近年、Vtuberとして活躍している人はライブ配信だけではなく、縦画面で短尺の動画であるYouTube ショート動画を投稿しています。
ショート動画は気軽にサクッと視聴できるため、ファンの満足度向上や新規ファンの獲得に繋がります。
また、一般的なYouTubeの動画やライブ配信より拡散力が高いので、これからVtuberとして活動していこうと考えている人は積極的に活用しない手はありません。
しかし、実際にどのようにしてショート動画を制作すれば良いか分からない人も多いでしょう。
そこで、今回はYouTubeショート動画の作り方について詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
ショート動画とは?

YouTubeショート動画は、YouTubeが提供する短尺の縦型動画機能です。
最大180秒の縦型動画と、ユーザーと交流するための様々な機能が特徴であり、スマホで手軽に視聴できることから、多く視聴者が利用しています。
こーぷ2024年10月15 日以降から動画の尺が60秒→180秒になりました
ショート動画の需要は年々伸びており、これは以下3つが理由が考えられます。
- 手軽さ
- 中毒性
- 若者世代とのマッチ
手軽さ
YouTubeのショート動画は最大180秒と、短尺の動画ということで気軽に視聴できます。
また、画面も縦型とスマホの画面に適した形で表示されるので、家では無く外出先や学校、仕事などのちょっとした休憩時間にもサクッと視聴できるのが特徴です。
最近は動画を見る際、PCでは無くスマホで見る人の方が多く、それに伴いスマホ用に作られたショート動画は、再生数が回りやすいんですよね。
これはデータでも出ており、ナイル株式会社が運営する「Appliv TOPICS」にて、15~69歳男女1,329人を対象に、2023年8月21日~8月28日の期間、動画配信サービスに関するアンケートを実施しました。
その際、視聴デバイスで一番多かったのが、スマホの「74.60%」であり、パソコンは「39.53%」という結果が出てます。
データを見て分かる通り、最近はスマホを利用して動画を見る人が圧倒的に多いです。
そのため、スマホ用に作成された縦型画面のショート動画は今の時代にとてもマッチしているんですよね。



私もついついショート動画を見ちゃうわねッ!
中毒性
YouTubeのショート動画をはじめ、TikTokやInstagramなど、いろいろなプラネットフォームで、ショート動画の投稿機能が当たり前になっています。
ここまでショート動画の機能が普及した理由の1つとして、 “中毒性” の高さがあります。
ショート動画はテンポの速い編集、キャッチーな音楽、トレンドになっているトピックなど、すばやく注目を引きやすいようにデザインされているのが特徴です。
このため、今まで興味が無かったジャンルであっても、ショート動画であれば短時間でそのジャンルの「面白い」を経験できるんですよね。
そして、プラットフォームは視聴者が見た動画の傾向を学習して、視聴者が好きそうなコンテンツを自動でオススメするシステムがあります。
このシステムによって、視聴者はショート動画を1本見終わっても、プラネットフォーム側が次々と視聴者が興味ありそうなショート動画を自動で再生していきます。
これにより、結果的にショート動画を見続けてしまうんですよね。



気が付いたら時間があっと言う間に過ぎていますよね
若者世代とのマッチ
昨今、時間を効率的に使おうとする意識が浸透しており、”タイパ(タイムパフォーマンス)” という言葉が使われるようになりました。
これは昔と比べて膨大な情報があふれており、それこそアニメや漫画、YouTube動画など娯楽コンテンツが消費しきれないほど増えているので、効率よく消化し時間帯効果を高めるタイパが重視されるようになっています。
たとえば、YouTube動画やAmazonプライム、Netflixなどの動画を1.25倍速や1.5倍速などで見るのも、タイパの1つと言えます。
そして、ショート動画は短尺であるため、”面白い” ”面白くない” という判断を短時間で出来るので、長尺動画を見て、「結局面白くなかった」「時間を無駄にした」という事を回避できます。
このように、ショート動画は短時間で消費できるコンテンツということもあり、時間を効率的に使おうとする意識が浸透している今の時代にマッチしているんですよね。
そして、タイパの考え方が影響しているかは不明ですが若い世代の人ほどショート動画を見る傾向が強いです。
たとえば、リサーチノートが日本全国の15歳~64歳の男女5257人に対して2024年3月4日~3月6日で実施した調査では、ショート動画をほぼ毎日見ている人の割合は、10代で7割超、20代で約6割、30~60代では3~4割台という結果を出しています。



AIの普及もタイパ意識に拍車を掛けているのかもねッ
以上、3つの理由よりショート動画は、とても視聴されています。
そのため、これからVtuber活動をしていくなら、ライブ配信だけではなくショート動画の活用もしていかなければいけません。
ショート動画の重要性


