IRIAMは1枚のイラストを用意するだけで、誰でも気軽にVtuber活動を始められるアプリです。
ですが、初心者の方からしたらIRIAMで配信する際、「どんな機材が必要なのか?」と思う人もいるでしょう。
これは、人それぞれ ”どんな配信” をしたいかで必要な機材は変わってきます。
そこで、この記事では最低限必要な機材についてや、あった方が良い機材について紹介していきたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
IRIAMで最低限必要な機材はスマホだけ
IRIAMで配信をしたい場合、最低限必要な機材はスマホだけです。
もちろん、他にもいろいろな機材があった方が配信の質は格段にあがります。
しかし、気軽に始めてみたいという人であれば、スマホさえあればIRIAMで配信が出来るんですよね。
スマホだけでVtuber活動できるって凄くない!?
機材はスマホだけで問題ありませんが、厳密に言うとIRIAMでVtuber活動をするならイラストも必要です。
IRIAMは1枚のイラストを読み込んで、Vtuberのモデルを生成してくれます。
そのため、スマホだけだとVtuberモデルを生成出来ないので、ただのラジオ配信になってしまうんですよね。
YouTubeなどで活動している様なVtuberみたいに、口や髪などが動くモデルを配信画面に映したい場合は、スマホ+イラストが必要になります。
スマホとイラストがあれば本格的に活動できますよ!
当ブログではIRIAMを利用したVtuberのなり方について紹介していますので、興味がある人はぜひ参考にしてみてください。↓
IRIAMの配信で必要な機材を紹介
IRIAMでは、スマホとイラストがあれば十分にVtuber活動が可能です。
しかし、配信の質をあげるという意味ではいろいろな機材が必要になります。
たとえば、IRIAMの配信内容でも人気な ”歌配信” の場合、スマホだけではアカペラで歌う必要があるんですよね。
アカペラで歌配信をするだけでは、満足しない視聴者もいます。
そのため、IRIAMの配信でBGMを流すための機材であったり、より高音質の歌声を視聴者に届けられるマイクなど、配信内容によっては揃えた方が良い機材があるんですよね。
そこで、ここではIRIAMでVtuber活動する際に必要な機材や、あると配信の質が上がる機材について以下画像の機材を紹介していきます。
それぞれ、説明していきますので参考にしてみてください。
こうして見ると、結構あるのね
あると配信の質が格段に上がりますよ
スマホ
目安価格
50,000~200,000円
IRIAMでVtuber活動をするなら、スマホは欠かせません。
なぜなら、スマホを使用してIRIAMアプリを起動する必要があるからです。
また、スマホがあってもIRIAMが推奨しているスペックが無ければ、IRIAMで配信できません。
そのため、始める前に一度自身が所持しているスマホが、IRIAMで対応しているか確認してください。
IRIAMに必要な端末は以下です。↓
動作環境
端末 | 必須スペック | 推奨スペック |
---|---|---|
iPhone | iOS 15以上に対応したiPhone6s/6s Plus 以降の端末 | iOS 16以上に対応したiPhone8/iPhone SE(第二世代)以降の端末 |
Android | Android 10.0以上に対応した64bit対応CPU&3GB以上のメモリ(RAM)を搭載した端末 | Android 12.0以降に対応した64bit対応CPU&4GB以上のメモリ(RAM)を搭載した端末 |
結構、古めの端末でも大丈夫みたいね
可能なら推奨スペックの端末を揃えた方がいいですね
オーディオインターフェース
