近年、Vtuberとして活躍している人はライブ配信だけではなく、縦画面で短尺の動画であるYouTube ショート動画を投稿しています。
ショート動画は気軽にサクッと視聴できるため、ファンの満足度向上や新規ファンの獲得に繋がります。
また、一般的なYouTubeの動画やライブ配信より拡散力が高いので、これからVtuberとして活動していこうと考えている人は積極的に活用しない手はありません。
しかし、実際にどのようにしてショート動画を制作すれば良いか分からない人も多いでしょう。
そこで、今回はYouTubeショート動画の作り方について詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
ショート動画とは?

YouTubeショート動画は、YouTubeが提供する短尺の縦型動画機能です。
最大180秒の縦型動画と、ユーザーと交流するための様々な機能が特徴であり、スマホで手軽に視聴できることから、多く視聴者が利用しています。

2024年10月15 日以降から動画の尺が60秒→180秒になりました
ショート動画の需要は年々伸びており、これは以下3つが理由が考えられます。
- 手軽さ
- 中毒性
- 若者世代とのマッチ
手軽さ
YouTubeのショート動画は最大180秒と、短尺の動画ということで気軽に視聴できます。
また、画面も縦型とスマホの画面に適した形で表示されるので、家では無く外出先や学校や仕事などのちょっとした休憩時間にもサクッと視聴できるのが特徴です。
最近は動画を見る際、PCでは無くスマホで見る人の方が多く、それに伴いスマホ用に作られたショート動画は、再生数が回りやすいんですよね。
これはデータでも出ており、ナイル株式会社が運営する「Appliv TOPICS」にて、15~69歳男女1,329人を対象に、2023年8月21日~8月28日の期間、動画配信サービスに関するアンケートを実施しました。
その際、視聴デバイスで一番多かったのが、スマホの「74.60%」であり、パソコンは「39.53%」という結果が出てます。
データを見て分かる通り、最近はスマホを利用して動画を見る人が圧倒的に多いです。
そのため、スマホ用に作成された縦型画面のショート動画は今の時代にとてもマッチしているんですよね。



私もついついショート動画を見ちゃうわねッ!
中毒性
YouTubeのショート動画をはじめ、TikTokやInstagramなど、いろいろなプラネットフォームで、ショート動画の投稿機能が当たり前になっています。
ここまでショート動画の機能が普及した理由の1つとして、 “中毒性” の高さがあります。
ショート動画はテンポの速い編集、キャッチーな音楽、トレンドになっているトピックなど、すばやく注目を引きやすいようにデザインされているのが特徴です。
このため、今まで興味が無かったジャンルであっても、ショート動画であれば短時間でそのジャンルの「面白い」を経験できるんですよね。
そして、プラットフォームは視聴者が見た動画の傾向を学習して、視聴者が好きそうなコンテンツを自動でオススメするシステムがあります。
このシステムによって、視聴者はショート動画を1本見終わっても、プラネットフォーム側が次々と視聴者が興味ありそうなショート動画を自動で再生していきます。
これにより、結果的にショート動画を見続けてしまうんですよね。



気が付いたら時間があっと言う間に過ぎていますよね
若者世代とのマッチ
昨今、時間を効率的に使おうとする意識が浸透しており、”タイパ(タイムパフォーマンス)” という言葉が使われるようになりました。
これは昔と比べて膨大な情報があふれており、それこそアニメや漫画、YouTube動画など娯楽コンテンツが消費しきれないほど増えているので、効率よく消化し時間帯効果を高めるタイパが重視されるようになっています。
たとえば、YouTube動画やAmazonプライム、Netflixなどの動画を1.25倍速や1.5倍速などで見るのも、タイパの1つと言えます。
そして、ショート動画は短尺であるため、”面白い” ”面白くない” という判断を短時間で出来るので、長尺動画を見て、「結局面白くなかった」「時間を無駄にした」という事を回避できます。
このように、ショート動画は短時間で消費できるコンテンツということもあり、時間を効率的に使おうとする意識が浸透している今の時代にマッチしているんですよね。
そして、タイパの考え方が影響しているかは不明ですが若い世代の人ほどショート動画を見る傾向が強いです。
たとえば、リサーチノートが日本全国の15歳~64歳の男女5257人に対して2024年3月4日~3月6日で実施した調査では、ショート動画をほぼ毎日見ている人の割合は、10代で7割超、20代で約6割、30~60代では3~4割台という結果を出しています。



