Vtuberとして視聴者にライブ配信を離脱せずに見続けて貰うために、配信画面を工夫するのは施策の1つです。
オシャレであったり、視聴者が見やすい画面構成にすることで、ライブ配信からの離脱を防ぐことが可能です。
しかし、これからVtuber活動を始めようと考えている人は、どんな配信画面にすれば良いか分からない人も多いでしょう。
また、配信画面の背景などをクリエイターに外注するにしてもお金が掛かってしまうので、手が出ない人も居るかもしれません。
そういう人にオススメなのが “スコラボ” です。
スコラボであれば、デザインセンスが無い人でも簡単に無料でオシャレな配信画面を制作できます。
そこで、今回はWebブラウザ上で起動する配信画面ツールであるスコラボの使い方について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
スコラボとは?
スコラボとは、VTuber向けの配信画面を作ることができるプラットフォームです。
1000点以上の素材を自由に組み合わせて、誰でも手軽に配信向け画面を作れるんですよね。
直感的に操作ができるので、駆け出しのVtuberでもオシャレな配信画面が簡単に作れます。
そして、スコラボで作った配信画面をOBSというライブ配信用のソフトで読み込ませることで、作った配信画面でライブ配信ができます。
また、ブラウザ上で起動するのでPCにデータをダウンロード・インストールする必要もありません。
利用は無料であり、各素材は商用利用が可能なので、これからVtuber活動を考えている人はぜひ一度利用してみてください。
スコマドについてイメージしやすい様に利用方法を以下画像で簡単にまとめてみました。↓
めちゃくちゃ良いじゃないッ!
デザインセンスが無くてもオシャレな配信画面が作れます
また、同じ所が提供しているサービスとして、おたより募集プラットフォームtobaso(とばそ)もあります。
こちらは、VTuberのおたより配信に特化したサービスであり、興味がある人は以下記事で紹介していますので、参考にしてみてください。↓
スコラボの特徴
スコラボは特徴がいろいろとあります。
そこで、ここではスコラボの特徴である以下について紹介していきます。
それぞれ詳しく解説していくので、参考にしてみてください。
分かりやすく説明しなさいよね
Vtuber活動している人にはピッタリの特徴がありますよ
簡単に配信画面が制作可能
スコラボは1000点以上の素材の中から自分の好きな素材を利用することで、誰でも簡単にオシャレな配信画面が制作可能です。
配信画面にはいろいろなモノを設置する必要があります。
たとえば、Vtuberが頻繁に実施する雑談配信では
- 背景画像
- 時計
- コメント欄
などを設置します。
そして、こちらはあくまで最低限であり、実際には他のライバルVtuberとの差別化を図るために他にも色々なモノを設置したりするんですよね。
しかし、Vtuber活動を始めたばかりの人の場合、いきなり視聴者が見やすい配信画面を1から作るのは困難でしょう。
そういう時にスコラボを利用すれば、デザインセンス有無に関係なく簡単にクオリティーの高い配信画面が作れるのでオススメです。
簡単に配信画面ができるのは楽でいいわねッ!
Vtuberの配信画面について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。↓
ブラウザ上で起動可能
スコラボはブラウザ上で起動するので、PC操作が苦手な人にオススメです。
なぜなら、PCにデータをダウンロード・インストールしなくていいからです。
スコラボのようなサービスでは、利用するのにデータをPCにダウンロードして、その後にインストールする場合も多いんですよね。
そうなるとIT知識があまり無い人だと、利用を諦めてしまう可能性があります。
それだけの理由で便利なサービスを利用しないのは非常に勿体ないですが、PC操作が苦手な人からすると「良く分からない事はしない」という気持ちになるのもしょうがないでしょう。
しかし、スコラボであればブラウザ上で起動するので、IT知識やPC操作が苦手な人でも問題なく利用できます。
会員登録は必要ですが3分も掛からないので問題ありません。
そのため、スコラボを利用するか少しでも悩んでいるなら、操作も簡単なので一度試してみてください。
操作などは全く難しくないですよ
無料で利用可能
スコラボは無料で利用可能なので、これからVtuber活動を始める人にオススメです。
Vtuber活動を始めるには、PCやモデル、ティザーPVの制作など初期費用が結構掛かります。
人によっては、出来る限りの出費を抑えたいと考えている人もいるでしょう。
スコラボ(スコマド)では一部有料の素材がありますが、無料で背景などの配信画面を簡単に作れるので、初期費用を抑えたいと考えている人はぜひ利用してみてください。
無料で利用できるのは本当にありがたいわッ!
