「自分の分身となるVTuberモデル、せっかくなら理想を詰め込んだ最高の姿でデビューしたい!」
そう強く願う一方で、「頭の中にあるフワッとしたイメージを、うまくクリエイターさんに伝えられるかな…」と、不安で一歩を踏み出せずにいませんか。
その不安を抱えたまま準備不足で依頼を進めてしまうと、「時間もお金もかけたのに、完成したモデルが理想と全然違う…」という、最も避けたい失敗に繋がってしまうかもしれません。
この記事では、VTuberモデルの依頼で後悔しないための「イメージの的確な伝え方」を、キャラ設定の段階から徹底的に解説します。
理想のキャラクター像を具体化するための「キャラ設定シート」や、コピペしてすぐに使える「依頼書テンプレート」もご用意しました。
この記事を最後まで読めば、あなたは自信を持ってクリエイターに想いを伝え、後悔のないVTuberモデル依頼ができるようになります。
なぜ重要?VTuberモデル依頼で「キャラ設定」が成功の鍵を握る理由

VTuberモデルの依頼を成功させるためには、何よりもまず「キャラクター設定」を徹底的に作り込むことが重要です。
なぜなら、このキャラ設定こそが、あなたの理想を形にし、クリエイターとの共同作業をスムーズに進めるための「設計図」そのものになるからです。
ここでは、なぜ時間をかけてまでキャラ設定を固める必要があるのか、以下3つを紹介していきます。
- 理想の姿を実現し、後悔を防ぐため
- クリエイターとの認識のズレをなくし、スムーズな進行を実現するため
- あなた自身の活動の軸となり、キャラクターがぶれなくなるから
それぞれ説明していきますので、参考にしてみてください。

モデル制作に失敗したくないッ!



後悔しない為にも見ていきましょう
理想の姿を実現し、後悔を防ぐため


理想の姿を実現し、後悔しないVTuberモデルを手に入れるためには、土台となる「キャラクター設定」をしっかり作り込むことが絶対に不可欠です。
これが、あなたの夢を最高の形で叶えるための、最も重要で最初のステップとなります。
なぜなら、あなたの理想の「設計図」であるキャラ設定が曖昧なままだと、あなたとクリエイターさんとの間に、致命的な認識のズレが生まれてしまうからです。
クリエイターは超能力者ではないため、あなたの頭の中を完璧に覗くことはできません。
例えば、あなたが「かっこいい感じのキャラクター」とだけ伝えたとします。
あなたはクールでミステリアスな姿を想像していても、クリエイターは元気で活発な少年のような姿をイメージするかもしれません。
その結果、「何万円もかけて依頼したのに、なんだかイメージと違う…」という、取り返しのつかない後悔に繋がってしまう可能性があります。
このような悲しいすれ違いを防ぎ、あなたが心から「この子だ!」と思える最高の分身と出会うためにも、キャラ設定という名の「愛情を込めた設計図」を、時間をかけて丁寧に作り上げることを強くおすすめします。



最高のモデルを作るには最初が肝心ってことね
クリエイターとの認識のズレをなくし、スムーズな進行を実現するため


しっかりと作り込まれたキャラクター設定は、依頼のプロセスで発生しがちな無駄な時間とストレスをなくし、あなたとクリエイターさんの双方にとって「最高のコミュニケーションツール」となります。
なぜなら、VTuberモデルの依頼とは、言葉や資料を介したイメージの伝達作業だからです。
もし最初に共有する「設計図」の情報が少なすぎると、クリエイターさんは何度もあなたに質問する必要が出てきますし、最悪の場合、制作がかなり進んだ後で「やっぱりイメージが違う!」という大幅な手戻りが発生してしまいます。
例えば、「目の色は雰囲気にお任せします」と伝えた後に、完成間近のイラストを見て「やっぱりミステリアスな青色にしてほしいです」とお願いしたとします。
あなたにとっては些細な変更に思えるかもしれませんが、クリエイターさんにとっては、多数のレイヤーを遡って修正し、全体の色のバランスを再調整する大変な作業です。
場合によっては、追加料金や納期の遅れに繋がることも十分に考えられます。
このように、お互いが気持ちよく最高の作品を創り上げるためにも、最初の段階でキャラ設定という「共通言語」をしっかり共有することが、結果的にスムーズな進行への一番の近道だと言えるでしょう。



大幅な修正の場合は追加料金が取れる場合が多いので注意です
あなた自身の活動の軸となり、キャラクターがぶれなくなるから


時間をかけて練り上げたキャラクター設定は、あなたがVTuberとして活動を始めた後、道に迷った時に進むべき方向を示してくれる「羅針盤」のような存在になります。
なぜなら、しっかりとした軸があることで、あなたの言動や企画内容に「キャラクターとしての一貫性」が生まれるからです。
その一貫性を見たファンは、「この子はこういう子なんだ」とあなたの個性を深く理解し、「この子ならこう言うだろうな」という期待と信頼を寄せてくれます。
その積み重ねが、熱心なファンからの応援に繋がるのです。
例えば、「皮肉屋だけど根は優しい、悪魔の執事」という設定があれば、ゲームで失敗した時の悔しがり方や、ファンへの感謝の伝え方にも、自然と〝その子らしさ〟が滲み出るはずです。
逆に、明確な設定がないまま活動を始め、「今日は元気系、明日はクール系」とキャラクターがブレてしまうと、ファンは何を信じて良いか分からなくなり、あなたの魅力が伝わりきる前に離れていってしまうかもしれません。
このように、最初に固めるキャラ設定は、単にモデルの外見を決める作業ではありません。
あなたのVTuberとしての魂を吹き込み、未来の活動を成功に導くための、最も創造的で重要な準備だと言えるでしょう。



