VTuberの平均年収はいくら？オススメの収益方法8種類を紹介！

これからVtuber活動をはじめる人の中には、将来的にいくらぐらい稼げるか気になる人も多いと思います。

1年間頑張ってVtuber活動しても、結局稼げない結果に終わるのは嫌ですよね？

しかし、何も考えずに活動をしていると1円も稼げないままVtuber活動を辞めてしまう可能性も十分あります。

初心者の人はVtuberの収入源が、YouTubeの広告収入やスパチャのイメージが強いのではないでしょうか。

実は他にもいろいろな収益方法があるんですよね。

収益方法を知らないことで、もしかしたらせっかく稼げるチャンスを潰してしまうかもしれません。

そのためお金を稼ぐにはVtuberとして、どういう収益方法があるかを知っておくのが大切です。

そこで、この記事ではVtuberの平均年収や収益方法について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

VTuberの平均年収は？

これからVtuber活動をはじめる人は、一体どれくらいの年収を貰えるか気になりますよね？

結論から言うと、人それぞれです。

年に１億円以上稼ぐVtuberもいれば、１円も稼げない人も居たりと平均年収を出すのは難しいです。

ただし、大半のVtuberさん達は収益０円～数万円で活動しています。

たとえばMoguLibeさんでは、2022年5月12日～5/27日の期間で全67名に対して「VTuber職業意識調査」を実施しました。

その際に「Vtuber活動で得た平均的な月収をお聞かせください」という問いに対して以下の結果が出ています。

結果を見ると分かる通り、半分以上の人が収益0円なんですよね。

今回の結果から収益0円を除くと、一番多いのは1～10万円になりますので調査人数は少ないですが、年収（12か月）として考えるとVtuberの年収は12～120万円が一番多いことになります。

また、調査された2022年のときは2万人のVtuberが活動されていますが、今現在は更に多いので稼げていない人の割合はもっと多いと考えた方がいいかもしれません。

金額を聞いて、少ないと思った人も多いのではないでしょうか？

しかし、あくまで平均であって実際には先程もいいましたが人それぞれです。

たとえば、Vtuberさんの中には自分の収益を公開している人もおり、”毒ヶ衣ちなみ”さんという方は以下動画で1か月で約700万円稼いだと話されています。(動画投稿時はチャンネル登録者数約12万人)

Vtuberの収入源としてYouTube広告やスパチャというイメージが強いかもしれません。

しかし、実際はグッズ販売やファンクラブなど、いろいろあるんですよね。

そのため、これからVtuberとして稼いでいくためには、どんな収益方法があるかを知ることが大切です。

収益方法については次の項目で詳しく説明していきますが、当サイトではVtuberの稼ぎ方についても以下記事で紹介していますので、参考にしてみてください。

Vtuberオススメの収益方法8つ紹介！

Vtuberとして、これからお金を稼いでいきたいと考えている人はどういう収益方法があるかを知っておくことが大切です。

なぜなら、せっかく自分の配信スタイルやジャンルに合った収益方法があったとしても、知らなければチャレンジすら出来ないからです。

そのため、ここではVtuberと相性の良い収益化方法を紹介していきたいと思います。

それぞれ詳しく紹介していきますので参考にしてみてください。

YouTube

Vtuber活動をするならYouTubeでの収益化は外せません。

なぜなら、収益化をするうえでYouTubeはVtuber活動と相性がいいからです。

YouTubeといえば動画再生時に流れるCMを見ることで、収益を得られる広告収入のイメージが強いと思います。

しかし、他にもライブ配信時にファンが応援の気持ちを金額として渡せるスパチャという機能もあるんですよね。

そして、このスパチャはAKBや乃木坂みたいなにアイドル要素を売りにして活動する人にピッタリであり、同じくアイドル要素が高いVtuberと凄い相性の良い収益システムです。

実際に、2021年にはなりますがVtuber潤羽るしあさんは、1年間でファンから総額1億9449万462円のスパチャを投げられています。

このようにYouTubeで可能な収益化方法はVtuberと相性がいいです。

そして、YouTubeには他にも収益化方法があるので、この機会にどのような種類があるか知っておくといいでしょう。

広告収入
動画内で広告が流れると思いますが、その動画が再生されることで1再生あたり○円と収入が発生する仕組みです。

1再生あたり0.01円～0.7円と言われており、YouTubeで活動する上でメイン収益と考えてもいいでしょう。

スーパーチャット
スパチャ、投げ銭とも言われており、こちらはYouTubeでライブ配信を行ったときに視聴者が配信者に対して支援金を渡せる機能になります。

人気Vtuberであれば1回のライブ配信で数十万～数百万のスパチャがもらえたりしますし、有名Vtuberの桐生ココさんは年間8,000万円以上のスパチャを獲得されたこともあります。