AIの普及もタイパ意識に拍車を掛けているのかもねッ
以上、3つの理由よりショート動画は、とても視聴されています。
そのため、これからVtuber活動をしていくなら、ライブ配信だけではなくショート動画の活用もしていかなければいけません。
ショート動画の重要性


Vtuber活動をする上で、ショート動画はとても重要です。
なぜなら、ファンが増えるキッカケになるからです。
YouTubeのショート動画は、さきほど説明したとおり「手軽さ」「中毒性」「若者世代とのマッチ」という点から、多くの人が視聴します。
これは、横画面の長尺動画と比べてもショート動画の方が再生回数が増えやすい傾向にあります。
たとえばYouTuberで有名な “はじめしゃちょー” さんは、2024年5月3日に投稿したショート動画「顔面水槽がブサイクすぎるwwwww」は、投稿から2週間後の同月17日に1億回再生を突破しています。
他にも、YouTuberで有名な “ヒカキン” さんは、2024年3月11日時点で1300万人のチャンネル登録者がおり、1400万人になったのは、1か月半後の4月27日になります。
その後、「5/4:1500万人」「5/11:1600万人」「5/19:1700万人」「5/26:1800万人」と1か月の間で、400万人以上と、とんでもない数のチャンネル登録者数を増やしました。
ここまで急激にチャンネル登録者数が増えた理由はショート動画です。
ヒカキンさんは、海外で流行っている「カウンターショート動画」を投稿した事で、急激に登録者を増やしており、5月11日と19日の生配信でヒカキンさん自身も「ショート動画の影響が大きい」と説明しています。



この二人、マジで凄すぎるわッ!
このように、ショート動画を上手く活用することで、多くのファンを獲得できる可能性があります。
もちろん、ただショート動画を投稿するだけでは再生数は回りません。
時代のニーズや、そのときのトレンドに適した内容を考えて投稿する必要があります。
また、再生されたとしてもチャンネル登録までしてくれるかは別の問題です。
知って貰った結果、ファンになってくれるかは、自分のライブ配信などの活動内容次第なんですよね。
ただ、Vtuberとしての自分を知って貰うキカッケになるのは確かなので、これからVtuber活動を始めようと考えている人は、積極的にショート動画を投稿するのをオススメします。



たくさん投稿してみましょう
ショート動画の作り方3選


これからショート動画を投稿していきたいと考えていても、一体どうやって動画を制作すれば良いか分からに人もいるでしょう。
そこで、ここではショート動画を制作するうえで、以下3つの方法について紹介していきます。


それぞれ詳しく紹介していきますので、参考にしてみてください。



む、難しいことはできないわよ・・・?



そういう人用の方法もありますので、大丈夫です
自分で作る


ショート動画を自分で制作する場合は、いろいろな事ができなければいけません。
たとえば以下3点については、自分でショート動画を作るのであれば、必要なスキルになります。
- 台本作り
- 素材集め
- 動画編集
台本作り
クオリティの高いショート動画を作るには台本作成が重要です。
なぜなら、何も決めずに動画を作成してもファンや視聴者に伝えたい情報が不足したり、本来の話題から話が脱線してしまう可能性があるからです。
また、台本がないと動画の構成がまとまらず、編集作業に時間がかかってしまうといった問題も発生してしまいます。
そのためショート動画を作成するときは、いきなり動画を作るのでは無く、台本をまずは作成するのが大切です。



台本は最初に必ず作っておきましょう
素材集め
ショート動画を作る場合、素材を集める必要があります。
たとえば、以下のような素材ですね。
- Vtuberモデルが動いている動画素材
- 音声素材
- 背景素材
これらの素材を揃えるには録画や録音、フリー素材サイトからダウンロードなど、事前に作成した台本を元に集める必要があります。
Vtuberモデルが動いている録画や、音声の録音であればOBSで可能ですし、背景やショート動画内に挿入したい小物素材については、フリー素材サイトで入手可能なので特に難しくはありません。