Vtuber活動をする上で、ショート動画はとても重要です。
なぜなら、ファンが増えるキッカケになるからです。
YouTubeのショート動画は、さきほど説明したとおり「手軽さ」「中毒性」「若者世代とのマッチ」という点から、多くの人が視聴します。
これは、横画面の長尺動画と比べてもショート動画の方が再生回数が増えやすい傾向にあります。
たとえばYouTuberで有名な “はじめしゃちょー” さんは、2024年5月3日に投稿したショート動画「顔面水槽がブサイクすぎるwwwww」は、投稿から2週間後の同月17日に1億回再生を突破しています。
他にも、YouTuberで有名な “ヒカキン” さんは、2024年3月11日時点で1300万人のチャンネル登録者がおり、1400万人になったのは、1か月半後の4月27日になります。
その後、「5/4:1500万人」「5/11:1600万人」「5/19:1700万人」「5/26:1800万人」と1か月の間で、400万人以上と、とんでもない数のチャンネル登録者数を増やしました。
ここまで急激にチャンネル登録者数が増えた理由はショート動画です。
ヒカキンさんは、海外で流行っている「カウンターショート動画」を投稿した事で、急激に登録者を増やしており、5月11日と19日の生配信でヒカキンさん自身も「ショート動画の影響が大きい」と説明しています。



この二人、マジで凄すぎるわッ!
このように、ショート動画を上手く活用することで、多くのファンを獲得できる可能性があります。
もちろん、ただショート動画を投稿するだけでは再生数は回りません。
時代のニーズや、そのときのトレンドに適した内容を考えて投稿する必要があります。
また、再生されたとしてもチャンネル登録までしてくれるかは別の問題です。
知って貰った結果、ファンになってくれるかは、自分のライブ配信などの活動内容次第なんですよね。
ただ、Vtuberとしての自分を知って貰うキカッケになるのは確かなので、これからVtuber活動を始めようと考えている人は、積極的にショート動画を投稿するのをオススメします。



たくさん投稿してみましょう
ショート動画の作り方3選


これからショート動画を投稿していきたいと考えていても、一体どうやって動画を制作すれば良いか分からに人もいるでしょう。
そこで、ここではショート動画を制作するうえで、以下3つの方法について紹介していきます。


それぞれ詳しく紹介していきますので、参考にしてみてください。



む、難しいことはできないわよ・・・?



そういう人用の方法もありますので、大丈夫です
Vtuber準備中の人にオススメのショート動画を投稿 “内容” と “順番” について以下記事で詳しく紹介していますので、興味があれば参考にしてみてください。


自分で作る


ショート動画を自分で制作する場合は、いろいろな事ができなければいけません。
たとえば以下3点については、自分でショート動画を作るのであれば、必要なスキルになります。
- 台本作り
- 素材集め
- 動画編集
台本作り
クオリティの高いショート動画を作るには台本作成が重要です。
なぜなら、何も決めずに動画を作成してもファンや視聴者に伝えたい情報が不足したり、本来の話題から話が脱線してしまう可能性があるからです。
また、台本がないと動画の構成がまとまらず、編集作業に時間がかかってしまうといった問題も発生してしまいます。
そのためショート動画を作成するときは、いきなり動画を作るのでは無く、台本をまずは作成するのが大切です。



台本は最初に必ず作っておきましょう
素材集め
ショート動画を作る場合、素材を集める必要があります。
たとえば、以下のような素材ですね。
- Vtuberモデルが動いている動画素材
- 音声素材
- 背景素材
これらの素材を揃えるには録画や録音、フリー素材サイトからダウンロードなど、事前に作成した台本を元に集める必要があります。
Vtuberモデルが動いている録画や、音声の録音であればOBSで可能ですし、背景やショート動画内に挿入したい小物素材については、フリー素材サイトで入手可能なので特に難しくはありません。



台本がシッカリしていれば素材集めも楽そうね


動画編集
ショート動画の編集では、視聴者を引き込む工夫が求められ、短い時間で効果的にメッセージを伝える技術が必要です。
たとえば、最初の数秒でインパクトを与えたり、テンポよい編集や音楽と効果音で盛り上げたり、字幕やテキストの活用など、他にもいろいろな工夫が必要なんですよね。
また、動画編集ソフトに慣れる必要があったりと、動画編集するにはいろいろなスキルや知識が必要になります。



動画編集ソフトは無料・有料どちらもありますよ
今回紹介したスキルの1つ1つは慣れればそこまで難しくありませんが、これからVtuber活動を始める人にとっては、どれも難しいことばかりだと思います。
しかし、Vtuberとして活躍していきたいなら、ショート動画の投稿は必要不可欠と言ってもいいでしょう。
そのため自分でショート動画を作る場合は、今回紹介したスキルを身に着けるためにも、ショート動画の作成を早い段階で挑戦してみるのをオススメします。
クリエイターに依頼する


ショート動画を自分で作れない人は、クリエイターに依頼するのも1つの手です。
企業ではなく、フリーで活動しているクリエイターにショート動画編集を依頼する際の費用は、一般的に1分の動画で5,000円から15,000円程度になります。
動画の内容や編集の難易度によって費用は変動しますが、シンプルな編集であれば5,000円から10,000円程度、複雑な編集や特殊な効果が必要な場合は10,000円から15,000円程度が相場です。
しかし、あくまで相場になりますので、クリエイターの知名度や技術力によっては相場より高い可能性もあります。



