2016年頃から3DCG・2DCGで描かれたキャラクターにリアルタイムで声をあてたバーチャルアイドル、VTuber(Vチューバ)が流行り始めました。
キズナアイを筆頭に徐々にVTuberをやり始める人が増えて、2023年の時点で2万人以上のVTuberさん達がいます。
そして、今では学生から社会人まで幅広い年齢の人達が気軽に始められる様になりました。
しかし、VTuber活動にはモデルといって仮想アバターが必要であり、モデルを作成するにはお金が必要です。
できることなら、安くて可愛いモデルを作成したいですよね?
そこで、この記事ではVTuber活動に必要なモデルの値段について紹介していきます。
これからVTuber活動を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
VTuberのモデル(アバター)とは?
VTuberのモデル(アバター)には以下2つの種類があります。
- 2Dモデル
- 3Dモデル
基本的に、これからVtuber活動を始める人は2Dモデルを利用する場合が多いです。
なぜなら、制作費が3Dモデルと比べて安いからです。
そのため、Vtuber活動に興味がある人は2Dモデルから始めるのをオススメします。
私はどっちのモデルで活動しようかな~?
ここは悩みどころですね
2Dモデルはイラストを加工して立体的に動かしているモデルになります。
平面のイラストを加工して、相槌を打ったり首を傾げたり、髪の毛が揺れたり、腕を振ったりといった動作をできますが、あくまで立体的に見せているだけで、横や後ろを向いたり身体を一回転させたりなどはできません。
しかし、3Dモデルと比べて比較的に金額が安価で作成できたり、PCスペックをそこまで必要としない為、はじめてVTuber活動する人にはオススメです。
<2Dモデル↓>
当サイトでは、初心者の方に向けてVtuberモデルの制作依頼方法についても以下記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。↓
VTuber活動に必要なモデルの値段相場は?
VTuber活動に必要なモデルは2Dと3Dで作成するときの金額が大分異なります。
値段相場以下です。
- 2D:5万円~20万円
- 3D:10万円~30万円
また、有名クリエイターに依頼する場合は2D・3D関係なく100万円以上掛かる可能性も十分あり得えます。
たとえば、有名事務所であるホロライブに所属していた湊あくあさんが引退されて、転生先と噂されている結城さくなさんは、以下ライブにて100万以上と言っています。
明確な金額は避けていたり、モデル制作費だけではなくVtuberの初期費用としての値段を言っていますが、それでも「ンびゃくまん」と話しているので、有名クリエイターにモデル制作を頼む場合は、それくらいを想定した方がいいですね。
※11分くらい~↓
イラストやモデルの動きなど、クオリティーを下げれば相場より安く作ることは可能ですが、その場合は作成したモデルの顔や髪、手などが全然動かないなどのデメリットがありますので注意が必要です。
う~ん、やっぱりそこそこするわね・・・(お金足りるかしら?汗)
そこは、自身の貯金と要相談ですね
VTuberモデル作成のオススメ依頼サイト4選!
自身でVTuberモデルを作成できない場合は、制作者に依頼するしかありません。
しかし、どこでモデル作成を依頼すればいいか分かりませんよね。
そこで、ここではVTuberモデルの作成依頼にオススメのサイトを紹介していきます。
モデルを手に入れる方法として以下3つがあります。
- 既製品モデルの購入
- オーダーメイド購入
- 無料配布
- 当サイトオススメ
それぞれのオススメサイトとメリット・デメリットを説明しながら詳しく紹介していきますので、購入する際の参考にしてみてください。
また、最後にはオススメの依頼サイトについても紹介しています。
私くらい、可愛いモデルを作りたいわッ!
・・・(自分で言うですね)
nizima(既製品モデルの購入)
サイト説明
nizimaは2Dモデルを動かすのに使用する「Live2D」ソフトを販売している株式会社Live2Dが運営している、Live2D専門のマーケット。公式が運営しているので安心して取引が可能。
nizimaでは、既に作られた既製品モデルを販売しています。
1から作らないため、完全オーダーメイド品のモデルと比べて大分安価で購入することが可能です。
また、既製品モデルでも以下2種類があります。
- 複数購入型モデル
- 限定購入型モデル
「1」の複数購入型モデルでは、誰でも買えるため安価で高クオリティーなモデルを手に入れられます。
しかし誰でも購入できるため、他の人とモデルが被ってしまいオリジナルティが無くなるデメリットもあるので注意してください。
「2」の限定購入型モデルは「1」と比べて高価になりますが、1品限りの限定品なのでモデル使用者は購入した人だけですね。
それでもオーダーメイドで1からモデルを作成するよりは安いので、出来るだけモデル作成費用を抑えたい場合は既製品モデルが購入できるnizimaがオススメです。
nizimaでは、モデルがどのように動くか詳細に見れるプレビュー表示機能があります。そのため購入前に一度モデルの動き方を確認するといいでしょう。
参考として、以下は当サイトのVtuberモデルになりますが、制作クリエイターが実績公開の為にnizimaのプレビュー機能を利用したものになります。
500円~購入可能な安いモデルもあるらしいわよッ!
