Vtuber活動を始める人にとって、モデル制作はもっとも力を入れるべき工程の1つです。
なぜなら、Vtuberコンテンツが好きな人が、あなたに興味を持つ最初のキッカケがモデルの見た目だからです。
どんなに面白い配信をしていても、認知して貰えないと意味がありません。
そのため、ファンになってくれそうな人達の興味や関心を惹くのに、モデル制作に力を入れるのはとても重要です。
しかし、Vtuber活動をしたこと無い人からしたら、どのようにしてモデルを制作すれば良いか分からないですよね。
そこで、今回は初心者の人でも分かりやすく、Vtuberモデルの制作依頼する方法について詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
Vtuberのモデルとは?
Vtuberのモデルとは、ライブ配信や動画のときに自身の代わりに話してくれる二次元のキャラクターを指します。
モデルを利用することで、自身の顔出しをせずに理想のキャラを演じられるんですよね。
今や誰もが気軽に趣味や副業でYouTubeを使用して発信活動をしている時代です。
そんな中、会社の人や友人などに発信活動をしているのをバレたくない人にとって、Vtuberモデルはとても相性が良いので、いろいろな人がVtuberとしてデビューを果たしています。
VTuberのモデルには以下2つの種類があります。
- 2Dモデル
- 3Dモデル
基本的に、これからVtuber活動を始める人は2Dモデルを利用する場合が多いです。
なぜなら、制作費が3Dモデルと比べて安いからです。
そのため、Vtuber活動に興味がある人は2Dモデルから始めるのをオススメします。
結構な値段の差があるみたいね・・・
3Dは高いです
値段相場:5万円~20万円
2Dモデルはイラストを加工して立体的に動かしているモデルになります。
平面のイラストを加工して、相槌を打ったり首を傾げたり、髪の毛が揺れたり、腕を振ったりといった動作をできますが、あくまで立体的に見せているだけで、横や後ろを向いたり身体を一回転させたりなどはできません。
しかし、3Dモデルと比べて比較的に金額が安価で作成できたり、PCスペックをそこまで必要としない為、はじめてVTuber活動する人にはオススメです。
おおよそのモデル制作に掛かる値段相場を記載していますが、有名クリエイターに依頼した場合は2D・3D限らず、100万以上する場合も珍しくありません。
Vtuberのモデル制作を依頼する方法
これからVtuber活動を始める人は値段が安い2Dモデルがオススメです。
しかし、初心者の方からしたら、どうやってVtuberモデルを入手すれば良いか分からない人もいるでしょう。
そこで、ここではVtuberモデルを入手するまでに必要な4ステップを以下で紹介していきます。
それぞれ詳しく説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。
簡単に頼むわよ・・・
ぜんぜん難しくないので安心してください
キャラクターデザインを決める
Vtuberモデルを制作する場合、まずはキャラクターデザインを決めましょう。
なぜなら、何のイメージも無しで制作依頼を投げても、クリエイターが困ってしまうからです。
仮にキャラクターデザインを丸投げしたとしても、クリエイターの人が上手くデザインしてくれる場合が多いです。
しかし、モデルは二次元世界での自分の姿なので、クリエイターにデザインを全て任せるより、自身で考えた方がモデルに愛着が湧くのでオススメです。
キャラクターデザインはこだわりたいわねッ!
