アニメが好きで声優の仕事に興味を持ったり、歌うのが好きだったり、人に声を褒められたりと、いろいろな理由から声を使った仕事に就きたいと考えた人も多いのではないでしょうか。
声を生かした仕事は世の中にたくさんあります。
しかし、声の使用した仕事に就きたくても実際にどんなモノがあるか分からない人も多いでしょう。
そこでこの記事では、声優からラジオパーソナリティ、ニュースキャスターまで、声を活かすさまざまな仕事内容について詳しく解説していきます。
また、特殊なスキルや経験がない現状からでもスタートできる、声に関連するオススメの仕事についても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
声を使う仕事9選!
声を使用する職業として”声優”や”歌手”は誰もが考えつくと思いますが、他にも声を生かした仕事はたくさんあります。
そこで、今回は声を生かした仕事9つを紹介していきたいと思います。
- 声優
- ナレーター
- VTuber
- 歌手
- 配信者
- ラジオパーソナリティ
- アナウンサー
- 司会・MC
- ボイストレーナー
それぞれ説明していきますので、参考にしてみてください。
へ~、結構あるのねッ!
細かく分ければ、もっとありますよ
声優
声優
声を使って演技を行う職業。アニメや洋画、ゲームのアフレコを行ったり、最近ではライブで歌ったり踊ったりもする。
声優と聞くと、一般的にアニメのキャラに声をあてることが仕事だと考える人も多いかもしれません。
ですが他にも声優としての仕事はたくさんあり、その実態は一見するとわかりにくいこともあるでしょう。
最近ではアニメの主題歌を歌う声優さんも増え、歌手活動やライブ活動をされている人も多いです。
他にも、AKB48やモーニング娘のようなアイドル活動をメインにしている声優さんも居たりと、さまざまな分野で活動されているんですよね。
アイドル声優などと呼ばれていますね
昔と比べて活動範囲が広がった分、歌唱力やトーク力、コミュニケーション能力など求められるスキルも多いため、その分野で活躍するのは大変です。
しかし、声優のようにさまざまなキャラクターを演じられる職業は、歌手やアナウンサーといった他の声を活かす職業と比較しても、なかなかありません。
そのため、自分の声を生かしたいと考えている人は声優を目指してみるのをオススメします。
当サイトでは、声優養成所の選び方など、具体的な声優になるためのステップについて紹介していますので、興味がある人はぜひ参考にしてみてください。
ナレーター
ナレーター
TV番組やラジオ番組などのコンテンツに合わせて、進行を含めたナレーションを行う仕事。
ナレーターはTV番組を陰から支える仕事です。
ナレーターが番組の解説をすることで、テレビを見ている人は情報の理解がしやすくなります。
またテレビ番組といっても、旅番組・ドラマ・ドキュメンタリー・バラエティなど、さまざまな番組があります。
ナレーターは番組の内容ごとに話し方や声質、声の抑揚を効かせて視聴者を感情移入させたり、情景描写をわかりやすく伝えたりするんですよね。
たとえば、旅番組などの場合は陽気な声色でナレーションをしたり、ホラー番組の場合はいつもより声質を下げたりなど、必要に応じて対応するのもナレーターに必要なスキルの1つです。
ナレーター奥が深そうねッ!
声優もナレーターも、声を使って表現するという点では共通していますが役割には違いがあります。
たとえば、声優はキャラクターの動きや感情に合わせた演技するのが役割に対して、ナレーターは番組の内容を視聴者に分かりやすく伝えることが役割です。
しかし、昨今では声優の方もナレーションを行ったり、ナレーターが声優の仕事を行ったりもします。
そのため声優の専門学校や養成所では声優だけではなく、ナレーターになる為の学科やコースが用意されている所が多いので、ナレーターになりたい人は声優の教育機関に通うといいでしょう。
VTuber
VTuber
Virtual YouTuber(バーチャルユーチューバー)の略称で、主に2Dまたは3Dのアバターを使って活動している動画・ライブ配信者。
VTuberは2016年12月にキズナアイさんがYouTuber活動を行う際に名乗り、初めて使用された名称です。
顔出ししないという点と誰でも簡単に始められるので、現在はYouTube活動する際の人気ジャンルの一つとなっています。
VTuberになるためには主にアバター作成やライブ配信方法の知識が必要ですが、それらは初心者向けのガイドを用いることで簡単に身につけることが可能です。
活動内容は、ゲーム実況・雑談・歌ってみた・絵描きなど、いろいろあります。
見た目に関係なくアイドル的な活動もできるので、顔出しなしで声だけで勝負したい方にはオススメと言えるでしょう。
VTuberは誰でも簡単になれますよ
VTuberは2023年の時点で2万人以上いると言われていますので、簡単には有名になれませんが個々の特色を生かせば、新たなファンを獲得するチャンスはたくさんあります。
またライバルが多い為、他の人達に埋もれない様にするためのアイディアなど差別化が必要です。
たとえば特定のジャンルの知識を活かす、自分だけのオリジナルのキャラ設定を考えるなどがあります。
他にも収益化をするにはとても高いハードルを越えなければなりません。