nizimaは既製品モデルだけではなく、オーダーメイド依頼も可能です
- 既製品モデルの為、安価で手に入れられる
- 購入前にプレビュー表示機能でモデルの動きが確認できる
- 購入してすぐに使用可能
nizimaの会員登録をまだしていない方は以下のリンクも参照してください。↓
ココナラ(オーダーメイド購入)
サイト説明
ココナラはデザイン、イラスト、Webサイト制作、動画・音楽制作など、個人のスキルを気軽に売り買いできる日本最大級のスキルマーケット。
ココナラでは、1から完全にオーダーメイドでモデルの作成依頼ができます。
また、以下の作業を別々に依頼するのも可能です。
- モデルのイラスト作成
- モデリング作業
たとえば、自身でイラストを描けたり、知り合いにイラストを描いてもらえる場合は「2」のモデリング作業だけ依頼することでモデル作成費用を大分抑えられるでしょう。
また、ココナラでは多くのクリエイターが登録されています。
そのためモデル作成費用はピンからキリであり、中にはイラスト作成~モデリング作業まで3万円と、相場より大分安い金額で作成してくれる方もいます。
もちろん相場より安いということは、モデルの動きが最低限であったり、作成実績を作りたいなど何かしらの理由があるので注意が必要です。
しかし、自分だけのオリジナルモデルを作りたい人にはオーダーメイドで作成依頼ができるココナラがオススメです。
ココナラでは、クリエイターの実績や依頼者からの評価が簡単に確認できるので、優良・悪質クリエイターの判断が付きやすいので安心して使用できます。
サイト自体も見やすくて、初めて使用しても操作方法が感覚で分かるわよッ!
登録している人が多いので、3Dモデルを作成できるクリエイターも多くいるのがいいですね
- 完全オーダーメイドで作成できる
- サイトが使いやすい
- 登録クリエイターが多いので、自分の好みの絵柄を見つけやすい
ココナラの会員登録をまだしていない方は以下のリンクも参照してください。↓
BOOTH(無料配布)
サイト説明
ピクシブ株式会社が運営するサイト。マンガやイラスト、音声ファイルをはじめLive2Dモデルも販売されている。
自身でモデルを作成できない方で、尚且つどうしても無料でモデルを手に入れたい方はBOOTHがオススメです。
こちらでは、有料販売だけではなく無料でVTuberモデルを手に入れられます。
たとえば「Live2D、Live配信」+「アンドロイド」から名付けた、LiveroiD(ライブロイド)シリーズでは、高クオリティーの可愛いモデルをBOOTHで無料ダウンロードすることが可能です。
また、LiveroiDシリーズは作成者側が公式ページにて「VTuber活動や、ライブ配信、動画制作、通話のアバターなど、お気軽にご利用いただければと思います。」と言っているため、YouTubeでの利用も問題ありません。
2Dだけではなく、3Dも無料でダウンロードできるモデルがあります。
無料で高クオリティーモデルを使用できるなんて凄すぎないッ!?
もちろん有料販売されている可愛いモデルもたくさんありますよ
- 無料で高クオリティーのモデルが入手できる
- LiveroiDシリーズ以外にも無料モデルがたくさんある
- 2Dだけじゃなく、3Dモデルも無料でダウンロードできる
BOOTHの会員登録をまだしていない方は以下のリンクも参照してください。↓
当サイトのオススメはSKIMA
サイト説明
イラストやデザイン、Vtuberアバターの制作など、イラスト系をメインに扱っているプラネットフォーム。
イラストを専門にしているクリエイターが多く、他のサイトと比べてもTOPクラスに多い。
Vtuberのアバターを購入するなら、SKIMAがオススメです。
なぜなら、SKIMAは今回紹介した既製品モデルの購入やオーダーメイド、どちらも対応しているだけではなく、4種類の購入方法から用途によって自分に合ったアバターを手に入れられるからです。
以下画像は、4通りの中からオススメの購入方法を用途別に簡単にまとめてみました。↓
たとえば、アバターの作成依頼をする際、明確なイメージがあればオーダーメイド依頼で問題ありません。
ですが、フワッとしたイメージは合っても具体的なアイディアが決まっていなかったり、他の人の意見を聞きたい場合でも、SKIMAであれば上記画像にある③と④の購入方法で対応可能なんですよね。
もちろんオーダーメイドで依頼することもできますし、少しでも早くキャラを手に入れたい人向けに既製品モデルの購入もできたりと、自分にあった購入方法を選べるのでアバターを作成したい人にはオススメのサイトです。
また、他にもオススメの理由として当サイトのVtuberモデルを制作した際に利用したのがSKIMAだからです。
SKIMAでは、サイト内で “Vtuber” カテゴリーがある為、自分に合ったクリエイターや募集要項を見つけやすく、サイトの操作性も簡単でした。
そのため、PC操作が苦手な人やIT知識があまりない人でも安心して利用できるのでオススメです。
サイト内で “Vtuber” カテゴリーがある為、自分に合ったクリエイターや募集要項を見つけやすい
SKIMAメチャクチャいいじゃない!
