VTuber公式サイトの作り方|個人勢こそホームページが必要な3つの理由【垢BAN対策】

この記事には広告を含む場合があります。

VTuber活動をする上で自身の公式サイトを持つことは非常に大切です。

なぜなら、もし明日、急にYouTubeチャンネルやX(旧Twitter)のアカウントが凍結(BAN)されても、自身のサイトがあればファンが集まる場所を確保できるからです。

活動場所を一瞬で失い、ファンとの繋がりも途絶えてしまう……そんなリスクが、プラットフォームに依存する活動には常に潜んでいます。

だからこそ、どんな時でもファンが帰ってこられる「自分だけの公式サイト」が必要です。

また、垢BAN対策だけではなく、あなた自身のVtuberとしてのキャラ設定や世界観、プロフィールなどの詳細情報をファンや企業に伝えて、ファン満足度や信頼度を向上させる役割もあり、大きな武器となります。

「でも、サイト制作なんて難しそうだし、お金もかかりそう……」と諦める必要はありません。実は、プログラミング知識が一切なくても、マウス操作だけで企業サイトのようなハイクオリティなサイトは作れるんです。

この記事では、なぜ今「vtuber」に「ホームページ」の「必要性」があるのかという理由から、知識ゼロからたった10分で開設する具体的な「サイト」の「作り方」までを徹底解説しますのでぜひ参考にしてみてください。

目次

個人勢VTuberにホームページは必要?損をする3つの理由

Vtuber活動をする上で、自身のホームページは色々な情報をファンに伝えられるので、非常に重要です。

ですが、「情報ならリンクまとめアプリがあるから大丈夫!」 そう思って、現状維持を選んでいませんか?

結論から言うと、本気でVTuberとして活動をするなら、Lit.Link(リットリンク)などの無料リンクまとめツールだけでは不十分であり、将来的に「大損」をしてしまう可能性があります。

なぜなら、あくまで「仮住まい」に過ぎない無料ツールでは、企業からの信用が得にくく、プラットフォーム依存によるリスク(凍結など)を回避できないからです。

実際に、個人勢の中にも、独自ドメインの「公式サイト」を運営している人は多いです。

ここでは、なぜ個人勢VTuberにホームページが必要なのか、その決定的な「3つの理由」について解説します。

  • 理由1:企業案件やコラボの「信頼」が変わる(名刺代わりの効果)
  • 理由2:活動情報の「博物館」として資産を残せる
  • 理由3:【最重要】垢BAN時の「緊急避難所」になる

これらを知れば、あなたも今すぐ「自分の城(サイト)」を持ちたくなるはずです。

ギャル

絶対にサイトが無いとダメなの!?

こーぷ

無くてもVtuber活動は出来ますが
あった方が絶対に便利ですね

Lit.Link(リットリンク)について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。↓

理由1:企業案件やコラボの「信頼」が変わる(名刺代わりの効果)

公式サイトを持つことは、あなたにとって最強の「身分証明書」を手に入れるのと同じです。

企業案件や大きなコラボを獲得したいなら、独自ドメインのサイトは重要と言えます。

なぜなら、ビジネスの世界において「信頼」こそが最も重要な通貨であり、無料ツールだけではその信頼を担保しきれない可能性があるからです。

誰でも簡単に無料で作れるアカウントとは違い、コストをかけたサイトはあなたの「本気度」を可視化します。 具体的にどういうことなのか、以下の2つの視点から現実を見ていきましょう。

  • 企業へのアピール度アップ!担当者が重視する「信頼性」とは
  • 公式サイトがある=「逃げない活動者」という証明になる

それぞれ説明していきますので、参考にしてみてください。

ギャル

身分証明書とか大げさじゃない?

こーぷ

まずは見ていきましょう

企業へのアピール度アップ!担当者が重視する「信頼性」とは

企業が案件を依頼する際、公式サイトを持っていることは、それだけで選考における大きな「プラス評価」に繋がります。

なぜなら、仕事を依頼する担当者は常に「この人は責任を持って最後までやり遂げてくれるか?」という不安を持っており、信頼できるかの判断材料を探しているからです。

誰でも手軽に作れる無料ツールよりも、手間とコストをかけたサイトがある方が、活動に対する「本気度」が伝わりやすいのです。

具体的な場面を想像してみてください。

例えば、連絡先がSNSのDMしかない場合、どうしても「趣味の延長かな?」と思われてしまうリスクがあります。

しかし、しっかりとした構成のサイトにお問い合わせフォームがあれば、「ビジネスとして対応してくれる人だ」という安心感を相手に与えられます。

また、過去の実績や配信アーカイブ、コラボ履歴が整理されていることで、担当者の確認の手間も省けるでしょう。

必須条件ではありませんが、サイトがあるだけで「仕事がしやすそうな人」というポジティブな印象を与え、案件獲得のチャンスを広げる強力な武器になるのは間違いありません。

ギャル

自サイトを持っているとプラス要素が働くってわけねッ!