目安価格
15,000~25,000円
IRIAMではスマホ1つあれば配信できますが、スマホ以外の機材を使用して配信の質を上げたい場合は、オーディオインターフェースが必要です。
なぜなら、スマホ以外の機材をスマホに直接接続が出来ないからです。
他の機材をスマホに接続するには、オーディオインターフェースに一度接続して経由する必要があります。
そもそも、オーディオインターフェースとは、マイクや楽器などのアナログ音声信号をデジタル信号に変換し、パソコンやスマートフォンに取り込むための機器になります。
たとえば、歌配信をする際に使用するマイクや、曲のBGMを流す用の端末などは一度、オーディオインターフェースに接続してから、配信用のスマホに接続する必要があるんですよね。
これだけでは、イメージが付かないと思いますので以下画像で簡単にまとめてみました。↓
また、オーディオインターフェースは自身の音声やBGMの音量調整や、エコーなども掛けられます。
他にもオーディオインターフェースを活用することで、配信中にSE(効果音)なども流せるようになるんですよね。
そのため、配信の質を上げたい人は、必ずオーディオインターフェースが必要であることを覚えておいてください。
オーディオインターフェースが無ければ
他の機材そろえても意味ないってことね
資金に余裕があるなら、揃えておきましょう
オーディオインターフェースを購入するなら、YAMAHA AG03がオススメです。
接続や操作が簡単で初心者にも使いやすく、多くのIRIAM配信者が利用しています。
そのため、操作や接続方法、不具合などで分からなくても検索すれば何かしらヒットするのがポイントです。
BGM用端末
目安価格
20,000~250,000円
IRIAMの配信でBGMを流したい場合は、配信用の端末とは別にBGM用の端末も用意する必要があります。
端末自体は
- スマホ
- タブレット
- PC
どれでも問題ありません。
ただし、BGM流しながらSE(効果音)を流したい場合はPCがオススメです。
なぜなら、スマホやタブレットの場合、「ポンッ!」と言ったようなSEを流す際に、BGMを流している画面をバックグラウンドにすることで、BGMの再生が止まってしまう可能性があるからです。
他にも、単純に端末のスペックが低いとSEを流すタイミングがズレたり、スマホやタブレット画面を指で操作するより、PC画面をマウス操作した方が早いなど、いろいろな理由があります。
そのため、BGMだけでいいなら過去に使用していたスマホを利用すれば問題ありません。
BGM+SEも流したいなら、PCがオススメです。
とりあえずは、前使ってたスマホでBGMだけ流せればいいかな
昔に使用していたスマホがあれば余計な出費をしないで済みますね
マイク
目安価格
3,000~35,000円
IRIAM配信で、自身の声を高音質で視聴者に届けたい場合は、マイクを用意してください。
なぜなら、スマホに搭載されているマイクでは音質に限界があり、音割れやノイズが入ったりと、視聴者に大きなストレスを与える可能性があるからです。
そのため、本格的にIRIAMでVtuber活動を考えている人は、マイクもそろえるといいですね。
マイクは大きく分けて以下、2つあります。
- ダイナミックマイク:カラオケやライブで使用
- コンデンサーマイク:声優のアフレコなどに使用
音質だけを求めるなら、コンデンサーマイクがオススメです。
なぜなら、ダイナミックマイクより音を拾う感度が高いため、より自分の声に近い音質を視聴者に届けられるからです。
しかし、コンデンサーマイクは、湿気や振動に弱い為、管理が難しい機材になります。
多少乱暴に使用しても壊れないマイクを望む場合はダイナミックマイクがオススメですね。
コンデンサーマイクを買うわッ!