台本がシッカリしていれば素材集めも楽そうね


動画編集
ショート動画の編集では、視聴者を引き込む工夫が求められ、短い時間で効果的にメッセージを伝える技術が必要です。
たとえば、最初の数秒でインパクトを与えたり、テンポよい編集や音楽と効果音で盛り上げたり、字幕やテキストの活用など、他にもいろいろな工夫が必要なんですよね。
また、動画編集ソフトに慣れる必要があったりと、動画編集するにはいろいろなスキルや知識が必要になります。



動画編集ソフトは無料・有料どちらもありますよ
今回紹介したスキルの1つ1つは慣れればそこまで難しくありませんが、これからVtuber活動を始める人にとっては、どれも難しいことばかりだと思います。
しかし、Vtuberとして活躍していきたいなら、ショート動画の投稿は必要不可欠と言ってもいいでしょう。
そのため自分でショート動画を作る場合は、今回紹介したスキルを身に着けるためにも、ショート動画の作成を早い段階で挑戦してみるのをオススメします。
クリエイターに依頼する


ショート動画を自分で作れない人は、クリエイターに依頼するのも1つの手です。
企業ではなく、フリーで活動しているクリエイターにショート動画編集を依頼する際の費用は、一般的に1分の動画で5,000円から15,000円程度になります。
動画の内容や編集の難易度によって費用は変動しますが、シンプルな編集であれば5,000円から10,000円程度、複雑な編集や特殊な効果が必要な場合は10,000円から15,000円程度が相場です。
しかし、あくまで相場になりますので、クリエイターの知名度や技術力によっては相場より高い可能性もあります。



逆に相場より安い場合も全然ありますよ
また、ショート動画の内容によっては相場の値段より安く作成することが可能です。
たとえば、配信の “切り抜きショート動画” です。
切り抜き動画は、ライブ配信の盛り上がった所などを切り抜いて動画にする為、クリエイター側で素材などを集める労力が少ないんですよね。
クリエイターによってはライブ配信のURLを渡して、切り抜き部分を ”おまかせ” で依頼した場合1,000円ほどで作成してくれます。
そのため、資金に余裕があれば相場の値段を払ってショート動画の作成を依頼すればいいですし、なるべく金額を抑えたいなら自身のライブ配信の切り抜き動画の依頼をするのがオススメです。



切り抜きショート動画いいじゃないッ!
ショート動画を購入する


ショート動画を作成する際、動画自体を購入する方法もあります。
しかし、ここでいう動画とは “動画素材” になります。
同人誌や手作りグッズなどの物販商品から、イラスト・ゲームなどのデジタルコンテンツまでいろいろなモノが販売されている、BOOTH(ブース)というサイトでは色々な動画素材があります。
たとえば、ショート動画用に作られた縦型の動く背景(部屋や景色)などですね。
台本は自分で作らなければいけませんが、素材を購入することで、クオリティーの高いショート動画を作成できます。



500円くらいで、クオリティーの高い素材がゲットできるわよッ!
また、素材自体も色々な素材があり購入した動画素材に、「Vtuberモデルの動き」と「自身の音声」を挿入するだけでショート動画が完成する素材もあるんですよね。
1例を挙げると、自己紹介動画の素材です。
こちらの素材は、背景・BGM・テロップ・字幕・エフェクト等がすべて完成された状態であり、購入者は素材の動画内のテロップに合わせて、自身の音声やモデルの動いている動画編集を挿入するだけです。


このような素材であれば台本を自分で作る必要もないので、素材を購入したら上記の画像の様に動画編集で、購入した素材と自身で用意した素材を合わせるだけで済みます。
そしてBOOTH(ブース)の場合は、無料でいろいろな動画素材を提供しているクリエイターがたくさんいるんですよね。
そのため、クオリティーの高いショート動画や台本制作が苦手な人は、動画素材を利用してショート動画を作成するのをオススメします。