こーぷ

サイトを持っていないから評価がマイナスになるわけでは無いので安心してください

公式サイトがある=「逃げない活動者」という証明になる

独自ドメインの公式サイトを持つことは、「私はこの活動から簡単には逃げません」という無言のアピールになります。

なぜなら、あえて費用と手間をかけて運営場所を確保していること自体が、活動に対する「覚悟」と「責任感」の裏付けになるからです。

誰でも無料で即座に作れるSNSアカウントとは違い、自分でお金を払って「看板」を掲げている人は、そう簡単にいなくならないという信頼感があります。

実際に、企業がお問い合わせフォームを通じて連絡する際、きちんとしたサイトがあるだけで「連絡がつきやすそう」「音信不通にならなそう」という安心感を相手に与えられるでしょう。

特に、企業としては「音信不通」の部分にはシビアです。

企業同士であれば、お互いの信頼性を背負っており、何かやらかしてしまうと会社のブランドが傷付くので、そう簡単に音信不通になりません。

しかし、個人の場合は何かあれば簡単に音信不通で逃げることが容易なので、企業としても何か仕事を依頼するときは慎重になるんですよね。

つまり、サイトを持つことは「趣味ではなく、プロ意識を持って活動している」という強力な名刺を、インターネット上に配り続けるのと同じ効果があるのです。

もちろん、サイトを持っているからと言って、「このVtuberは逃げないだろう!」と判断されるわけではありません。

ですが、少なからず企業側としては信頼するうえで判断材料の1つになることは間違いありません。そのため、企業案件などを狙っていきたいと考えている人はサイトを作ることがオススメです。

ギャル

仕事のやり取りは信頼が命よッ!

こーぷ

信頼を積み重ねていきましょう

理由2:活動情報の「博物館」として資産を残せる

公式サイトは、あなたのこれまでの活動の軌跡を大切に保存し、展示するための「博物館」のような場所です。

SNSでの発信だけでなく、情報を蓄積できる「ストック型」のメディアを持つことが、あなたの活動価値を最大化します。

なぜなら、日々の活動で生まれたコンテンツや情報は、あなたの大切な「資産」であり、それらを流してしまうのは非常にもったいないからです。

具体的には、公式サイトを持つことで以下の2つの大きなメリットが生まれます。

  • ファンアートや過去配信をストック
  • 初見さんが「あなたが何者か」を一発で理解できる

それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

ギャル

博物館?

こーぷ

自分だけの博物館を作りましょう

ファンアートや過去配信をストック

SNSは情報が流れる「」ですが、公式サイトは情報を貯める「ダム」のような存在です。

X(旧Twitter)への投稿は「フロー型」と呼ばれ、どんなに素晴らしい内容でも、時間が経てばタイムラインの奥底へ消えてしまいます。

これでは、ファンが時間をかけて描いてくれた大切なイラストや、奇跡的に面白かった切り抜き動画も、一瞬の盛り上がりだけで消費されて終わってしまいます。

しかし、自分のサイトがあれば話は別です。

「ファンアートギャラリー」というページをサイト内で作ることで、ファンに作って貰った絵を美術館のように飾ったり、ファンが作成してくれた切り抜き動画を一番目立つ場所に固定したりすることができます。

そうすることで、新規のファンがサイトにいつ訪れても、ファン自身があなたのツイートを遡る必要はなく、整理された状態で過去コンテンツを見せることができます。

また、既存ファンや実際に描いてくれたクリエイターにも、まるで思い出のアルバムみたいな感覚で過去のイラストや切り抜き動画を振り返ってもらうことも可能です。

活動の記録を流してしまうのではなく、「資産」として残し続けることこそが、あなたのブランド価値を長期的に高めるコツと言えるでしょう。

ギャル

確かにTwitterだと数日経過したら探すのも大変になるわよね

こーぷ

公式サイトならお気に入りのツイート内容とかも整理できますよ

初見さんが「あなたが何者か」を一発で理解できる

公式サイトを持つことで、初見のリスナーに対して「あなたがどんなVTuberなのか」を瞬時に伝え、ファンになってもらえる確率がグッと上がります。

なぜなら、SNSのプロフィール欄やLit.Linkだけでは入力できる文字数が限られており、あなたの魅力のすべてを体系的に伝えるには限界があるからです。

例えば、たまたまショート動画であなたを知った人がいたとします。

その人が更にあなたを詳しく知ろうとしてX(旧Twitter)を見に行っても、日常ツイートやRTに埋もれてしまい、過去の活動内容が分からずフォローやチャンネル登録に繋がらないかもしれません。

しかし、公式サイトならトップページに「自己紹介動画」「キャラクター設定」「お気に入りの配信アーカイブ」などを雑誌のように整理して見せることができます。

また、見せる順番も自分次第なので、サイトの最初に自己紹介動画を設置して、次に過去のコラボ記録を設置して、最後にお問い合わせを設置したりすることもできます。

そうすることで、「①自己紹介動画」→「②コラボ動画」→「③問い合わせフォーム」の順番で見たVtuberの人が、もしかしたら③でコラボの問い合わせを送って来るかもしれません。

他にも「①自己紹介動画」→「②過去のお気に入りアーカイブ」→「③YouTubeチャンネルに誘導」することで、ファンを増やせる可能性もあります。

このようにサイトを作ることは、訪れた人に情報を探す手間を省くだけではありません。自身の情報を好きな様に設置することで、他の仕事などに繋げられる可能性があります。

訪れた人を一瞬であなたの世界観に引き込む。これこそが、サイトを持つことの強みと言えます。

ギャル

自分で読者が見る順番をコントロールできるのはいいわね

こーぷ

自分の目的に合わせて設置順番を考えてみてください

理由3:【最重要】垢BAN時の「緊急避難所」になる

最後に、公式サイトを持つ最大のメリットとして、いざという時の「緊急避難所」としての役割です。

YouTubeの誤BANやX(旧Twitter)の凍結祭りに巻き込まれても、独自の公式サイトさえあれば、VTuber活動は決して「終わり」ではありません。

なぜなら、SNSのアカウントが消えても、サイトという「帰る場所」さえ残っていれば、そこで生存報告や次の一手をファンに伝えられるからです。

想像してみてください。ある日突然、規約変更やAIの誤検知で、大切に育てたチャンネルやアカウントにログインできなくなったらどうしますか?