Vtuber活動に置いて、メイン収益の１つになりますね。

また、動画に対して投げ銭を送れるシステムをスーパーサンクスと言います。

メンバーシップ
視聴者が特定のチャンネルに月額料金を払うことにより、クリエイターを支援できるシステムであり簡単にいうとファンクラブだと考えて頂ければ問題ありません。

メンバーシップでは、メンバー限定の動画投稿やコメントを投稿する際にユーザー名の横に「メンバーシップ バッジ」が表示されるなど、いろいろなメリットをファンに与えることが可能です。

チャンネルによって月額料金は異なりますが平均は、490円前後になります。

そのため、アイドル要素を持っているVtuberとはスパチャ同様に非常に相性の良い収益方法です。

PR案件
ある程度YouTubeのチャンネル登録者数が増えて人気が出ると、企業より「うちのこの商品をアナタの動画で紹介してください！」と依頼がきます。

単価は、自身の認知度や影響力によって異なりますが、PR案件の場合は一回あたりの金額が大きいため、積極的に狙っていきたいですね。

このようにYouTubeでは複数の収益方法がありますが、これらの収益システムを使用するにはYouTube側で定めた条件を満たす必要があります。

そして、条件を達成する前にVtuber活動を辞めてしまう人が非常に多いので、モチベーションを保つためにも収益化できるまでYouTube以外の収益方法を試してみるのもアリですね。

また、当サイト(声すた！)ではYouTubeのチャンネル作成方法やライブ配信方法についても解説しているので、興味がある人は参考にしてみてください。↓

＜チャンネル作成方法↓＞

＜ライブ配信方法↓＞

YouTube以外の配信サイト

収益化できる配信サイトは何もYouTubeだけではありません。

他にも以下のサイトで収益化が可能です。

これらの配信サイトはすべて収益化できます。

収益化の種類としては、サイトによって多少の違いはありますが、基本的にはYouTubeの収益化について説明したシステムのどれかに該当する場合が多いですね。

そして何よりもYouTubeと比べて、どのサイトも収益化するために必要な”条件”のハードルが低いのがポイントです。

そのため、YouTubeで収益化条件を満たすまでモチベーションが保てない人は、収益化するまでのハードルが低い配信サイトを利用してみるのをオススメします。

どのサイトを使用するか迷う人は、まずは”IRIAM”を試してみてください。

IRIAMとは、スマホとイラスト1枚でVtuber活動が始められるスマホ配信アプリです。

いろいろな特徴がありますが、なんと言ってもイラストを1枚用意するだけで、本格的なVtuber活動できる所が最大の魅力ポイントですね。

そのため、自身のVtuberアバターのイラスト１枚用意できればスマホで気軽に雑談配信ができて、収益化するまでの条件も非常に簡単です。

IRIAMの登録方法と配信方法については以下記事で詳しく紹介していますので、気になる方は参考にしてみてください。↓

SNS

Vtuber活動をするうえで、SNS運用は欠かせません。

なぜなら、ファン集めや満足度を高めるのに最適のツールだからです。

たとえば、プライベートなツイートする事でファンの満足度は上がりますし、他のVtuberと絡めるチャンスも広がり、結果的にコラボ配信をしてファンが増えるかもしれません。