逆に相場より安い場合も全然ありますよ
また、ショート動画の内容によっては相場の値段より安く作成することが可能です。
たとえば、配信の “切り抜きショート動画” です。
切り抜き動画は、ライブ配信の盛り上がった所などを切り抜いて動画にする為、クリエイター側で素材などを集める労力が少ないんですよね。
クリエイターによってはライブ配信のURLを渡して、切り抜き部分を ”おまかせ” で依頼した場合1,000円ほどで作成してくれます。
そのため、資金に余裕があれば相場の値段を払ってショート動画の作成を依頼すればいいですし、なるべく金額を抑えたいなら自身のライブ配信の切り抜き動画の依頼をするのがオススメです。



切り抜きショート動画いいじゃないッ!
ショート動画を購入する


ショート動画を作成する際、動画自体を購入する方法もあります。
しかし、ここでいう動画とは “動画素材” になります。
同人誌や手作りグッズなどの物販商品から、イラスト・ゲームなどのデジタルコンテンツまでいろいろなモノが販売されている、BOOTH(ブース)というサイトでは色々な動画素材があります。
たとえば、ショート動画用に作られた縦型の動く背景(部屋や景色)などですね。
台本は自分で作らなければいけませんが、素材を購入することで、クオリティーの高いショート動画を作成できます。



500円くらいで、クオリティーの高い素材がゲットできるわよッ!
また、素材自体も色々な素材があり購入した動画素材に、「Vtuberモデルの動き」と「自身の音声」を挿入するだけでショート動画が完成する素材もあるんですよね。
1例を挙げると、自己紹介動画の素材です。
こちらの素材は、背景・BGM・テロップ・字幕・エフェクト等がすべて完成された状態であり、購入者は素材の動画内のテロップに合わせて、自身の音声やモデルの動いている動画編集を挿入するだけです。


このような素材であれば台本を自分で作る必要もないので、素材を購入したら上記の画像の様に動画編集で、購入した素材と自身で用意した素材を合わせるだけで済みます。
そしてBOOTH(ブース)の場合は、無料でいろいろな動画素材を提供しているクリエイターがたくさんいるんですよね。
そのため、クオリティーの高いショート動画や台本制作が苦手な人は、動画素材を利用してショート動画を作成するのをオススメします。



BOOTHは本当に色々な素材が無料でダウンロード可能なんですよね
BOOTHを利用するには会員登録が必要になります。当サイトでは会員登録方法について以下記事で紹介していますので、気になる人は参考にしてみてください。↓


VTuberショート動画制作のロードマップ【4ステップで解説】


ここまで、ショート動画の重要性について説明してきました。実際に自分で動画を作る際、「最初の1本目は何を投稿しよう…」「そもそも何からすればいいの?」と、ショート動画の「作り方」が分からず手が止まってしまっている人も多いと思います。
VTuberデビューを目指す多くの方が、同じように「動画制作」という具体的な作業手順が分からず、思考が停止してしまうものです。
しかし、安心してください。ショート動画制作はセンスや才能ではなく、料理のレシピと同じで、正しい「手順」を知っていれば作れます。
今回は以下の誰でも真似できる「4つの作業ステップ」に分解し、0から10まで(=完成)を解説します。
- STEP1: 企画
- STEP2: 撮影 / 素材集め
- STEP3: 動画編集
- STEP4: YouTubeに投稿
この順番通りに進めれば、あなたも「作り方が分からない」と迷うことはもうありません。自信を持って最初の一本目のショート動画を完成させられるようになります。



か、簡単に説明しなさいよ?



1つひとつは難しくないので、安心してください
STEP1: 企画


「企画」ステップは、ショート動画制作の4工程の中で最も重要な「設計図」であり、あなたの動画が成功するかは、ここで決まると言っても過言ではありません。
なぜなら、「何を話すか」という設計図が曖昧なままでは、これから時間をかけて行う「STEP2:撮影」や「STEP3:編集」といった努力が、視聴者に響かず、無駄になってしまう可能性が高いからです。
企画というと、「企画=面白いネタを1つ考えること」とイメージする人が多いかもしれません。
実際にその考えで間違えていませんが、Vtuberデビュー前の人であれば「ネタ」だけではなく最初の1本目に “何を” 投稿するのか、から考えておくのをオススメします。
そこで、ここでは「企画」について以下の3つのパートに分解して説明していきます。
- まず「何を・どの順番で投稿するか」という【戦略】を立てる
(=どのゴールに向かうか、地図を手に入れる) - 次に、最初の1本となる「自己紹介」の【台本】を完成させる
(=目的地までの、詳細なルートマップを書き出す) - 【補足】「ネタ切れ」を防ぐ「思考法」も学んでおこう
(=次の目的地(ネタ)を無限に見つける方法を知る)
「なんとなく」で作り始めてしまう前に、この3つのパートを順番にクリアしていくことが大切です。