もしSNSしか持っていなければ、その瞬間にファンとの連絡手段はすべて絶たれ、積み上げたフォロワー数もゼロになり、実質的な引退に追い込まれてしまうでしょう。

Lit.Linkなどのリンク集も、結局はSNSへの誘導がメインであるため、リンク先が消えれば機能しなくなってしまいます。

また、最悪のパターンとして、なりすましとして全然知らない人がSNSを作成するかもしれません。

しかし、自身のサイトを持っていれば、そこはプラットフォームの理不尽なルールが及ばない聖域です。

「活動停止」という最悪のバッドエンドを回避するためにも、他人のルールに左右されない拠点を確保しておくことが重要です。

ギャル

自身のサイトがあれば何か合ってもファンの集合場所は確保できるわね

こーぷ

最悪のパターンを考えると自サイトはあると便利ですね

VTuberサイトの作り方は「無料」か「有料」か?失敗しない選び方

「サイトを作りたいけど、できればお金をかけずに無料がいい…」 そう悩む気持ちは痛いほど分かりますが、VTuberとして本気で活動するなら「有料(WordPress)」がおすすめです。

なぜなら、無料ツールはあくまで「お試し」の側面が強く、活動が軌道に乗った後に大きな制約(広告や規約など)が足かせになってしまう可能性があるからです。

無料・有料どちらを選ぶかで、自由度が大きく変わってしまいます。失敗しない選択をするために、それぞれの特徴と決定的な違いを以下の順で解説していきます。

  • 無料サイトは趣味ならOK!
  • 本気なら「WordPress(ワードプレス)」おすすめ

後悔しないためにも、この違いをしっかり理解しておきましょう。

ギャル

無料と有料でそんなに違うの?

こーぷ

カスタマイズの自由度が違ってきますね

比較項目無料(Wix等)有料(WordPress)
料金0円約1,000円/月
信頼性・本気度「趣味・新人」という印象「プロ・事業」としての信頼感
垢BAN・消滅リスク運営の匙加減で一瞬で消える自分の資産なので誰にも消されない
デザインの自由度テンプレートの範囲内のみ自由(世界観を100%表現可能)
収益化(広告等)制限が多い・禁止の場合もアフィリエイト・物販など自由
作成の難易度非常に簡単(登録のみ)デザイン次第で手間が掛かる

無料サイトは趣味ならOK!

コストを抑えたい場合、「Wix」などの無料作成サービスが真っ先に選択肢へ上がります。

しかし、趣味で楽しむなら問題ありませんが、VTuberとして「ブランディング」や「収益化」を目指すならおすすめできません。

なぜなら、無料サイトには活動者として、いくつかの「見えないコスト」が隠されているからです。

「タダより高いものはない」という言葉があるように、後から後悔しないために、以下の2つの現実を知っておく必要があります。

  • 結局SNSと同じ「借り物」のリスクがある
  • あくまで「お試し」として割り切るならアリ

具体的にどのようなデメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。

ギャル

無料サイトも良い事ばかりじゃ無いってこと?

こーぷ

デメリットもありますね

結局SNSと同じ「借り物」のリスクがある

無料のホームページ作成サービスと、有料のWordPress。 この2つの決定的な違いは、見た目や機能以上に、「サイトを『残す』か『消す』かの決定権を誰が握っているか」にあります。

無料サービスを使っている限り、あなたはまだプラットフォーム(運営会社)の支配下にあり、本当の意味での「自分の城」を持ったことにはなりません。

なぜなら、それらのサービスはあくまで企業が無料で貸してくれているスペース(借り物)に過ぎないからです。

そのため、SNSと同様に、運営会社の都合で「サービス終了」になったり、規約違反と判定されて「アカウント停止(削除)」されたりするリスクがゼロではありません。

例えば、かつて多くの人が利用していた「Yahoo!ジオシティーズ」というサイト無料作成サービスも、時代の流れと共に終了し、多くのサイトがネット上から消滅しました。

一生懸命作ったサイトが、運営会社の「事業撤退」の一言で消えてしまう。これでは、SNSの凍結リスク対策としてサイトを作った意味がありません。

対して、自分でサーバーを借りるWordPressなら、運営権は100%あなたにあります。

あなたがサーバー代を払い続ける限り、誰にも勝手に削除されることはありません。

このように、「誰にも奪われない資産になる」ことこそが、有料を選ぶべき本当の理由です。

ギャル

無料サイトの場合はSNS同様に運営元会社による垢BAN・誤BANの可能性があるのね…

こーぷ

常識の範囲内であれば問題ありませんが、可能性が0ではありません

あくまで「お試し」として割り切るならアリ

全ての人が最初から有料でサイトを作る必要はありません。

「あくまで操作に慣れるための練習用」や「完全な趣味」として割り切るなら、無料の作成サービスでも十分に活用できます。

なぜなら、金銭的なリスクを負わずに「Webサイトを持つ感覚」を体験できる点は、初心者にとって大きなメリットだからです。

例えば、「活動が続くか不安だから、まずはお金をかけずに試したい」「名刺代わりのサイトが欲しい」という段階であれば、Wixなどは直感的で優秀なツールと言えるでしょう。

