私は有名なVTuber事務所に入りたいわねッ!
たとえば、白上フブキさんや兎田ぺこらさん、宝鐘マリンさんが所属している有名なVtuber事務所、「ホロライブ」では常にオーディションを開催しています。
応募条件として「18歳以上の日本居住者」、「国籍と性別問わず」、「夢や目標がある方」が記載されており、条件的には比較的緩めなので大抵の人はオーディションの応募資格があるんですよね。
しかし、歓迎条件として以下の記載もあります。
- 配信活動者としての大きな実績、経験者
- 日本語がネイティブレベルで英語/その他言語がビジネスレベルで活用出来るマルチリンガルな方
- 歌手、声優/俳優、ダンサー/パフォーマー、バンド/ミュージシャン、お笑い芸人/コメディアン…等々。エンターテイナーとしての活動経験、ライブ経験のある方。
- タレント活動に活かせる個性的な特技のある方
1つも当てはまっていなくてもオーディションの応募は可能ですが、本気で事務所に所属をしたい場合はYouTubeのチャンネル登録者数やSNSのフォロワー数など、ある程度の実績を積んでからの方が合格しやすいでしょう。



一度、応募してみようかしら・・・



他にも色々な事務所のオーディションがありますよ!
個人活動・事務所所属どちらがオススメ?


結局のところ、「個人」と「事務所」、どちらの道があなたにとって最適なのかは、あなたがVTuberとして「何を最も大切にしたいか」によって決まります。
なぜなら、前のセクションで見たように、サポートが手厚い「事務所」と、自由度の高い「個人活動」では、得られるものと求められるものが全く異なるからです。
自分の価値観と活動方針を明確にしないまま選択すると、後で「こんなはずじゃなかった」と後悔する原因になりかねません。
あなたがどちらのタイプか、以下の質問で考えてみましょう。
- Q1. とにかく最速で有名になり、活動を安定させたいですか?
→ Yesなら「事務所所属」向き。
事務所のノウハウとサポート体制は、あなたの成長を加速させてくれるでしょう。 - Q2. 誰にも指図されず、自分の好きなものを好きな時に配信したいですか?
→ Yesなら「個人活動」向き。
収益も制約もすべて自分次第という、完全な自由が手に入ります。 - Q3. まずは自分の力を試し、将来的に大きなチャンスを掴みたいですか?
→ Yesなら「個人で始めてから事務所を目指す」道も有効です。
ある程度ファンがついてからであれば、実績を武器に、より有利な条件で有名事務所のオーディションに挑戦できる可能性があります。
どの道を選ぶにせよ、この記事の最初の方で解説した「目的」「活動内容」「ターゲット」「収益方法」という活動の設計図が、あなたの決断を後押ししてくれます。
このように、あなただけの「正解」を見つけるためには、まず自分自身と向き合うことが不可欠です。焦らずに自分の活動方針を定め、あなたに合った最高の「VTuberのなり方」を選択してください。



よ~し、大変そうだけどVtuberとしての活動方針を考えるわよッ!



その意気ですッ!
誰かのサポートを借りてVtuber活動したい人


これまで独学でVTuberになる方法を解説してきましたが、「一人で全部やるのは難しそう…」と不安に感じた方もいるかもしれません。
そんなあなたには、専門家のサポートを受けながらデビューを目指すという選択肢もあります。
なぜなら、VTuberになるには多くの準備が必要ですが、その道のりを手助けしてくれるサービスや学校が存在するからです。プロの指導を受ければ、よりスムーズかつ確実に、夢の実現に近づくことができます。
ここでは、独学以外の代表的な2つの選択肢を紹介します。
- ① VTuber専門学校・コースに通う
配信技術、トークスキル、セルフプロデュースなど、VTuberとして活動するために必要な知識を体系的に学べる場所です。同じ夢を持つ仲間と出会えるのも大きなメリットでしょう。 - ② デビュー支援プロジェクトを利用する
例えば「ボイスプラネット」のようなプロジェクトでは、オーディションに合格すると、モデル制作からボイストレーニング、オリジナル楽曲の提供まで、デビューに必要なものを一括でサポートしてくれます。
これらの選択肢は、一人で準備する自信がない人や、より高いクオリティでデビューしたいと考えている人にとって、心強い味方となるはずです。
次項では、それぞれ紹介していきますので参考にしてみてください。



不安だから誰かにサポートして欲しい



まずは、自分に合うか確認してみてください
専門学校に通う
これからVTuber活動をはじめようと考えている人の中には、「VTuberとしてやっていけるかな?」と不安に思うかもしれません。
ですがVTuberさんの中には元々パソコン操作が苦手な人や、トークが苦手な人、良い声を出す為のボーカルレッスンを受けた事が無い人など、大勢いるので特に心配する必要はないです。
しかし本気でVTuberを専業に活動していきたいと思っている人は、VTuberについて学んでみるのも一つの手です。
たとえば、専門学校である『代々木アニメーション学院』では、”ライバーコース”というのがあり以下特徴があります。
- 週1コースの為、仕事や学業と両立する事が可能
- 半年制で入学金合わせて約15万円の為気軽に始められる
- プロの現場で実際に使用されている設備、機材を使用できる
- 趣味で学びたい人、本気で業界デビューしたい人など、個々のレベルに合わせて基礎から指導してくれる



へ~、週1で学べるなら、VTuber活動しながら通えそうねッ!



学費もそこまで高くないので気軽に通えそうですね
仮に、あなたが社会人であっても時間の都合さえ付けば働きながらVTuberについて学べるんですよね。
期間も『半年制』とそこまで長い期間学ぶわけでは無いので、VTuberとしての実力を付けたいと考えている人にはオススメです。
また、ガッツリとVTuberについて学びたい人についても代々木アニメーション学院では、”VTuber科”という学科があり、こちらは通常の学生みたいに週5でVTuberとして活躍できるノウハウについて学べます。
より詳しく知りたい方は無料で資料請求ができるので一度取り寄せてみてはいかがでしょう。
\ 無料で簡単60秒で請求可能! /
代々木アニメーション学院について、より詳しく知りたい方は以下記事も参考にしてみてください。↓





無料で資料請求出来るなんて凄いわねッ!



学費とか講義内容など詳細な情報が確認できますよ
また、Vtuberの専門学校は他にもあり、より詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。↓


VoicePlanetを利用する
Vtuber活動をサポートしてほしい場合は、VoicePlanetがオススメです。
Voice Planet(ボイスプラネット)は「声を活かしたい」「声優になりたい」という想いをカタチにし、育てていくプロジェクトになります。
イメージとしては、声優やVtuberなど声の職に就くためのステップを完全にサポートしてくれるサービスと考えるといいかもしれません。



希望すれば、Vtuber活動もサポートしてくれるみたいッ!



Vtuberモデルの制作からサポートしてくれます
VoicePlanetプロジェクトの内容について詳しく知りたい方は、以下記事でプロジェクト内容や参加方法について説明しているので参考にしてみてください。↓


まとめ
今回はVtuberのなり方について紹介しました。
簡単に誰でも始められるVtuberですが、その分ライバルが多いので活躍したり、稼ぐのは難しいです。
しかし、目標や活動内容、ターゲットや収益方法などシッカリと決めて回りのVtuverと差別化を図れば今からでも全然遅くありません。
そのため、これからVtuber活動を始めようか考えている人はいきなり始めるのではなく、今回紹介した点を考えたり準備をしてから始めてみてください。
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