BOOTHは本当に色々な素材が無料でダウンロード可能なんですよね
BOOTHを利用するには会員登録が必要になります。当サイトでは会員登録方法について以下記事で紹介していますので、気になる人は参考にしてみてください。↓


ショート動画制作の流れ


ショート動画を自分で作る場合、どのような流れで制作すれば良いか分からない人もいると思います。
基本的に作り方は自由であり、自分のやりやすい方法で制作するのが一番です。
しかし、何か指標みたいなのがあった方が動画を作りやすいという方は、以下の流れで制作してみてください。
動画の目的や内容を決めて、 “誰” に対して “何” を伝えたいのか明確にして台本を作成します。
目的や内容などを決めたら、似たジャンルの動画を調べて、内容や編集スタイルを研究したりと、競合をリサーチすることが大事です。
また、短い尺であるショート動画であっても、「起承転結」とストーリー性がある方がファンや視聴者の印象に残りやすいのでオススメです。
台本の内容を元に、OBSでVtuberモデルが動いている様子の撮影(録画)を行います。
また、ショート動画内で使用する背景や小物、エフェクトやBGMなどの素材集めも行います。
素材は有料・無料とありますが、無料であっても高クオリティの素材が手に入るので、まずはフリー素材サイトで台本を元に探してみてください。
台本を元に撮影した動画と集めた素材を利用して、ショート動画を制作していきます。
ショート動画を作るコツとしては、以下があるので意識的に取り入れてみてください。
- 冒頭で心を掴んで離脱を防ぐ
- テンポと見やすさで視聴者を飽きさせない
- 伝えたい内容をひとつに絞る
- 通常の動画への導線をつくる
仮にライブ配信の切り抜き動画の場合は、最後に「本ライブ配信は〇月〇日の配信です」的なテロップを入れておくと、ショート動画からライブ配信に誘導ができるのでオススメです。
ショート動画が完成したらYouTubeに投稿しましょう。
投稿する際は、タイトルやハッシュタグに企画を決める際に設定したターゲットが、検索しそうなキーワードを付けることで、より多くの視聴者に届くので工夫してみてください。
これからVtuber活動を始めようと考えている人で、動画を制作したことが無い人は上記の流れでショート動画を作ってみてください。



大変そうだけど、自分で動画を作るならやるしか無いわよねッ!



慣れるまでが大変ですね
また、イメージが付かない人は、Vtuber事務所ホロライブ所属の猫又おかゆさんが、ショート動画の作り方について説明していますので以下動画も参考にしてみて下さい。↓
Vtuber向けのショート動画内容10選


自分以外のVtuberさんが、どんなショート動画をアップしているか気になる人もいると思います。
そこで、ここではVtuberさん達がよくアップしている動画の内容について紹介していきます。
これからショート動画を作る際の参考にしてみてください。



他の人達はどんなショート動画をアップしているか気になるッ!



自分で制作できそうな動画があれば実際に作ってみましょう
配信の切り抜き


Vtuberとして最も手軽に作れるショート動画は “配信の切り抜き” になります。
切り抜きの内容は色々あります。
たとえば、以下の内容などはVtuberとして多いですね。
- 雑談配信の際に盛り上がった場面
- 自分の喜怒哀楽エピソード
- 家族や友人などリアル知り合いの話
- 自分の過去の話
このように切り抜き動画は、自身のファンが興味を持ちそうな話であったり、視聴者が見たくなる内容の場面を切り取った動画になります。
切り抜き動画は台本や素材集め、撮影をする必要は無く、自身の配信を切り抜いて字幕やテロップを入れるだけなので、1からショート動画を作るのに比べたら労力がそこまでかかりません。
そのため、ショート動画のネタを何にすれば良いか迷った方は、自身の配信の切り抜き動画の制作をオススメします。



切り抜き動画は労力がそこまで掛からないのがいいですよね
また、イメージが湧かない人は以下にて、ホロライブ所属のVtuberさんが投稿している切り抜きショート動画を紹介しますので、参考にしてみてください。↓
自己紹介