また、最近の無料作成サイトは、とても簡単にサイト作成が出来て、見た目もオシャレに作れるので、初心者の方にはオススメです。

とはいえ、企業やファンの信頼や将来的に収益化や本格的な運用、サイト凍結のリスク回避を考えているのであれば、最初からWordPressを選んでおくのが、結果として「二度手間」を防ぐ最短ルートになります。

ギャル

うーん、悩むわね

こーぷ

無料・有料関わらずサイトを持っておくのはオススメです

サイトを無料で作成できるWixについては、以下記事で紹介していますので、参考にしてみてください。

Wixで作成したサイト

無料でサイトを作成できる “Wix” で実際にデモサイトを作りましたので、参考にしてみてください。

ギャル

センスのかけらも無いデザインね…

こーぷ

あ、あくまでイメージを伝える為です汗
(デザインは自分で自由に作れます)

本気なら「WordPress(ワードプレス)」おすすめ

本気でVTuberとして活動するなら、世界中のWebサイトの4割以上で採用されている「WordPress(ワードプレス)」が最適解です。

WordPressを選んでおけば、将来的に「やりたいことが機能制限でできない」という壁にぶつかることはまずありません。

なぜなら、WordPressは単なるブログツールではなく、あなたの活動規模に合わせてどこまでも拡張できる、プロ仕様のシステムだからです。

具体的に、なぜ個人勢にこそおすすめなのか、以下の2つの視点から解説していきます。

  • 月1000円で持てる「自分だけの城」
  • デザイン自由・BANリスクなし・収益化も自由自在

「有料=高い」というイメージがあるかもしれませんが、コストパフォーマンスの良さを知れば、きっと前向きに検討すると思うので、ぜひ参考にしてみてください。

ギャル

できるならお金は使いたく無いのよね…

こーぷ

そこまでお金は掛からないですよ

月1000円で持てる「自分だけの城」

「有料」と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、WordPressの維持費は月額1,000円程度です。

これは「喫茶店のコーヒー2杯分」、あるいは「ちょっといいランチ1回分」の金額であり、活動の安全を守るための必要経費としては、決して高い投資ではありません。

なぜなら、WordPress自体は無料であり、かかる費用はネット上の「土地代(サーバー)」と「住所代(ドメイン)」の実費だけだからです。

具体的にイメージしてみてください。

月に一度、外食を我慢して貯金箱に入れるだけで、誰にも邪魔されない「自分だけの城」が維持できるのです。

たったそれだけの金額で、運営による突然のアカウント削除や、理不尽な規約変更に怯えるストレスから解放される保険料と考えれば、むしろ安いのではないでしょうか。

このわずかな投資で、プロとしての「信頼」と、将来にわたる「安心」が手に入るなら、これほどコストパフォーマンスの良い選択はありません。

ギャル

1回の我慢で自分のサイトが手に入るなら安いわね

こーぷ

コスパは最高にいいと思います

デザイン自由・BANリスクなし・収益化も自由自在

WordPressなら、あなたの表現したい「世界観」を100%再現し、収益化の手段もすべて自分で自由にコントロールできます。

なぜなら、既存のプラットフォームのような「デザインのテンプレート」や「利用規約による厳しい制限」が一切存在しないからです。

具体的には、キャラクターの衣装や設定に合わせて「魔界のようなダークな配色」にしたり、逆に「ポップで可愛いデザイン」にしたりするのも思いのままです。

また、活動が軌道に乗った際、自身のグッズ販売ページへ誘導するバナーを貼ったり、アフィリエイト広告で収益を得たりしても、誰にも文句は言われません。

もちろん、運営のさじ加減による理不尽な垢BANで、これらを没収される心配も無用です。

誰のルールにも縛られず、あなたの活動を自由に広げていける「拠点」を作れることこそが、WordPressを選ぶ最大のメリットと言えるでしょう。

ギャル

WordPress最高ねッ!

こーぷ

やりたい事が多い人ほどオススメですね

知識ゼロでも10分!WordPressを使ったVTuberサイトの作り方【3ステップ】

「WordPressって設定が難しそう…」と身構える必要は全くありません。

今は「かんたんセットアップ」的な機能があり、知識ゼロでもたった10分ほどで、簡単にサイトの開設ができてしまいます。

昔のように難しいプログラムコードを覚える必要は一切なく、画面の案内に従って項目を選んでいくだけで、システムが勝手にサイトを作ってくれます。

サイトを開設したあとは、自分好みにサイトをデザインするだけです。

全体の流れは、現実世界で「マイホーム」を建てる手順に例えると非常に分かりやすくなります。これから、以下の3つのステップに分けて解説していきます。

  • Step1:サーバー(土地)を借りる
  • Step2:ドメイン(住所)を決める
  • Step3:WordPress(家)をインストールする

拍子抜けするほど簡単なので、リラックスして読み進めてください。

ギャル

む、難しいことは分からないわよッ!?

