Vtuber活動を始める方は、まずモデルの見た目を認知してもらうのが重要です。
なぜならVtuber関連のコンテンツが好きな人は ”カワイイ・カッコイイ” モデルを見ることで、あなたに興味を示して、「この人ってどんな人?」とよりいろいろな事を知りたいと思ってくれるからです。
そこからプロフィールや自己紹介動画などを見て気に入ったら、ファンになったり、YouTubeチャンネルを登録してくれるかもしれません。
自身のモデルを認知してもらう方法の1つとして、Vtuberモデルの見た目がパッと見で分かる、キービジュアルをオススメします。
ただ、キービジュアルと言われても、どのようにして用意するれば良いか分からないですよね。
そこでこの記事では、キービジュアルの重要性と作り方について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
キービジュアルとは?
Vtuberのキービジュアルとは、モデルのイメージ画像のことを指します。
主な目的としては、モデルの見た目をユーザーに伝えるためのモノです。
一般的にはブランドや製品、イベントなどのコンテンツのメインとなるイメージ画像であり、視覚的なインパクトを最大限に活かし、ユーザーに第一印象を与えるのが役割になります。
Vtuber専門の用語じゃ無いみたいねッ!
キービジュアルは、ポーズの構図・色彩・背景・メッセージ文などを使用してVtuberモデルの見た目だけではなく、コンセプトもユーザーに伝わるように作られています。
たとえば、あなたのモデルが ”忍者” をコンセプトに制作されたとしましょう。
その場合キービジュアルでは両手で印を結んでいるポーズだったり、背景にクナイや手裏剣、巻物を設置することで、モデルの見た目だけではなく「忍者」というコンセプトをユーザーに強くアピールできるのもポイントです。
Vtuber活動するなら、事前に用意しておくモノの1つですね
キービジュアル画像は基本的に初ライブ配信の前から用意しておくモノですが、他にも事前準備する項目はたくさんあります。
Vtuberの準備について、より詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。↓
声すた!としてのキービジュアルは以下になります。↓
私たち、超絶可愛いわねッ!
クリエイター様に感謝ですね
キービジュアルの重要性とは?
Vtuber活動をする上で、キービジュアルを用意するのはとても重要です。
なぜなら、キービジュアルに興味を持った人は次に「この人は、どんなVtuberなんだろう?」と、プロフィールや動画・ライブ配信などを見るアクションを取ってくれるからです。
可愛いモデルさんを見ると、どんな声や配信か気になるのよね!
これだけだと、少しイメージしづらいかもしれませんが、Webサイトなどを考えてもらうといいかもしれません。
たとえば、WebサイトのTOPページはキービジュアルが最初に見えるように設定されている事がほとんどです。
そして、キービジュアルを見た人が「このサイト面白そう・・・」だったり、「このサイトなら情報あるかも!」と思った人が次に取るアクションが、そのサイトにどんな記事があるかですね。
私が運営している ”声すた!” というサイトでは、声優・ネット声優・Vtuberのなり方について説明しており、TOPページでは以下の画像が最初に目に入るように設定しています。↓
PC閲覧の場合は、画像サイズが大きく取れるため、サイトでどんな事が説明されているか分かる様にクリエイターに描いてもらいました。
詳細な説明は一切書いていないですが、画像を見るだけでなんとなく、どんな内容を書いているサイトかイメージが出来ると思います。
スマホ閲覧の場合は、画像のサイズがPCより小さいため多くの内容を詰め込めません。
そのため、背景を学校にして且つ桜を描いて入学式の時期をイメージできるようにして、「これから声優について学んでいこうよ!」というコンセプトが分かるように描いて貰いました。
このように、画像1枚でいろいろな事をユーザーに伝えることができます。
そしてキービジュアルに興味を持った人は、どんどんあなたについて調べてくれるようになり、最終的にはファンになってくれる可能性が高くなるので、Vtuber活動をする場合はキービジュアルを用意するのをオススメします。
モデルを最大限アピールできるキービジュアルを用意しましょう!
Vtuberのなり方については、以下記事で紹介していますので参考にしてみてください。↓
キービジュアルの作り方
キービジュアルを制作するときは、 “カワイイ・カッコイイ” モデルの見た目やコンセプトを伝えるのはもちろんのこと、他にも以下3つを意識してみてください。
- ターゲット
- ターゲットが興味ある要素を入れる
- 色合い
詳しくは次項で説明していきます。
また、自分で絵が描けない人の場合でも問題ありません。
その場合はモデルのコンセプトと合わせて、今回紹介する3つをクリエイターに制作依頼する際、伝えればいいだけです。
私は絵が描けないからクリエイター様に依頼するわッ!