企画ってネタを考えるだけじゃないのね



Vtuberデビュー前の人は最初の1本目に「何を」投稿するかも意識した方がいいですね
まず「何を・どの順番で投稿するか」という【戦略】を立てる


企画の第一歩として、いきなり動画を作り始めるのは推奨しません。まずは、あなたの「デビュー日」というゴールから逆算し、視聴者の心をどう育てていくかの「戦略」を立てることが最優先です。
なぜなら、地図を持たずに航海に出るのが危険なように、計画性のない投稿は、あなたのデビューが「誰にも気づかれずに終わる」という失敗に直結する恐れがあるためです。
初配信を成功させるには、視聴者の「期待」をデビュー日までに計画的に高めておく必要があります。
例えば、映画は公開日(=デビュー日)のずっと前から予告編を流しますよね。
あれは観客の「見たい!」という気持ち(=期待)を少しずつ貯めるための活動です。
VTuberも全く同じで、まずは「予告」であなたの存在に気づいてもらい(=興味)、次に「自己紹介動画」であなたの物語に触れてもらう(=期待)という、正しい「順番」で視聴者の心を育てていくステップが不可欠なのです。
このように、視聴者の「期待の貯金」を計画的に貯めていく考え方こそが、あなたの初配信を成功に導くための羅針盤(=戦略)となります。



宣伝しないで、いきなり映画を公開しても、誰も映画館(初配信)に来てくれないわよね
「何を・どの順番で投稿するか」という【戦略】については、以下記事で詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。


次に、最初の1本となる「自己紹介」の【台本】を完成させる


投稿戦略(=地図)を学んだら、いよいよ「縦型ショート動画」としての「最初の1本」、つまり「自己紹介ショート動画」の台本を完成させましょう。
「 最初の1本目はティザーPVじゃないの?」と思った人もいるかもしれません。ショート動画としてティザーPVを投稿するなら、最初の1本目はティザーPVでいいでしょう。
ただ、VtuberにおいてティザーPVは、主にモデルのお披露目や世界観の共有として、大きいPC画面でも見れるように『横長動画』で投稿する人が多いです。
そのため、多くの視聴者がスマホで手軽に見る『縦型ショート動画』として本格的に制作する最初の1本目は、「自己紹介ショート動画」をオススメします。
しかし、比較的短い時間のショート動画であっても、自分のプロフィールをダラダラと話すだけでは、視聴者は直ぐに画面をスライドさせて別の動画に移動してしまいます。
なぜなら、デビュー前の段階では、視聴者はあなたのことをまだ何も知らず、興味もないからです。
そんな相手に自己紹介ショート動画を見て貰うには構成をシッカリと工夫する必要があります。
例えば、最初の3秒でインパクトある内容を持ってきて視聴者に「お?」と興味を持たせるなど、計算された「型」が不可欠です。
動画構成と聞いて、難しく感じた人もいるかもしれませんが、安心してください。
視聴者の心を掴むために設計された「4部構成」の「型」を使えば、問題ありません。詳しくは、以下記事で紹介していますので参考にしてみてください。





オリジナリティあふれる自己紹介動画を作って見ましょう
【補足】「ネタ切れ」を防ぐ「思考法」も学んでおこう


あなたが既に1本目の投稿を終えて、「2本目以降」の動画ネタについて悩んでいた場合は、ネタを無限に生み出すための「思考法」を学んでおきましょう。
なぜなら、無事に1本目を投稿できても、「自己紹介の次、何を発信すれば…?」という、通称「2本目の壁(=ネタ切れ)」にぶつかってしまう人が多いからです。
巷にあふれる「ネタ100選」のようなリストをそのまま真似するだけでは、あなたの個性は輝かず、その他大勢の新人VTuberの中に埋もれてしまいます。
この「ネタ切れ」問題を根本から解決する方法は、あなたの「好き・弱点・日常」といった“あなた自身の内側”にある個性と、ショート動画の「表現の型」を組み合わせる『掛け合わせの思考法』を身につけることです。
これは、一時しのぎの「ネタ(魚)」をもらうのではなく、「ネタの生み出し方(魚の釣り方)」そのものを学ぶ本質的な技術を指します。
この「思考法」さえ身につければ、あなたの個性こそが最高の武器となり、デビューした後も「何を話そう…」とネタ切れで悩むことはなくなるでしょう。



ネタ切れにならないなんて最高じゃない!教えなさいよッ!
掛け合わせの思考法については、以下記事で紹介していますので、参考にしてみてください。


STEP2: 撮影 / 素材集め


STEP1で設計図(企画・台本)が完成したら、次はいよいよ「STEP2:撮影 / 素材集め」に進みます。
どれだけ完璧な台本(設計図)があっても、それを「あなたのキャラクター」として魅力的に表現できなければ、視聴者の心には響きません。
このステップは、台本という設計図に、あなたの「魂」を吹き込む非常に重要な工程になります。ここでは、以下の2つの作業パートについて説明していきます。
- OBSでの録画と、フリー素材の集め方
(=録画や背景・BGMの収集といった技術的な準備) - 「“キャラ”として演じられない」悩みを解決するコツ
(=「台本をどう演じるか」という「演技」の準備)
特に2つ目の「演技」は、あなたの個性を伝え、他のライバルと差をつける上で重要です。



素材を集めて撮影をするのね(私に出来るかしら…)