どの購入方法も操作は簡単なので、PC操作が苦手な人でも安心です
- 絵を専門にしているクリエイターが多い
- 自分に合ったクリエイターが見つけやすい
- 完全オーダーメイドで作成できる
- 既製品モデルの為、安価で手に入れられる
SKIMAの会員登録方法や4つの購入方法について、詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。
<SKIMAの会員登録方法について↓>
<SKIMAの4つの購入方法について↓>
モデルの値段を抑える方法
モデル制作費を少しでも抑えたい場合は、作業工程を分けて別々のクリエイターに依頼することです。
なぜならクリエイターにも絵は描けるが、モデルを動かす為のモデリングスキルを持っていない人や、逆のパターンもあったりと1人ではモデルを制作できないので、その分安く対応してくれるんですよね。
2D・3Dで作業工程が違うため、別々に依頼したい人は以下を参考にしてみてください。
以下は、2Dモデルの作業工程になります。
- イラスト作成
- パーツ分け
- モデリング作業
実際にはもっと多くの工程を踏んでモデルを完成させますが、依頼者側は上記の3つを覚えておけば問題ありません。
基本的にはモデル作成時に1~3をセットで依頼しますが、イラストが描ける人であれば「3」のモデリング作業だけ依頼すれば、作成費を大分抑えることが可能なのでオススメです。
モデリングのみなら3万円~依頼を承っている人もいるみたいよッ!
値段設定が安い場合は、モデルの動きのレパートリーが少ない可能性があるので依頼前に確認したほうがいいですね
当サイトでは、モデルを安い値段で入手する方法について、以下の記事で詳しく説明していますので、参考にしてみてください。↓
また、2Dモデルにはなりますが、SKIMAサイトを使用して「イラスト」と「モデリング」でフィルタを掛けて値段相場を調べたので参考にしてください。↓
最も多い価格帯:10,001~20,000円
総件数:約460件
フィルタ内容:Vtuber > Live2D:イラスト
↓調査結果↓
価格 | 件数 |
---|---|
0~1,000円 | 該当なし |
1,001~2,000円 | 4件 |
2,001~3,000円 | 15件 |
3,001~4,000円 | 13件 |
4,001~5,000円 | 17件 |
5,001~6,000円 | 12件 |
6,001~7,000円 | 7件 |
7,001~8,000円 | 9件 |
8,001~9,000円 | 4件 |
9,001~10,000円 | 24件 |
10,001~20,000円 | 78件 |
20,001~30,000円 | 60件 |
30,001~40,000円 | 34件 |
40,001~50,000円 | 60件 |
今回は、SKIMAで「Vtuber > Live2D:イラスト」とフィルタを掛けて検索しましたが、イラスト(キャラデザ含む)だけであれば検索方法を「イラスト」にしても問題ないと思います。
ただし、イラストだけの場合、後ほど各部位のパーツ分けを他のクリエイターに依頼する必要があるので注意してください。
イラスト制作依頼の際にパーツ分けも対応可能か確認するといいですね
イラストの値段相場については、以下記事で紹介していますので参考にしてみてください。↓
モデルを依頼する時の注意点
ここまで、VTuberモデルの値段相場とオススメサイトについて紹介してきました。
あとは、実際にモデル作成を依頼するだけです。
しかし、依頼する際は以下を注意してください。
なぜなら、何も考えずに依頼すると余計なお金が発生する可能性があるからです。
- 活動方針を明確にする
- プラン内容を確認する
- 実績や評価を確認する
それぞれ詳しく説明していきますので、依頼する際に意識して貰えればと思います。
なんだか、難しそうね・・・
大丈夫です。特に難しくないので安心してください
Vtuberモデルをクリエイターに依頼する際に知っておきたいポイントについては、以下記事で詳しく説明していますので、併せて参考にしてみてください。↓
活動方針を明確にする
VTuberモデルの作成依頼をする前に、VTuberとしてどのような活動をするかを事前に決めておきましょう。
なぜなら、活動内容によっては依頼する際のモデリング作業を減らして金額を下げることが可能だからです。
どういうこと~?