こーぷ

本当に簡単なので安心してください

Step1:サーバー(土地)を借りる

サイト作成の第一歩は、インターネット上にデータを保存するための場所、「サーバー」を借りることです。

サーバーとはネット上の「土地」のようなものです。

いくら立派な「家(Webサイト)」を建てたくても、その土台となる土地がなければ、ネット上のどこにも存在することはできません。

それぞれの関係性を整理すると、以下のようになります。

  • サーバー
    土地(サイトのデータを置く場所)
  • Webサイト
    (WordPressはサイトを作るためのシステム)

つまり、「土地(サーバー)を借りて、便利なシステム(WordPress)を使って家(サイト)を建てる」というイメージです。

では、どこの土地(サーバ)を借りれば良いのでしょうか?

初心者の方に最もおすすめなのが、国内大手で多くのクリエイターが愛用している「ConoHa WING(コノハウィング)」です。

通常、土地(サーバ)を契約してからシステムを導入する作業は複雑なのですが、ConoHa WINGには「かんたんセットアップ」という機能がついています。

この機能を使えば、土地(サーバ)の契約と同時に、WordPressの導入まで全自動で完了させてくれるため、知識ゼロでもすぐに「自分の家(サイト)」を持つことができるんですよね。

ギャル

サーバ=土地ってイメージすればいいのねッ!

Step2:ドメイン(住所)を決める

サーバー(土地)の確保ができたら、次はそこに辿り着くための「ドメイン」を決めましょう。

ドメインとはインターネット上の「住所」そのものです。 いくら広大な土地(サーバー)を持っていても、そこがどこにあるのかを示す「住所」がなければ、ファンはあなたのサイトに辿り着けません。

具体的に、当サイトのURLを例に見てみましょう。

  • URL: https://voiceactornote.com

このURLの中で、「voiceactornote.com」の部分がドメイン(住所)にあたります。

現実世界で「東京都新宿区〇〇」という住所が特定の一軒家を指すように、ネットの世界ではこの文字列が「このサイトはここにあるよ」と場所を特定する役割を果たしています。

そして、この住所は「世界に一つだけ」しか存在しません。誰かが使っている住所は重複して使えないため、取得した時点であなただけの専用ドメイン(住所)となるのです。

なお、このドメイン取得の手続きも、先ほど紹介した「ConoHa WING」のサーバー契約と一緒にまとめて行います。

こーぷ

最後の「.com」部分をトップレベルドメインと呼びます。
「.com」以外にも「.co.jp」「.net」などさまざまな種類がありますよ

Step3:WordPress(家)をインストールする

最後に、借りた土地(サーバー)と住所(ドメイン)を使って、いよいよ「家(Webサイト)」を建てます。

この作業もサーバーの契約時に一緒に行うので簡単に終わってしまいます。

なぜなら、ConoHa WINGの「かんたんセットアップ」を使えば、土地(サーバ)の契約手続きの中で、WordPressのインストール(家づくり)まで一括で行えるからです。

作業はとてもシンプルで、ConoHa WINGの申し込み画面で「WordPressをインストールする」を選択し、サイト名やログイン情報を入力するだけです。

難しい操作は一切不要で、土地(サーバ)の契約が終わった瞬間には、すでにそこに「あなたの家」が建っている状態になります。

これで、あなただけの公式サイトの完成です。

数年前までは、自分のサイトを開設するとなると、いろいろな手順を実施しなければいけませんでしたが、今はIT知識が無い人でも簡単にサイトを作れます。

そのため、まだ自身のサイトを持っていない人は、この機会にサイトを作成してみるのをオススメします。

ギャル

聞いている感じだと私にも出来そうねッ!

サイト作成の具体的な手順については、以下の記事で図解付きで解説していますので、こちらを見ながら進めてみてください。

有料テーマを導入して一瞬で企業勢のようなサイトに

無事にWordPressでサイトが開設しても、初期状態はまだ内装のない「ただの箱」のようなシンプルさです。

ここから一気に、憧れの「企業のような公式サイト」へと変身させる魔法のアイテム、それがWordPressの「有料テーマ(デザインテンプレート)」です。

初心者がクオリティの高いサイトを作るなら、迷わず「有料テーマ」を導入すべきです。

なぜなら、これを使うだけで、プロのWebデザイナーが作った様なデザインを、あなたのサイトにそのままインストールできるからです。

当サイトがオススメする有料テーマは「SWELL」になります。そして、ここでは有料テーマについて、以下の3つのポイントを解説していきます。

  • HTML・CSS不要!マウス操作だけで「神デザイン」が作れる
  • 18,000円は高い?イラスト2~3枚分で「オシャレなサイト」が手に入る
  • 【実例】ブロックを積むだけで作れる「サイト型トップページ」

「センスがないから無理」と諦める前に、まずは有料テーマの凄さを知ってください。

ギャル

追加でお金が掛かるとなると悩むわね…

こーぷ

これから説明する内容を見て検討してみてください

HTML・CSS不要!マウス操作だけで「神デザイン」が作れる

プロのような公式サイトを作りたいなら、有料テーマを使うのが一番の近道です。

なぜなら、有料テーマには「インストールした瞬間にサイトがおしゃれになる即効性」と、「専門知識なしで自分好みに変えられる柔軟性」の両方が備わっているからです。

有料テーマはプロのデザイナーが作成した様な「完成されたデザイン」があらかじめパッケージ化されています。

「有効化」ボタンを押すだけで、一瞬にして洗練されたレイアウトや装飾が適用され、いきなりプロ級の見た目が手に入ります。

さらに、そこから「テーマカラーを自分のイメージカラーに変える」「トップ画像を配置する」といったカスタマイズも、HTMLやCSSといった難しいプログラムは一切不要です。

IT知識が無くても、まるでスマホゲームのアバター作成や、部屋の模様替えをするような感覚で、出来るんですよね。

あなたが本来時間をかけるべきなのは、難解なコードの勉強ではなく、ファンを楽しませる動画や配信の準備です。

面倒な技術部分は有料テーマという「優秀な道具」に任せて、最短ルートで理想のサイトを手に入れましょう。

ギャル

本当に無料テーマから有料テーマにするだけオシャレになるわよッ!