こちらも1つひとつクリアしていきましょう
OBSでの録画と、フリー素材の集め方


まず、STEP1で完成させた台本(設計図)をもとに、動画の「部品」となる「映像」と「音」の素材を準備しましょう。
なぜなら、次項で説明するSTEP3の「編集」作業を始めてから、「あ、あの素材がない!」と慌てて探すのは非常に効率が悪く、作業の手が止まってしまう原因になるからです。
料理と同じで、先にすべての「材料」を揃えておくことが大切です。
必要な素材は、大きく分けて以下の2種類があります。
- 撮影(録画)
まず、あなたのVTuberモデルが台本通りに動いている映像や、あなたの音声を録音・録画します。
これは「OBS Studio」といった無料の配信ソフトを使えば、誰でも簡単に録画可能です。 - 素材集め
次に、動画の世界観を作るための「背景画像」、ムードを高める「BGM」、演出に使う「効果音」や「イラスト」などを集めます。
これらはフリー素材サイトで高品質なものが無料で手に入ります。
台本を見ながら、必要な素材を事前にリストアップしておくと、集め忘れがなく非常に効率的です。
このように、「OBSでの録画」と「フリー素材サイトでの収集」を活用し、編集を始める前に全ての材料を揃えておくこと。それが、スムーズに動画を完成させるための重要な「下ごしらえ」になります。



動画素材を事前に集めておくのは確かに大切そうね
OBSの録画方法やフリー素材サイトについては、以下記事を参考にしてください。




台本はあるのに「“キャラ”として演じられない」悩みを解決するコツ


台本は完璧。なのに、いざカメラを前にすると「このキャラなら、どう振る舞えば…?」と、手が止まってしまっていませんか?
もしそうなら、それはあなたの演技センスの問題では決してありません。
多くのデビュー準備中の方がぶつかる壁であり、原因はシンプルです。キャラクターの「設定」を、具体的な「演技」に変換するための “手順” を知らないだけです。
問題を解決するには、あなた専用の『演技ルールブック』を事前に作成することです。
ルールブックは、以下の簡単な手順で作ることができます。
- 3つの核言葉を決める
まず、キャラクターの魂となる「3つの核言葉」を決めます。
(例:「クール」「皮肉屋」「探求者」) - 話し方シートの作成
次に、それを元に「声のトーン」や「話し方の雰囲気」を決めます。 - 感情変換チャートの作成
最後に、「嬉しい」や「悲しい」を自分のキャラなら、どう話すか “キャラ語” に翻訳します。
これら3つを合わせたものが『演技ルールブック』です。
この手順で完成させた『ルールブック』があれば、「この場面でどう言うか」と撮影中に迷うことがなくなるでしょう。
自信を持ってキャラクターを演じきることこそ、あなたの動画を魅力的にする最大の鍵となるので、「このキャラなら、どう振る舞えば…?」と迷った時はルールブックを作成してみてください。



キャラのイメージが出来ている人でも、言語化する意味でも作成しておくといいですね
演技ルールブックの作り方については、以下記事を作成してみてください。


STEP3: 動画編集


「企画(STEP1)」と「撮影(STEP2)」で素材が揃ったら、次に「STEP3:動画編集」の作業に入ります。
ショート動画の視聴者は非常にせっかちで、あなたの動画が「面白くなさそう」と感じれば、1秒も待たずにスワイプしてしまいます。
撮影したままの映像(=素材)は、どうしてもテンポが悪く、視聴者を飽きさせてしまうので、テンポを良くする「編集」作業が絶対に欠かせません。
高価な編集ソフトや複雑な技術は、最初は必要ありません。
無料の編集ソフトで問題ないですが、視聴者の離脱を防ぐために、最低限以下の「4つのコツ」は意識的に取り入れてみてください。
冒頭で心を掴んで離脱を防ぐ
最初の1〜2秒が全てです。視聴者はこの短い時間で「この動画を見るか、次に行くか」を判断しています。
「お?」と思わせるインパクト(最も面白いセリフ、印象的な効果音、驚く展開など)を冒頭に配置し、視聴者の指(スワイプ)を止めましょう。
テンポと見やすさで視聴者を飽きさせない
「えー」「あのー」といった不要な「間(ま)」は積極的にカットし、テンポよく話が進むようにしてください。
また、音声オフで視聴する人も多いため、「テロップ(字幕)」は必須です。
スマホの小さい画面でも読みやすい「大きさ」と「フォント」を意識するだけで、非常に親切な動画になります。
伝えたい内容(メッセージ)をひとつに絞る
ショート動画の特徴である “短い時間” で伝えられることは多くありません。
そのため、「アレ」も「コレ」もと全部詰め込もうとすると、結局何も伝わらない動画になってしまいます。
この動画で視聴者に「何を感じてほしいか」を一つに絞り、そこから逸脱する要素は勇気を持ってカットしましょう。
通常の動画や配信への「導線」をつくる
これがファン化において非常に重要です。
ショート動画であなたに興味を持ってくれた視聴者の「次」の受け皿を用意してください。
例えば、自己紹介ショート動画であれば、記事の最後で「詳しいプロフィールは横長の動画で!」と誘導したり、コメント欄にX(旧Twitter)のリンクを貼ったりします。
あなたがVtuberデビュー前であれば、動画の最後に初配信日を入力することで、動画を見た視聴者は「この人の初配信行ってみようかな」と考えてくれる可能性があるので、オススメです。
動画編集は奥が深い世界ですが、まずはこの4つのコツ(冒頭・テンポ・メッセージ・導線)を押さえる事を意識しましょう。