(雑に扱って直ぐに壊しそうだから、ダイナミックマイクの方がいいのでは・・・)
配信用のマイクに迷ったら、コンデンサーマイクであるAudio Technica AT2020がオススメです。
こちらは、累計出荷台数100万台を超えるロングセラー商品であり、配信者の定番モデルになります。
そのため、どのマイクにしようか悩んでいる方は、配信者の方多く使用しているAT2020がいいでしょう。
ヘッドフォン・イヤホン
目安価格
3,000~15,000円
ヘッドフォンやイヤホンを使用することで、自分がマイクに対して話した音声を聞くことができます。
また、音声だけではなく配信に乗っている全ての音(BGM・SEなど)を確認できるので、配信時に流れる音量をチェックできるんですよね。
他にも自身の音声やBGMが配信に流れていないなど、音声トラブルをいち早く気づくことができるので、配信の質を上げるためにも、ヘッドフォンやイヤホンを活用するのをオススメします。
配信の音量調整は大切よね
音声トラブルに早く気づけるのもイイですよね
ヘッドホンを揃えるなら、Audio Technica ATH₋M20xがオススメです。
こちらは、コスパ最強と言われておりレコーディングにも使えるほど高音質で聞こえます。
また、値段もそこまでしないので、最初のヘッドフォンとしては最高です。
カメラアダプター
目安価格
1,500~3,000円
IRIAMの配信でオーディオインターフェースを使用するなら、カメラアダプターを用意するのをオススメします。
なぜなら、カメラアダプターが無いと充電しながら配信ができないからです。
カメラアダプターは、オーディオインターフェイスと配信用スマホをつなぐ役割をもつ機材です。
オーディオインターフェースから直接配信用のスマホに接続することも可能ですが、その場合は充電ができません。
短時間の配信であれば問題ないかもしれませんが、長時間配信する場合は配信の途中でスマホの充電が切れてしまう可能性があります。
そうならない為にも、充電しながら配信が出来るようにカメラアダプターは用意しておくのがオススメです。
私はガッツリ配信する予定だから、必要な機材ねッ!
配信途中で充電が切れたら最悪ですよね
Appleカメラアダプターは安価な類似品が多数ありますが、故障しやすい製品です。
安価な他社製品は1、2ヶ月で壊れてしまうなどの噂もあるので、純正品を購入するのをおすすめします。
IRIAMで活動する際の初期費用はいくら?
IRIAMで活動する際の初期費用はスマホとイラストを足した金額になりますが、スマホを持っている人がほとんどなので、実際にはイラスト代の1万円でIRIAMで配信が可能です。
しかし、スマホを持っていてもIRIAMを起動するためのスペックが無い場合はスマホを購入する必要があります。
他にも、自身がどんな内容の配信にしたいかで初期費用も違ってきます。
たとえば、IRIAMで人気の歌配信をしたい場合はいろいろな機材が必要なんですよね。
これでけでは、分かりずらいと思いますので、おおよその金額目途を以下に記載します。
初期費用
機材 | 値段 |
---|---|
イラスト | 5,000~10,000円 |
スマホ | 50,000~200,000円 |
オーディオインターフェース | 15,000~25,000円 |
BGM用端末 | 20,000~250,000円 |
マイク | 3,000~35,000円 |
ヘッドフォン・イヤホン | 3,000~15,000円 |
カメラアダプター | 1,500~3,000円 |
合計 | 97,500~538,000円 |
最低値と最大値の幅が多い理由としては、配信用とBGM用の端末の値段になります。
スマホやPCの場合、安いのと高いのだと値段がかなり違って来るんですよね。
特にこだわりが無い人であれば最低値の値段を参考にすれば問題ありません。
また、そもそも既にスマホを持っている場合は、スマホ代を抜いた値段が初期費用だと思ってください。
スマホを持っているなら大分安くなりますね
今回紹介した初期費用はあくまで目安です。
自分がやりたい事や、持っている機材によっても値段は全然違ってきます。
たとえば、あなたが既にスマホを持っていた場合、雑談だけでいいならイラスト代だけで問題ありません。
そのため、まずは自分がやりたい配信内容と持っている機材を確認することが大切です。
とりあえず雑談だけでもいいから配信してみようかな
IRIAMで使用するイラストについて、より詳しく知りたい方は以下記事も参考にしてみてください。↓
まとめ
今回はIRIAMでは、配信に必要な機材や、あった方が良い記事について紹介しました。
あった方が便利な機材はいろいろありますが、まずお試しで始めたいと考えている人はイラストだけで問題ありません。
仮に、高音質で自身の声をユーザーに届けたい場合はマイクやオーディオインターフェースが必要です。
ただ、まずはお試しで配信したいと考えている人はイラストとスマホだけそろえて配信をしてみるのをオススメします。
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