18,000円は高い?イラスト2~3枚分で「オシャレなサイト」が手に入る

当サイトで初心者に最もおすすめする有料テーマは「SWELL(スウェル)」です。

価格は約18,000円と、正直「うっ、高い…」と躊躇してしまうかもしれません。しかし、これから長くVtuber活動をしていくなら、コストパフォーマンスが良いと断言できます。

なぜなら、SWELLは導入しただけで、とてもオシャレな見た目にサイトが変わるからです。他にも、IT知識が無い人であっても直観的に操作が出来て、自分好みの見た目に簡単に変更できます。

また、SWELLは月額課金(サブスク)ではなく、一度支払えば終わりの「買い切り型」なので、 来月以降の追加費用は一切かからず、将来的に複数のサイトを作っても使い回すことができます。

たとえば、VTuber活動で動画やライブ配信のサムネや記念グッズなどのためにクリエイターにイラスト制作を依頼をするとしましょう。

SWELLの価格は、そうした「イラスト依頼費の2〜3枚分」と同程度です。

依頼したイラストは配信や動画のサムネ、SNSに投稿すれば数日で流れてしまいますが、Webサイトはどうでしょうか。

同じくらいの金額で、24時間365日あなたを宣伝し続けたり、垢BANのリスクから守ってくれる「拠点」が手に入るのです。

しかも、その効力は一過性ではなく、活動を続ける限り半永久的に残ります。

目先の出費を惜しむより、イラスト数枚分を投資して「オシャレなサイト」を手に入れるか。

本気でVtuber活動を考えているなら、有料テーマの導入はとてもオススメです。

こーぷ

SWELLは当サイト(声すた!)でも利用している有料テーマです

有料テーマのSWELLを導入したい人は、以下記事も参考にしてください。↓

【実例】ブロックを積むだけで作れる「サイト型トップページ」

Webサイトのデザインには、大きく分けて「ブログ型」と「サイト型」の2種類があります。

それぞれの特徴は以下になります。

  • ブログ型
    日記のように最新記事が一番上にくる。過去の重要なお知らせや動画が埋もれやすい。
  • サイト型
    「プロフィール」「イチオシ動画」「グッズ情報」などを、好きな場所に固定して表示できる。企業の公式サイトのような見た目。

これからVTuber活動をしていくなら、断然「サイト型」がおすすめと言えます。

なぜなら、サイト型であれば自分の好きな順番で好きな項目を設定できるからです。

あなたのサイトを訪れた初見のファンが一番知りたいのは、「今日のランチ」のような最新記事ではなく、「あなたがどんな配信者なのか」という全体像になります。

サイト型であれば、一番目立つ場所に「自己紹介動画」や「プロフィール」を固定できるため、あなたの魅力を漏らすことなく伝えることができるんですよね。

「でも、サイト型って作るのが難しそう…」と思うかもしれませんが、SWELLなら心配無用です。

プログラミング知識等は必要無く、「ブロック(パーツ)」をパズルのように「ここに画像を置く」「ここにYouTubeを埋め込む」という直感的な操作で、誰でも簡単に本格的なサイト型ページが作ることができます。

SWELLは導入するだけで、オシャレな見た目になりますが、どうせ購入するなら自分好みのサイトを制作してみてください。

ギャル

専門知識が無くても自分好みのサイトに変更できるのは嬉しいわねッ!

SWELLでサイト型を作りたい人は以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

作ったサイトに何を載せる?VTuber活動に必須の5つのコンテンツ

無事にサイトの用意ができたら、次は「中身(コンテンツ)」を充実させていきましょう。VTuberの公式サイトとして機能させるためには、掲載すべき情報がいくつか存在します。

なぜなら、ファンや企業があなたの事を「もっと知りたい・推したい」という考えでサイトに訪れたときに、プロフィールや問い合わせフォームなど、知りたい情報が設置していないと、直ぐに離脱されてしまいます。

なので、必要な情報を過不足なく設置することが非常に重要です。具体的に、最低限載せておくべきコンテンツは以下の5つになります。

  1. プロフィール&立ち絵(世界観の提示)
  2. 活動ガイドライン(配信ルール・二次創作)
  3. 各種SNSのリンク集
  4. お問い合わせフォーム(企業案件の窓口)
  5. 【上級編】ブログ記事(SEO集客用)

これらをしっかり作り込むことで、あなたのサイトは単なる飾りではなく、活動を支える強力な武器へと進化します。 それぞれ、どのような内容を書けば良いのか詳しく見ていきましょう。

ギャル

結構設置する項目があるのね

こーぷ

活動・配信内容によってはもっと増やしてもいいですね

1. プロフィール&立ち絵(世界観の提示)

