Vtuber活動をするなら初配信をするまでに、ティザーPVを用意してください。
なぜなら、ティザーPVを利用してモデルのお披露目をすることで、Vtuber関連のコンテンツが好きな人があなたに興味を持ってくれるからです。
活動を始める前の準備段階でファンを集めるのは、動画やライブ配信の実績が無いのでなかなか集まらず大変です。
そのためティザーPVでモデルの動きなどを見せ、ファンになってくれる見込みユーザーの興味・関心を惹く必要があるんですよね。
しかし、ティザーPVと言われても、どのようにして用意するれば良いか分からないと思います。
そこでこの記事では、ティザーPVの作り方について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
ティザーPVとは?
ティザーPVとは新製品・新サービスのリリースに向けて、視聴者の興味や関心をひきつける目的で制作される動画です。
ティザー(teaser)とは「焦らす」という意味になります。
基本的には商品の詳細は説明せずに、一部の情報を出してユーザーに「気になる!」という感情をもたす為の動画になります。
ティザーPVはあくまで興味や関心を持たせる役割の「動画」ですね
ティザーPVは1分以下の場合が多いみたいよ
イメージが付きにくい場合は、アニメのティザーPVを考えてみるといいかもしれません。
アニメが放送される場合、まずは放送前に視聴者の興味・関心を惹きつけるためにティザーPVを公開します。
たとえば、アニメが好きなら誰もが一度は聞いたことがある「鬼滅の刃」などもアニメ放送前に、以下の25秒間のティザーPVを公開しています。
動画を見るとわかる通り、”鬼滅の刃”の内容については一切触れておらず、主人公が刀を振るという動作や綺麗な映像、音などを見せることでユーザーの興味や関心を惹きつける様に作られています。
こちらのティザーPVではアニメ化が決定した事を最後に載せていますが、VtuberとしてティザーPVを制作する場合は「デビュー日」を入れてください。
そうすることでティザーPVを見た人が、当日ライブを視聴しに来てくれる可能性が上がるのでオススメです。
ファンでは無い人も日付を覚えて見に来てくれるかもしれません
興味があるVtuberさんの初配信は気になるもんねッ!
ティザーPVは基本的に初ライブ配信の前に用意して公開するモノですが、他にも事前準備する項目はたくさんあります。
Vtuberの準備について、より詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。↓
当サイト(声すた!)を運営している私もVtuber活動をしており、ティザーPVを公開しています!↓
私たちが動いているわよッ!
クリエイター様にとても可愛く動画を作って貰いました
ティザーPVの公開タイミングは?
ティザーPVを公開するタイミングについては、Vtuberそれぞれ違ってきます。
しかし、ティザーPVの公開から初配信までの時間が空き過ぎるのは良くありません。
なぜなら、せっかくティザーPVで興味をひきつけたとして、半年以上経過しても配信をしなかったらユーザーの興味・関心が薄れてしまうからです。
そんなに待てないッ!
たとえば、8月1日にティザーPVを公開して、動画内では10月1日に初配信すると載せたとしましょう。
公開して直ぐはあなたのファンはもちろんのこと、ティザーPVを見た新規の人も「お?このVtuberモデルカワイイな!」と思い、初配信の日付を覚えて見に来てくれる可能性は十分にあるんですよね。
それが、半年後の「2月1日」を初配信にしてしまうと、さすがに興味・関心は薄れてしまいファン以外の人は配信に来てくれる可能性がかなり下がってしまいます。
せっかく、新規ファンを取り込むチャンスなのに、それを逃すのは非常にもったいないです。
動画も投稿した最初の方は再生数が回りますが、時間に経つにつれて再生されなくなりますからね・・・
そのため、まずは初配信の日付を決めて、そこから2~3か月前にティザーPVを公開するといいでしょう。
そして、その2~3か月間でVtuberとしての準備をシッカリと行ってください。
期間はあくまで目安なので、準備が整うなら初配信の1か月前にティザーPVを公開しても全然問題ありません。
大事なことはVtuberとしての準備が完了する目途をある程度見積もって、初配信の日付を決め、ティザーPVの公開日を逆算することです。
Vtuberのなり方については、以下記事で紹介していますので参考にしてみてください。↓
ティザーPVの作り方
ティザーPVの内容は、ユーザーが期待感や興味・関心を持つほどの ”インパクト” が大切です。
ただ、インパクトと言われても実際に制作する際、どんな内容にすれば良いか悩むと思います。
そういう場合、VtuberとしてティザーPVを制作する際は、最低限以下の要素を盛り込むのをオススメします。
詳しくは次項で説明していきますので参考にしてみてください。
また、自分で動画編集ができなくても問題ありません。
その場合は今回説明する内容をクリエイターに制作依頼する際、伝えてください。