モデル制作の時だけじゃなくて、活動にも役に立つのね
モデルのプロフィール作りについて、以下記事で紹介していますので、キャラ設定と併せて参考にしてみてください。


VTuberモデル依頼の準備から納品までの全5ステップ


キャラ設定の重要性が分かったところで、次に依頼の全体像を把握しましょう。
ここからは、実際にVTuberモデルを依頼し、あなたの手元に届くまでの流れを5つのステップで具体的に解説します。


この通りに進めれば、初心者の方でも迷うことなく準備を進められますので、安心してください。



け、結構難しそうね・・・



1つ1つ終わらせていきましょう
モデル制作については、以下記事でより詳しく解説していますので、興味がある方は参考にしてみてください。


STEP1:キャラクター設定を固める【最重要】


VTuberモデル依頼の成功は、この最初のステップである「キャラクター設定」をどれだけ深く、そして具体的に固められるかにかかっています。
なぜなら、ここで固めた設定が、この後のキャラクターデザイン、依頼書の作成、さらにはデビュー後の活動スタイルまで、全ての工程の「設計図の元となるアイデア」になるからです。
しっかりとした土台がなければ、その上に理想のVTuberという名の家を建てることはできません。
例えば、「ただ可愛い女の子」という漠然とした設定では、どんな髪型や服装が本当に似合うのか、どんな声で話すのか、クリエイターもあなた自身もイメージを絞り込めず、迷子になってしまうでしょう。
しかし、「ちょっぴりドジな見習い天使で、人間界のゲームやアニメに興味津々」という設定ならどうでしょうか?
白い翼や天使の輪、少し現代風のラフな服装、優しくて少しおっとりした口調など、具体的なデザインやキャラクター像が次々と湧いてくるはずです。
このように、全ての工程の出発点となるキャラクター設定の構築は、まさに最重要ステップと言えます。
後ほど別の項目で詳しく解説する方法に沿って、あなただけのキャラクターを創り上げましょう。



キャラ設定はとても重要そうね
STEP2:依頼内容と予算を決める


キャラクターの設定が固まったら、次に「どこまでの作業を(依頼内容)」、そして「いくらの範囲で(予算)」お願いするのかを、具体的に決めておきましょう。
なぜなら、この2つの条件を最初に明確にしておくことで、数多くのクリエイターさんの中からあなたの希望に合う方を効率的に探し出すことができ、後の「予算が合わなかった…」「これは依頼範囲外だった…」といったトラブルを未然に防げるからです。
例えば依頼内容には、大きく分けて「①キャラクターデザイン(立ち絵の作成)」と「②Live2Dモデリング(立ち絵に動きをつける作業)」があります。
クリエイターさんによって両方請け負う方、片方のみを専門とする方がいるため、「今回は①のキャラデザだけをお願いしよう」と決めるだけでも、探すべき相手がグッと絞り込めます。
予算も同様に、「10万円以内で①と②の両方をお願いしたい」と決めておけば、その価格帯で活動している方を的確に探せるようになります。
このように、依頼内容と予算をあらかじめ設定しておくことは、理想のクリエイ-ターさんを見つけるための強力なコンパスとなり、安心して依頼を進めるための大切な準備なのです。



2Dモデルの場合は5万円~20万円くらいが相場ですね
より詳しく、Vtuberモデルの値段相場について知りたい方は以下記事も参考にしてみてください。


STEP3:依頼するクリエイターを探す


準備が整ったら、いよいよあなたの理想を形にしてくれる運命のクリエイターを探し始めましょう。この出会いが、あなたのVTuberとしての満足度を大きく左右する、非常に大切なステップです。
なぜなら、クリエイターさんにはそれぞれ得意な絵柄、塗り、作風、モデリングがあり、あなたの理想とクリエイターさんの強みが一致することが、最高のモデルを生み出すための絶対条件だからです。
また、単純な絵の上手さだけでなく、VTuberモデルの制作実績や依頼の受付状況など、事前に確認すべき点がいくつかあります。
制作依頼サイトは色々とありますが、当サイトとしては以下がオススメです。
- nizima
- ココナラ
- BOOTH
- SKIMA
あなたの心に響くイラストを探すことから始めます。「この人の絵が好き!」という方を見つけたら、必ずポートフォリオ(作品集)やプロフィールをチェックしてください。
そこで見るべきは、以下3点です。
- ①絵柄が本当にあなたの理想と合っているか
- ②VTuberモデルの制作実績があるか
- ③現在、依頼を受け付けているか
特に②の実績があれば、パーツ分けなど特有の工程にも慣れているため、より安心して依頼できます。
このように、様々な場所でアンテナを張り、ポートフォリオをしっかり読み解くことで、あなたの分身の誕生を安心して任せられる、最高のパートナーを見つけ出しましょう。