キャラクターデザインと言われると難しく感じるかもしれませんが、安心してください。
実際にデザインしてくれるのはクリエイターであり、依頼者側はクリエイターがデザインしやすい様にモデルのイメージや設定を伝えれば問題ありません。
どんな内容を伝えれば良いか迷う人は以下項目を参考にしてみてください。
- 性別
- 年齢
- 髪や瞳の色
- 肌の色
- 体型や身長
- 髪型や服装、身につけるアイテムなど
- 性格
- 好きな色
- 職業や肩書き、世界観
他にも自身が考えるイメージに近いVtuberモデルが居れば、そのモデルの画像を見せるのもいいですね。
クリエイターに伝える情報が多いほど、理想のモデルを作れますよ
これだけではイメージできない人は、以下画像で当サイトの2キャラを制作して貰った時、クリエイターに伝えた情報をまとめてみたので参考にしてみてください。↓
クリエイターに伝えたキャライメージ
- マイクの擬人化
- 誠実そうな雰囲気
- すこし可愛い要素
- 性別は男
- ファッションは紳士なイメージ
- イメージカラー「黒」「黄色」
- ギャルとは逆のイメージを読者に植え付けたい
コンデンサ型かダイナミック型のマイクにするか悩みました
依頼サイトを決める
キャラクターデザインが定まったら、次にモデル制作を依頼する為のサイトを選びましょう。
なぜなら、サイトによってクリエイターが多かったり、値段が安かったりといろいろな特色があるからです。
当サイトでオススメしているサイトは以下になります。↓
- nizima(既製品モデルの購入)
- ココナラ(オーダーメイド購入)
- BOOTH(無料配布)
- SKIMA(一番オススメ)
nizima
nizimaでは、既に作られた既製品モデルを販売しており、オーダーメイド品のモデルと比べて大分安価で購入することが可能です。
また、nizimaではモデルがどのように動くか詳細に見れるプレビュー表示機能があるので、購入前にモデルの動きが確認できるのも嬉しいポイントですね。
そのため、出来るだけモデル作成費用を抑えたい場合は既製品モデルが購入できるnizimaがオススメです。
プレビュー機能は本当に便利よッ!
ココナラ
ココナラでは、1から完全にオーダーメイドでモデルの作成依頼ができます。
クリエイターの登録者数が多いので、「モデルのイラスト作成」と「モデリング作業」をそれぞれ別のクリエイターに依頼することできるので、上手くいけば通常よりも安くモデル制作が可能です。
そのため、安い値段でオーダーメイドのモデルを制作したい人は、ココナラで依頼するのがオススメです。
クリエイターとの交渉が大変ですが、安価でモデルをゲットしたい人にはいいですよね
BOOTH
BOOTHでは無料のVtuberモデルを配布しています。
しかも、無料でダウンロードできるにも関わらず、高クオリティーの可愛いモデルがあったり、商用利用を許可していたりと、有料で購入したモデルと比べても遜色ありません。
そのため、自身でモデルを作成できない方で、尚且つどうしても無料でモデルを手に入れたい方はBOOTHがオススメです。
本当に無料で高クオリティーのモデルがあるからビックリよッ!
SKIMA
Vtuberのアバターを購入するなら、SKIMAがオススメです。
なぜなら、SKIMAは今回紹介した既製品モデルの購入やオーダーメイド、どちらも対応しているだけではなく、4種類の購入方法から用途によって自分に合ったアバターを手に入れられるからです。
また、当サイトで制作して貰ったVtuberモデルもSKIMAを利用しており、サイト内の操作がとても簡単だったのもオススメの1つですね。
当サイトとしてはSKIMAが一番オススメです
以上がオススメのモデル制作サイトになります。
当サイトとしては、実際にモデル制作をする際に利用したSKIMAがオススメです。
ですが、今回紹介したサイトは全部有名なのでどのサイトを利用しても問題ありません。
各サイトについて、より詳細を知りたい方は以下記事で紹介していますので参考にしてみてください。↓
クリエイターにモデル制作を依頼する
モデル制作を依頼するサイトを決めたら、次はサイト内でクリエイターを探して実際に依頼しましょう。
ただし、モデル制作を依頼するクリエイターは、シッカリと選ばないと後悔する可能性があるので注意が必要です。
なぜなら、悪意を持った人に制作依頼してしまうと、自分がイメージしているモデルとは全く違うモノが納品されたにも関わらず、相場以上の金額を請求されてしまうかもしれないからです。
そんなの絶対に嫌ッ!