Vtuberの初期費用について、知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。↓
スコマドの素材も利用可能
スコラボでは、同じ所が出しているサービスのスコマドでダウンロードした素材も利用できます。
スコマドとは、スコラボと連携できる配信素材マーケットです。
イメージとしては、スコマドで素材を集めて、スコラボで集めた素材を使用して配信画面を作る感じですよね。
スコマドは配信素材に特化しているので、フリー素材サイトなどで自分が欲しい素材が無い場合でも、スコマドではあるかもしれません。
そのため、スコラボを利用するなら一緒にスコマドも利用するのが基本です。
また、スコラボとスコマドは同じアカウントでログインできるので、どちらかでアカウントを既に持っているなら、アカウント登録は不要です。
スコマドでは無料から有料までたくさんの素材がありますよ
スコラボのアカウント登録方法
スコラボを利用するには、アカウント登録が必要です。
特に難しくないので、安心していください。
3分も掛からずに登録できますよ
まずは、スコラボの公式ページにアクセスします。↓
公式ページにアクセスしたら、画面右上にある「新規登録」をクリック。↓
アカウント登録画面にて、①「Twitterでログイン(現:X)」か②「Googleでログイン」をクリック。↓
Twitterでログインを選択後、以下画面にて「アプリを認証」をクリック。↓
ユーザー情報画面にて、①「アイコン画像」と②「ユーザー名」、③「メールアドレス」を設定後、④「アカウント情報を登録」をクリック。↓
以下画面が表示されたら、登録した際のメールアドレス宛に、「認証用メール」が届いていないか確認します。↓
届いた認証用メール本文にある「メールアドレスを認証する」をクリック。↓
「認証が完了しました」と表示されたらTwitterでのアカウント登録は完了です。
めちゃくちゃ簡単じゃないッ!
スコラボの使い方
ここでは、スコラボで実際に配信画面を作ってみたいと思いますので、参考にしてみてください。
今回は、配信セットを利用した画面作りについてになります。
配信セットを利用することで、提供しているクリエイター側で既に画面構成が完了しているので、あとはスコラボで読み込みを行うだけなのでお手軽です。。
そのため、初心者やPC操作が苦手な人は配信セットの素材を利用するのがオススメです。
まずは、スコラボにアクセス。↓
スコラボの公式サイトにて、画面右上の「ログイン」をクリックして、ログインしてください。↓
スコラボにログインすると、編集画面が表示されます。配信画面を作る前に各機能について簡単に画像でまとめたので参考にしてみてください。↓
まずは、編集画面にてシーンの①「・・・」をクリック後、②「名前を変更する」をクリックして名前を変更してください。↓(例:雑談配信用、ゲーム配信用など)
シーンの名前を変更したら、次に「スコマド」マークをクリックしてスコマドを開きます。↓
スコマドにアクセスしたら、検索欄に「セット」と入力して検索します。↓
検索後、「検索条件を変更する」をクリック。↓
フィルタ画面にて、価格帯を①「0円」にしてから②「絞り込む」をクリック。↓
※有料素材の購入も検討している場合は絞り込みは不要です。
検索結果から好きな素材を選択したら、①「この素材パックについて」の記載内容を読み、問題なければ②「スコラボに追加する」をクリック。↓
※「この素材パックについて」には利用時の注意点が記載されている場合があるので必ず読むのをオススメします。
以下画面が表示されたら、「追加する」をクリック。↓
素材を追加したらスコラボの編集画面に戻り、①「ライブラリ」をクリックして、スコマドで②「追加した素材」をクリック。↓
以下画面にて、配信画面にセットしたい素材にマウスカーソルを合わせて、「追加する」をクリック。↓
スコラボの編集画面にて、追加した素材が表示されていれば完了です。↓
セット素材を利用すれば配信画面なんてあっと言う間ねッ!
1つ1つの素材を追加して自分好みの配信画面を作るのもアリですね
また、必要に応じて①「時計」・②「テキスト」・③「チャット」を追加するのもオススメです。↓
今回はすべてセットになっている素材を使用しましたが、より自分好みに配信画面を作りたい場合はスコマドから素材を1つずつ追加したり、クリエイターに背景等の素材画像を依頼して「アップロード」で追加するのもアリですね。
今回は雑談配信用の画面を作りましたが、Vtuberとして活動する場合は他にもゲーム配信や歌配信などいろいろな配信があると思います。
そういう時は、配信ジャンル事に配信画面を作るのをオススメします。
スコラボでは複数の配信画面をシーン追加することで作れるので、ぜひお試しください。↓
新規で作成したシーンを選択して、また1から配信画面を作ればOKです
それを配信ジャンル事にやっていけばいいのねッ!
スコラボとOBSを接続する方法
スコラボで制作した配信画面はそのままライブ配信で使用できます。
操作も特に難しくないので安心してください。
まずは、スコラボの編集画面で配信に使用したい①「シーン」を選択後②「配信ソフトと接続する」をクリック。↓
以下画面にて、ブラウザソースURL欄の①「コピー」をクリック。↓
スコマドでブラウザソースURLをコピーしたら、OBSを起動します。OBSをまだインストールしていない人は以下記事にて、OBSのインストール方法を説明していますので参考にしてみてください。↓
OBSを起動したらソース欄の「+」をクリック。↓
以下画面にて、「ブラウザ」をクリック。↓
ソース作成画面にて、①「ソース名」を記入して②「OK」をクリック。↓
以下画面にてURL欄にスコラボでコピーした①「ブラウザソースURL」を入力し、幅を②「1920」、高さを③「1080」にして④「OK」をクリック。↓
OBS上にスコラボで作った配信画面が表示されれば同期完了です。↓
OBS上にスコラボで作った配信画面が表示されたわッ!
あとはVtuberモデルを設置するだけですね
まとめ
今回はVtuberにおすすめの配信画面制作ツール「スコラボ」について紹介しました。
Vtuber活動を始めようと考えている人の中には、配信画面をどうやって作れば良いか分からない人も多いと思います。
そういう方は、スコラボを利用することで、簡単にクオリティーの高い配信画面が作れます。
そのため、配信画面をどうするか悩んでいる人はスコラボを利用してみることも検討してみてください。
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