クリエイター選びは慎重に行った方が良さそうね
クリエイター選びのコツについては、以下記事で紹介していますので、参考にしてみてください。


STEP4:依頼書を作成し、相談・契約する


運命のクリエイターさんが見つかったら、次はいよいよあなたの熱意を伝える「依頼書」を作成し、連絡を取るステップです。ここでの丁寧なコミュニケーションが、円滑な契約への鍵を握ります。
なぜなら、依頼書はあなたの「はじめまして」の挨拶であり、クリエイターさんがその依頼を受けるかどうかを判断する、非常に重要な資料だからです。
内容が分かりにくかったり、必要な情報が抜けていたりすると、「この依頼はやり取りが大変そうだな…」と敬遠されてしまう可能性すらあります。
例えば、「VTuberモデルを作ってほしいです。いくらですか?」という一行だけでは、クリエイターさんは何も判断できず、返信に困ってしまうでしょう。
そうではなく、これまでのステップで準備してきた①キャラクター設定、②依頼したい作業範囲、③予算などを、礼儀正しい文章と共に一つのメッセージにまとめることが不可欠です。
この記事の後半で紹介する依頼書テンプレートを使えば、誰でも抜け漏れなく、丁寧な依頼文を作成できます。
このように、依頼書は単なる発注書ではなく、あなたの本気度と人柄を伝えるための大切なラブレターのようなものです。
しっかりと準備して、クリエイターさんに「この人とぜひ一緒に仕事がしたい!」と思ってもらうことが、このステップのゴールとなります。



クリエイターとの最初のコミュニケーションなので大切に行きましょう
STEP5:制作進行・フィードバック・納品


契約が完了したら、いよいよあなたの分身(モデル)の制作がスタートします。この最終ステップで最も重要なのは、制作途中のチェック段階で行う、的確で丁寧な「フィードバック(修正依頼)」です。
これが、理想のモデルを完成させるための最後の鍵となります。
なぜなら、クリエイターさんも完璧ではないため、制作の初期段階である「ラフ」や「カラーラフ」の時点ですり合わせを行う必要があるからです。
この段階での修正は比較的容易ですが、完成に近づくほど修正は困難になり、追加料金の原因にもなってしまいます。
例えば、ラフを確認して「イメージと少し違うな」と感じた時、「なんか違うのでやり直してください」という漠然とした否定はNGです。
そうではなく、「素敵なラフをありがとうございます!可能でしたら、目のハイライトをもう少しだけ大きくして、キラキラ感を強めていただくことはできますか?」というように、①感謝、②具体的な修正箇所、③どう変えてほしいかの3点をセットで伝えるのが、思いやりのあるフィードバックのコツです。
このように、クリエイターさんへの敬意を忘れず、的確なフィードバックを心がけることで、お互いに気持ちよくゴールを目指せます。
そして、全ての工程を乗り越えた先に、世界に一人だけのあなたの分身が誕生するのです。



なんだかモデル制作のイメージが湧いてきたわッ!
理想を形にする「VTuberキャラ設定」の作り方【シート付】


モデル制作の全体像を把握したら、いよいよ依頼の成功を左右する「キャラ設定」の具体的な作り方に進みます。
「何から考えればいいか分からない…」という方も、この以下の通りに進めれば、自然とキャラクターの輪郭が浮かび上がってくるはずです。


それぞれ詳しく説明していきますので、難しく考えず、楽しみながらあなたの理想の分身を創り上げてください。



ここのステップが重要ってことね



ジックリと時間を掛けて決めていきましょう
まずはこれだけ!絶対に決めておくべき基本設定


キャラクター設定と聞くと難しく感じるかもしれませんが、まずは「基本設定」から決めていきましょう。この基本設定こそが、あなたの分身に魂を吹き込み、命を与えるための最初の、そして最も重要な作業です。
なぜなら、名前や性格といった基本的な情報が、キャラクターの言動や見た目のデザインを方向づける「核(コア)」そのものになるからです。
そこで、ここでは以下基本設定について紹介していきます。
- 名前、性別、年齢、性格、口調
- 活動の方向性(どんな配信がしたいか)
基本設定はキャラクターのあらゆる魅力の源泉となりますので、あなたの分身の核となる要素を、一つずつ一緒に考えていきましょう。



よ~し、基本設定を考えていくわよ~ッ!
名前、性別、年齢、性格、口調


名前、性別、性格、口調といった人格に関わる設定は、あなたの分身がどんな子なのかを定義する、まさにキャラクターの「心臓部」です。
なぜなら、これらの設定がキャラクターの行動や表情、ファンとのコミュニケーション方法、さらには声のイメージまで、あらゆる要素に直接影響を与えるからです。
ここを固めることで、キャラクターに一貫性とリアリティが生まれます。
例えば、「お嬢様口調で高飛車だけど、実は寂しがり屋」という性格が固まっていれば、自信満々な立ち姿やツンとした表情、そしてふとした瞬間に見せる寂しそうな表情の両方が必要になるでしょう。
クリエイターさんも、その設定を元に豊かな表情差分をデザインしやすくなります。
このように、人格設定はキャラクターの魅力を深めるための重要な基盤です。以下のポイントを参考に、あなただけのキャラクターを創り上げていきましょう。
名前
呼びやすく、覚えてもらいやすい名前を考えましょう。キャラクターの雰囲気や世界観に合っているかも大切です。
愛称(ニックネーム)を考えやすく、他の人と被りにくい名前だと、さらに覚えてもらいやすくなります。
性別・年齢
基本的な情報ですが、ここにギャップを加えるのも一つの手です。
「見た目は幼い少女だが、実は1000年以上生きるエルフ」のように、見た目の年齢と実年齢が違う設定は、キャラクターのミステリアスな魅力を引き立てます。
性格・口調
元気いっぱいなのか、クールで物静かなのか。まずはキーワードを3〜5つ書き出してみるのがおすすめです(例:元気、おっちょこちょい、負けず嫌い)。
その性格から、一人称(私、僕、俺など)や特徴的な語尾(〜だぜ、〜ですわ、〜じゃよ等)を連想すると、キャラクターが一気に個性的になります。