Vtuberとしてサイトを開設した場合、プロフィールページを設置するのをオススメします。

なぜなら、ファンに対してVtuberとしてのキャラ設定や世界観の共有ができるからです。

普段の配信でも、キャラ設定や世界観の共有は可能ですが、その時の配信を視聴した人にしか伝わりません。そして、配信アーカイブは時間が経つに連れて埋もれていき、1か月後には誰も見なくなってしまうでしょう。

しかし、自身のサイトにプロフィールページを設ければ、ファンはいつでもあなたの作り上げたキャラ設定と世界観を共有できます。

また、公式サイトなら、SNSのように容量やサイズを気にすることなく、画像やYouTube動画を自由に埋め込むことができるので、より詳細な情報を共有出来るんですよね。

具体的には、以下の4点は掲載しておくといいでしょう。

  • 基本情報
    名前、誕生日、身長、ファンマークなど
  • 世界観
    どんな世界に住んでいて、なぜVtuberを始めたのかなど
  • 全身の立ち絵
    足元や背面など、SNSでは見せづらい部分も大きく配置
  • 自己紹介動画
    YouTubeに投稿した動画を埋め込み、挨拶を聞いてもらう

参考までに、当サイト(声すた!)のプロフィールページは以下になります。

今回紹介した4点は、あくまで最低限です。活動・配信内容によっては、より詳細な情報を追記しても全く問題ありません。

大切なことは、ファンに知っておいてもらいたい情報を、テキストだけではなく画像や動画も利用して分かりやすく共有することです。

ギャル

頑張って文章書いても画像とか無いと全部読めないかも…

Vtuberのプロフィールに悩んでいる人は、以下記事も併せて参考にしてみてください。

2. 活動ガイドライン(配信ルール・二次創作)

あなたの活動を守り、ファンが安心して応援できる環境を作るための「活動ガイドライン」を設置しましょう。

個人勢こそ「二次創作ルール」と「配信ルール」の2つを公式サイトで明確にすべきです。

なぜなら、個人勢の場合は何か炎上やトラブルが発生しても企業勢Vtuberの様にタレントを守ってくれる企業がいないからです。

そのため、事前に炎上やトラブルのリスクを少しでも下げる為に「二次創作ルール」と「配信ルール」をある程度決めておく事をオススメします。

他にも、真面目なファンほど「勝手に切り抜きを作ったら迷惑かな?」「こんな事をしたら推しが嫌がるかな?」と迷ってしまい、せっかくの推し活を躊躇させてしまう原因に繋がる可能性があります。

具体的には、以下の2つの軸でページを作っておくのがベストです。

① 二次創作ガイドライン(クリエイター向け)

ファンアートや切り抜き動画を作る人たちに向けた、創作の「許可証」です。

  • 切り抜き動画
    制作の可否、収益化のルール
    (※ここを明確にすると切り抜き師さんが動きやすくなります)
  • R-18作品
    NGであったり、棲み分けのための専用タグ指定や、検索避けのお願い
  • AIイラスト
    生成AIを使用したファンアートの扱いについて

② 配信ルール(視聴者向け)

チャット欄の雰囲気を良くするための「お守り」です。

  • 鳩(伝書鳩)行為
    他の配信者の名前を出すことへのスタンス
  • ネタバレ・指示厨
    ゲーム配信でのアドバイスの許容範囲
  • トラブル対応
    「荒らしはスルーして通報」などの統一ルール

「ルールを細かく決めると堅苦しいかな?」と心配になるかもしれませんが、です。

「ここまでは自由にやってOK!」という遊び場(セーフティゾーン)を公式サイトではっきり示すことで、ファンは「公認」のお墨付きを得て、安心して全力であなたを拡散できるようになります。

そのため、ファンが全力で推し活を楽しめる為にも「二次創作ルール」「配信ルール」についてのページを作成することをオススメします。

こーぷ

ある程度ルールを定めることで配信が荒れにくくなります

二次創作ルール配信ルール」について詳しく知りたい方は以下記事も参考にしてください。

3. 各種SNSのリンク集

YouTube、X(旧Twitter)、Instagram、TikTok、グッズ販売ページなど、多岐にわたる活動場所への入り口を一つにまとめた「リンク集」も設置しておきましょう。

同じ機能を持った、リンクまとめアプリ(リットリンクなど)はそのまま利用して問題ありません。しかし、公式サイト内にも同じような「案内ページ」を作ることを強くおすすめします。

なぜなら、両者を使い分けることで、ファンにとっても企業にとっても利便性が格段に上がるからです。

具体的には、以下のような使い分けが理想的です。

  • Lit.Link
    スマホで手軽に見れる「リンク集」。ファンがあなたの活動について興味を持った際、最初に見る総合案内所のイメージ。
  • 公式サイトのリンク集
    Lit.Linkを見て、より詳細な情報を知りたいときに訪れる。世界観を統一した図書館のイメージ。

公式サイト内にリンク集があれば、サイト内でブログやグッズ情報を見に来たファンが、そのままスムーズにInstagramや販売ページへ移動できるため、回遊率(いろんなページを見てくれる確率)がアップします。

また、万が一Lit.Linkがサービス終了した時の「保険」としても機能します。

公式サイトであれば、ただURLを貼るだけでなく、おしゃれなアイコンボタンで並べたり、画像を設置してリンクを埋め込むことも簡単です。

「とりあえずここを見れば全部わかる」という安心感を、公式サイトでもしっかり提供してあげましょう。

ギャル

サイトを見れば私のことが何でも分かる様にすれば良いってことね

4. お問い合わせフォーム(企業案件の窓口)