仮に悪意が無いクリエイターだとしても、いきなり依頼するのでは無くある程度自身が思い描くモデルを制作可能なスキルを持っているかなど、事前に確認することが大切です。
たとえば、クリエイターの絵柄であったりモデルに動きを付けるモデリングの技術などですね。
他にも値段や納期日数など、理想のモデルを入手するには、他にもいろいろな点を確認しなければいけません。
そのため、既に制作依頼をしたいクリエイターが決まっていれば問題ありませんが、何も決まっていない場合は以下のポイントを意識してクリエイターを探してみてください。
クリエイターによって技術力に差があるのでシッカリと選びたいですね
- モデルの絵柄
- モデリング技術
- 表情差分の数
- オプションの内容
- 質問回数と返信スピード
- 納期
- 進捗報告の頻度
- 修正回数
- 著作権譲渡や商用利用
- 対応ソフトの確認
- 動作確認サポートの有無
当サイト(声すた!)では、Vtuberモデルの制作依頼時のポイントを以下記事で詳しく説明していますので、今回紹介した各項目の詳細について興味がある人はぜひ参考にしてみてください。↓
納品されたモデルを確認する
クリエイターからモデルが納品されても安心できません。
なぜなら、自身が依頼した通りにモデルが動作するか、納品された段階では分からないからです。
なので、クリエイターからモデルが納品されたら、トラッキングソフトにモデルを導入して動作確認をしてください。
2Dモデルを動かすトラッキングソフトとしては以下2つが有名です。
- VtubeStudio
- nizima LIVE
どちらも無料で利用できますが、当サイトとしてはVtubeStudioがオススメです。
VTube Studioの良いところは動作が軽いので、PCのスペックがそこまで高くなくても動かせる所ですね。
他にも、VTube Studioでは「オートセットアップ」という機能があります。
通常、2Dモデルを綺麗に動かすためにはパラメータを細かく設定する必要がありますが、オートセットアップ機能を使用する事でパラメータを最適な設定値にしてくれるので、PC操作が苦手な人にはピッタリのソフトといえるでしょう。
また、現状トラッキングソフトはWindowsのみ対応しているモノが多いですがVTube Studioは「Windows」と「Mac」どちらとも対応している所も嬉しい点といえます。
そのため、クリエイターよりモデルが納品されたら、直ぐにトラッキングソフトを利用してモデルの動作確認を行ってください。
納品されただけで安心しちゃダメってことねッ
必ず自分で動作確認するのをオススメします
当サイトでは、VtubeStudioのダウンロード・インストールからモデルの導入方法まで、以下記事で紹介していますので参考にしてみてください。↓
当サイトで実際に制作して貰ったVtuberモデルをVtubeStudioで動かしてみたら、以下の様になります。
ティザーPVじゃないッ!(宣伝も兼ねてね♪)
VtubeStudioで撮影しているからアリですよね
モデルの見た目の重要性
モデルの見た目は、とても重要です。
なぜならVtuberコンテンツが好きな人がVtuberに興味を引く最初のポイントがモデルの見た目だからです。
また、モデルの見た目は他のVtuberと分かりやすく差別化できる部分でもあります。
昨今、Vtuberをはじめる人が増えており、株式会社ユーザーローカルが2022年11月に調査したところ、Vtuberが20,000人を突破したと結果を出しています。
今現在はもっと多くのVtuberが活動されており、今後もどんどんデビューする人は増えるでしょう。
そのため、他のVtuberとの差別化をしないと、ユーザーは気付いてくれません。
そしてユーザー視点から見て、モデルの見た目が最も分かりやすく他のVtuberとの差別化としてのアピールになるので、じっくり考えるのをオススメします。
そんなにVtuber活動している人が居るなら差別化は大事ね・・・
どんな見た目にするか迷っているなら、Vtuber活動をする上で事前に決めた目標や配信ジャンル、ターゲット層などの内容に合ったモデルを制作するといいですね。
たとえば、あなたが自身のYouTubeで行う配信ジャンルを “野球” に関する内容に決めたとしましょう。