本当に基本設定ですが、重要なので最初に決めておきましょう
活動の方向性(どんな配信がしたいか)
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あなたがVTuberとして「何をしたいか(活動の方向性)」を明確にすることは、キャラクターデザインを決める上で、進むべき道を示す非常に重要な羅針盤となります。
なぜなら、活動内容とキャラクターの見た目に一貫性があることで、視聴者にあなたの魅力がより深く、直感的に伝わるからです。
また、活動シーンに適したデザインにすることで、あなた自身の活動のしやすさにも大きく影響します。
たとえば、もし長時間プレイすることが多いゲーム配信をメインにするとしましょう。
その場合、ゴテゴテした重いドレスよりも、パーカーやジャージのようなリラックスできる服装の方が「ゲームが好きな子なんだな」と伝わりやすく、あなた自身もそのキャラクターになりきって配信に集中できるはずです。
逆に、歌ってみたで人々を魅了したいのであれば、ステージ映えするアイドルのような華やかな衣装の方が、より一層あなたの歌声を引き立ててくれるでしょう。
さらに、リスナーさんと近い距離で雑談を楽しんだり、ASMRで癒やしを届けたりしたいのであれば、もこもこの部屋着やオーバーサイズのシャツといった、親近感の湧く服装も素晴らしい選択肢になります。
このように、活動の方向性を先に決めておくことで、衣装デザインの選択肢が自然と絞り込まれ、クリエイターさんにも的確な指示を出しやすくなります。



なるほど、活動の方向性に見た目を寄せるのね
クリエイターに”伝わる”外見デザインの設定項目


キャラクターの魂となる基本設定が固まったら、次はその魂を宿す「器」、つまり外見デザインを具体的にしていきましょう。ここでの細かな言語化が、クリエイターさんとのイメージ共有の精度を格段に高めます。
なぜなら、「可愛い」や「カッコいい」といった言葉の捉え方は人それぞれで、非常に曖昧だからです。
あなたの思う「可愛い」とクリエイターさんの思う「可愛い」が、必ずしも一致するとは限りません。この認識のズレが、デザインの修正や手戻りの最大の原因となります。
そこで、ここでは以下設定について紹介していきます。
- 全体のテーマやモチーフ
- 髪型、髪色、目の形、目の色
- 服装、アクセサリー、キーアイテム
- こだわりたいポイントと、お任せしたいポイント
デザインの要素を一つひとつ言葉にしていく作業が、理想のビジュアルを手に入れるための最短ルートです。これから紹介する項目を参考に、あなたの理想の姿を組み立てていきましょう。



可能な限り細かく決めていきましょう
全体のテーマやモチーフ(例:天使、悪魔、魔法少女、サイバーなど)
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まず、あなたのキャラクターを一言で表す「テーマ」や「モチーフ」を決めましょう。これが、デザイン全体に一貫性を持たせ、キャラクターの魅力を際立たせるための重要な出発点になります。
なぜなら、テーマはデザインの方向性を決める「大きなコンパス」の役割を果たすからです。
このコンパスがあれば、髪型、服装、色使い、アクセサリーといった無数の選択肢の中から、「このキャラクターらしい」ものだけを効率的に選び取ることができます。
例えば、テーマを「サイバーパンクなハッカー」と設定したとします。
すると、光るラインが入ったジャケット、メカニカルなヘッドセット、ネオンカラーを差し色にした髪色など、具体的なデザイン案が自然と浮かんでくるはずです。
また、「和風×ファンタジー」のように二つのテーマを組み合わせるのも、独自性を出す上で非常に有効でしょう。
「桜の精霊の剣士」というテーマなら、桜の花びらをあしらった着物風の戦闘服、といったユニークなデザインが考えられます。
このように、明確なテーマを設定することは、デザインの方向性で迷わないための、そしてクリエイターさんに一瞬でイメージを共有するための、最も効果的な方法なのです。



テーマやモチーフ選びって大変そうね・・・
「どうしてもテーマが思いつかない…」という場合は、以下の例を参考にしてみてください。
異なるカテゴリーの要素を組み合わせることで、あなただけのオリジナルテーマが生まれるかもしれません。
- ファンタジー系
- 天使、悪魔、堕天使、サキュバス
- エルフ、ドワーフ、獣人(ケモミミ)
- 魔法使い、錬金術師、召喚士
- 吸血鬼、人狼、ゴースト
- ドラゴン、妖精、精霊、神(見習い)
- 現代・近未来系
- 生徒(セーラー服、ブレザー)、アイドル
- メイド、執事、カフェ店員
- ナース、研究者、先生
- 探偵、怪盗、エージェント
- アンドロイド、ハッカー、未来の兵士
- 和風・中華風など
- 鬼、天狗、雪女、座敷童子
- 狐、猫又、化け狸
- 忍者、侍、陰陽師
- キョンシー、仙人、道士
髪型、髪色、目の形、目の色