自分をPRする自己紹介ショート動画は、Vtuber活動する人とって非常にオススメです。
なぜなら、ファンであれば “推し” の事を再認識できますし、新規ファンならより自身の事を知って貰えて、ファン満足度の向上に繋がるからです。
他にも、まだファンでない視聴者にはあなた自身を知って貰うキッカケになったりと、いいことしかありません。
そして、自己紹介のショート動画はテンプレートが販売されていたり、無料でテンプレートを提供しているクリエイター様が多いので、気軽に制作できるのも嬉しいポイントです。
ショート動画ということもあり、再生数が回りやすい点も自己紹介動画との相性は抜群ですね。
Vtuberとして活動していくうちに、自身の強みや伝えたい事は過去と比べて違う点が出てくるはずなので、その度に自己紹介動画を上げて、常に自身の最新の情報を視聴者にアピールするのが大切です。
ファン満足度の向上と新規ファン獲得のためにも、定期的に自己紹介動画をアップするのをオススメします。



自己紹介動画は何度アップしてもいいわよねッ!
イメージが湧かない人は以下にて、Vtuberさんが投稿している自己紹介動画を紹介しますので、参考にしてみてください。↓
また、自己紹介動画の内容について詳しく知りたい方は、以下記事も参考にしてみてください。↓


シチュエーション


シチュエーション動画は、Vtuberとして活動している人にとってオススメです。
なぜなら、VtuberはAKBやモーニング娘のようにアイドル性があるからです。
そのため、恋人感が得られるシチュエーションなどは、ファンにとって非常に需要がある内容になります。
たとえば、季節ごとの以下シチュエーションなどですね。
- 夏祭り
- 花火
- ハロウィン
- クリスマス
- バレンタイン
これらのイベントに絡めた内容で、恋人感が味わえる内容のショート動画は、ファンにとったら堪らないはずです。
他にも、朝に起こしに来る幼馴染や妹シチュエーションや、勉強を教えてくれる先生、仕事のミスをカバーしてくれる先輩など、さまざまなシチュエーションがあります。
これらは、自身のVtuberとしてのキャラと合いそうなシチュエーションにしてみるといいですね。
どんな内容にするかなど、台本を作る必要はありますが、あなたのファンは絶対に喜ぶのでシチュエーション動画はVtuber活動するうえでオススメです。



バレンタインチョコを貰った感覚になるのでたまりません
また、イメージが湧かない人は以下にて、ホロライブ所属のVtuberさんが投稿しているシチュエーションショート動画を紹介しますので、参考にしてみてください。↓
- 博衣こより:バレンタイン
- 火威青:シャンパンコール
- 角巻わため:添い寝
- 天音かなた:お姉さんとのおやすみ
- さくらみこ:起こしてあげる
歌ってみた


人気の楽曲をカバーしたり、オリジナルソングを披露するショート動画はVtuberにとってオススメです。
歌ってみた配信は、Vtuberとの相性が良い配信内容の1つであり、ゲーム配信と同様にほとんどのVtuberさんが行っています。
そのため、切り抜き動画と同様に自身の配信内で歌った部分を切り抜けば、そこまで労力を掛けずにショート動画が制作できます。
他にも、カバー曲の場合は歌った曲が有名であれば、曲名で検索してきた人が動画を見るかもしれません。
そして、ライブ配信や別のショート動画を見て、結果的にあなたのファンになる可能性だってあるんですよね。
ショート動画のため、 “サビ” だけの動画をアップする人も多く、気軽に作れるのでぜひ一度挑戦してみてください。



推しの “声” で歌われた曲は最高の癒しよねッ♪
また、イメージが湧かない人は以下にて、ホロライブ所属のVtuberさんが投稿している歌ってみた動画を紹介しますので、参考にしてみてください。↓
- さくらみこ:アイドル
- 白上フブキ:粛聖!! ロリ神レクイエム☆
- 風真いろは:ファタール
- 一条莉々華:星間飛行
- 輪堂 千速:完全感覚Dreamer
ゲーム実況のハイライト