一例をあげるとすると、YouTubeでは視聴者数や再生時間など広告収益を貰うのに必要な、YouTubeのパートナープログラムに参加するための高い基準をクリアする必要があります。
しかし、これらは一貫したコンテンツの提供を通じて達成可能です。
ここまで説明した通りVTuberになって収益化するまではとても大変ですが、1つ1つ課題をクリアしていけば問題ありません。
そして、当サイトではVTuberのなり方から稼ぎ方について詳しく説明していますので、参考にしてみてください。
歌手
歌手
歌をうたうことを職業とする人。さまざまなジャンルや活動の種類があり、それにより呼び名も異なる。
また、ソロで活動やグループやバンドで活動することもある。
歌手と言って想像するのは、テレビの音楽番組で歌う人をイメージされる方が多いかもしれません。
しかし、実際は他にもいろいろな歌手が居るんですよね。
たとえば、LIVEをメインに活動している人や、コーラスを担当している方も歌手といいます。
他にもAKBやモーニング娘などもアイドル歌手ですし、声優の水樹奈々さんもアニメソングを歌ったりと歌手活動をしています。
水樹奈々さんは過去に紅白まで出たのよねッ!
また最近ではYouTubeやニコニコ動画など、インターネットの動画配信サイトで活動する「歌い手」と呼ばれる人たちがいます。
「うっせぇわ」や有名アニメのワンピースの映画で流れた「新時代」「私は最強」を歌われているAdoさんもニコニコ動画やYouTubeで歌い手活動をされていました。
このように歌手と言ってもいろいろな種類や活動方法があります。
そのため、一度自身が好きなジャンルの音楽を片っ端から聴いてみたり、様々なアーティストのインタビュー動画や記事を読んでみると、自分にあったジャンルや活動方法が見つかるかもしれません。
配信者
配信者
YouTubeやニコニコ動画、Twitchなどの投稿サイトに音声・動画をアップ、または生配信する人。
配信者と言ってもいろいろなタイプがあります。
たとえば、YouTubeで有名なヒカキンさんは商品レビューから料理動画まで、いろいろな内容を発信するマルチ配信者です。
芸人の中田敦彦さんは歴史・経済・インターネットなど、さまざまな分野に関する入門的な事が学べる教育系配信者になります。
他にも、ゲーム実況動画を投稿しているゲーム配信者もいれば、先程紹介したVtuberや歌い手も配信者と言えますね。
私はVtuberも歌い手もゲーム配信者にもなりたいわッ!
動画や生配信の内容やジャンルは配信者によって異なりますが、「声」を使用するという部分は同じです。
そして、声が良いという事は配信者として強力な武器となります。
そのため、過去に声を褒められたことがあり、声についての仕事に就きたいと考えている人は気軽に始められる配信活動に挑戦してみるのをオススメします。
配信者活動する上で代表的なサイトであるYouTubeで活動したい場合は、当サイトでYouTubeのチャンネル作成方法から動画の投稿方法まで説明していますので、以下記事を参考にしてみてください。
ラジオパーソナリティ
ラジオパーソナリティ
ラジオ番組で進行を担う人。基本的には台本よって決められた内容に沿って番組を進行するが、アドリブを求められる場合もある。
ラジオパーソナリティになるための一つの方法として、アナウンサーとして放送局に就職するという手があります。
しかしアナウンサー以外にもいろいろな職業の人がラジオパーソナリティをやっています。
たとえば
- 俳優
- アイドル
- 芸人
- 声優
- モデル
など本職ではない人がやっているパターンも非常に多いです。
他にもいろいろな職業の人がやっていますね
ラジオパーソナリティになるルートは結構多いですが、その分求められるスキルも多いです。
ラジオパーソナリティの主な役割は、リスナーからのメッセージやリクエストを読み上げ、ゲストとのインタビューを行うなどです。
他にも様々な話題のフリートークをしたりと、多くの役割をこなす必要があるんですよね。
そのため、話題を生み出す豊富な知識や話を引き出す能力、ゲストと円滑に話を進められる為のコミュニケーション能力など、いろいろな事が出来なければなりません。
声だけで番組の進行を担当するため、即興の表現力や柔軟性も求められます。
だからこそ、声を魅力的に使いこなすことが得意な人にとっては、まさに最適な職業と言えるでしょう。
アナウンサー
アナウンサー
テレビ番組やラジオ番組でニュースを報じたり、番組の司会、スポーツの実況放送など情報を伝えるのが仕事。
一般的にアナウンサーと言うと、番組内でニュースを読み上げるイメージする人も多いかもしれません。
実際にはニュース番組だけではなく、バラエティーや歌番組など、いろいろなジャンルの番組で司会やインタビューをしたりもするんですよね。
アナウンサーは声を生かす仕事であると同時に相手の話を素早く理解するスキルや、円滑に番組を進行するための気配りだったり、秒単位で進行する番組をうまくまとめたりなど、さまざまなスキルが要求されます。
他にも人と円滑に仕事をする為のコミュニケーション能力や目上の人に対する礼儀作法、原稿を読み上げる際の読解力など高い教養を身に付けておく必要があります。
その分、アナウンサーになれたら年収とかも凄い高いみたいッ!