髪と目は、キャラクターの「顔」の印象を決定づける最も重要なパーツです。これらの組み合わせを細かく指定することで、あなたのキャラクターは唯一無二の魅力を持つようになります。
なぜなら、視聴者がキャラクターを見たときに、最初に注目するのが顔の中心にある髪と目だからです。
ここのデザインがキャラクターの性格やテーマと一致していると、人物像がより深く、説得力を持って伝わります。
例えば、「元気で活発なキャラクター」なら、動きのあるショートヘアやポニーテールに、明るいオレンジ色の髪、そして意志の強さを感じさせる大きめのつり目が似合うかもしれません。
逆に「物静かでミステリアスなキャラクター」なら、顔が隠れがちなストレートのロングヘアに、深い青色の髪、そして何を考えているか分からないようなジト目が効果的でしょう。
このように、髪と目のデザインはキャラクターの個性を雄弁に語ります。以下の項目を参考に、あなたの理想のビジュアルを追求していきましょう。
髪型
ロング、ショート、ツインテール、アシンメトリーなど、選択肢は無限大です。前髪はぱっつんか、流しているか。髪質はストレートか、くせ毛かなども伝えると、より具体的になります。
髪色
単色だけでなく、メッシュやグラデーションを入れると個性が際立ちます。内側だけ色を変えるインナーカラーや、毛先だけ染めるのもオシャレな選択肢です。キャラクターのテーマカラーと合わせると統一感が出ます。
目の形
つり目、タレ目、ジト目など、目の形でキャラクターの性格を表現できます。眠そうな半開きの目や、猫のような縦長の瞳孔など、より個性的な表現も可能です。あなたのキャラクターの性格を一番よく表すのはどんな目か考えてみてください。
目の色
左右で色が違うオッドアイや、宝石のようにキラキラした瞳など、こだわりたいポイントです。ハイライト(瞳の中の光)の形や数にこだわるのもおすすめします。星形やハート形のハイライトは、キャラクターの個性をより強く印象付けます。



細かく決めていきましょう
服装、アクセサリー、キーアイテム


服装やアクセサリー、そしてキーアイテムは、あなたのキャラクターの「テーマ」や「物語」を視覚的に表現し、個性を際立たせるための強力なツールです。
なぜなら、これらのアイテムはキャラクターの背景(どんな世界で、何をして生きてきたか)や好み、能力などを雄弁に物語ってくれるからです。
これらを効果的に使うことで、キャラクターに深みと説得力が生まれます。
例えば、テーマが「魔法図書館の司書」なら、星や月の刺繍が入ったローブ風の服装に、アンティークな銀縁メガネ、そして常に古びた魔導書を小脇に抱えている、といった姿が想像できるでしょう。
また、「お菓子作りが好きなのんびり屋の女子高校生」なら、少し大きめのパーカーに、お菓子のモチーフがついたアクセサリー、そして手には自作のスイーツを持っている、といった親しみやすい姿も考えられます。
これらのアイテムの一つひとつが、「そのキャラクターが何者であるか」を言葉以上に強く伝えてくれるのです。
このように、身につけるものはキャラクターそのものを形作ります。以下の項目を参考に、あなたのキャラクターの世界を豊かに彩っていきましょう。
服装
テーマに沿った服装を考えるのが基本です。ワンピース、制服、パーカー、和服など、様々な選択肢があります。さらに、キャラクターの性格も反映させましょう。同じ制服でも、きっちり着こなす優等生タイプか、少し着崩すやんちゃなタイプかで印象は大きく変わります。フリルやリボンの有無、露出度なども具体的に指定してください。
アクセサリー
眼鏡、ピアス、帽子、チョーカーなどは、キャラクターのチャームポイントになります。キャラクターのテーマやモチーフにちなんだアクセサリー(例:天使なら羽のピアス)を取り入れると、デザインの一貫性が高まります。左右非対称のデザインなども個性的でおすすめです。
キーアイテム
常に持っている杖、本、ぬいぐるみ、武器など、そのキャラクターを象徴するアイテムです。これは、あなたの活動の「ネタ」にもなる重要な要素となります。配信中にそのアイテムの由来を語ったり、ファンアートで描いてもらいやすくなったりと、コミュニケーションのきっかけになるかもしれません。



かわいい服装やアクセサリーを身に着けたいわね
こだわりたいポイントと、お任せしたいポイント


キャラクターデザインの全てを、あなた一人で100%完璧に決める必要は全くありません。
むしろ、「絶対に譲れないこだわりポイント」と「プロにお任せしたいポイント」を明確に分けて伝えることが、理想のモデルを創るための賢いコツです。
なぜなら、クリエイターさんはあなたの理想を形にするプロであると同時に、素晴らしい発想力を持つアーティストでもあるからです。
あなたのこだわりを尊重しつつ、クリエイターさんの持つ独創的なセンスやアイデアを活かす余地を残すことで、あなたの想像を遥かに超える魅力的なデザインが生まれる可能性があります。
例えば、「絶対に譲れないこだわりポイント」として「瞳の中の星の模様」や「アホ毛の形」など、キャラクターを象徴する一部分に絞り込みます。
その上で、「全体の服装は“サイバー和風”というテーマで、カッコよくお任せします」といったように、クリエイターさんが自由に腕を振るえる部分を明確に伝えましょう。
こうすることで、クリエイターさんは「なるほど、このポイントは押さえつつ、自分の得意な表現でさらに良くしよう!」と、より意欲的に制作に取り組んでくれるはずです。
このように、「こだわり」と「お任せ」のメリハリをつけることは、クリエイターさんとの信頼関係を築き、二人三脚で最高の作品を創り上げるための、非常に効果的なコミュニケーション術なのでオススメです。