ショート動画のネタとして、ゲーム実況のハイライトはオススメです。
なぜなら、ゲームは ”盛り上がり” 部分が必ずあるので、見せ場を作りやすいからです。
これは、ゲームの凄腕プレイだけではなく、プレイングミスや下手プレイ、予想外のハプニングやバグ、キャラクターのユニークな動きなどゲームは視聴者の興味を引きます。
また、プレイヤーのリアクションが面白いとそれだけで視聴者を引き込む要素になり、「叫び」「驚き」「感動の瞬間」など、感情の起伏が激しいと視聴者も共感しやすくなります。
ショート動画は短時間で多くの再生数を獲得しやすく、特に笑えるシーンや神プレイはバズる可能性が高いんですよね。
SNSでは「短くて面白い動画」がシェアされやすいため、新規視聴者の獲得にもつながるので、ゲーム配信をする人であれば、ゲーム実況のハイライトのショート動画はオススメです。



ゲームが上手くなくても大丈夫です
また、イメージが湧かない人は以下にて、ホロライブ所属のVtuberさんが投稿しているゲームショート動画を紹介しますので、参考にしてみてください。↓
- さくらみこ:ゲーム配信(マイクラ)
- 猫又おかゆ:ゲーム配信(ピクミン4)
- 兎田ぺこら:ゲーム配信(ポケモンBD)
- 不知火フレア:ゲーム配信(コラボ配信)
- 雪花ラミィ:ゲーム配信(リズム天国)
トレンド


その時に、トレンドになっている話題はショート動画にするのをオススメします。
なぜなら、流行している内容は通常のショート動画よりも更に視聴されやすく、拡散力が高いので多くの人に見てもらえて、新規ファンを獲得するチャンスが増えるからです。
たとえば、さきほども説明しましたがYouTuberで有名な “ヒカキン” さん2024年5月に一気にチャンネル登録者数を伸ばしたキッカケである、「カウンターショート動画」などですね。
現在は、当時のときほどトレンドになっているわけではありませんが、流行っているときに自身も同じようにカウンターショート動画をアップすることで、多くの視聴者に見て貰える可能性がありました。
実際に、はじめしゃちょーさんやフィッシャーズ、東海オンエアなど、他の有名YouTuberさんから、はじめたばかりのYouTuberさんまで、多くの人がカウンター動画をアップしてチャンネル登録者数を伸ばしています。
また、Vtuberで言えば2024年2月27日の “ポケモンデー” にポケモン公式YouTubeチャンネルで投稿された歴代パートナーポケモン登場の動画である「POKÉDANCE」が流行りました。
そして、多くのVtuberが歌ってみたや自身のモデルを躍らせた「POKÉDANCE」のショート動画を投稿しました。
そのため、トレンドになっている話題をショート動画にすることは、多くの人に視聴して貰えてファンを獲得するチャンスなので、積極的に取り入れていきたいですね。



POKÉDANCEは本当に多くのVtuberさんがショート動画を投稿していたわねッ!
ホロライブ所属のVtuberさんが投稿しているPOKÉDANCEのショート動画を紹介しますので、興味がある方は参考にしてみてください。↓
特技披露


特技を持っている人はショート動画で披露するのをオススメします。
なぜなら、Vtuberは個性が大事であり、他の人ができない事をやることで周りのライバルVtuberさん達と差別化ができるからです。
たとえば、ホロライブに所属しているVtuberさん達は以下の特技を披露したショート動画を投稿しています。
- 宝鐘マリン:絵の上手さを披露
- 轟はじめ:ダンスを披露
- ロボ子:声真似を披露
- 姫森ルーナ:エレクトーン演奏を披露
- 儒烏風亭らでん:知識を披露
- 輪堂 千速:トロンボーン演奏を披露
自身の特技を披露することで、ファンにいつもと違った面を見せることができ、ファン満足度の向上に繋がります。
また、特技次第では視聴者に刺さり、新規ファン獲得にもなるんですよね。
今回は有名なVtuberさんのショート動画を紹介しましたが、他にも作曲できるのであれば作曲風景をショート動画にしたり、料理が得意なら調理工程を動画にしたりと色々な特技を披露しているVtuberさんがいます。
そのため、特技がある人はショート動画で披露してみるのをオススメします。