アナウンサーは多くの人が憧れる仕事の1つと言えるでしょう。
しかし、アナウンサーになるのはとても大変です。
なぜならキー局やNHKでは、書類審査段階から含めると数千〜数万人に1~2名という非常に低い合格率となっているからです。
また、アナウンサーの採用試験を受けるための条件として、大学卒業以上の学歴が必要なので誰でも気軽に受けられるわけではありません。
そのため、アナウンサーになりたい場合は中学生や高校生くらいからどの大学に入るかを考えておく必要がありますね。
司会・MC
司会・MC
放送番組や舞台・宴会・結婚式など、イベントの進行を務めるのが仕事。
司会やMCは各種イベントで進行役を務めるのが仕事です。
台本に沿って時間を管理したり、話者にネタをふったり、生放送の場合は突発事項に際して機転が求められる場合もあります。
また、イベントの種類や内容に応じて声のトーンを調整したりと臨機応変に対応しなければいけません。
子供向けのイベントでは、楽しく明るい声で話す。対照的に、フォーマルなイベントでは、落ち着いたトーンで話すなどですね。
企業が行う大規模イベントから個人が開催する小規模イベントまで本当に色々ありますよね
厳密には司会とMCは役割が違います。
司会は台本通りに番組を進行する人に対して、MCは進行役+イベント全体を仕切る役割もあります。
たとえば、出演者たちの個性を引き出すような質問をしたり、何かハプニングがあってもきれいにまとめたりと、番組全体を指揮するスキルが必要です。
現場で需要が高いのはイベント全体を指揮できるMCスキルを持った人になりますね。
ボイストレーナー
ボイストレーナー
「声」の出し方を指導するのが役割。
ボイストレーナーが指導する内容は多岐に渡ります。
たとえば
- 発声方法
- 歌唱テクニック
- 音域拡張
- 声帯のメカニズムについて
など、指導する相手によっては他にもいろいろな事を教えます。
指導する対象は、声優志望者からプロの歌手アナウンサーなど、さまざまです。
また昨今ではSNSの普及により、YouTubeやTikTokで発信活動している人など、これまで演技や音楽に関わって来たことの無い人もボイストレーニングを受講することが増えてきました。
SNSのショート動画は良い声でナレーションが付いている事が多いわよね!
ボイストレーナーになる為に資格は必要ありません。
知識と経験があればどんな人でもボイストレーナーになる事が可能です。
しかし民間資格として、日本ボイストレーナー連盟による“JAVCERT(ジャヴサート)”という資格があります。
1級から3級までランクがあり、級によって初心者からプロまで、どのレベルまで指導できるスキルや知識を持っているかの証明になるんですよね。
そのためJAVCERTを取る事で「私はこのレベルの人までなら教えられるスキルを持っています」という事を、顧客獲得する際に伝えられるので、フリーランスで働く場合は営業がとてもしやすくなります。
ボイストレーナーとして活動していきたい人はぜひ取っておきたい資格の1つと言えるでしょう。
未経験者は在宅で出来るネット声優がオススメ!
ネット声優
インターネットを使用して声優活動をしている人。ネット環境と必要機材があれば在宅で出来るので会社員や学生の人にオススメ。仕事内容は「質」の違いはあるがプロの声優と近い。
声を生かした仕事に就きたいけど経験もスキルも無い人は、”ネット声優”から始めてみるのをオススメします。
なぜなら、ネット声優は誰でも簡単に家に居ながら声優活動が可能なので、会社員や学生であってもスキマ時間を利用して声を使用した仕事が出来るからです。
ネット声優になるためには必要機材を揃えて、クラウドワークスなどで声優案件を獲得し、納品する音声を録音したりといろいろ実施する事がありますが、それらはPC操作が苦手な人でも簡単にできます。
特に難しい操作とかはないですよ
ネット声優の仕事内容としては
- ボイスドラマ
- 同人ゲームの声優、ナレーション
- YouTubeで配信する漫画動画のキャラ声優
- YouTubeで公開する動画のナレーション
- LINE動画のセリフを読み上げ
- TikTok動画のアフレコ
- 企業の販売促進動画のアテレコ
- 結婚式に使う動画のナレーション、
- アプリで使用するキャラクターボイス
- 小説やシナリオの朗読
など、「質」の違いはありますがプロの声優さん達がやられる内容と近い為、その点もネット声優の良い点ですね。
また、報酬もシッカリと貰えます。
演技未経験者だったり、はじめたばかりの内は低い単価の仕事しか獲得できないかもしれません。
しかし、経験と実績を積んでいくことで高単価案件を獲得したり、その案件を継続的にクライアントから依頼されたりと安定的に報酬を貰う事も可能です。
ネット声優イイじゃないっ!