クリエイター様のアイディアは素晴らしいですからね
【便利ツール】VTuberキャラ設定シートを活用しよう


これまで考えてきた素晴らしいアイデアを一つにまとめるために、ぜひ「キャラクター設定シート」を活用してください。これが、あなたの理想をクリエイターさんに120%伝えるための、最強の武器になります。
なぜなら、頭の中だけで考えていると情報が散らばってしまい、いざ依頼する時に「あれ、何を伝えたかったんだっけ?」と重要な点を伝え忘れる原因になるからです。
シートに書き出すことで、あなたの思考が整理され、クリエイターさんへの情報共有が抜け漏れなく、かつ圧倒的にスムーズになります。
例えば、シートがない状態で依頼すると、長い文章のDMで何度もやり取りしたり、「あの件はどうでしたっけ?」とお互いに確認し合ったりと、非常に手間がかかるでしょう。
しかし、最初にこのシートを一枚ポンと渡すだけで、クリエイターさんはキャラクターの全てを一目で把握でき、「なるほど、理解しました!」とすぐに制作に取り掛かれるのです。
これはお互いにとって、大きな時間短縮に繋がります。
このように、キャラ設定シートはあなたの情熱とアイデアを詰め込んだ、たった一つの「公式設定資料」です。以下のテンプレートを使えば誰でも簡単に作成できますので、ぜひ完成させてみてください。



このシートを埋めてクリエイター様に渡せばいいのねッ!



自分なりにカスタマイズするのもいいですね
【コピペOK】VTuberキャラクター設定シート
【VTuberキャラクター設定シート】
■ 基本設定
・名前(ふりがな):
・性別:
・年齢:
・身長/体型:
・性格(キーワード3〜5つ):
・口調/一人称:
・活動内容:
・世界観/物語:
■ 外見デザイン
・テーマ/モチーフ:
・髪型/髪色:
・目の形/目の色:
・服装:
・アクセサリー:
・キーアイテム:
・メインカラー/サブカラー:
・表情のイメージ(通常時、笑顔、怒りなど):
■ こだわり/お任せポイント
・絶対に再現してほしい点:
・お任せしたい/自由にデザインしてほしい点:
■ 参考資料
(ここに参考画像のURLなどを貼り付けます)
当サイトのキャラクターデザインを作成依頼した際は、クリエイター様に以下情報しか伝えていませんでした。
幸いにも、クリエイター様がとても優秀だった為、少ない情報ながらも素敵なデザインを提案してくれてお気に入りのキャラが出来上がりましたが、今思うと伝える情報が随分と不足していたと感じます。
そのため、これからモデル作成の依頼をしようと考えている人はぜひ、 “VTuberキャラクター設定シート” を活用する事をオススメします。



このシートを使えば私達も、もっとスムーズにやり取り出来たかもねッ!



クリエイター様が優秀で助かりました!
クリエイターに伝えたキャライメージ
- マイクの擬人化
- 誠実そうな雰囲気
- すこし可愛い要素
- 性別は男
- ファッションは紳士なイメージ
- イメージカラー「黒」「黄色」
- ギャルとは逆のイメージを読者に植え付けたい





コンデンサ型かダイナミック型のマイクにするか悩みました
失敗しない「VTuber依頼イメージの伝え方」3つのコツ


キャラクター設定が固まったら、次はその熱い想いをクリエイターに120%伝えるための具体的なテクニックです。専門的な知識は不要です。ここでは、誰でも実践できる以下3つの簡単なコツを紹介します。
- 参考資料を効果的に使う
- 箇条書きでOK!希望はすべて書き出す
- 専門用語が分からなくても、自分の言葉で熱意を伝える
それぞれ詳しく説明していきますので、参考にしてみてください。



私の熱い情熱をクリエイターに伝えるわよッ!



クリエイター様に依頼する時はぜひ活用してみてください
コツ1:「参考資料」を効果的に使う


あなたの頭の中にある漠然としたイメージを、クリエイターさんに正確に伝えるために、参考資料(リファレンス画像)を効果的に使うことが極めて重要です。
なぜなら、「百聞は一見に如かず」という言葉の通り、言葉だけでは伝えきれない色彩のニュアンスやデザインの雰囲気を、一枚の画像が瞬時に伝えてくれるからです。
これにより、「こんなはずじゃなかった」という致命的な認識のズレを防ぐことができます。
ただし、使い方には注意が必要です。絶対にやってはいけないのが、好きなVTuberさんやキャラクターの画像を一枚だけ送り、「この子みたいにしてください」と丸投げすること。
これはあなたのオリジナリティを損なうだけでなく、クリエイター側に「模倣(パクリ)をしてほしいのかな…?」と困惑させてしまいます。
正しい使い方は、次の項目で詳しく解説するように、複数の画像から好きな “要素” を抜き出して組み合わせることです。
このように、参考資料は「丸ごと真似するための見本」ではなく、あなたの理想を構成する「パーツを集めるためのカタログ」として活用することが、効果的にイメージを伝えるための鍵となります。