企業やお仕事の連絡を受け付けられる様に「お問い合わせフォーム」の設置をしておきましょう。

なぜなら、SNSのDMは手軽で便利ですが、ファンからの応援メッセージに重要な連絡が埋もれてしまったり、アカウント凍結(垢BAN)で連絡手段が消滅したりするリスクがあるからです。

具体的には、きちんとしたフォームを用意しておくだけで、以下のような連絡がスムーズに届くようになります。

  • 企業からの案件
    ゲームの先行プレイや、商品紹介(PR)の依頼
  • コラボのお誘い
    他のVTuberさんからの「一緒に配信しませんか?」という連絡

でも、DMの方が相手のフォロワー数が見えるから、怪しい人か判断しやすいのでは?」と思うかもしれません。

確かにそういった側面もありますが、それでも「問い合わせフォーム」が必要な決定的な理由が3つあります。

信頼できる企業と繋がれる
コンプライアンス(社内規定)がしっかりしている企業ほど、セキュリティの観点から「SNSのDMでの業務連絡」を禁止している場合が多いです。

問い合わせフォームがないというだけで、そうした企業からの仕事のやり取りができない可能性があります。

アカウント凍結時の「命綱」になる
もしXのアカウントが誤BAN(凍結)されたら、DMの履歴も連絡先も一瞬で消滅してしまい、あなたと連絡が取れる手段が無くなってしまいます。

しかし、サイトに問い合わせフォームを設置しておけば、プラットフォームに依存せず仕事の依頼を受けることができます。

いたずらの防止
DMと違い、フォームは「件名」や「本文」を入力する必要があるため、軽い気持ちでの冷やかしや、質の低い依頼をある程度フィルターする効果もあります。

※設定次第で「電話番号」や「住所」入力項目も設置できます。

「私なんかに依頼なんて…」と思うかもしれませんが、問い合わせフォームはあなたを守る「保険」であり、プロとして扱ってもらうための「パスポート」です。

いつか来るビッグチャンスを逃さないために、しっかりと「窓口」だけは用意しておきましょう。

こーぷ

どんなチャンスも逃さない様にしておきましょう

5. 【上級編】ブログ記事(SEO集客用)

最後は少し上級編ですが、余裕が出てきたらサイト内に「ブログ記事」を書いてみることをおすすめします。

これは、「SEO対策(検索エンジン最適化)」を行って、Googleなどの検索エンジンからあなたのブログ記事に「ファン予備軍」を呼び込む作戦です。

ブログとYouTubeを両方やることで、「お互いの弱点を補い合う集客・収益システム」を作ることができます。

まず、ブログの役割は書いた記事が「検索上位(目安は1位〜3位)」に入り、YouTubeでのあなたを知らない層をサイトへ連れてくることです。

記事内で「YouTubeではVtuberとして活動しています!」や「実際はこちらの動画で!」と動画を紹介すれば、YouTubeの再生数が伸び悩んでいる時でも、ブログ記事経由でファンを増やすことができます。

ただし、注意点もあり、検索順位はGoogleのアップデート(アルゴリズムの更新)次第で大きく変動します。

仮に上位を取っていたブログ記事があっても、アップデートによって上位を取り続けるのはプロでも難しく、決して安定した集客源とは言えません。

じゃあ意味ない?」と思うかもしれませんが、そうではありません。

逆に、もしブログ記事が検索上位を取れず、アクセスが集まらなくても、YouTubeからファンを誘導すればいいからです。

動画の概要欄から「使っている機材の詳細はブログ記事で解説してるよ!」と誘導し、記事内でその機材を紹介すれば、アフィリエイト収益を発生させることができます。

ここで言うアフィリエイトとは、「成果報酬型の広告」のことです。

あなたの記事にあるリンクを経由して、読者が商品(マイクやPCなど)を購入すると、その金額の一部が「紹介料」としてあなたに入金される仕組みです。

補足として、無料で作成したサイトの場合、運営元の規約によりアフィリエイトの利用を禁止している場合もあるので、無料サイトを利用している場合は注意が必要です。

つまり、ブログを持つことは単なる自己紹介や企業の信頼を得るためだけではなく、再生数に依存しない「集客システム」や「活動資金を生み出すシステム」を作ることにもなるのです。

この「動画」と「記事」の相乗効果も、Vtuberが自身のサイトを持つのオススメする理由の1つと言えるでしょう。

ギャル

大変そうだけど、やる価値はありそうね

まとめ

ここまで、個人勢VTuberが公式サイトを持つべき理由と、その作り方について解説してきました。

まだ迷っているなら、勇気を出して今すぐ「あなただけの城」を築くことをオススメします。

なぜなら、プラットフォーム(YouTubeやX)という「他人の土地」だけに依存し続けることは、常に垢BANやサービス終了といった、自分ではコントロールできないリスクと隣り合わせだからです。

自分のサイトを持つことは、そうした外的な不安から身を守る「保険」です。「知識もないし、お金もかかる…」と不安になる気持ちも痛いほど分かります。

しかし、その一歩を踏み出し、自分の「城」を持った瞬間から、あなたの活動は単なる「趣味」から、ファンを守り、収益を生み出す立派な「事業」へと進化します。

ぜひこの機会に、未来の自分のために公式サイト作成に挑戦してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次