動画編集は奥が深いわね…



慣れてきたら自分なりの編集を見つけてみてください
STEP4: YouTubeに投稿


最後は「STEP4:YouTubeに投稿」でが、ただ動画ファイルをアップロードするだけではいけません。
なぜなら、どれだけ素晴らしい動画が完成しても、YouTubeのシステム(アルゴリズム)に「これは、誰に向けた、どんな動画なのか」を正しく伝えないと、誰にも見つけてもらえないまま埋もれてしまう可能性があるからです。
STEP3までの努力を未来のファンに届けるために、この最後の仕上げが不可欠になります。
この「届ける」作業は、決して難しくありません。最低限、以下の3つの設定を必ず行いましょう。
タイトル
「どんな動画なのか」が一目でわかるキャッチーな名前をつけます。
視聴者が検索しそうなキーワード(例:「自己紹介」「新人VTuber」)を入れるのも非常に効果的です。
ハッシュタグ
タイトルか概要欄に、「 #VTuber 」や「 #新人VTuber 」など内容に関連するタグを付けましょう。
そうすることで、あなたの動画に興味を持つ視聴者のオススメに表示されやすくなります。
概要欄 / コメント欄
ここがファン化への「導線」です。
あなたのX(旧Twitter)アカウントや、デビュー配信の予定日など、動画を見て興味を持ってくれた視聴者が「次に起こしてほしいアクション」への入り口を必ず記載しておきましょう。
これで、あなたの最初のショート動画は、未来のファンに向けて届けられます。この「投稿設定」まで含めて、「ショート動画の作り方」の全工程は完了です。
これからVtuber活動を始めようと考えている人で、動画を制作したことが無い人は上記の流れでショート動画を作ってみてください。



大変そうだけど、自分で動画を作るならやるしか無いわよねッ!



慣れるまでが大変ですがファイトです!
また、イメージが付かない人は、Vtuber事務所ホロライブ所属の猫又おかゆさんが、ショート動画の作り方について説明していますので以下動画も参考にしてみて下さい。↓
Vtuber向けのショート動画内容10選


自分以外のVtuberさんが、どんなショート動画をアップしているか気になる人もいると思います。
そこで、ここではVtuberさん達がよくアップしている動画の内容について紹介していきます。
これからショート動画を作る際の参考にしてみてください。



他の人達はどんなショート動画をアップしているか気になるッ!



自分で制作できそうな動画があれば実際に作ってみましょう
また、ショート動画のネタの出し方については、以下記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。↓


配信の切り抜き


Vtuberとして最も手軽に作れるショート動画は “配信の切り抜き” になります。
切り抜きの内容は色々あります。
たとえば、以下の内容などはVtuberとして多いですね。
- 雑談配信の際に盛り上がった場面
- 自分の喜怒哀楽エピソード
- 家族や友人などリアル知り合いの話
- 自分の過去の話
このように切り抜き動画は、自身のファンが興味を持ちそうな話であったり、視聴者が見たくなる内容の場面を切り取った動画になります。
切り抜き動画は台本や素材集め、撮影をする必要は無く、自身の配信を切り抜いて字幕やテロップを入れるだけなので、1からショート動画を作るのに比べたら労力がそこまでかかりません。
そのため、ショート動画のネタを何にすれば良いか迷った方は、自身の配信の切り抜き動画の制作をオススメします。



切り抜き動画は労力がそこまで掛からないのがいいですよね
また、イメージが湧かない人は以下にて、ホロライブ所属のVtuberさんが投稿している切り抜きショート動画を紹介しますので、参考にしてみてください。↓
自己紹介


自分をPRする自己紹介ショート動画は、Vtuber活動する人とって非常にオススメです。
なぜなら、ファンであれば “推し” の事を再認識できますし、新規ファンならより自身の事を知って貰えて、ファン満足度の向上に繋がるからです。
他にも、まだファンでない視聴者にはあなた自身を知って貰うキッカケになったりと、いいことしかありません。
そして、自己紹介のショート動画はテンプレートが販売されていたり、無料でテンプレートを提供しているクリエイター様が多いので、気軽に制作できるのも嬉しいポイントです。
ショート動画ということもあり、再生数が回りやすい点も自己紹介動画との相性は抜群ですね。
Vtuberとして活動していくうちに、自身の強みや伝えたい事は過去と比べて違う点が出てくるはずなので、その度に自己紹介動画を上げて、常に自身の最新の情報を視聴者にアピールするのが大切です。
ファン満足度の向上と新規ファン獲得のためにも、定期的に自己紹介動画をアップするのをオススメします。



自己紹介動画は何度アップしてもいいわよねッ!
イメージが湧かない人は以下にて、Vtuberさんが投稿している自己紹介動画を紹介しますので、参考にしてみてください。↓
また、自己紹介動画の内容について詳しく知りたい方は、以下記事も参考にしてみてください。↓