動画編集ってすごい大変だから依頼しようかしら
自分で動画編集できる人は、今回紹介した点を意識してみてください
動画編集をクリエイターに依頼したい場合はSKIMAがオススメです。
SKIMAはイラストやキャラクターデザインに特化したサイトで他の似たようなサイトと比べて、登録しているイラストレーターなど、絵を専門にしているクリエイターがTOPクラスに多いです。
そのため、ティザーPVを制作依頼したい場合は、SKIMAを利用してみてください。
ロゴ
ティザーPVを制作する際は、画面内のどこかに名前ロゴを設置しておきましょう。
そうすることで、動画を見ている人は常にあなたの名前が目に入ります。
たとえば、名前ロゴを動画の右下に置いておけば、そこまで邪魔にならないです。
そして、常に目に入るため初めて動画を見た人でも、あなたの名前を覚えてくれるかもしれません。
お願い、名前だけでも覚えていって・・・
動画を見た時点では、あなたのSNSやYouTubeチャンネルをフォローしてくれない場合もあるでしょう。
しかし、あとになって「やっぱり、この前見た動画のVtuber気になるな・・・」となった際、名前を覚えていたらネット検索をして、SNSをフォローしたりとファンになってくれる可能性は十分にあります。
これが、名前を覚えていない場合はあなたを探しきれないかもしれません。
そうならない為にも、ティザーPVを制作する際は名前ロゴを設置して少しでも名前を覚えてもらうようにしてください。
名前を覚えて貰えるチャンスなので設置しておきましょう
名前ロゴについて、詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。↓
モデルの動き
一般的なティザーPVは商品やサービスのリリースに向けて、視聴者の興味や関心をひきつけるのが目的ですが、VtuberにおけるティザーPVの場合は、プラスして”モデルの動きを見せる” という目的も含まれています。
やはり、Vtuberに興味や関心がある人をひきつける一番有効的な要素はモデルの見た目と言ってもいいでしょう。
見た目って大事よね
もちろん、見た目だけでファンになってくれるわけではありません。
他にも声質や雰囲気、話し方や配信ジャンルなど、すべての要素を見た上でユーザーはそのVtuberを推すか判断します。
しかし、これらの要素を知ろうと思う最初のキッカケはやはりモデルの見た目から入るパターンが多いです。
そのためティザーPVを制作する際は、モデルの動きや表情差分の魅力をしっかりと伝わる動画を作るといいですね。
ティザーPVでモデルの見た目を最大限アピールしましょう!
表情差分について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。↓
モデルのプロフィール
VtuberのティザーPVを制作する際は、モデルのプロフィールを入れるのをオススメします。
なぜならモデルの身長や趣味、活動内容や夢などを初配信までに知って貰うことで、視聴者により配信を楽しんで貰えるからです。
たとえば、映画などは公開前に予告を流し、あらすじなど事前に知っておいた方がストーリーを楽しめますよね。
それと一緒で、Vtuberモデルのプロフィールも初配信までに把握してもらうことで、視聴者は配信中にモデルについて質問したりと、コメントしやすくなり結果的に配信が盛り上がります。
盛り上がっている配信はコメントしやすいわよねッ!
また、プロフィールは普段あまり説明する機会がない内容ですが、モデルのお披露目動画でもあるティザーPVなら自然に盛り込めるのもポイントです。
昨今、活字を読む機会が減っており、それに伴い長い文章などでプロフィールページを制作しても、興味がない人の場合は見てくれません。
もちろん、ファンであればプロフィールページを制作すればシッカリと読み込んでくれますが、新規ユーザーの場合はページすら開いてくれないでしょう。
なので、Vtuberモデルの身長や趣味といった細かいプロフィールをユーザーに知って貰いたい場合は、見る側が苦にならない工夫が必要であり、その1つとしてティザーPVに盛り込むのをオススメします。
動画編集のやり方次第で、見やすくプロフィールを紹介できますね
モデル制作者の情報
ティザーPVの内容には、Vtuberモデルを制作したクリエイター様の情報を載せましょう。
そうすることで、 以下2点のメリットがあるからです。
- クリエイター様に恩返しができる
- コラボなどに繋がる可能性がある
クリエイター様に恩返しができる
ティザーPVにクリエイター情報を載せることで、””カワイイ・カッコイイ”” モデルを作ってくれたクリエイター様を宣伝することできます。
モデル制作には、とても長い時間と労力が必要です。
もちろん、制作するうえでの対価として料金を支払っていますが、丹精込めてモデルを制作してくれたクリエイター様に恩返しの意味も込めてティザーPVには「活動名」と「SNSアカウントID」を載せるのをオススメします。
かわいいモデルを生んでくれたクリエイター様に恩返ししたい!