VtuberとしてSNS運用の主な目的は、ファンの満足度向上や告知や宣伝になりますが、実は収益化も出来るんですよね。

１例としてVtuberさん達のほとんどが利用しているTwitterでは、”Twitter収益化プログラム”というものがあります。

これは、タイムラインに表示される広告収益の一部がクリエイターに分配されるものであり、イメージとしてはYouTubeの動画広告と思って貰えれば問題ありません。

しかしYouTube同様に、Twitterで収益化するには以下条件を達成している必要があります。

簡単ではありませんが、YouTubeと比べればハードルは低いので頑張ってみるのもアリです。

また、Vtuberでグッズなどを展開したときに、Twitterで宣伝すればファンが購入してくれる可能性が高いです。

そのため、ファン集めを頑張った方が結果的には大きな収益を生み出すかもしれないでの、無理にTwitterの収益化プログラムによる収益化を狙う必要はありません。

今回はTwitterを例に出しましたが、他にも有名なSNSとして「Instagram」や「TikTok」もTwitterの様に収益化ができます。

そのため、自身の配信スタイルやジャンルで生かせそうなら、他のSNSも併用して収益化を目指してみて下さい。

また、より詳しくTwitterの運用方法について知りたい方は、以下記事も参考にしてください。↓

グッズ展開

Vtuber活動をして、ある程度ファンが増えたらグッズ展開するのもオススメです。

グッズ販売と聞くと、「個人では無理じゃない？」と思うかもしれませんがそんなことはありません。

個人Vtuberとして活動している人でも、ステッカーやアクリルキーホルダーなどを作成して販売している人は多いです。

大雑把になりますが、グッズ制作・販売の流れとしては以下になります。

グッズの種類やデザインを考えるときは自身の配信内容と合致したものを検討してください。

そうすることで、ファンに購入してもらいやすくなるんですよね。

グッズの種類としては、依頼するサイトにもよりますが以下が作成できます。

最近では少数からオリジナルグッズを制作できるサービスも多く、大量発注でなくともグッズを制作が可能です。

たとえば、”pixivFACTORY”でグッズ制作を依頼する場合、画像１枚あれば簡単にオリジナルグッズが制作できます。

そして１つから制作依頼が可能で、小さいサイズ(50mm × 50mm)のアクリルキーホルダーであれば550円で作れちゃうんですよね。

また、グッズ化するために必要なデザインについては、SKIMAというサイトで依頼可能ですし、完成したグッズはBOOTHで気軽に販売可能です。

そのため、ある程度ファンが付いたらグッズ展開して収益化を狙うのもオススメです。

グッズ制作や販売について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみて下さい。↓

アフィリエイト

Vtuber活動として、収益化を目指すならアフィリエイトは気軽にできるのでオススメです。

アフィリエイトとは、インターネットにおける「成果報酬型の広告」のことです。

Webサイト（ホームページ）やブログ、SNSなどのメディアを持つ運営者が、自分のサイトに企業の広告を掲載し、サイト訪問者がその広告から商品購入やサービスを利用すると、メディア運営者に報酬が発生します。

たとえば、あなたが自身のYouTubeチャンネルで「私のオススメのお菓子５選！」という動画を投稿したとします。

そして、動画の概要欄に紹介したお菓子のアフィリエイトのリンクを貼っておきます。

ここでいう、リンク先は誰もが１度は使用したことのあるAmazonにしたとしましょう。

あなたは動画内で以下の順位を付けました。

動画の最後に「概要欄に今回紹介したお菓子のリンクがあるので、興味ある人は食べてみて下さい！」と言います。

そしたら、ファンは少なからずあなたが概要欄に貼ったアフェリエイトリンクからAmazonのサイトに飛び、今回紹介したお菓子を買ってくれるはずです。

設置したアフィリエイトのリンクからファンがお菓子を購入すると、あなたに報酬が入る仕組みがアフィリエイトです。

Vtuberとしてファンに自分の好きなモノを共有したり紹介する機会は多いと思います。

そのときにただ紹介するだけではなく、アフェリエイトを利用してファンに共有することで収益化できるのでオススメです。

今回はYouTubeを例として挙げましたが、自身のホームページやブログを持っている人であれば、同様にアフェリエイトリンクを設置できますので、試してみて下さい。

自身のサイトを持っていない人は、以下記事でサイトの作り方を紹介しているので参考にしてみてください。↓

ファンクラブ設立

Vtuberとして活動するなら、月額制のファンクラブサイトの開設は絶対にするべきです。

なぜなら、Vtuberとしての一番メインの収入源と言っても過言ではないからです。

YouTubeの動画広告やスパチャもVtuberとしてのメイン収入源になります。

しかし、これらは専業として生活するためのお金を稼ぐまでには、かなりの時間と労力が必要と考えてください。

たとえば、YouTubeの動画広告の収益は以下の方法でおおよその金額を計算できます。

仮に1か月10本の動画を投稿して、1本あたり10万再生されていたら1か月の総再生数は100万再生になります。

総再生数と1再生あたりの広告収入をかければ1月あたりの収益を計算できます。

1再生あたりの広告収益は一般的に約0.0１円〜0.7円と言われており、0.1円で計算すると100万再生の1月あたりの広告収益は10万円です。

一か月あたりの生活費が30万円必要な場合、動画広告だけで生活を考えると毎月300万再生する必要があるんですよね。

TOP層のVtuberであれば可能でしょうが、始めたばかりの人が達成するのは厳しい数値です。

スパチャに関しても同様で、ファンの人が毎回投げてくれるわけではありません。

そのため、ある程度のファンを集めないと動画広告・スパチャだけでは、毎月入ってくる収入としては不安定であり、専業で活動するには難しいでしょう。

そこで、オススメなのが月額制のファンクラブサイトの開設です。

VtuberはAKBやモーニング娘のようなアイドル要素を持つため、ファンクラブとの相性が非常にいいんですよね。

ファンクラブサイトでは、加入者に対して限定動画の視聴や１：１の通話など、他にもいろいろな特典を設置できるので、熱狂的なファンを作ることが出来れば加入してくれるはずです。