参考資料は積極的に使っていくわよッ!
複数枚用意し、「どの部分の何が良いのか」を具体的に言語化する


参考資料を効果的に使うための最も重要なコツは、複数の画像を組み合わせ、「どの画像の、どの部分が、なぜ好きなのか」を具体的に言語化して伝えることです。
なぜなら、クリエイターさんは、あなたが提示した画像の「どこ」に魅力を感じているのかを正確に知りたいからです。
「このイラスト、雰囲気が好き」とだけ伝えても、それが色使いなのか、キャラクターの表情なのか、構図なのか判断できず、かえって混乱させてしまいます。
以下のように、画像ごとに「参考にしてほしいポイント」を明確に書き出すのがおすすめです。これなら、あなたの理想が的確に伝わります。
- 【画像A】
このイラストの、透き通るような髪の「塗り方」と「ツヤ感」を参考にしてください。 - 【画像B】
こちらのドレスの、胸元にあるような「リボンの形」と「フリルのボリューム感」を取り入れたいです。 - 【画像C】
目のデザインについて、このキャラクターのような「キラキラしたハイライトの入れ方」が理想です。
このように、画像を要素に分解して言葉で補足することで、あなたはクリエイターさんに対して、極めて正確で分かりやすい「設計図」を渡すことができるのです。



画像を使えば、自分が絵を掛けなくても詳細にイメージを伝えられますね
NGなイメージも伝えると、より理想に近づく


好きなイメージを伝えるだけでなく、同時に「こういうのは避けてほしい」というNGなイメージも伝えることが、理想のデザインにたどり着くための隠れた近道です。
なぜなら、クリエイターさんが良かれと思って加えてくれたデザインが、実はあなたの苦手な要素だった、という悲しいすれ違いを未然に防げるからです。
デザインの方向性の「範囲」を明確にすることで、クリエイターさんはより安心して、あなたの好みのど真ん中を狙ったデザインを提案しやすくなります。
例えば、以下のように伝えてみましょう。
- 服装の例
「ゴシックな雰囲気は好きですが、過度なフリルやリボンは使わず、もっとクールで洗練された印象にしてください。」 - 髪色の例
「ピンク系の髪色にしたいのですが、ビビッドな蛍光ピンクではなく、少し落ち着いた、くすみピンクでお願いします。」
このように伝えることで、あなたのイメージする絶妙なニュアンスを、クリエイターさんと共有しやすくなります。
「好き」の輪郭をよりハッキリさせるために「苦手」を伝えることは、クリエイターさんとの共同作業における、非常に高度で思いやりのあるコミュニケーション術です。
参考資料を「良いとこ取り」し、言語で補足することで、オリジナリティを保ちつつ、理想のイメージを的確に伝えることが可能になるので、実施してみてください。



自分が嫌だと思うイメージはシッカリと伝えるわ!
コツ2:箇条書きでOK!希望はすべて書き出す


「こんな細かいことまで伝えるのは失礼かな?」という遠慮は一切不要です。あなたの希望は、上手な文章にする必要はないので、箇条書きで思いつく限りすべて書き出しましょう。
なぜなら、あなたが「些細なこと」と感じるこだわりこそが、キャラクターに個性と命を宿すうえで重要なことだからです。
クリエイターさんにとって情報が多すぎるということは決してなく、むしろ情報が多ければ多いほど、あなたの理想を深く理解する手助けになります。
例えば、分かりやすい文章にする必要は無く、以下のような感じで全然問題ありません。
- 「ピアスは右耳に2つ、左耳に1つでお願いします。」
- 「笑った時に、少しだけ八重歯が見えるようにしてほしいです。」
- 「感情に合わせて動く、ぴょんと立ったアホ毛が1本ほしいです。」
- 「ニーソックスとスカートの間の『絶対領域』は、絶対に外せません!」
このように、あなたの「好き」を詰め込んだ希望リストは、クリエイターさんにとって最高の道しるべとなります。
遠慮は禁物と心得て、あなたの情熱をすべてぶつけてください。



箇条書きで良いなら私でも書けるかも



思いつく限り書き出してみましょう
コツ3:専門用語が分からなくても、自分の言葉で熱意を伝える


イラストの専門用語を無理に使う必要は全くありません。それよりも、「なぜそうしたいのか」というあなたのキャラクターへの愛や情熱を、あなた自身の言葉で伝えることの方が遥かに重要です。
なぜなら、デザインの背景にある物語や理由が伝わることで、クリエイターさんは単なる「作業者」ではなく、あなたの物語を共に紡ぐ「共作者」になれるからです。
そうなれば、デザインの意図を深く汲み取り、あなたの想像を超えるようなアイデアを提案してくれる可能性が高まります。
例えば、「髪をグラデーションにしてください」という指示だけでは、ただの作業に過ぎません。
しかし、「この子は夕暮れの瞬間に生まれた魔法使いなので、髪色を夜空の深い紺色から、夕焼けのオレンジ色へのグラデーションにして、誕生の奇跡を表現してほしいんです!」と伝えたらどうでしょう?
クリエイターさんの創作意欲は大きく刺激され、「それなら、星屑のようなハイライトも入れてみましょうか?」といった、新たな提案に繋がるかもしれません。
このように、小難しい専門用語よりも、あなたのキャラクターへの熱い想いこそが、クリエイターの心を動かし、最高の作品を生み出すための「魔法のスパイス」になるのです。



上手く伝えられるか分からないけど、情熱だけはあるから、頑張るわッ!