そして、慣れてきたら配信活動やVtuber活動などにも手を伸ばすことで、最終的にはネット声優活動だけで生活できる可能性も十分あります。
他にも、本格的に声優を目指すために養成所や専門学校に通って声優だけではなくナレーターや歌手、アイドルやボイストレーナーなど様々な職業を目指すキッカケになるかもしれません。
そのため、この記事を見ている人で声関係の仕事に就きたいけど、まだどんな仕事にするか決めきれていない人などは一度ネット声優活動を始めてみるのをオススメします。
活動している内に自分のやりたい仕事が見つかるかもしれませんね
ネット声優のなり方については以下記事で詳しく説明していますので、参考にしてみてください。↓
社会人の人はVoicePlanetがオススメ!
あなたが、”声”を使用した仕事に興味があって、演技経験が無い場合はVoicePlanetがオススメです。
Voice Planet(ボイスプラネット)は「声を活かしたい」「声優になりたい」という想いをカタチにし、育てていくプロジェクトになります。
イメージとしては、声優や声の職に就くためのステップを完全にサポートしてくれるサービスと考えるといいかもしれません。
社会人からでも声優や声を使用した仕事に就けるみたいよッ!
ちなみに、演技未経験でも問題ありません
プロジェクト参加することで、以下内容のサービスが受けられます。
- 実力派プロデューサーとの打ち合わせ
- オリジナルボイスドラマの出演
- プロによるボイストレーニング
- ボイスサンプルの収録
- オリジナルキャラクター作成
- 宣材写真撮影
- マネージャーによる活動サポート
特に「実力派プロデューサーとの打ち合わせ」では、自身の声や個性・魅力を最大限に活かすにはどうすれば良いか、方向性を一緒に決めてくれるので発信活動や演技未経験者でも問題ないんですよね。
また、方向性が決まった後も放置されるのではなく、「7」で記載したマネージャーによる活動サポートもあります。
そのため、現段階でなんとなく「声を使用した仕事がしたいな・・・」と漠然的に考えている人に非常にオススメです。
へ~、めちゃくちゃ良いじゃないッ!
1つ注意点として、無料オーディションに合格後、プロジェクトに参加するには最大847,000円(税込み)必要となります。
ただ、これはあくまで”最大”であり公式ページには「サービス提供内容によって異なります」との記載もありますので、もっと金額を抑えられる可能性も十分あるんですよね。
オーディションの参加自体は無料なので、値段も含め、気になる点は面接時に質問してみるといいかもしれません。
仮に合格した場合、プロジェクト内容について改めて気になる所はすべて質問したうえで、参加・辞退を決めれば良いと思います。
ついに社会人として貯めてきた貯金を解放する時が来たわね・・・
(お金はオーディションに合格した後なんですけどね・・・)
オーディションの応募条件は以下のように、比較的ゆるめなので声の仕事に興味がある人は一度受けてみてはいかがでしょうか。
- 学生を除く20~49歳までの声での活動を目指す方
- 性別不問
- 心身ともに健康な方
- 経験不問
- 日本国籍、日本永住権をお持ちの方
\ 応募は簡単3分で可能!/
オーディション会場に乗り込みよッ!
リモートでもオーディションに参加できますよ
また、VoicePlanetについてより詳しく知りたい方は以下記事で、プロジェクト内容の詳細やオーディションの受け方について説明しているので参考にしてみてください。↓
まとめ
今回は声を使う仕事について紹介しました。
これまで音楽だったり演技などについて、学校などで習っていた人は自分が習得したスキルと、今回紹介した仕事を照らし合わせて出来そうな仕事があれば挑戦してみるといいかもしれません。
また、声の仕事に興味はあるけど、演技や音楽について習ったことがない人は気軽に始められるネット声優に挑戦してみてください。
もしかしたら自分のやりたい仕事が見つかるかもしません。
大切なことは最終的に自分がどんな仕事をやりたいか決める事ですね。
そうすれば、あとはその仕事に就くまでに必要なプロセスを踏むだけです。
そのキッカケとしてネット声優活動はオススメなので、どんな仕事に就くか迷っている人は試してみて下さい。
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