シチュエーション


シチュエーション動画は、Vtuberとして活動している人にとってオススメです。
なぜなら、VtuberはAKBやモーニング娘のようにアイドル性があるからです。
そのため、恋人感が得られるシチュエーションなどは、ファンにとって非常に需要がある内容になります。
たとえば、季節ごとの以下シチュエーションなどですね。
- 夏祭り
- 花火
- ハロウィン
- クリスマス
- バレンタイン
これらのイベントに絡めた内容で、恋人感が味わえる内容のショート動画は、ファンにとったら堪らないはずです。
他にも、朝に起こしに来る幼馴染や妹シチュエーションや、勉強を教えてくれる先生、仕事のミスをカバーしてくれる先輩など、さまざまなシチュエーションがあります。
これらは、自身のVtuberとしてのキャラと合いそうなシチュエーションにしてみるといいですね。
どんな内容にするかなど、台本を作る必要はありますが、あなたのファンは絶対に喜ぶのでシチュエーション動画はVtuber活動するうえでオススメです。



バレンタインチョコを貰った感覚になるのでたまりません
また、イメージが湧かない人は以下にて、ホロライブ所属のVtuberさんが投稿しているシチュエーションショート動画を紹介しますので、参考にしてみてください。↓
- 博衣こより:バレンタイン
- 火威青:シャンパンコール
- 角巻わため:添い寝
- 天音かなた:お姉さんとのおやすみ
- さくらみこ:起こしてあげる
歌ってみた


人気の楽曲をカバーしたり、オリジナルソングを披露するショート動画はVtuberにとってオススメです。
歌ってみた配信は、Vtuberとの相性が良い配信内容の1つであり、ゲーム配信と同様にほとんどのVtuberさんが行っています。
そのため、切り抜き動画と同様に自身の配信内で歌った部分を切り抜けば、そこまで労力を掛けずにショート動画が制作できます。
他にも、カバー曲の場合は歌った曲が有名であれば、曲名で検索してきた人が動画を見るかもしれません。
そして、ライブ配信や別のショート動画を見て、結果的にあなたのファンになる可能性だってあるんですよね。
ショート動画のため、 “サビ” だけの動画をアップする人も多く、気軽に作れるのでぜひ一度挑戦してみてください。



推しの “声” で歌われた曲は最高の癒しよねッ♪
また、イメージが湧かない人は以下にて、ホロライブ所属のVtuberさんが投稿している歌ってみた動画を紹介しますので、参考にしてみてください。↓
- さくらみこ:アイドル
- 白上フブキ:粛聖!! ロリ神レクイエム☆
- 風真いろは:ファタール
- 一条莉々華:星間飛行
- 輪堂 千速:完全感覚Dreamer
ゲーム実況のハイライト


ショート動画のネタとして、ゲーム実況のハイライトはオススメです。
なぜなら、ゲームは ”盛り上がり” 部分が必ずあるので、見せ場を作りやすいからです。
これは、ゲームの凄腕プレイだけではなく、プレイングミスや下手プレイ、予想外のハプニングやバグ、キャラクターのユニークな動きなどゲームは視聴者の興味を引きます。
また、プレイヤーのリアクションが面白いとそれだけで視聴者を引き込む要素になり、「叫び」「驚き」「感動の瞬間」など、感情の起伏が激しいと視聴者も共感しやすくなります。
ショート動画は短時間で多くの再生数を獲得しやすく、特に笑えるシーンや神プレイはバズる可能性が高いんですよね。
SNSでは「短くて面白い動画」がシェアされやすいため、新規視聴者の獲得にもつながるので、ゲーム配信をする人であれば、ゲーム実況のハイライトのショート動画はオススメです。



ゲームが上手くなくても大丈夫です
また、イメージが湧かない人は以下にて、ホロライブ所属のVtuberさんが投稿しているゲームショート動画を紹介しますので、参考にしてみてください。↓
- さくらみこ:ゲーム配信(マイクラ)
- 猫又おかゆ:ゲーム配信(ピクミン4)
- 兎田ぺこら:ゲーム配信(ポケモンBD)
- 不知火フレア:ゲーム配信(コラボ配信)
- 雪花ラミィ:ゲーム配信(リズム天国)
トレンド


その時に、トレンドになっている話題はショート動画にするのをオススメします。
なぜなら、流行している内容は通常のショート動画よりも更に視聴されやすく、拡散力が高いので多くの人に見てもらえて、新規ファンを獲得するチャンスが増えるからです。
たとえば、さきほども説明しましたがYouTuberで有名な “ヒカキン” さん2024年5月に一気にチャンネル登録者数を伸ばしたキッカケである、「カウンターショート動画」などですね。
現在は、当時のときほどトレンドになっているわけではありませんが、流行っているときに自身も同じようにカウンターショート動画をアップすることで、多くの視聴者に見て貰える可能性がありました。
実際に、はじめしゃちょーさんやフィッシャーズ、東海オンエアなど、他の有名YouTuberさんから、はじめたばかりのYouTuberさんまで、多くの人がカウンター動画をアップしてチャンネル登録者数を伸ばしています。
また、Vtuberで言えば2024年2月27日の “ポケモンデー” にポケモン公式YouTubeチャンネルで投稿された歴代パートナーポケモン登場の動画である「POKÉDANCE」が流行りました。
そして、多くのVtuberが歌ってみたや自身のモデルを躍らせた「POKÉDANCE」のショート動画を投稿しました。
そのため、トレンドになっている話題をショート動画にすることは、多くの人に視聴して貰えてファンを獲得するチャンスなので、積極的に取り入れていきたいですね。