クリエイター様に自分の思いの丈をぶつけましょう
【コピペOK】そのまま使えるVTuberモデルの依頼書テンプレート


いよいよ最後のステップです。これまでの準備で固めたあなたの熱い想いを、クリエイターに届けるための「依頼書」を作成しましょう。
ビジネスメールのようで難しく感じるかもしれませんが、心配はいりません。
ここでは、コピペして( )の中身を書き換えるだけで、誰でも丁寧で分かりやすい依頼書が作れるテンプレートをご用意しましたので、ぜひ活用してみてください。



コピペで使えるなんて最高ねッ!



“キャラ設定シート” と併せて活用ください
依頼書テンプレート


以下のテンプレートをコピーし、[ ]の中をご自身の情報に書き換えて使用してください。
【コピペOK】依頼書テンプレート
件名:【VTuberモデル制作のご依頼】[あなたの活動名義]
[クリエイター名]様
【挨拶と自己紹介】
初めまして。
[あなたの活動名義]と申します。
いつも[クリエイター名]様の素敵なイラストを拝見しております。
特に[具体的な作品名など]の[好きな部分]が大好きで、ぜひ先生に私のVTuberモデルを制作していただきたく、ご連絡いたしました。
【依頼したい内容】
・[キャラクターデザイン(立ち絵イラストの制作)]
・[Live2Dモデリング(パーツ分け含む)]
※依頼したい内容を残し、不要な方を削除してください。
【キャラクター設定の詳細】
制作していただきたいキャラクターの詳細は、添付のキャラクター設定シートをご確認いただけますと幸いです。
[ここに参考資料のURLや、補足事項があれば記載]
【納品希望ファイル形式・サイズ】
・形式: [PSD(パーツ分け済みのもの)、pngなど]
・サイズ: [縦〇〇px、解像度350dpiなど]
※特に希望がなければ、「先生の標準仕様がございましたら、そちらでお願いできますと幸いです」と記載してもOKです。
【希望納期と予算】
・納期: [〇年〇月〇日頃]
・予算: [〇〇円前後]
※予算については、「上記予算で難しい場合も、ぜひ一度ご相談させていただけますと幸いです」と一言添えると、交渉の余地が生まれやすくなります。
【実績公開の可否について】
制作いただいたモデルは、[クリエイター名]様の実績として、ポートフォリオやSNSで公開していただいて構いません。
(公開を希望しない場合は、その旨を記載してください)
【締めの挨拶】
お忙しいところ大変恐縮ですが、上記の内容でご検討いただけますと幸いです。
先生にご担当いただけた場合のお見積もりやスケジュールについて、お聞かせいただけますでしょうか。
お返事お待ちしております。
[あなたの活動名義]
[連絡先(メールアドレスやXアカウントなど)]



このテンプレを利用してクリエイター様に連絡するわよ~



追加したい項目があれば自分になりカスタマイズしてください
予算の関係上、Vtuberモデルを安く手に入れたい人は、以下記事も参考にしてみてください。


依頼書を送る際の注意点とマナー


依頼書を送る際には、その内容だけでなく、いくつかの基本的なマナーを守ることが、クリエイターさんと良好な関係を築き、気持ちよく依頼を受けてもらうための鍵となります。
なぜなら、クリエイターさんも一人の人間であり、顔が見えない文章でのやり取りでは、あなたの誠実さや人柄がより一層伝わりやすいからです。
丁寧な配慮は、あなたの「この依頼に本気です」という姿勢の表れとなり、クリエイターさんの信頼を得る第一歩になります。
特に、以下の3つのポイントは必ず守るようにしましょう。
- 依頼の受付状況を必ず確認する
プロフィール欄や固定ツイートを見て、「依頼停止中」の相手に連絡するのは避けましょう。これは相手の時間を尊重する上で最も基本的なマナーです。 - 丁寧な言葉遣いを心がける
友達に送るような砕けた文章ではなく、ビジネスメールを意識した敬語を使い、敬意を示すことが大切です。 - 返信を急かさない
人気のクリエイターさんほど多忙です。返信に数日かかることも珍しくないので、「まだですか?」といった催促はせず、気長に待つ姿勢を持ちましょう。
このように、相手の状況を想像し、敬意を払うという当たり前の心遣いが、結果的にあなたの夢の実現をスムーズにしてくれます。
「ファンです」という気持ちを忘れずに、丁寧なコミュニケーションを心がけてください。



タメ語を使わない様に気を付けるわ・・・



丁寧なコミュニケーションが大切です
まとめ
この記事では、VTuberモデルの依頼で失敗しないための、キャラクター設定の作り方から、イメージの伝え方、そして具体的な依頼書の書き方までを解説してきました。
最後に、成功のためのポイントをもう一度おさらいしましょう。
- 最重要工程は「キャラ設定」: 依頼の成功は、どれだけ深くキャラクターを考え抜いたかで決まります。
- イメージの伝え方のコツ: 「参考資料の良いとこ取り」「希望は全て書き出す」「熱意を語る」の3つを実践しましょう。
- テンプレートの活用: キャラ設定シートと依頼書テンプレートを使えば、抜け漏れなくスムーズに想いを伝えられます。
準備は少し大変に感じたかもしれませんが、この一つ一つの丁寧な工程が、あなたの理想の分身との最高の出会いを確実に引き寄せてくれます。
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