その場合は、モデルの服を野球のユニフォームにしたり、バットやボール、グローブなどを持たせことであなたの配信内容にあったモデルが出来上がります。
自身の配信内容に合ったターゲット(ファン)を集めるのはとても大変です。
ですが、モデルを利用して野球ということが分かる見た目にすることで、あなたのモデルに興味を持った人は少なからず “野球” に興味がある可能性が高いと言えます。
そのため、モデルの見た目に迷った場合は、目標や配信ジャンル、ターゲット層から考えてみるのも1つの手です。
ちなみに、私は ”マイク” をコンセプトに作られました
Vtuberモデルを安い値段で入手する方法
Vtuberモデルの制作依頼をする際、最初に気になる点は “制作費” の人が多いと思います。
一般的には、モデルの制作費は2Dなら “5万円~20万円” 、3Dなら “10万円~30万円” くらい掛かります。
イラストやモデルの動きなど、クオリティーを下げれば相場より安く作ることは可能ですが、その場合は作成したモデルの顔や髪、手などが全然動かないなどのデメリットがありますので注意が必要です。
しかし、Vtuber活動を始めるにはお金が掛かるので可能であればモデル制作費を安く抑えたいですよね。
そういう人は、以下のいずれかを試してみてください。
画像の方法を複数を組み合わせるのもアリですね。
たとえば、当サイトで制作したVtuberモデルは②と③の方法を使用して制作依頼しました。
まず、キャラクターデザインをクリエイタAさんに依頼して、出来たキャラクターのイラストをクリエイタBさんに渡して、そこからパーツ分けとモデリング作業を依頼したんですよね。
そうすることで、2名のクリエイターとやり取りした点は手間でしたが、その分自分の納得するモデルを想定していた価格より安価で入手できたのでオススメです。
イラスト(キャラデザ含む)とモデリング(パーツ分け含む)を
別々の人に依頼したのよねッ!
どちらも凄く良いクリエイター様でした!
今回紹介した方法について、より詳しく知りたい方は以下記事で説明していますので参考にしてみてください。↓
モデル制作期間はデビュー準備するのが重要
オーダーメイドでモデル制作をする場合、それなりに時間が掛かります。
当サイトのVtuberモデルの制作期間は2か月掛かりました。
その二か月の間、何もしないのは非常に勿体ないです。
そのため、モデル制作期間中はTwitter運用や配信画面の用意など、いろいろな事前準備をすることが大切です。
準備を怠っていきなりライブ配信をはじめても見に来てくれる人数が0人になってしまうかもしれません。
初配信に0人はサイアクね・・・
逆に準備期間中に広報活動やファン集めに力を入れることで、初配信に30人以上のファンが視聴してくれることも夢ではありません。
Vtuberについて発信している、”Vtuberクエスト【世界一学べるVtuber解説アニメ】”というチャンネルでも言っていますが、ライブ配信時に同時接続数が20~30人くらい居ると、YouTube側がオススメ表示してくれる様になります。
YouTube側にお気に入り表示されれば、新規の人が配信を見に来てくれる可能性が上がり、結果的にあなたのファンになってくれる可能性があるんですよね。
目指せ同接30人!
また、他にも準備期間中にTwitter運用を頑張ってファン集めをすれば、初配信までにYouTubeのチャンネル登録者1000人に到達することだって可能です。
実際にTwitterのハッシュタグ検索にて「#Vtuber準備中」と調べてみて下さい。
まだ初配信を行っていない人で、登録者数が500~1000人くらいのVtuberさん達がたくさんいます。
そのため、Vtuberモデルの制作期間中はシッカリと準備するのをオススメします。
Vtuberデビュー前の準備については、以下記事で説明していますので参考にしてください。↓
まとめ
今回はVtuberモデルの制作依頼する方法について紹介しました。
モデルはVtuberコンテンツが好きな人が、あなたに興味を持つ最初のキッカケになります。
そのため、妥協せずに最も力を入れる作業の1つになります。
しかし、初めてVtuberモデルを制作する人はどうすれば良いか分からないですよね。
その場合は今回紹介した順番でモデル制作をしてみてください。
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