POKÉDANCEは本当に多くのVtuberさんがショート動画を投稿していたわねッ!
ホロライブ所属のVtuberさんが投稿しているPOKÉDANCEのショート動画を紹介しますので、興味がある方は参考にしてみてください。↓
特技披露


特技を持っている人はショート動画で披露するのをオススメします。
なぜなら、Vtuberは個性が大事であり、他の人ができない事をやることで周りのライバルVtuberさん達と差別化ができるからです。
たとえば、ホロライブに所属しているVtuberさん達は以下の特技を披露したショート動画を投稿しています。
- 宝鐘マリン:絵の上手さを披露
- 轟はじめ:ダンスを披露
- ロボ子:声真似を披露
- 姫森ルーナ:エレクトーン演奏を披露
- 儒烏風亭らでん:知識を披露
- 輪堂 千速:トロンボーン演奏を披露
自身の特技を披露することで、ファンにいつもと違った面を見せることができ、ファン満足度の向上に繋がります。
また、特技次第では視聴者に刺さり、新規ファン獲得にもなるんですよね。
今回は有名なVtuberさんのショート動画を紹介しましたが、他にも作曲できるのであれば作曲風景をショート動画にしたり、料理が得意なら調理工程を動画にしたりと色々な特技を披露しているVtuberさんがいます。
そのため、特技がある人はショート動画で披露してみるのをオススメします。



Vtuberにとって差別化は大事なので、ぜひショート動画を制作してみてください
ネタ


ショート動画の内容が思いつかない場合は、Vtuberのキャラクター性を活かして、ユーモアのある短い寸劇やネタ動画などもオススメです。
他のVtuberさんとコラボして漫才をしたり、ネタ動画に走ったりと内容はなんでも問題ありません。
たとえば、ホロライブに所属しているVtuberさん達は以下のネタショート動画を投稿しています。
- 白上フブキ:にらめっこ
- さくらみこ:みこち育成ゲーム
- 戌神ころね:AIとの対話
- 兎田ぺこら:言葉を真似するおもちゃ
- 虎金妃笑虎:同期との寸劇
このように、イラストなどをクリエイターに依頼して制作するショート動画から、自分だけで制作が可能な動画まで、アイディアと工夫次第でいろいろなネタ動画が制作できます。
そのため、どんなショート動画を制作しようか悩んでいる人はネタ動画を制作してみるのも1つの手です。



ネタと言いつつ作りこみがガチよね
ファンとの交流


Vtuber活動していくうえで、ファンとの交流ショート動画はオススメです。
なぜなら、視聴者が動画を見たときにVtuberとファンとの距離感が分かり、親近感が湧きやすくなるからです。
たとえば、ホロライブに所属しているVtuberさん達は以下のファンとの交流している様子の動画を投稿しています。
- 猫又おかゆ:ファンからの質問(何フェチ?)に回答
- 不知火フレア:バレンタインでのファンとのやり取り
- ラプラス・ダークネス:配信内でのファンとの絡み
- 博衣こより:ゲーム配信内でのファンとの絡み
- 音乃瀬奏:ファンを煽る
このように、ファンとの交流をショート動画にすることで、他のファンや視聴者が「自分もこのVtuberに対してコメントしてみようかな?」と思ってくれるかもしれません。
そして、あなたとの交流が心地よければファンになって、チャンネル登録してくれるキッカケになる可能性があります。
そのため、自身とファンとの距離感が分かる様なショート動画は、新規ファン獲得に繋がるのでオススメです。



有名なVtuberはファンと交流が多いですよね
ASMR


Vtuberと相性の良いショート動画の内容としてASMRがあります。
ASMRとは人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い、脳がゾワゾワするといった反応・感覚のことを言い、最近ではASMRに関する音源や動画がYouTubeやInstagramなど、数多く投稿され人気を呼んでいます。
そして、Vtuberはアイドル性もあるので、 “自分の推しの声” でASMRが聞けるのは、ファンにとってはたまりません。
実際にいろいろなVtuberがASMR動画を投稿しており、ホロライブに所属している以下Vtuberさんも投稿しています。
ASMRはコミュニティ限定で公開しているVtuberさんも多いですが、誰でも視聴ができるショート動画で公開して、「本格的なASMRを視聴したい人は・・・」的な感じで、コミュニティに誘導するのもアリですね。
今回は、大手事務所のホロライブに所属しているVtuberさんのASMRを紹介しましたが、より官能的な内容のASMRを投稿しているVtuberさんも多くいます。
過激すぎるのはYouTube側からペナルティを貰う可能性があるので、注意が必要ですがASMRはVtuberと相性がいいので、ぜひ挑戦してみてください。



推しのASMRなら絶対に聞きたいわッ!
まとめ
今回は、VTuber向けにショート動画の重要性と作り方について紹介しました。
これからVtuber活動を始める人は、再生数が回りやすく新規ファンを獲得しやすくなるので、ショート動画を利用するのをオススメします。
ショート動画の内容をどんなものにすれば良いか迷う人は、今回紹介した10個の内容を参考にしてみてください。



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