たとえば、あなたが雑談配信をメインでVTuber活動をしたい場合は、モデルを2Dにしてモデリング作業も上半身より上だけで十分でしょう。
一方、VTuberモデルを使用してアニメソングやボーカロイド曲を踊りたい場合は、モデルを3Dにしてモデリング作業も全身する必要があります。
二つの値段を比較した場合、前者の2Dモデルの方が圧倒的に安価で依頼できます。
私、2Dモデルで全身のモデリング作業を依頼したいわ
2Dモデルの全身モデリング作業であっても、3Dモデルと比べれば安価で作成できますよ
これが活動方針を何も考えずに、「とりあえず3Dモデルで全身のモデリング依頼をしよう!」と3Dモデルの作成をしたのに、実際の活動内容は雑談配信しかやらなかった場合は余計なお金が発生して勿体ないですよね。
そのため、無駄にお金を払わない為にもモデル作成を依頼する前に、自身がVTuberとしてどんな活動をするか事前に決めておくのをオススメします。
プラン内容を確認する
VTuberとしての活動方針が決まったら、モデル作成依頼サイトを使用して実際に自身が思い描くモデルを作ってみましょう。
その時、モデル作成時のプラン内容をシッカリと確認してください。
なぜなら、クリエイターによっては「イラスト作成」と「モデリング作業」をセットで依頼できる人と、どちらかのみしか対応できない人がいたり、モデリング作業の内容もバラつきがあるからです。
そうなの・・・?
たとえばクリエイターAさんは顔の動き、目や口の開閉、髪の毛や服装の揺れ、全身を左右に揺らすなど一通りの動きをすべて対応して5万円でやってくれるとします。
しかし、クリエイターBさんは、同じ値段で顔のみのモデリング作業しか対応してくれないなど、提供しているプラン内容は本当にクリエイターそれぞれです。
そのため、モデルの作成依頼をする際はクリエイターが提供するプラン内容を確認して、自分が決めた活動方針ができるのかをチェックしましょう。
プラン内容に疑問点があった場合は、依頼前に相談してみてください。
ココナラなら、事前に相談できる機能があるから気軽にクリエイターに質問できるわよッ!
モデルのグッズ販売などに関わってくる「著作権譲渡」についてもプラン内容に記載されている場合があるので、シッカリ確認したほうがいいですね
実績や評価を確認する
自身が決めたVTuberの活動方針を満たせるプラン内容を見つけても、すぐに依頼しないでまずはクリエイターの実績や評価を確認してください。
なぜなら、評価や実績を事前に確認することで悪質なクリエイターなのかを判断できるからです。
たとえば、ココナラなんかは誰でも気軽に始められるので、悪質な人も中にはいます。
モデリング作業が全然できないのに、「イラスト作成」+「モデリング作業」をセットで販売している人も中にはいるかもしれません。
悪質な人に関わりたくないッ!
仮に、悪質クリエイターが提供するプランを購入した場合、納品されたVTuberモデルがプラン内容に記載されたモノと全然違ったりする可能性も0ではありません。
そういう悪質な人を見抜くために実績や評価を事前に確認することが大切です。
実績が全然ない人や評価に良くないコメントが記載されていた場合は、そのクリエイターに依頼するのは避けて他の人を探すのがベストでしょう。
実績が無い人の中には、始めたばかりのクリエイターさんもいますね
大きな金額を必要とするVTuberモデル作成、失敗しない為にも依頼をする前は今回紹介した3つのことを意識するのをオススメします。
そして、自分自身が考える最高のVTuberモデルを作ってみてください。
まとめ
今回は、VTuberモデルを作る際の値段相場とオススメの作成依頼サイトについて紹介しました。
VTuberを作ってくれるクリエイターはとても多いので、値段やサービス内容はバラバラです。
大切なことはモデルを作る前に以下2つをシッカリと決めることです。
- VTuberの活動内容
- 作成予算
そうすることで、無駄なお金を使わずに自分好みのVTuberモデルを作れるからですね。
また、自身が思い描くモデル像が鮮明の場合は既存製品のモデルを探してみるといいでしょう。
既存品モデルはオーダーメイドで作るより安く手に入るのでオススメです。
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