特典内容やファンの数によって金額の調整が必要ですが、仮に一か月3000円のプランで設立したとしましょう。

そして、100人が加入してくれたらあなたは一か月で30万円の収入が得られるんですよね。

一概には言えませんが、「YouTubeの収益化条件のクリア」+「毎月300万再生」を達成するより、ファンクラブに入ってくれる人を100人集める方が、早く専業として活動できると感じませんか？

もちろん、ファンクラブにこだわる必要はありません。

収益化する方法は他にもいろいろあります。

ですが、Vtuberとしてメイン収益になることは確かなので、Vtuber活動をするならファンクラブサイトの開設するのをオススメします。

pixivFANBOXやCi-enについてのアカウント登録方法や、ファンクラブを開設する方法については、以下記事で説明していますので参考にしてみてください。↓

イベント等の出演

Vtuberとして人気や知名度が上がると、イベントやステージ出演に招待されます。

出演料に関しては、自身の認知度や影響力によって異なりますが、基本的にはそこまで高収入は見込めません。

しかし、イベント出演は知名度アップのチャンスなので、ぜひ出演時はファンを集めだと思って参加してみてください。

仮にイベント出演の収入が少なくても、ファンになって貰い自身のYouTubeチャンネルを登録して貰ったり、ファンクラブに入って貰えれば最終的には自身の収入に繋がってくるのでオススメです。

高収入は見込めないと説明しましたが、人気になれば大きな企業に招待されたりするため、出演料については依頼してきた企業やイベントの拘束時間、自身の知名度で変わってきます。

ですが、やはりイベントに出演するメリットは、報酬よりも知名度の向上の方が大きいでしょう。

Vtuber事務所のにじさんじに所属する樋口楓さんも、以下動画でイベント出演時は「収入としてそこまでプラスにならない場合もあるけど、Vtuberとしての知名度が上がるから、まぁいいか」と仰っていますね。

※イベント出演については14：09～

有料note

すぐに収益化したい人は有料noteを販売するのも検討してみてください。

なぜなら、簡単に自身の書いた記事を有料販売できるからです。

noteとは、文章をメインとした記事コンテンツを手軽に無料/有料で発信・共有できるサービスです。

機能がシンプルで、一般的なブログよりも簡単に情報発信を始められるので、PC・IT知識が無い人にオススメですね。

普段の出来事をnoteに書いて無料で発信しつつ、いつもよりプライベート感が強い内容を有料noteとして発信すれば、気になったファンが購入してくれるかもしれません。

そのため、有料販売を考えている人は秘匿性の高い情報を発信するとファンの「推しの情報をもっと知りたい！」という気持ちを刺激できるので試してみて下さい。

noteの会員登録や収益化方法については以下記事で紹介していますので、参考にしてみてください。↓

以上で、Vtuberにオススメの収益化方法についての説明は終わりです。

いろいろな収益方法がある通り、１つに絞る必要はありません。

むしろVtuberとして専業で活動したい人はいろいろな収益方法を並行して試すのをオススメします。

有名Vtuberはどれくらい稼いでいている？

ほとんどのVTuberは正確な年収を公開していませんが、Youtubeの再生回数やスパチャの金額から大まかな年収は推測可能です。

Yotubeの様々なデータを取りまとめている「PLAYBOARD」というサイトでは、VTuberの様々なランキング情報を見られます。

たとえば、チャンネル登録者数や閲覧回数、スパチャで得た収入などが日毎、週毎、月毎、年毎と細かく切り分けたり、国籍別に検索することもできるんですよね。

そのため、おおよその金額でもいいから他のVtuberさんがどれくらいお金を稼いでるか気になる人は、使用してみてください。

また、日本語で確認したい人は別サイトになりますが、「YouRank」というサイトなら日本語でVtuberさん達の推定の年収や月収が載っていますね。

今回紹介したサイトに表示されている金額はあくまで推定になります。

そのため、参考程度に留めておくといいですね。

当サイトでは、Vtuberのなり方についても紹介していますので、良ければ参考にしてみてください。↓

まとめ

今回はVtuberの平均年収や収益方法について紹介しました。

Vtuberさん達の中には収益情報を公開している人もいますが、ほとんどの人は公開していません。

そのため、年収に関してでいえば”わからない”が答えになってしまいます。

年に0円の人も居れば1億円以上稼ぐ人もいるので、本当にその人次第になります。

しかし、Vtuber活動をするなら出来れば専業で生活したいと思いますよね？

そういう人は今回紹介した収益方法をいろいろと試してみるのをオススメします。