IRIAMはスマホ1つで誰でも簡単にVtuber活動ができるアプリであり、これからVtuber活動を始めてみたい人や、お試しで活動してみたい人に人気です。
しかし、IRIAMで本格的に活動する場合はオリジナルの立ち絵が必要になります。
そして、立ち絵を制作する際は注意点があり、それらを無視して立ち絵をクリエイター様に依頼してしまうと、IRIAMで使用できない可能性もあるんですよね。
そうならない為にも、この記事ではIRIAMの立ち絵を制作する際の注意点やオススメの依頼サイトについて紹介してきますので、ぜひ参考にしてみてください。
オススメの立ち絵依頼サイト
SKIMAはイラストやキャラクターデザインに特化したサイト。他の似たようなサイトと比べて、登録しているイラストレーターなど、絵を専門にしているクリエーターがTOPクラスに多い。
イラストの作成依頼を検討している人はSKIMAがオススメです。
なぜなら、SKIMAではカテゴリ内に「IRIAM」という項目があり、IRIAM専用のイラストを描いてくれるクリエイターを見つけやすいからです。
IRIAMはイラスト1枚でVtuber活動ができますが、使用できないイラストや読み込みできないイラストも結構あります。
たとえば、水着や胸周りを強調した過激なイラストはIRIAMで使用できません。
過激なイラストは使用できないみたいね
あとは人外系のイラストも使用できません
そのため、できるならIRIAMについて熟知したクリエイターさんに描いて貰うのが一番なんですよね。
仮に、IRIAMのことを知らないクリエイターにイラストを描いて貰った場合、もしかしたら納品されたイラストが読み込みできないかもしれません。
そして、当然のごとく返金を求めてもクリエイター側からしたら「希望通りのイラストを納品したから返金は無理だよ?」と言われてしまうだけです。
そうならない為にもイラストを依頼する際は、ある程度IRIAMの規約を知っている人に頼んだ方が話が早く進むのでオススメです。
当サイト(声すた!)では、以下記事でSKIMAの会員登録方法について詳しく説明していますので、参考にしてみてください。↓
また、当ブログではIRIAMを利用したVtuberのなり方についても紹介していますので、興味がある人はぜひ参考にしてみてください。↓
IRIAMの立ち絵の相場はいくら?
価格帯:5,000円~10,000円
総件数:約2,000件
検索キーワード:IRIAM
IRIAMで利用できる立ち絵の値段相場は5,000円~10,000円ぐらいになります。
値段検索した際、「1,001~2,000円」が件数としては一番多かったですが、IRIAM専門のイラストではなくアイコンなどの案件も多くありました。
IRIAM専門のイラスト制作については「5,000円~10,000円」の価格帯が一番多いですね。
そのため、これからIRIAMでVtuber活動を始めようと考えている人は、10,000円目途にクリエイター様を探してみるのをオススメします。
10,000円の価格帯だと、すごい絵が上手いクリエイターがたくさん居たわよ!
5,000円の価格帯でも、うまい人はたくさんいますので、ぜひ探してみてください
↓調査結果↓
価格 | 件数 |
---|---|
0~1,000円 | 106件 |
1,001~2,000円 | 231件 |
2,001~3,000円 | 276件 |
3,001~4,000円 | 169件 |
4,001~5,000円 | 260件 |
5,001~6,000円 | 118件 |
6,001~7,000円 | 108件 |
7,001~8,000円 | 102件 |
8,001~9,000円 | 33件 |
9,001~10,000円 | 152件 |
10,001~20,000円 | 217件 |
30,001円以上 | 74件 |
この記事では、SKIMAサイトを使用して相場を調べています。
今回はSKIMA様での調査結果を記載していますが、他のサイトで調べても大体同じくらいでしたね
SKIMAについてより詳しく知りたい方は以下記事も参考にしてください。
立ち絵を依頼する前に知っておく事
IRIAMで利用できる立ち絵については、基本的に専門のクリエイターに依頼すれば問題ありません。
しかし、事前にIRIAMで利用できるイラストについてある程度の知識を知っておくと、クリエイターとやり取りする際にスムーズに話が進むのでオススメです。
また、仮にお気に入りのクリエイター様が居てその人に立ち絵制作をする際は、シッカリとIRIAMで利用できるイラストについての知識は把握していないといけません。
なぜなら、クリエイターから納品された立ち絵が、IRIAMで読み込めない可能性があるからです。
そうならない為にも、IRIAMの立ち絵を制作する際の注意点について事前に把握して、必要に応じてクリエイターに共有するのが大切です。
お金を払って依頼するんだから利用できないなんて嫌よッ!?