自分で絵が描ける人は、今回紹介する3点を意識してみてください
キービジュアルの制作依頼については、基本的にモデルのキャラクターデザインをしてくれたクリエイター様に頼めば問題ありません。
しかし、何かしらの理由で断られた場合は他のクリエイター様を探して依頼してみましょう。
オススメの依頼サイトはSKIMAです。
SKIMAはイラストやキャラクターデザインに特化したサイトで他の似たようなサイトと比べて、登録しているイラストレーターなど、絵を専門にしているクリエイターがTOPクラスに多いです。
そのため、キービジュアルを制作依頼したい場合は、SKIMAを利用してみてください。
ターゲット
まずは、ターゲットを決めましょう。
なぜなら、「どんな人」に対してキービジュアルを見てほしいかを決めることで、次に説明する「興味ある要素を入れる」の部分が明確になるからです。
たとえば、あなたがゲーム配信をメインでVtuber活動をするならターゲットは「ゲームが好きな人」になりますね。
自身の配信ジャンルとユーザーが興味あるジャンルがマッチすることで、ファンになってくれたりYouTubeのチャンネル登録に繋がるので、ターゲットは決めるのとても大切です。
ターゲットは自身の配信ジャンルを元に決めるといいですね
ターゲットが興味ある要素を入れる
ターゲットを決めたら、次にターゲットが「興味をもつ要素」をキービジュアルに入れ込みましょう。
なぜなら、キービジュアルを見たターゲットが他にもプロフィールや動画、ライブ配信を「見る」という次のアクションを起こしてくれるからです。
たとえば、ターゲットを「ゲームの好きな人」にした場合、以下要素を含めることで興味を持ってくれる可能性が高まります。
- モデルにゲームのコントロールを持たせる
- 背景をゲーム画面風にする
- 余白にモデルをドット絵にしたものを入れる
他にもキービジュアル内の名前やロゴなども、ドット絵などゲーム要素を入れるのもアリですね。
とにかく決めたターゲットが興味ある要素を入れるのが大切なのね
色合い
キービジュアルの全体的な色合いも重要です。
なぜなら、人は色によって受け取る印象が異なるからです。
色 | 与えるイメージ |
---|---|
赤 | 情熱・強さ・愛・興奮・怒り・危険・破壊・勇気 |
黄 | 好奇心・幸福・光・活発・快活・エネルギー・希望・月 |
緑 | 安全・健康・穏やかさ・調和・自然・平和・バランス・協調・新鮮・やすらぎ・森林 |
青 | 知的・冷静・未来・静寂・誠実・清潔・若い・さわやか・水・空・海 |
白 | 平和・祝福・清楚・清潔・潔さ・美しさ・純粋・神聖・無垢・シンプル |
黒 | 高級感・神秘・自信・暗闇・死・恐怖・悪・沈黙・男性的・都会・重厚感・厳粛 |
たとえば、モデルの見た目が活発そうな場合は、赤や黄色を使ったり、逆に落ち着いた感じの見た目だったら緑や青を基調とした色合いにするといいですね。
このように色によってユーザーに与えるイメージは違うので、キービジュアルを制作する際は意識してみてください。
モデルのコンセプトに合わせるといいですね
キービジュアルと立ち絵の違い
ここまで、キービジュアルについて説明してきましたが、キービジュアルと似たような絵として「立ち絵」というのがあります。
どちらも、キャラクターについて描かれたモノですが以下の違いがあるんですよね。
- キービジュアル:キャラクターのイメージを見せる絵
- 立ち絵:キャラクターがほぼ棒立ちに近い状態で描かれている絵
立ち絵はアドベンチャーゲームやノベルゲームの画面でよく見られ、背景はなくポーズも複雑ではない絵です。
そのため、自身で絵が描けない人でクリエイターに制作依頼をする際は立ち絵ではなく、「キービジュアル制作」を依頼してください。
へ~、二つの絵にそんな違いがあるのね
立ち絵はTRPGとかでも、よく使用されていますね
まとめ
今回はVtuberのキービジュアルについて紹介しました。
キービジュアルを利用することで、ユーザーに興味を持ってもらいチャンネル登録者やファンが増えるかもしません。
そのため、まだキービジュアルを持っていない人は、この機会にぜひ制作してみてください。
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