Vtuberにとって差別化は大事なので、ぜひショート動画を制作してみてください
ネタ


ショート動画の内容が思いつかない場合は、Vtuberのキャラクター性を活かして、ユーモアのある短い寸劇やネタ動画などもオススメです。
他のVtuberさんとコラボして漫才をしたり、ネタ動画に走ったりと内容はなんでも問題ありません。
たとえば、ホロライブに所属しているVtuberさん達は以下のネタショート動画を投稿しています。
- 白上フブキ:にらめっこ
- さくらみこ:みこち育成ゲーム
- 戌神ころね:AIとの対話
- 兎田ぺこら:言葉を真似するおもちゃ
- 虎金妃笑虎:同期との寸劇
このように、イラストなどをクリエイターに依頼して制作するショート動画から、自分だけで制作が可能な動画まで、アイディアと工夫次第でいろいろなネタ動画が制作できます。
そのため、どんなショート動画を制作しようか悩んでいる人はネタ動画を制作してみるのも1つの手です。



ネタと言いつつ作りこみがガチよね
ファンとの交流


Vtuber活動していくうえで、ファンとの交流ショート動画はオススメです。
なぜなら、視聴者が動画を見たときにVtuberとファンとの距離感が分かり、親近感が湧きやすくなるからです。
たとえば、ホロライブに所属しているVtuberさん達は以下のファンとの交流している様子の動画を投稿しています。
- 猫又おかゆ:ファンからの質問(何フェチ?)に回答
- 不知火フレア:バレンタインでのファンとのやり取り
- ラプラス・ダークネス:配信内でのファンとの絡み
- 博衣こより:ゲーム配信内でのファンとの絡み
- 音乃瀬奏:ファンを煽る
このように、ファンとの交流をショート動画にすることで、他のファンや視聴者が「自分もこのVtuberに対してコメントしてみようかな?」と思ってくれるかもしれません。
そして、あなたとの交流が心地よければファンになって、チャンネル登録してくれるキッカケになる可能性があります。
そのため、自身とファンとの距離感が分かる様なショート動画は、新規ファン獲得に繋がるのでオススメです。



有名なVtuberはファンと交流が多いですよね
ASMR


Vtuberと相性の良いショート動画の内容としてASMRがあります。
ASMRとは人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い、脳がゾワゾワするといった反応・感覚のことを言い、最近ではASMRに関する音源や動画がYouTubeやInstagramなど、数多く投稿され人気を呼んでいます。
そして、Vtuberはアイドル性もあるので、 “自分の推しの声” でASMRが聞けるのは、ファンにとってはたまりません。
実際にいろいろなVtuberがASMR動画を投稿しており、ホロライブに所属している以下Vtuberさんも投稿しています。
ASMRはコミュニティ限定で公開しているVtuberさんも多いですが、誰でも視聴ができるショート動画で公開して、「本格的なASMRを視聴したい人は・・・」的な感じで、コミュニティに誘導するのもアリですね。
今回は、大手事務所のホロライブに所属しているVtuberさんのASMRを紹介しましたが、より官能的な内容のASMRを投稿しているVtuberさんも多くいます。
過激すぎるのはYouTube側からペナルティを貰う可能性があるので、注意が必要ですがASMRはVtuberと相性がいいので、ぜひ挑戦してみてください。



推しのASMRなら絶対に聞きたいわッ!
まとめ
今回は、VTuber向けにショート動画の重要性と作り方について紹介しました。
これからVtuber活動を始める人は、再生数が回りやすく新規ファンを獲得しやすくなるので、ショート動画を利用するのをオススメします。
ショート動画の内容をどんなものにすれば良いか迷う人は、今回紹介した10個の内容を参考にしてみてください。
そして、配信などに慣れてきてより配信の質を上げたいと思ったら、今回紹介した機材の導入を検討してみてください。
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