- 水着などの露出の高い服
- 胸周りの過度な露出
- 性的な印象を与える表情やポーズの描写
- 小児であることが明らかな描写
- 人外系(獣など)
- 目や口に重なる装飾(眼鏡など)
- デフォルメキャラ(今後利用できる予定)
- 横顔・斜めを向いた顔
- 公序良俗に反するイラスト
- 第三者を不快にする恐れのあるイラスト
- 第三者の権利を侵害するイラスト
- 本名などの個人情報を含むイラスト
- 人物や動物などの実写を含むイラスト
- その他運営が不適切と判断したイラスト
上記で記載した内容がすべて立ち絵として利用できないわけではありません。
たとえば、人外系の立ち絵をIRIAMで利用している人も中にはいます。
ただし、ここらへんはクリエイターの技量などによるので、自分が思い描いている立ち絵が上記の内容に該当している場合は、一度クリエイターに相談してみてください。
クリエイター様に相談するのが一番です
IRIAMのイラスト配信機能について
IRIAMでは、イラスト配信機能といって「1枚のイラスト」をアップロードすることで目や口を認識して、自動的にアニメーションをつけてライブ配信ができる機能があります。
現在は、以下3つのバージョンがあります。
- Ver1
- Ver2
- Ver3
バージョンによって、読み込める立ち絵も変わってきますので注意してください。
そのため、ここではそれぞれのバージョンの特徴について紹介していきますので、参考にしてみてください。
バージョンの数が多いほど最新の配信機能になります
へ~、なら最新を利用しようッと♪
Ver1(2025年1月を目途に提供終了予定)
Ver1はIRIAMが2018年にリリースされたときからある配信機能です。
立ち絵を読み込んだ際、基本的には「目と口の開閉」しか行えません。
「目と口の開閉」だけでも、イラスト1枚で出来るのが凄いわよねッ!
また、Ver1に関しては2025年1月ですべてのユーザーによる提供を終了する予定になります。
理由としては、「Ver.1について開発・運用・保守を依頼していた外部の開発会社さんとのお取引を継続することが困難」との事のようです。
Ver1は、新しいバージョンでは読み込めないイラストでも、Ver1だと問題なく読み込める場合が多くあります。
そのため、多くの利用者に人気があり「Ver1を廃止しないでくれ!」という声がたくさんあるみたいです。
とても残念ですね
- 推奨サイズ:縦:2000px・横:1000px
- 推奨入稿形式:png(背景を透過してキャラのみの画像)
Ver2
Ver2は2021年にリリースされた配信機能になります。
Ver.1との違いとして、以下がアップデータされました。
- 瞳の動きに合わせて、瞳が動く
- まゆの形を認識して、まゆが変形
- 最適な目や口のパーツを、絵柄に合わせて生成
- 首の傾きを検知して反映
いろいろなアップデートされていますが、何よりすごいのは ”表情” に変化を作れるようになったことです。
今までは、基本的に立ち絵に対して目と口の開閉しか行えませんでしたが、Ver2では笑顔から「ムッ」とした怒った顔を作れたりなど出来るようになりました。
実際に、IRIAM側でVer1と2を比較した動画を出しています。↓
見比べてみると全然違うわね!?