コラボなどに繋がる可能性がある
宣伝することでクリエイター様が有名になれば、その分ほかのVtuber志望の人から制作依頼が入ります。
そして、同じクリエイターから生まれたVtuberさんと繋がりができ、コラボ配信ができるかもしれません。
仮にコラボ相手がすごいVtuberさんであれば、新規のファンが増えて自分側はメリットしかないです。
そのため、ティザーPVでは制作してくれたクリエイター情報を載せて恩返しの意味も込めて宣伝してみてください。
視聴者の中にはクリエイター様の情報を知りたいと思う人もいます!
初配信日
VtuberのティザーPVを制作する際は、初配信日を入れるのをオススメします。
なぜなら、初配信日を入れることでファンでは無い人でも配信日を覚えて、当日に視聴しに来てくれる可能性があるからです。
そして、配信を見て面白いと感じてくれたら、そのままファンになってくれるかもしれません。
そのため、ファンに初配信日を伝えるだけではなく、新規ファンの獲得のためにもティザーPVの内容には初配信日を入れるのが大切です。
忘れずに入れなくちゃ!
以上で、ティザーPVに最低限盛り込んだ方が良い内容の紹介は終わりです。
あくまで最低限なので、他にも視聴者の興味・関心をひきつけそうな要素があればドンドンいれてください。
ただし、まだファンでは無い人の場合は動画の時間が長すぎても見るのが苦痛になり、最後まで見てくれない可能性があるので、時間は1分ほどで作るのをオススメします。
他のVtuberさんのティザーPVを参考にするといいですよ
ティザーPVとPVの違い
ティザーPVと似たところで、PV(プロモーションビデオ)というのもあります。
どちらかというと、PVの方が馴染みがある人の方が多いかもしれません。
この2つの大きな違いは「目的」です。
目的?
まずティザーPVから説明すると、目的は視聴者にリリース前の商品やサービスの興味・関心を持ってもらうことです。
そして、特徴としてティザーPVは短めで情報量はあまり多くありません。
次に、PVの目的は商品やサービスの全体像を詳しく紹介することになります。
また、PVは視聴者に商品やサービスの内容をシッカリとアピールする動画になるので、比較的に時間も長く情報量も多くなります。
そのため、ティザーPVを制作する際は、この2つの違いについても意識しておくのをオススメします。
ティザーPVは視聴者が「何コレ!?気になる!」って内容にするといいですね
VtuberのティザーPVを紹介
ここまで、ティザーPVについて説明してきました。
作る際に盛り込んだ方がよい点について紹介しましたが、今回紹介した内容以外にもいろいろな要素を盛り込むことで、ユーザーの興味・関心をひくことができます。
ただ、そう簡単にアイデアが生まれるわけではありませんよね。
そこで、今回はYouTubeで再生数の多かったVtuberさんのティザーPVを紹介していくので、制作する際の参考にしてみてください。
イイと思った内容はどんどん参考にしていくわッ!
他のVtuberさんのティザーPVを見るのも勉強になりますよね
兎彷魂あみゅ
「兎彷魂あみゅ」さんは、個人勢Vtuberであり、2023年6月2日に活動を開始されました。
再生数が本当に凄いですよね!?
夢伽なのね
「夢伽なのね」さんは、FIRST STAGE PRODUCTION所属のVtuberであり、2023年9月16日に初配信をされています。
デフォルメされたモデル絵で作られていてカワイイわねッ!
幽々ゆら
「幽々ゆら」さんは、FIRST STAGE PRODUCTION所属のVtuberであり、2023年9月16日に初配信をされています。
世界観が伝わるティザーPVですね
ララ・アラーネア
「ララ・アラーネア」さんは、VBOX所属のVtuberです。
このティザーPVも世界観がバリバリ出てて最高ねッ!
以上になります。
他にもまだまだ素敵なティザーPVがたくさんありますので、気になる方はYouTubeで「Vtuver ティザーPV」と検索を掛けてみてください。
まとめ
今回はVtuberのティザーPVについて紹介しました。
ティザーPVを利用することで、ユーザーに興味・関心を持ってもらい、SNSのフォローやチャンネル登録者繋がります。
そのため、まだティザーPVを作っていない人は、この機会にぜひ制作してみてください。
コメント