Ver1でも十分すごいですが、Ver2はlive2Dのような動きになっていますね
- 推奨サイズ縦:2000px 〜 4000 px
- 推奨サイズ横:1000px 〜 2000 px
- 推奨解像度:350 dpi
- 上限ファイルサイズ:20MB
- 推奨入稿形式:png(背景を透過してキャラのみの画像)
Ver3
Ver3は2024年にリリースされ、Ver2をアップデートした新しいイラスト配信機能です。
Ver.2に関して、アンケートやヒアリングする中で利用者の意見を参考に、特に意見が多かった点を中心にVer.2を少しアップデートしたものになります。
具体的には、配信機能Ver.3で以下の部分が変わりました。
- 画質が向上
- 特定のキャラの一部が消える事象が減少(長い髪や装飾など)
- 首や眉毛など表情の一部の違和感を改善
上記以外にも、イラストの動き方に違和感があった場合、「表情調整」にて微調整が可能になっています。
瞳の動き方・口の動き方や閉じた口・開いた口の位置などを調整ができるので、自分好みにカスタマイズができます。
ただし、Ver3の場合はVer2のように首が動いたりはしなくなります。
画質って大事よね!
どのバージョンを利用するかは自分次第ですね
- 画像サイズ:横2000px以下×縦4000px以下
- 推奨解像度:350 dpi
- ファイルサイズ:20MB以下
- 画像形式:png(背景を透過してキャラのみの画像)
補足
より詳細にVer.3で動作するためのさまざまなノウハウを知りたい方はTwitterのハッシュタグ検索にて「#IRIAMイラスト研究所」を調べてみるのをオススメします。
IRIAMで利用できる立ち絵を無料で手に入れる方法
IRIAMに使用する立ち絵は5,000円~10,000円くらいと説明しましたが、無料で手に入れる方法もあります。
- フリー素材を使用する
- Twitterの企画に参加する
それぞれ紹介していきます。
フリー素材を使用する
立ち絵にお金を掛けたく無い人はフリー素材を使用するのをオススメします。
いろいろなクリエイターが、無料で立ち絵を公開しているので、自分の気に入ったのを見つけられるはずです。
欠点としては、フリー素材なのでデザインが他のVtuberと被る場合があるという点です。
しかし、かなりの数のフリー素材が出回っているので、被る可能性もそこまで高くはありません。
ほんとにたくさんのフリー素材があるみたい!
フリー素材を探すならBOOTHというサイトがオススメです。
BOOTH(ブース)では同人誌や手作りグッズなどの物販商品から、イラスト・ゲームなどのデジタルコンテンツまでいろいろなモノが販売されています。
そして、BOOTHのすごい点は無料配布されているコンテンツがいろいろとあるところです。
もちろん、立ち絵も含まれているので、フリー素材を探す際はまずBOOTHで探してみてください。
BOOTHのアカウント登録をまだしていない人は、以下記事で詳しく説明していますので参考にしてみてください。
Twitterの企画に参加する
お金を掛けたくない人で、オリジナルの立ち絵が欲しい場合はTwitterの無料企画に応募するのも一つの手です。
Twitterでは、まだフォロワーがすくないクリエイター様が、フォローを集めるために無料企画することがあります。
その際、IRIAMに利用できる立ち絵を作成する、無料企画を開く場合があるんですよね。
そのため、興味がある人はTwitterで「無償企画 IRIAM」などのキーワードで探してみてください。
タイミングが良ければ企画を立てている人がいるので、そのときは積極的に応募してみるのをオススメします。
イイじゃない!(さっそく探してみよう♪)
以上で、IRIAMの立ち絵についての説明は終わりです。
まだ、IRIAMをダウンロードしていない人や、配信方法が分からない人は以下の記事も参考にしてみてください。↓
まとめ
今回はIRIAMの立ち絵について紹介しました。
ほとんどの方はクリエイターに立ち絵を依頼すると思いますが、IRIAMでは読み込めない立ち絵もあります。
制作依頼する際、IRIAMの立ち絵を専門で描いているクリエイターであれば問題ありません。
しかし、そうではないクリエイターに依頼する場合は、今回説明した記事の内容を読んで、IRIAMの配信機能のバージョンで利用できるイラストの特徴を伝えるのが大切です。
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